1、特定自主検査記録表の記入について

特定自主検査を実施するみなさまへ
公益社団法人建設荷役車両安全技術協会
1、特定自主検査記録表の記入について
特定自主検査を実施するみなさまへ記録表の記入についてお知らせいたしますn
1−1、分解交換の「⑳」記号導入について
従来、交換の「×」記号は、アッセンブリー交換のみに使用し分解を伴う内部部品交換は補修の「△」
記号としてまいりました。
これは、以前、例として油圧シリンダーアッセンブリー交換でもシリンダー・シール交換でも交換の
「×」記号を使用していたため事業者(依頼者)が誤解する可能性がありましたので、分解を伴う内部
部品交換は補修の「△」記号を使用することとしました。
しかし、検査業者より、内部部品を交換しているのに補修の「△」記号は違和感があるので、内部部
晶交換でも交換の「×」記号を使いたいとの意見も寄せられました。
本年度分科会等でこれら意見に対して解決策を検討した結果、新たに、分解交換の⊥乱」記号を導
入することとしました。
分解交換の「⑳」記号は、自動車の定期点検整備記録簿に使用されています∩
以下に記入要領(TC−ZC−02−N)の抜粋を記載します。
(1)記入要領(TC−ZC−02−N)(2、検査事項部の記入 (2)補修内容の記入例)より
記号順位
1
×
記号
区 分
意 味
作 素 例
交 換 部品(アッセンプリ一・)、油脂現、液環の交
検査の結果、交換した.
・パケットの爪、摩耗大のため交換
・油旺シリンダーをアッセンブリ・一交換した。
襖作業など
・ヘッドライをアッセンプリー交換した,
2 ⑳ 分解交換 検賓の結果分解して部品交換した。 ・ブレーキを分解してライニングを交換した. ・油圧シリンダーを分解してシールを交換した。 ・ヘッドライトを分解して、パルプを交換した.
3
△
修 理
検査の結果、修理した。(溶接、板金、作菜
4
A
調 整
5
T
締 付
など)
・取付穴を溶横内盛り修理した,
・シリンダトーロッドの擦り傷を修正した。
検査の結果、他した.
・タイヤの空気圧不足のためエアー調整
(各節遊び、すき間、角度などの闊幣作業)
検査の請来、締付けた.
(積んだ筒所を増し締めする作業)
・クラッチ切れ不良につきべタルの逝び塀澱
・ホイールナットの増し締め
・堆閏ベアリング取付けボルトの増し締め
6 C 清 掃 検査の結果、謂掃した。 (粉熱、油などによる汚れを取り除く作業) ・ブレーキドラム内の汚れの清掃 ・エアクリーナーの汚れの清掃 ・′くγチリのターミナル部の滑柵
7
8
t一
−
給油水
核当なし
検喪の結果、給油(水)した。
(油脂、榊を補給する作業)
・エンジンオイルが不足のため補給
・バッテリの液が不足のため補給
検査する当隈槻賊に記録表の検査筒所がない場合は、検査撼果欄及び補修内容憎に記入する。
a.補修内容欄には、表0)記号(×,⑳,△,A,T,C,L)を記入する。
(新たに、分解交換の㊥記号を導入しました。)
分解交換の⑳記弓・が記載されていない記録表で使用する場合は、4・その他Q&A⑨を参照のことO
b.作業が複数に渡る場合は、表中の記号順位に従い、その中で最も高い順位の記号を記入する。
f軋 油圧シリンダーを分解してシールを交換した。この作業には、部品交換の外にロッドの擦り
傷の修正を行った。この場合補修内容欄には、⑳を記入し、修理した△は記入しない。
⑤ ⑥ (わ
③ ①
可
27
検 査
符節 l
油旺シリンダー
l
執
恵
内 容
搾 ̄ ̄二ム用
昨−ム川
レレ一㌢用
冥イン州I
巨険衰方法 卜鷺撃熟」沼等
」」」
f酔・佑ヶ人 l
1/′
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4年gI嘲約七ゥ憫
(2)記入要領(TC−ZC−02−N)(4.その他(2)記入事項のQ&A)より
⑨‥Q記録表の記号欄に分解交換の⑳が記載されていない記録表に、分解交換の ⑳ 記号を使
用して良いのか。
A分解交換の ⑳ 記号が記載されていない記録表で使用する場合は、備考欄等の余白に分解交
換の ⑳ 記号を追記して使用してください。
分解交換の⑳記号記入例
「、/」印の記号を紀熊する。 分
記
交換
修理
卿整
締付
清掃
給油
該
畷した場合は*印を○で囲む。解 た補体内容等の洞説明を努する交
当な
桐した上欄相は、荷捜滅露又は換 されるものについて臥当脚分⑳
水
号
検査項目とした。
」との共凛檎葡項目であり、★★
分解交換⑳
Ⅹ
△
A
T
C
L
一戸1ワnnO 小ナヒ士+開通1 真書劾1粛個食閤!おA土浦研くト
し
1−2、電子制御燃料噴射(コモンレール、EFI、EGI等)搭載車の記入について
特定特殊自動車排出ガス規制に伴い電子制御燃料噴射(コモンレール、EFT、EGI等)の搭載車が増
え検査時に異常が発見された場合それ以上の検査が出来ないため、検査業者から検査記録表の記入方
法等の質問等が、建荷協に寄せられるようになりました。
下記に記入方法を記入要領(TC−ZC,02rN)より抜粋を記載します。
(1)記入要領(TC−ZC−02−N)(2、検査事項部の記入 (1)検査結果の記入)より
C.電子制御燃料噴射(コモンレール、EFI、EGI等)搭載車の場合
喝 ① ⑤ ㊥ ⑦
昆分
伽.
1
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檎 寮 内 甘
* 仙 ★
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(i)異常がない場合は、検査を省略できることに該当するので「*」印を口で岡み検査を省略したことを
表す。
検査結果の良欄に「レ」印」を付すこと。
沌)N0.1のa∼Cに異常がある場合
例.N。.1。の排気色に異常がある場合、No.lf∼iの検査が必要となる。しかし、「電子制御」
ェンジンは検査不可能のため④「検査内容」欄の「電子制御」を○囲いし電子制御であ
ることを表す。
施)⑥の「検査結果」欄及び⑦の「補修内容」欄に ト」を記入し検査に該当しないことを表す。
(iv)事業者への要請等欄にその旨を下図に示す例のように記入すること。
事薬著への要諦等
N91「電子制御」検査の結果、エンジンに不良が見つかりましたので電子制御エンジンの故
陣はメーカー等に点検を依頼してください。
1−3、ACモーター搭載のフォークリフトの記入について
ACモーター搭載車が増え従来からの検査が該当しないため検査業者から検査記録表の記入方
法等の質問等が、建荷協に寄せられるようになりました。
下記に記入方法を記入要領(TC−ZC−02rN)より抜粋を記載します。
(1)記入要領(TC−ZC−02−N)(2、検査事項部の記入(1)検査結果の記入)より
d AC制御式のフォークリフトの場合
・AC制御式のフォークリフトは、その制御方式において過電流を制限し、モーターの損傷を防
いでいるので過電流制限装置に該当するものはない。
・安全装置も同様で異常発生時は、エラー表示や車両を停止させる機能が備わっている。
・走行・荷役に異常がなく、ディスプレーにエラー表示が無ければ異常はない。
(i)異常がない場合は、④「検査内容」欄のAC制御に「レ」印を付す。
(止)該当しない④「検査内容」欄に仁一」を付し、該当しないことを表す。
(山)⑥「検査結果」欄の艮欄に「レ」印を付す。
③ ◎ ① ⑥ ⑦
検 査 均 所
● 適確捌択袈訝
I安食求領
検 査 内 容
検 査 方 法
検養 鰻
−‥hn・姦姦姦壷正二⊥_麒鞘鼎_−_4ばね蜘
l
可洩計
...、.山〝.れん・‥け 一一,仙川′一肌h一ゝtt▲机・山・、統制銅
庸欒 不良
レ′
日朝、及仲
相棒 再召
l l
レ′
1−4、省略の「*」記号について
同一項目でも「*」がそれぞれ添付されている例を見直しました。
例「*フィルターの汚れ・*目詰まり・*損傷、」→「*フィルターの汚れ・目詰まり・損傷、」
下記に記入方法を記入要領(TCrZC−02−N)より抜粋を記載します。
(1)記入要領(TC−ZC−02−N)(4.その他(2)記入事項のQ&A)より
⑩ Q省略の記号の「*」以降の「・」同項目は省略して良いのか。
A項目に異常が無い場合は省略の記号の「*」印を○囲いして検査を省略したことを表すので「・」
たとえば、07イルターの汚れ・目詰まり・損傷、」と最初の省略の記号の「*」○囲いで以降
は省略します。
4
2、現行の記録表の記入について
2−1、分解交換の「⑳」記号導入について
P2の(2)を参照して下さい。
2−2 電子制御燃料噴射(コモンレール、EFI、EGI等)の記載がない記録表の場合
異常がある場合は。下記のように記載して下さい。
「検査結果」欄及び「補修内容」欄に電子制御燃料噴射(コモンレール、EFT、EGI等)搭載車であ
ることを記載してください。
また、事業者への要請等欄にその旨を記入して下さい。
草薮. † ここ ン ジ
l l l 垂
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独 丑 掃
所
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シリンダーへクF、サエホ・一鼻下綿憎
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明晰圧力
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軸嶋黙れ恥骨・Vyクー・惇
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ナVで毒
!l柵欝 箋納札.▼箭蒜蒜涌蒜蒜二 間鼠惚 妻ゾ
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2−3 過電流制限装置欄にAC制御の記載がない記録表の場合
(i)AC制御の記載がない記録表は、下記のように「検査結果」欄及び「補修内容」欄にAC制御であ
ることを記載してください。
(並)良好な場合は、「AC制御」に「レ」点チェックをし、異常がある場合は○囲いをして下さい。
撞)「検査内容」欄は「−」を引き該当なしとして下さい。
なお、走行のみAC制御の場合は、「検査内容」欄の走行用のみ「−」を引き荷役用は従来通り計測し
て記載して下さい。
検 査 箇 所
¢過電流制限装増
検査 内 容
検査 方 法
→ ■■ 一 1 一 け・ 一一一 == r 一一 ㌔†」==
電流計
鼎 ̄莞
和博
御