ポーラは、AAA(アンチエイジングアライアンス)を通じて、女性たちの輝く生き方を応援する活動をしています。 News Release 2014年2月20日 ストレスや体調不良に対するエステの有効性を確認 さらに、年代によってエステに期待する効果の違いが生体反応にも現れることを確認 株式会社ポーラ(本社:東京都品川区、社長:鈴木弘樹)は、フェイシャルとデコルテのエステ施術前後でストレスやからだの不調 の自覚変化について調べたところ、施術後は①からだの不調(ストレス、肩こり、身体の疲れ他)の自覚が改善されていることを確 認しました。また、②ストレスの指標である唾液中のコルチゾール濃度が有意に低下し、生体においてもストレスが改善されること を確認しました。さらに、③エステ施術10分後に交感神経の活性度を調べたところ、20∼30代では交感神経が亢進し、40代以降 では交感神経が沈静化していることを確認しました。これは、エステ効果への期待が、20∼30代ではリラクゼーションよりも美肌 効果へのわくわくする期待感が上回り、それが交感神経の亢進という形で反応に現れたと考えられます。 今回の調査で、年代によってエステに期待する効果の違いが生体反応にも現れることを、新たに確認することができました。 1.エステ施術後はストレスやからだの不調の自覚が改善されることを確認 ストレスの自覚変化 (cm) ** 6.0 4.0 施術前 施術前 施術後 6.0 4.0 0.0 0.0 0.0 ** 2.0 2.0 2.0 身体の疲れの自覚変化 8.0 VAS 値 6.0 4.0 (cm) ** 8.0 VAS値 VAS 値 8.0 肩こりの自覚変化 (cm) 施術前 施術後 施術後 n=24 ポーラ調べ エステ施術後の自由意見では「からだが温かくなった」「からだがすっきりと軽くなった」などの改善効果もみられました。 これまでも、血流やリンパ液の循環促進が期待されるデコルテマッサージにより、顔面のくま、くすみなどの改善を確認していましたが、今回の 試験により、顔面だけではなく、現代女性の多くが抱えているストレスやからだの不調に対しても改善実感があることを確認しました。 VAS(Visual Analog Scale)痛みの視覚的評価スケール VAS:被験者に、0cmを「痛みはない」状態、10cmを「これまで経験した一番強い痛み」の状態として、現在の痛みが10cmの直線上のどの位置にあるかを 示してもらう評価法。 *:有意差を表す指標(*:有意差が少しある、**:有意差がある、***:有意差が非常にある) 2.エステ施術後はストレスの指標(コルチゾール濃度)が有意に低下していることを確認 (μg/dL) ** コルチゾール濃度 値 1.2 1 エステ施術前後でストレスの指標である唾液中のコルチゾール濃度の変 0.8 化を調べたところ、施術後は有意に低下していることが確認できました。 0.6 0.4 0.2 0 施術前 ✽✽P<0.01 施術後 n=24 ポーラ調べ 【報道関係のお問い合わせ先】 株式会社 ポーラ 宣伝部 TEL 03-3494-7119 / FAX 03-3494-6198 〒141-8523 東京都品川区西五反田2-2-3 3.エステに期待する効果、20∼30代では美肌、40代以降ではリラクゼーションへの期待が高まる傾向 10.0 エステの施術前と施術後5∼10分の交感神経の活性度の指標であるLF/HF値の変化 LF/HF変化量 5.0 量を計測したところ、20∼30代では交感神経が亢進傾向にあり、40代以降では沈静 0.0 傾向にあることが認められました。40代以降で認められた沈静化は、エステのリラク -5.0 ゼーション効果を長く感じ取っている反応であり、20∼30代で認められた亢進化は、 リラクゼーション効果よりも、肌状態の改善への期待やわくわくする気持ちを捉えた -10.0 反応ではないかと考えます。 -15.0 これは下記のエステに期待する効果に年代によって違いが出ていることや、今回のエス 20 30 40 50 60 70 実年齢 ※n=21 ポーラ調べ テ後のフリーアンケートにおいて、40代以降よりも20∼30代の方が顔面の肌の改善実 感に関するコメントが多かったことからも推測されます。 <エステに期待する効果> (%) 50代 エステに期待する効果は、年代により異なる傾向があります。 38.5 43.9 若い世代は、より若く見えることへの期待が高く、年代が上がる 36.7 29.8 に従い、若く見える効果よりもリラクゼーション効果への期待が 22.8 高くなることがこの結果から伺えます。 全体 20代 30代 40代 リラクゼーション効果により免疫力が向上する 37.6 34.1 36.9 受けていると若く見えることが多い 36.9 39.6 37.8 生活習慣病の予防になる 22.1 22.0 22.7 21.3 ※2012年(財)日本エステティック研究財団調べ n=761 【エステ前後のからだの不調の自覚変化】(前頁以外) だるさの自覚変化 *** 8.0 6.0 4.0 2.0 4.0 (cm) * 6.0 4.0 2.0 0.0 施術前 足のむくみの自覚変化 施術後 施術前 施術後 足の冷えの自覚変化 8.0 ** 8.0 6.0 6.0 VAS値 VAS 値 6.0 施術後 腹部の冷えの自覚変化 8.0 0.0 施術前 (cm) *** 2.0 0.0 (cm) 目の疲れの自覚変化 8.0 VAS 値 VAS 値 (cm) VAS 値 (cm) 4.0 4.0 2.0 2.0 0.0 0.0 施術前 施術後 施術前 施術後 ※n=24 ポーラ調べ 【調査概要】 <試験実施期間> 2013年11月15日∼21日 <被験者> 20代4名、30代6名、40代5名、50代5名、60代4名の健常である女性24名を被験者としました。(参加の決定は被験者の自由意志による) 被験者の選定においては、多くの現代女性が感じている体調不良に関する項目が多い方を優先に選抜しました。(例:朝すっきり起きられない、疲れやすい、体力が 低下したと感じる、気分が沈むことがある、精神的ストレスが多い、だるさを感じる、目がかすむ、冷え性、肩や首がこりやすい、むくみやすいなど) <被験者の除外対象> 顔とデコルテに皮膚疾患のある方、身体的・精神的に疾患をお持ちの方、ホルモンバランスがくずれている自覚があり医師の指導を受けている人は除外対象としました。 <試験実施項目> エステの施術前後で、心電図測定、血圧計測定、唾液採取、質問紙(VAS:visual analog scale)による体調や精神状態の自己評価、施術後の自由意見を取得 しました。
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