ATM 逆多重化 (IMA) 仕様 v1.1の理解

ATM 逆多重化 (IMA) 仕様 v1.1の理解
目次
概要
前提条件
要件
使用するコンポーネント
表記法
ネットワークデバイスに Cisco IMA ハードウェアを接続する方法
IMA プロトコルへの変更
プロセスリンク情報フィールド
IMA 制御セルへの変更
ICPセル
充てんセル
既知の問題
関連情報
概要
ATM フォーラムでは、ATM の逆多重化（IMA）を定義します。これにより、論理バンドルで 2 つ以上の物理 T1 リンク間で ATM
セルがラウンドロビン方式で処理されます。このフォーラムでは、2 つのバージョンの IMA 仕様 AF-PHY-0086.001 を発行して
います。このドキュメントの目的は、バージョン 1.1（v1.1）の仕様で導入された変更を明確にし、IMA v1.1 のシスコのサポー
トを明確にすることです。
IMA および他の公認仕様をダウンロードするために、ATM フォーラムによって承認される仕様を参照して下さい
れらのリソースは Cisco IMA ルータハードウェアの設定でバックグラウンド情報を提供します:
。さらに、こ
Cisco 7x00 ルータおよび ATM スイッチでの ATM の逆多重化
Cisco 2600 および3600 ルータのATM逆多重化 (IMA)
前提条件
要件
このドキュメントに関する固有の要件はありません。
使用するコンポーネント
このドキュメントは、特定のソフトウェアやハードウェアのバージョンに限定されるものではありません。
表記法
ドキュメント表記の詳細は、『シスコテクニカルティップスの表記法』を参照してください。
ネットワークデバイスに Cisco IMA ハードウェアを接続する方法
IMA v1.1 をサポートする Cisco ATM は統合モジュール（AIM-ATM）を、音声/WAN インターフェイスカード（VWIC-MFT）と使用
されたとき、です唯一のモジュール進めました。他の Cisco IMA ポートアダプタ、ネットワークモジュールおよび ATM スイッ
チモジュールはすべて 2004 年 1 月現在に IMA バージョンだけ 1.0 （v1.0）、サポートします。 IMA v1.1 のためのサポート
はで IMA のどんなバージョンがシスコシステムズによってサポートされるか詳述されますか。資料 ATM 逆多重化（IMA:
Inverse Multiplexing for ATM）に関する FAQ のセクション。
Cisco IMA v1.0 ハードウェアは v1.0 か v1.1 をサポートするネットワークデバイスによって相互運用します。ただし、T1 各
々の物理的なリンクの両端の物理ポート番号が規定される v1.1 のリンク発注変更を取り扱うようにして下さい。すなわ
ち、IMA ポートアダプタのポート 0 を確認すればネットワークモジュールは IMA ネットワークスイッチまたはその他のデバイ
スのポート 0 に接続されます。
また、IMA 制御セルの維持管理（OAM）ラベルフィールドを無視するためにまたは 1.0 サポートのために再構成するために IMA
v1.1 をサポートするリモートデバイスを設定して下さい。 OAM Label フィールドは送信側デバイスが v1.0 または v1.1 IMA 形
式を使用しているかどうか識別します。 ATM フォーラムは下位互換 ATMデバイスが 1.0 モードで 1.1 を示す OAM ラベルの
ATM セルを受信するそれ自身を再構成する必要があること規定します。
サードパーティ ATM スイッチは下位互換ではないです。 IMA バージョンのミスマッチの徴候は下記に示されているように show
ima interface atm コマンドの ImaGroupState フィールドの config-aborted 値、です。
Router#show ima interface atm 1/ima0 detail
ATM1/ima0 is up
ImaGroupState:NearEnd = config-aborted, FarEnd = config-aborted
ImaGroupFailureStatus =
Failure
IMA Group Current Configuration:
ImaGroupMinNumTxLinks = 2
ImaGroupMinNumRxLinks = 2
ImaGroupDiffDelayMax = 25
ImaGroupNeTxClkMode = common(ctc)
ImaGroupFrameLength = 128
ImaTestProcStatus
= disabled
ImaGroupTestLink = 0
ImaGroupTestPattern = 0xFF
!--- Output suppressed.
config-aborted 値は遠端 IMA デバイスが受諾不能コンフィギュレーションパラメータを使用していることを、示しますサポー
トされていない IMA バージョンのような。詳細については 7x00 IMA ポートアダプタでの ATM リンクのトラブルシューティン
グを参照して下さい。
IMA プロトコルへの変更
ATM フォーラムは IMA v1.1 仕様をなぜこのように導入したか説明します: 「この修正の目的は IMA v1.0 のコンテンツに IMA
MIB の IMA プロトコル実装適合性宣言（PICS）見積および新しいバージョン、また複数のマイナーな修正および説明導入す
ることです。インターオペラビリティ問題がいくつかの IMA v1.0 必要条件の異なる解釈によって生成されたことが認識されま
す。従って、ATM フォーラムは IMA v1.1." に移行を励まします
このセクションはこれらの変更で詳細を提供します。
Change
IMA プロトコル
実装適合性宣言
（PICS）
説明
PICS 資料状態ある特定のプロトコルが実装した機能およ
びオプション。必須のリストおよび IMA プロトコルの
オプション機能
のための v1.1 仕様のページの 88
Annex I を参照して下さい。
IMA MIB の「更新済／修正済な」バージョンを提供しま
す。 IMA プロトコルをサポートするすべての簡易ネット
ワーク管理プロトコル（SNMP）エージェントは Request
IMA 管理情報ベー
For Comments（RFC） 2233 の MIB-II および必須グルー
ス（MIB）
プが実装される必要があります
。 "atmima(107)" の
（atmfImaMib）
MIB II ifType は IMAグループに属する物理インターフ
ェイスを識別します。更に詳しい情報については v1.1
仕様のページの
106 付録 A を参照して下さい。
修正および説明
下記の例を参照して下さい。
プロセスリンク情報フィールド
IMA インターフェイスはインターフェイスが複数の状態を通ってアクティブになる前に遷移する状態マシンに続きます。 IMA
Control Protocol （ICP）セルと問い合わせられる特別なセルは 2 つの端間のステート情報を伝えます。（Cisco 2600 および
3600 ルータでの ATM IMA リンクのトラブルシューティングを参照して下さい。）
リンク情報フィールド（ICP セルの 49）へのオクテット 18 は IMA バンドルのメンバーリンクのそれぞれの IMA 固有の情報を
伝えます。具体的には、リンク情報フィールドは次が含まれています:
州 Tx は近端 IMA デバイスの伝送方向の状態を報告します。
州 Rx は近端 IMA デバイスの受信方向の状態を報告します。すなわち、Rx 状態は遠端 IMA デバイスから ICP セルで届
く情報を報告します。
Rx 障害識別子-レポートは遠端 IMA デバイスによって通信されるように問題を、リンクします。
注：リンク情報フィールドの完全な内訳については
v1.1 仕様のページを参照して下さい 32。
v1.0 仕様を使用して IMA の最初のインプリメンテーションは遠端デバイスから届いたリンク情報フィールドの値がどのようにで
示されたか異なりました。そのような違いはメンバー T1 リンクが送信するおよび受信方向両方の IMA プロトコルをサポート
する対称的な設定でよくありました。 v1.1 仕様はインプリメンテーションごとの違いの確率を将来下げるために複数の技術的な
説明をします。詳細については v1.1 仕様のページの 54 セクション
10.1.6 を参照して下さい。
IMA 制御セルへの変更
IMA プロトコルは制御セルの 2 つの型を使用します: 充てんセルおよび ICP セル。両方とも OAM Label フィールドで v1.1 が
使用されていることを示すのに 0x03 の値を使用します。
注：また参照して下さい ATM 制御セル例-アイドルセル、未割り当てセル、IMA 充てんセルおよび無効なセル。
ICPセル
ICP セルは bundle interface の状態およびバンドルの個々の T1 を伝えます。 128 人のセルのデフォルトのフレーム長で設
定されたとき、IMA インターフェイスはメンバー T1 各リンクの 128 人のセル毎にの 1 つの ICPセルを送信します。
この表は ICPセルのフィールドを説明したものです: （IMA v1.0 仕様のページを参照して下さい 27
オクテット
1
5
ラベル
ATM セルヘッダー
コメント
オクテット 1 = 0000
0000 オクテット 2 =
0000 0000 オクテット 3
= 0000 0000 オクテット
4 = 0000 1011 オクテッ
ト 5 = 0110 0100
ビット 0 7: IMA バージ
ョン
6
00000001 （0x1） =
IMA バージョン 1.0
OAM ラベル
00000011 （0x3） =
IMA バージョン 1.1
7
セル ID およびリンク
ID
ビット 7： IMA OAMセル
型。 1 という値は ICPセ
ルを示します。ビット 6
5: 4 0 0。ビットに未
使用および一定: 送信す
る IMA リンク範囲のた
めの論理的な ID。 0
31 の有効値。
8
IMA Frame シーケンス番
号
0
9 ミリ秒
相殺される ICPセル
範囲（0… M-1）。 IMA
Frame 内の ICPセルの位
置を示します。
リンク原料示す値
ビット 7 3: 2 0 0。ビ
ットに未使用および一定:
Link Stuffing
Indication （LSI）。
11
ステータスおよび制御変
化示す値
ビット 7 0: ステータス
変更示す値: 0 255 およ
び循環（オクテット 12
の各変更増分するべき数
49）。
12
IMA ID
ビット 7 0: IMA ID
10
255 の有効値。
ビット 7 4: グループ状
態
0000 = 始動
0001 = 始動 Ack
0010 = ConfigAborted サポートさ
れていない
0011 = ConfigAborted 非互換グル
ープの対称
0100 = Config-
。）
13
グループステータスお
よびコントロール
Aborted サポートさ
れていない IMA バ
ージョン
0101、0110 = 他の
設定中断の理由で
今後使用できるよう
に予約されて。
0111 = ConfigAborted 他の原因
1000 = 不十分なリ
ンク
1001 = ブロックさ
れる
1010 = 操作上
他: IMA 仕様の今後
のバージョンで後で
使用できるように予
約済み。
ビット 3 2: グループ対
称モード
00 = 対称的な設定
およびオペレーショ
ン
01 = 対称的な設定
および非対称的なオ
ペレーション（オプ
ションの）
10 = 非対称的な設
定および非対称的な
オペレーション（オ
プションの）
11 は = 予約しまし
た
ビット 1 0: IMA Frame 長さ
00
01
10
11
=
=
=
=
32
64
128
256
送信タイミング情報
ビット 7 6: 0。ビット
5 に未使用および一定:
送信クロックモード。
15
TX はコントロールをテ
ストします
ビット 7 6: 0。ビット
5 に未使用および一定:
テストリンクコマンド
（0: 非アクティブ、1:
アクティブ）。ビット 4
0: テストリンクの送信
するリンク ID。 0 31
の有効値。
16
TX テストパターン
ビット 7 0: 送信する
テストパターン。 0
255 の有効値。
17
RX テストパターン
ビット 7 0: レシーブ
テストパターン。 0
255 の有効値。
14
ビット 7 5: 送信する状
態
グループの 000 =
ない
001 = 使用不可能与
えられる原因無し
010 = 使用不可能な
Misconnected
100 = 禁じられる使
用不可能
101 = 使用不可能な
失敗する（未定義に
される）
110 = Usuable
111 = アクティブ
リンク情報フィールド
（0）バイト
18
ビット 1 0: レシーブ障
害識別子
00 = 問題無し
01 = 物理リンク問
題
10 = Loss of IMA
Frame （LIF）
11 = 遅延同期
（LODS）からのリン
ク
リンク情報フィールド
（バイト 1 31）
リンクのステータスおよ
び制御情報を示します。
有効値は 1 31 から及び
ます。
50
未使用
未使用バイトに関する
ITU-T 推奨事項 I.432 で
定義されたように 0x6A
に、設定して下さい。
51
エンドツーエンドチャ
ネル
0 に一般的に未使用およ
び一定
巡回冗長検査（CRC）エ
ラー制御
ビット 15 10: 将来の使
用のために予約されてい
ます。 0 へのセットデ
フォルトで。ビット 9
0: ITU-T 推奨事項
I.610 で指定どおりの
CRC-10。
19
49
52
53
充てんセル
ユーザトラフィックを運んでいるデータセルが送信される必要がないとき IMA bundle interface は送信されたセルの安定した
ストリームを維持するために充てんセルを伝送します。 Cell ID フィールドのビット 7 の 0 という値は IMA 充てんセルを識別
します。
この表は充てんセルのフィールドを説明したものです:
オク
テッ
ト
1
5
ラベル
ATM セル
ヘッダー
コメント
オクテット 1 = 0000 0000 オクテット 2 = 0000 0000 オ
クテット 3 = 0000 0000 オクテット 4 = 0000 1011 オク
テット 5 = 0110 0100
ビット 0 - 7: IMA バージョン
6
OAM ラベ
ル
7
セル ID
ビット 7： OAMセル型。 0 という値は充てんセルを示し
リンク ID ます。ビット 6 0: 0 に未使用および一定。
8
51
未使用
52
53
CRC エラビット 15 10: 将来の使用のために予約されています。
ーコントすべての 0s をデフォルトで使用して下さい。ビット 9
ロール
0: ITU-T 推奨事項 I.610 で指定どおりの CRC-10。
既知の問題
00000001 （0x01） = IMA バージョン 1.0
00000011 （0x03） = IMA バージョン 1.1
未使用バイトに関する ITU-T 推奨事項 I.432 で定義さ
れたように 0x6A へのセット。
Ciscoバグ CSCdw74417 （登録ユーザのみ）は IMA 1.0 および 1.1 デバイス間の相互運用性のための既知の問題を文書化しま
す。結果は 1.0 OAM ラベルからのリンク検出を必要とする ATM フォーラム 1.1 仕様に基づいています。従って 1.0/1.1 実装
を混合している場合、物理ポートを組み合わせることが最善です。すなわち、IMA ポートアダプタのポート 0 を確認すればネ
ットワークモジュールは IMA ネットワークスイッチまたはその他のデバイスのポート 0 に接続されます。更に詳しい情報につ
いては Bug Toolkit （登録ユーザのみ）を参照して下さい。
関連情報
ATMフォーラム
トラブルシューティングテクニカルノーツ
1992 - 2014 Cisco Systems, Inc. All rights reserved.
Updated: 2014 年 12 月 24 日
http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/100/1002/1002644_ima1dot1_19006.html
Document ID: 19006

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