KEMSタイムズ平成26年度第3号(PDF:263KB)

平成26年度 第3号 発行:平成26年8月5日
草津市役所環境行動マネジメントシステム(KEMS)の取り組みなどを解説する『KEMS
(ケイムス)タイムズ』平成26年度第3号を発行します。
今回は、全職員が取り組む「エコオフィス行動」における、今年度の重点取り組み10項目
のうち、3項目目について解説や情報提供したいと思います。
重点取り組み項目3
自動ドアの原則使用禁止
自動ドアの消費電力は、実はそれほどではありません。あ
る民間企業の調査では、一般的な自動ドアで
1開閉あたり0.09Wh
(0.00009kWh)
消費します。
これは、家庭にある40W電球をおおよそ8秒間点灯させ
た電力量に相当します。
40W電球 3.5時間点灯
株式会社長野ナブコホームページより
問題は、むしろ、自動ドアを連続使用することにより開放
時間が長くなることです。出入口が頻繁に開放すると、建屋
内外の気圧バランスにより、建屋内に外気が侵入したり、逆
に建屋内の冷気・暖気が建屋外に流出したりしやすくなるた
め、空調設備の負荷を高めてしまいます。その結果、
空調の電力消費量が増加
します。
ある大学の研究によると、ドアを開放したままにすること
による空調の電力消費量の無駄は、通常よりも30%~50%
超という結果も出ています。
市庁舎で働く職員数(臨時・嘱託を含
む)は約1,200人なので…
例えば
1人1日10回自動ドアの使用をやめると、
年間では
0.09Wh×10回×1,200人×240日
=259,200Wh
=259.2kWh
平成25年度の市庁舎の電力消費量は
1,848,542kWhであるので
259.2÷1,848,542×100
=0.0140…
自動ドアのみに注目すれば、市庁舎の
電力消費量に対する効果は0.01%程度
という計算になります。
職員1人1人の小さな積み重ねが大切です 間接的な節電効果にも配慮しましょう
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編集・発行 KEMS事務局(草津市環境課)