平成 26 年度 富士吉田市公共下水道事業国庫第9工区布設工事 (第27-3処理分区) 特記仕様書 富士吉田市 都市基盤部上下水道工務課 第1条 1 2 3 4 5 6 第2条 適用範囲 . 本特記仕様書は、 富士吉田市公共下水道事業国庫第9工区布設工事 に必要な各種工事に適用する。 . 本工事は、山梨県土木部監修「建設工事必携」等にしたがい施工を行うこと とする。 . 本工事は、公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律(以下 「適正化法」という。)及び同法に基づき適正化を図るための措置に関する指針 により、適切な施工体制を整え行うものとする。 . 本工事は、建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(以下建設リサイク ル法と記す。)及び廃棄物処理法その他の関係法令に基づき施工を行うこととする。 . 本工事は、富士吉田市環境マネージメントシステム(ISO14001)に基づき施工を行うこ ととする。 . 本工事は、当市の「建設副産物処理基準」・「再生資材利用基準」・「環境基準」 に基づき施工を行うこととする。 工事内容 本工事は、富士吉田市公共下水道事業国庫第9工区の管渠布設工事を行う ものであり、主な概要は下記のとおりとする。 ・推進工法 : 鋼製さや管推進工法(泥水式) ・施工延長 : L=44.00m (NO.13~既設吉1-1接合点) ・推進延長 : L=15.75m (さや管 鋼管 φ400mm) L=16.95m(本管 VU管 φ200mm) ・立坑設置工 : 2基(ライナープレート立坑φ2000mm φ2500mm) ・管渠布設工(開削) : L=26.00m(VU管 φ200mm) ・組立マンホール設置工 : 2基(1号・2号マンホール) 尚、受注者は、本工事着手前に監督員と協議を行い、詳細な施工方法等について 決定する事とする。 第3条 推進工 1 . 本工事の工法は、工事概要、現場条件、推進延長等を考慮し、「鋼製さや管推進 工法(泥水式)」又は同等以上の工法とする。(同等以上とは、本工事の工事概要、 現場条件、推進延長等において支障なく推進が可能であるという理論、実績等を 勘案して発注者が認める場合とする。) 尚、同等以上の工法による工事費の増額及びそれに伴うトラブル解決等の費用は 請負者において負担するものとし、又、所轄官公署との調整も請負者が行うものとする。 2 . 管材については、所定の流下能力を有し且つ本工事の概要、現場条件、推進延長 等において支障なく推進が可能であるものとする。 第4条 立坑設置工 1 . 本工事の工法は、工事概要、現場条件、立坑延長等を考慮し「ライナープレート 方式土留工」又は同等以上の工法とする。(同等以上とは、本工事の工事概要、 現場条件、立坑延長等において支障なく立坑設置が可能であるという理論、実績等 を勘案して発注者が認める場合とする。) 尚、同等以上の工法による工事費の増額及びそれに伴うトラブル解決等の費用は 請負者において負担するものとし、又、所轄官公署との調整も請負者が行うものとする。 第5条 再生資材の利用 施工者は下記の資材の使用に際し、再生資材を利用するものとする。 資 材 名 再生クラッシャーラン 再生加熱アスファルト混合物 規 格 備 考 構造物基礎材等の材料 RC40-0 凍上抑制層の材料 下層路盤材の材料 再生密粒度As(13) 舗装の表層 なお使用に際しては,プラント再生舗装技術指針等を遵守するものとする。 資 取付管 材 φ150㎜ 名 規 格 備 考 下水道用リサイクル 建設排水用リサイクル発泡三層 三層塩化ビニル管 硬質塩化ビニル管 第6条 建設発生土の利用と処分 建設工事の施工により発生する建設発生土は、請負者の自らの自由処分とし、 建設副産物処理基準に基づく「建設副産物処理状況表」を発注者に提出し有効 利用を図るよう努めること。 第7条 建設廃棄物の適正処理 建設工事の施工により発生するコンクリート塊、アスファルト・コンクリート塊等の 建設廃棄物は、廃棄物処理法に基づき当該産業廃棄物の処分業の許可を得 ている再資源化施設で適正に処分すること。 第8条 再生資源利用計画(実施)書及び再生資源利用促進計画(実施)書の提出 本工事は、建設リサイクル法の対象建設工事 であり、請負者は 「再生資源利用[促進]計画書(実施書)入力システム」により作成した再生 資源利用計画書及び再生資源利用促進計画書を出力し、1部(紙)施工計 画書に添付し監督員に提出するものとする。 工事完了後は速やかに、当初入力した工事データを実績値に修正した再生 資源利用計画書及び再生資源利用促進計画書を出力し、1部(紙)完成書類 に添付し、また、電子データをフロッピーディスク等により監督員に提出する ものとする。 なお、入力した工事データは自社で1年間保管するものとする。 第9条 建設リサイクル法対象建設工事の届出に係る事項の説明等 本工事は、建設リサイクル法の対象工事であり、落札者は建設リサイクル法 第12条に基づき、落札後配布される書面により契約事務担当に、契約前 に説明を行うこととする。 第10条 工事の変更について 発注した建設工事について、契約事項と異なる場合は変更することができる ものとする。 第11条 安全管理 . 請負者は、「土木工事安全施工技術指針」等に従い、事故のないよう 安全管理に努めなければならない。 . 工事区域内での車両の運行または、歩行者の通行に支障を及ぼす恐れ がある場合は、専任の交通整理員を配置し、交通の保全に努めなければ ならない。 . 交通整理員の配置人員は、作業日当り 2 人とし、作業の 安全上特に必要な場合は、関係機関と協議のうえ、その旨を監督員 に報告し十分な措置が行える人員を配置するものとする。 . 本工事の施工に際し、請負者は安全・訓練等実施に関する施工計画書 を作成し監督員に提出するものとする。 . 請負者は、安全・訓練等の実施状況を写真等に記録し、工事完成時に 書類とともに報告するものとする。 なお、工事期間中であっても監督員が、実施状況の確認が必要とする 場合は、速やかに報告をしなければならない。 1 2 3 4 5 第12条 完成図の作成 工事完成図は、良質のトレーシングペーパー又は、これと同等以上のものを使用 するものとする。規格はA-1判を原則とし監督職員に提出するののとする。 第13条 工事カルテの作成・登録 共通編 1-1-5 工事カルテ作成、登録 請負代金額が500万円以上2500万円未満の工事については簡易CORINSの 登録を行って下さい。 第14条 埋戻し締固め度管理 試験施工にて締固め度90%以上を確保する埋戻し方法を規定し、 その方法を監督員に提出、了承を得た後施工を行うこと。 下記又は同等以上と認められる品質管理を行い、 試験結果を監督員に提出すること。 品質管理 項目 試験項目 埋戻し工 現場密度試験 試験方法 最大粒径≦53mm JIS A 1214 JIS A 1210A・B法 最大粒径>53mm 舗装調査・試験法 便覧〔4〕-191 規格値 試験頻度 最大乾燥密度の 90%以上 500㎥につき1回、た だし500㎥未満の工 事では1工事あたり1 回以上 1日の1層あたりの施 工面積を基準とす または 1管理単位の現場乾 る。1管理単位あたり RI計器を用いた盛 燥密度の平均値が の測定点数の目安 土の締固め管理要 最大乾燥密度の は次のとおり。 領(案) 0~500㎡:5点 90%以上 500~1000:10点 1000~2000:15点
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