第一日目(11/15)WS企画+都市計画報告会

ワ ー ク シ ョ ッ プ
⽇時:11 ⽉ 15 ⽇(⼟) 15:30〜17:30
(1)時代と場所から考える⽔辺のあり⽅
親⽔空間研究会 [会場:C109 室]
土木学会の発表論文の中で「親水」という用語が提示されて以降、40 余年の歳月を経て、ようやく一般社会でも、その概念が定着する
ようになった。この「親水」という概念が誕生してきた背景を、全国の親水空間を参照しながら、それらの事例を「時代」と「場所」と
いう新たな切り口で分析・整理し、これからの水辺のあり方を考えるワークショップを企画した。
(登壇予定者:畔柳昭雄(日本大学)
、坪井塑太郎(日本大学)
、山田圭二郎(京都大学)
)
(2)都市空間の魅⼒とは何か?誰がどのようにつくるのか?
都市空間のつくり⽅研究会 [会場:C111 室]
都市空間のつくり方研究会では、都市にあらたな魅力を生み出している「都市空間」に着目し、その魅力とは何か?誰がどのようにつく
り出しているのか?について研究を進めてきました。本 WS では、具体的な事例をもとに、都市空間をつくり出す多様な主体の連携や
協働、そこに携わる実践者たちの思いや葛藤などの背景から、これまでの手法にとらわれない都市空間へのアプローチについて議論を深
めてみたいと思います。
(登壇予定者:阿部大輔(龍谷大学)
、杉崎和久(法政大学)
、佐久間康富(大阪市立大学)
、
栗山尚子(神戸大学)
、山崎義人(兵庫県立大学)
、石原凌河(大阪府立大学)
、武田重昭(大阪府立大学)
)
(3)広島豪⾬災害防災まちづくり
中国四国⽀部「広島豪⾬災害防災まちづくり検証⼩委員会」 [会場:C209 室]
2014 年 8 月 20 日未明に発生した広島豪雨災害は、甚大な被害を人々にもたらした。深夜の局所的集中豪雨という極めて厳しい条件下
の災害ではあるが、今後このような豪雨災害はわが国のどの地域においても起こり得る災害と言える。このことから日本都市計画学会中
国四国支部では、広島豪雨災害・防災まちづくり検証小委員会を立ち上げ、主に土地利用と避難の側面から検証作業を行うこととした。
本 WS では、同検証委員会が今回の広島豪雨災害に関して収集した各種資料をもとに、広島における今後の防災まちづくりのあり方を
中心に意見交換し、WS で得られた多面的な意見を今後の検証作業に活用したい。
(登壇予定者:高井広行(近畿大学)
、
松田智仁(広島大学)
、篠部裕(呉工業高等専門学校)
、藤岡憲三(地域計画工房)
、宮迫勇次(復建調査設計)
)
(4)都市計画の現代的トピックスから都市計画制度改正の⽅向性を探る
都市計画制度研究会 [会場:C210 室]
都市計画制度研究会では、わが国の都市計画制度の改正に向け、様々な観点から現行制度の課題や今後の制度のあり方について、検討を
進めてきた。本 WS では、新しい制度の導入や現場での諸活動を含む都市計画の現代的トピックスに関する報告に基づき、都市計画制
度改正の方向性について議論する。報告の内容は、(1)21 世紀の都市・社会のあり方とその実現のための都市計画制度[大方]
、(2)都市
再生特別措置法・立地適正化計画のねらいと課題[佐々木]
、(3)郊外住宅地を巡る状況:空地の発生と活用を中心に[秋田]
、(4)超高齢
社会の近隣住区論:公共・民間公益施設の立地を中心に[後藤]を予定している。
(登壇予定者:大方潤一郎(東京大学)
、佐々木晶二(民間都市開発推進機構)
、秋田典子(千葉大学)
、後藤純(東京大学)
)
(5)⾃転⾞まちづくりの研究と実践
⾃転⾞まちづくり研究会 [会場:C212 室]
自転車への関心が高まり、利用が広がっているが、走行空間や安全面の問題はもとより、環境や健康面での効果、駐輪スペースの確保、
公共交通との共存・連携、魅力的な街づくりや観光振興による地域活性化など、多種多様な課題が浮かび上がっている。なかでも、これ
まで歩道通行を容認してきた政策が一転して車道通行を徹底する方向に舵が切られ、これに伴って行政等の現場では課題解決や政策実現
への取り組みが精力的に行われる一方で、様々な分野の研究者による様々なアプローチからの研究活動が活発化してきている。このよう
な状況下で、自転車に関わる研究者や実務者が一堂に会して情報共有や意見交換を行う場を提供し、今後の研究や実践活動への示唆を得
るとともに、共通目標の達成に向けた協働体制のあり方についても議論し、参加者の共通認識を形成することを目指すものである。
(登壇予定者:塚井誠人、宇佐美誠史、小路泰広)
(6)広島⼟砂災害への復興対応と都市計画
研究組織 [会場:C309 室]
2014 年 8 月 20 日未明の広島土砂災害は、二週間経ったいまも不安定な土壌や行方不明者の捜索が続いている。まさ土の危険な斜面住
宅開発はここだけの問題ではない。広島土砂災害への復興対応は如何にあるべきかという、現在直面している問題は当然としても、さら
に、全国各地の同様の宅地・自治体において、今後の都市計画はどうあるべきか、を議論する。
(登壇予定者:山根啓典(復建)
、
羽藤英二(東京大学)
、遠藤新(工学院大学)
、山口敬太(京都大学)
、黒瀬武史(東京大学)
、窪田亜矢(東京大学)
)
(7)海辺の都市や集落を対象とした南海・東南海地震への備えの検討⽅法の開発について
社会連携交流事業「復興の姿研究会」
(関⻄⽀部、中国四国⽀部、九州⽀部連携事業) [会場:C311 室]
紀伊半島、四国南部、九州東部ではリアス式地形、漁業や観光などの生業、人口減少や過疎化など類似の問題点を抱えている。一方で高
台移転やインフラ整備、地域レベルでの避難訓練など多様な取組が行われている。本学会の関西、中国四国、九州の3支部が連携し各地
においてシンポジウムや職員WSを開催している。行政の取組み内容、地区防災の実践報告、市街地の再編などの検討過程を紹介し「そ
の後の地域再生」に向けた議論を展開したいと考える。
(登壇予定者:堀口浩司(地域計画建築研究所 関西支部)
、
柴田祐(熊本県立大学 九州支部)
、大谷英人(高知工科大学 中国四国支部)
、角野幸博(関西学院大学 関西支部)
、若本和仁(大阪大学)
)
都 市 計 画 報 告 会
⽇時:11 ⽉ 15 ⽇(⼟) 15:30〜17:30
発表対象:最近 1 年間に都市計画報告集掲載した報告のうち発表希望のあったもの
発表時間:10 分を予定(質疑応答 5 分)
会
場:C308 室
司
会:柴⽥ 久(福岡⼤学)
題⽬
著者 ○印=発表者
被災地に居住する⾼齢者の⽣活活性化に求められる交流環境の検討とその効果
-岩⼿県釜⽯市北部地域を対象としてスマートインターチェンジの設置効果に関する研究
○佐々⽊ ⼤也(東⽇本⾼速道路((株))
・鳩⼭ 紀⼀郎
○阿部 元気(⼤分⼯業⾼等専⾨学校)
・⻲野 ⾠三
○安部 祥太朗(⼤分⼯業⾼等専⾨学校)
・⻲野 ⾠三
○⽥中 敦⼠(⼤分⼯業⾼等専⾨学校)
・⻲野 ⾠三
○伊東 将輝(⼤分⼯業⾼等専⾨学校)
・⻲野 ⾠三
新県⽴美術館へのアプローチ改善のための景観デザインに関する研究
地域幹線道路を対象としたアダプト・プログラムの導⼊可能性の検討
地域防災における⺠間企業の共助意識に関する研究
-⼤分市臨海部を事例として-
会 場 案 内