A3 ポスター 第105回生涯教育研修セミナー 平成 27年 2月 14日 (土) 午後 3:00 ∼ 6:00 如水会館 2階『スターホール』 日本医師会生涯教育制度参加証交付 3単位 〒101-0003 東京都千代田区一ツ橋2丁目1−1 TEL.03-3261-1101 開会の辞 挨 拶 講 演 会 (取得カリキュラムコード:10, 13, 14, 29, 68, 78, 80) 生涯教育研修セミナー委員会委員長・慶應医師会長 鈴 木 則宏 医学部長・慶應医学会長 末 松 誠 『認知症患者 400 万人超時代―認知症診療の現状と展望―』 急速な高齢化に伴い、わが国では20年後に65歳以上が総人口の3分の1を占めると報告されています。2013年の厚生労 働省の発表では、65歳以上の高齢者のうち認知症患者は15%を占めるとされ、その数は462万人に上っています。また、 認知症予備軍である軽度認知症も約400万人いると推計され、認知症への対応は単に医療、福祉の問題ではなく、行政・政 策の重要課題にもなっています。 認知症をひき起こす疾患は多様ですが、アルツハイマー病(Alzheimer disease (AD))、レビー小体型認知症や脳血管 性認知症の頻度が高く3大認知症とされています。従来わが国では脳血管性認知症が多いとされていましたが、1900年以 降の報告ではADの増加が顕著となり、現在は認知症の6割以上をADが占めるとされています。ADは、各種疾患の中で治 療満足度、薬剤の貢献度が最も低い疾患であり、医薬品の研究開発が強く望まれているいわゆるアンメット・メディカル・ ニーズ(Unmet Medical Needs)の代表ともいえます。近年、ADの症状改善薬の選択肢は増えたものの未だ根本治療薬 のない難治性疾患であります。本セミナーでは,最先端で活躍されている臨床医の先生方に認知症の最新の知見をご紹介 いただきます。 まず、当院メモリークリニックの責任者の一人である田渕肇先生には、精神・神経科医の立場からの認知症診療をご紹 介していただきます。次に、神経内科 伊東大介先生にADの治療戦略に関して最新の知見をまじえお話ししていただきま す。さらに、近年増加傾向にあり比較的新しい疾患単位であるレビー小体型認知症の臨床像、診断と治療を野川茂先生に ご説明いただきます。最後に、認知症にかかわる社会的諸問題や司法について、村松太郎先生に概説していただきます。 このセミナーでとりあげる最新の診断・治療法が、臨床医の先生方が実際に認知症診療にかかわるうえで有用な情報と なることを祈念しております。 モ デ レ ー タ ー 慶 應 義 塾 大学 医 学 部 内 科 学 ( 神 経 ) 教 授 鈴 木 1.『認知症の診療―精神・神経科の立場から―』 則宏 慶 應 義 塾 大 学 医学 部 精 神 ・ 神 経 科 学 専 任 講 師 田 渕 肇 慶 應 義 塾 大 学 医 学 部 内 科 学 ( 神 経 ) 専 任 講 師 伊 東 大介 2.『アルツハイマー病の治療戦略―神経内科の立場から―』 3.『幻を見る認知症―レビー小体型認知症について―』 東海大学医学部神経内科 教授 野 川 4.『認知症と社会―司法における認知症について―』 挨 拶 情報交換会(午後 6:10∼7:30) 挨 拶 乾 杯 茂 慶 應 義 塾 大 学医 学 部 精 神 ・ 神 経 科 学 准 教 授 村 松 太郎 エーザイ株式会社 代表執行役 CEO 内 藤 晴夫 慶應義塾常任理事 戸 山 芳昭 三四会会長 武 田 純 三 第 106 回開催予定:平成 27 年 7 月 11 日(土) 【共 催】 【連絡先】 慶應義塾大学医学部生涯教育研修セミナー委員会・慶應医師会 〒160-8582 東京都新宿区信濃町35番地 慶應義塾大学医学部三四会・慶應医学会 慶應義塾大学医学部総務課内 生涯教育研修セミナー事務局 エーザイ株式会社 TEL.03-5363-3611(直通) E-mail: [email protected]
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