変換係数を 基底毎に まとめる 2×2 DCT 2×2 DCT DCT 再生画像 変換係数 変換係数 (sorted) block noise 発生 再生画像 成分の 一部を 除去 入力画像 変換係数を 基底毎に まとめる 変換係数 変換係数 (sorted) 変換係数 1/4 に削減 (4点のDCT) 4×4 DCT DCT DCT そのまま 削減 Inv. DCT 画素数を 1/4 に削減 Inv. DCT Delete しない All Rights Reserved / M.Iwahashi / Nagaoka University of Technology 変換係数 (sorted) All Rights Reserved / M.Iwahashi / Nagaoka University of Technology 削減せず (4点のDCT) 4×4 DCT 変換係数 (sorted) 成分の 一部を 除去 入力画像 All Rights Reserved / M.Iwahashi / Nagaoka University of Technology 変換係数 block noise 発生 Delete All Rights Reserved / M.Iwahashi / Nagaoka University of Technology 1/16 に削減 (4点のDCT) 基底の長さ = 空間分解能 = 2画素 基底長 4×4 DCT DCT 2×2 逆DCT 削減 画素数を 1/16 に削減 再生画像 2画素シフト (分解能) Inv. DCT 変換係数 (sorted) 1つシフト (最小単位) 2×2 DCT ブロック ノイズ 発生 Delete 入力画像 All Rights Reserved / M.Iwahashi / Nagaoka University of Technology 変換係数 (sorted) All Rights Reserved / M.Iwahashi / Nagaoka University of Technology 基底の長さ = 空間分解能 = 2画素 基底長 基底の長さ = 空間分解能 = 2画素 基底長 2×2 逆DCT 再生画像 2画素シフト (分解能) 2×2 逆DCT 変換係数 (sorted) 1つシフト (最小単位) 再生画像 2画素シフト (分解能) 2×2 DCT 入力画像 All Rights Reserved / M.Iwahashi / Nagaoka University of Technology 変換係数 (sorted) 1つシフト (最小単位) 2×2 DCT 変換係数 (sorted) 入力画像 All Rights Reserved / M.Iwahashi / Nagaoka University of Technology 変換係数 (sorted) 空間 分解能 画像サイズのDFT なし --8×8点のDCT 8画素 粗い 周波数により 基底の 長さを 変えてみる 周波数 変換係 シフト 分解能 数の数 不変性 1/size 倍増 ある 細かい 1/8 同じ ない 同じ ない 細かい 2×2点のDCT 2画素 1/2 細かい 粗い 空間分解能 = 基底の長さ 全ての周波数で 基底の長さが同じ All Rights Reserved / M.Iwahashi / Nagaoka University of Technology x00 x01 yLL W2 W2 x11 2×2点のDCT によるオクターブ分割 基底の長さ ←長い 短い→ 4×4点のDCT ←低い 高い→ 周波数 低い周波数 は長い基底 高い周波数 は短い基底 ←低い 高い→ 周波数 ←低い 高い→ 周波数 W2 W2 2×2点DCTによる オクターブ分割 周波数 が低い yLH 2×2逆DCT yHL 基底長 が長い yHH 2×2点 DCT 画像信号 基底の長さは 全ての周波数 で同じ All Rights Reserved / M.Iwahashi / Nagaoka University of Technology 2×2点DCTによる オクターブ分割 x10 2×2点のDCT 周波数 ←高い 低い→ 直交変換の基底 オクターブ分割 変換係数 (sorted) 1つシフト 最小単位 画像 x00 x00 W2 1 2 1 1 1 1 x01 x10 W2 W2 x11 W2 W2 2×2点 DCT All Rights Reserved / M.Iwahashi / Nagaoka University of Technology yLLL yLHL yHLL yHHL 7種類 の基底 分解能 が低い 2×2 DCT オクターブ分割 ただし、 基底長=分解能 4画素 4画素 画像 (shift) All Rights Reserved / M.Iwahashi / Nagaoka University of Technology 変換係数 (sorted) オクターブ分割のメリット 緩やかな振動 分解能 空間 4×4点のDCT 周波数 ウェーブレットによる オクターブ分割 細かい振動 空間 周波数 4画素 1/4 4画素 1/4 粗い 細かい 粗い 細かい 1/4 2画素 1/2 細かい 細かい 粗い 2×2点のDCT 4画素 粗い オクターブ分割 周波数 が低い 5/3逆DWT 基底長 が長い オクターブ分割 変換係数1つシフト (sorted) 画像 分解能 が低い 最小単位 5/3 DWT ただし、 基底長=分解能 緩やかな振動は、周波数を正確に 細かい振動は、位置を正確に推定 オクターブ分割 ただし、 基底長>分解能 7画素 4画素 画像 (shift) All Rights Reserved / M.Iwahashi / Nagaoka University of Technology 変換係数 (sorted) All Rights Reserved / M.Iwahashi / Nagaoka University of Technology ウェーブレットによる オクターブ分割 ウェーブレットの基底 緩やかな振動 周波数 が高い 分解能 5/3逆DWT 基底長 が短い オクターブ分割 変換係数 (sorted) 1つシフト 最小単位 画像 分解能 が高い 空間 2×2点のDCT 4画素 粗い オクターブ分割 ウェーブレット 4画素 粗い オクターブ分割 細かい振動 周波数 空間 周波数 1/4 2画素 1/2 細かい 細かい 粗い 1/4 2画素 1/2 細かい 細かい 粗い 5/3 DWT オクターブ分割 ただし、 基底長>分解能 3画素 2画素 ただし、 基底長>分解能 画像 (shift) All Rights Reserved / M.Iwahashi / Nagaoka University of Technology 緩やかな振動は、周波数を正確に 細かい振動は、位置を正確に推定 変換係数 (sorted) All Rights Reserved / M.Iwahashi / Nagaoka University of Technology 「基底」の研究動向 ・大きさが1(ノルムが1) ・互いに直交(内積が零) 3つの方法の違い 空間分解能 低周波 高周波 4画素 4画素 4×4点のDCT 粗い 粗い 2×2点のDCT オクターブ分割 4画素 2画素 ウェーブレット 粗い 細かい オクターブ分割 方法 正規直交 ・高周波は短い基底(wavelet) ・直交から双直交へ(条件を緩和) ・冗長性を持たせる(over complete) (sparse) ・多次元方向性 (directional) ・シフト不変性 (complex) All Rights Reserved / M.Iwahashi / Nagaoka University of Technology 基底の長さ = 分解能 > 分解能 隣の基底と オーバーラップ All Rights Reserved / M.Iwahashi / Nagaoka University of Technology 基底を比べる 2×2点DCT (オクターブ分割) Lena の場合 空間分解能 = 基底の長さ 2×2 DCT 2点DCTの オクターブ分割 オクターブ分割 基底 逆変換 変換係数 (sorted) 空間分解能 < 基底の長さ 入力画像 ブロックノイズ が顕著 変換係数 (sorted) 2×2 逆DCT オクターブ分割 5/3 DWTの オクターブ分割 All Rights Reserved / M.Iwahashi / Nagaoka University of Technology 基底 DCT:コサイン変換 DWT:ウェーブレット 画質が 悪い 除去 再生画像 All Rights Reserved / M.Iwahashi / Nagaoka University of Technology 変換係数 (sorted) ウェーブレット (オクターブ分割) 4×4点のDCT Lena の場合 Lena の場合 4×4 DCT 5/3 DWT オクターブ分割 入力画像 ブロックノイズ が顕著 変換係数 (sorted) 入力画像 ブロックノイズ は軽減 4×4 逆DCT 除去 再生画像 変換係数 (sorted) 画質は ?? 除去 再生画像 変換係数 (sorted) All Rights Reserved / M.Iwahashi / Nagaoka University of Technology 2×2点DCT (オクターブ分割) インパルスは 全ての 基底の和 5/3 逆DWT オクターブ分割 画質は 向上 All Rights Reserved / M.Iwahashi / Nagaoka University of Technology 変換係数 (sorted) 4×4点のDCT インパルスは 全ての 基底の和 2×2 DCT 4×4 DCT オクターブ分割 入力画像 ブロックノイズ が顕著 変換係数 (sorted) 入力画像 ブロックノイズ が顕著 2×2 逆DCT 変換係数 (sorted) 4×4 逆DCT オクターブ分割 除去 再生画像 All Rights Reserved / M.Iwahashi / Nagaoka University of Technology 変換係数 (sorted) 除去 再生画像 All Rights Reserved / M.Iwahashi / Nagaoka University of Technology 変換係数 (sorted) ウェーブレット (オクターブ分割) インパルスは 全ての 基底の和 2点の直交変換 と 回転 (45°) 5/3 DWT x(2m+1) オクターブ分割 x(2m) オクターブ分割 除去 再生画像 変換係数 (sorted) All Rights Reserved / M.Iwahashi / Nagaoka University of Technology x(2m+1) z +1 ↓2 1/ 2 + 1/ 2 x(2m+1) -1 + y1(m) y2(m) y2(m) + 1 2 1 1 x(2m) 1 1 x(2m 1) 2点の場合は DCT = WHT = DFT y1(m) cos sin y2(m) sin x(2m) cos x(2m 1) All Rights Reserved / M.Iwahashi / Nagaoka University of Technology 直交変換は フィルタバンク ↓2 -1 y1 (m) y ( m) 2 同じ 5/3 逆DWT x(2m) 1/ 2 変換係数 (sorted) ブロックノイズ が軽減 y1(m) + 45°回転 入力画像 x(n) 1/ 2 x(2m) フィルタバンクの 内部構造 45°回転 2点のDFT 2点のDCT 2点のWHT x(n) hL(0) hL(1) H ( z) y ( n) + K 1 + h (k ) x(n k ) L k 0 K 1 h (k ) z L k 0 hL(2) 同じ ダウンサンプラ 内部 フィルタバンク x(n) HL(z) HH(z) ↓2 ↓2 All Rights Reserved / M.Iwahashi / Nagaoka University of Technology y1(m) y2(m) x(n) H L ( z) H ( z ) H 1 1 2 1 1 1 1 z HL(z) ↓2 y1(n) [x(1) x(2) x(3) x(4)] ↓2 HH(z) ↓2 All Rights Reserved / M.Iwahashi / Nagaoka University of Technology y2(n) [x(1) x(3)] k ウェーブレットもフィルタバンク 分割部 整数 入力 X(z) + P(z) z ↓2 U(z) + ↑2 - R R R YH(z) 一般に 合成部 YL(z) ↓2 5/3 DWTのフィルタ U(z) 整数 出力 + P(z) z -1 R - ↑2 R は整数化 同じ X(z) フィルタバンク HL(z) ↓2 YL(z) HH(z) ↓2 YH(z) 0 1 H L ( z ) 1 U ( z 2 ) 1 2 1 P( z ) 1 z H H ( z) 0 All Rights Reserved / M.Iwahashi / Nagaoka University of Technology 0 1 1 U ( z 2 ) P( z 2 ) z H L ( z ) 1 U ( z 2 ) 1 2 1 P ( z ) 1 z P( z 2 ) z H H ( z) 0 5/3 DWTの場合 P( z ) 1 / 2 0 z 1 1 / 4 1 z 1 U ( z ) 0 以上より 1 0 1 H L ( z ) 1 ( z z 1 ) / 4 1 ( z z ) / 2 1 z 1 H H ( z) 0 All Rights Reserved / M.Iwahashi / Nagaoka University of Technology DCTとウェーブレット フィルタの伝達関数の違い 2点 DCT DCTとウェーブレット フィルタの周波数特性の違い 2点 DCT 1 H L ( z) H H ( z) 1 1 2 1 j z z | H L (e ) | | H ( e j ) | H 5/3 DWT cos( / 2) 2 sin( / 2) 5/3 DWT H L ( z ) 1 1 ( z z 1 ) / 2 ( z z 1 ) / 4 1 z 1 ( z z 1 ) / 2 ( ) H z H | H L (e j ) | 1 1 cos (cos ) / 2 | H ( e j ) | 1 cos H 0.5 0 0 1 2 3 正規化角周波数 [rad/s] 2 1.5 1 0.5 0 0 1 2 3 正規化角周波数 [rad/s] All Rights Reserved / M.Iwahashi / Nagaoka University of Technology All Rights Reserved / M.Iwahashi / Nagaoka University of Technology 9/7 DWTの基底と そのスペクトル ウェーブレットの逆変換 基底のスペクトル 画像 DWTの基底 スペクトル 離散 フーリェ変換 (DFT) All Rights Reserved / M.Iwahashi / Nagaoka University of Technology で表している 9/7 DWTの基底と そのスペクトル ウェーブレットの逆変換 離散 フーリェ変換 (DFT) ウェーブレットの基底を フーリェ変換の基底の大きさ All Rights Reserved / M.Iwahashi / Nagaoka University of Technology 9/7 DWTの基底と そのスペクトル 画像 DWTの基底 変換係数 (sorted) スペクトル ウェーブレットの逆変換 変換係数 (sorted) ウェーブレットの基底を フーリェ変換の基底の大きさ で表している 画像 DWTの基底 離散 フーリェ変換 (DFT) スペクトル 変換係数 (sorted) ウェーブレットの基底を フーリェ変換の基底の大きさ で表している 9/7 DWTの基底と そのスペクトル フィルタバンクによる 帯域分割 ウェーブレットの逆変換 X HLL ↓D LL1 HLH ↓D LH1 HHL ↓D HL1 HHH ↓D HH1 ω2 ω1 スペクトル 1 stage 画像 DWTの基底 スペクトル 変換係数 (sorted) LL LH HL HH ウェーブレットの基底を 離散 フーリェ変換 (DFT) フーリェ基底の大きさ ウェーブレットの基底を で表している フーリェ変換の基底の大きさ で表している フィルタバンクによる オクターブ分割 9/7 DWTの基底と そのスペクトル ウェーブレットの逆変換 X HLL ↓D HLH ↓D HHL ↓D HHH ↓D 1 stage 画像 DWTの基底 離散 フーリェ変換 (DFT) スペクトル 変換係数 (sorted) ウェーブレットの基底を フーリェ変換の基底の大きさ で表している LL1 LH1 HL1 HH1 HLL ↓D HLH ↓D HHL ↓D HHH ↓D 2 stage LL2 LH2 ω2 HL2 HH2 ω1 スペクトル 2LL 2LH 1LH 2LH 2HH 1HL 1LH
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