Spark series User Manual SP-20000M-PMCL SP-20000C-PMCL 20M CMOS Digital Progressive Scan Monochrome and color Camera Document Version: 1.8 SP-20000-PMCL_Ver.1.8_Sept2014 注:本マニュアル記載の内容は、改善その他の理由でお断りなく変更することがあります 1043J-1302 はじめに このたび は、 弊社の CMOS カメラを お買い上げい ただ きありが とう ございま す。 このマニ ュア ルには、 CMOS カメ ラを お使いい ただ くための 内容を良 くお 読みにな り、 正しくお 使いください 。 設置方法を 記載してあり ます 。 安全上の注意 絵表示について このマニュアル 及び製品への表示では、製品を正しくお使いいただき、あなたや他の人への危害や財 産への損害を未然に防止するために、いろいろな絵表示をしております。その表示と意味は 次のよう になって いま す。 内容を よくご理 解の上本文を お読みくださ い。 警告 この表示 を無 視して 、誤っ た取り扱 いを すると 、人が死亡又は重症を追う 可能性が想定される内 容を 示してい ます 。 注意 この表示 を無 視して 、誤っ た取り扱 いを すると 、人が損害を負 う可 能性が 想定され る内 容、又は 物的損害の発生が想定され る内 容を示し てい ます 。 絵表示の例 この記 号は、 カメラ の内部に絶縁されて いない 危険な 電圧が存在すること を警告 し て います。 人に電気ショ ック を感じさ せる に十分な 量の電圧です 。 この記 号は、 警告を 表すも のです 。 こ の表示を無視 して誤 った取 り扱い をする と 、 人が死亡もし くは重 傷を負 う可能 性があるか、 物的損害が発生する 発生する可能 性が あります 。 この記 号は、 禁止の行為で あるこ とをお 知らせ するも のです 。 的な禁止内容(左図の 場合は 分解禁止)が描か れています。 図の中や近傍に具体 この記 号は、 行為を 強制し たり指 示する 内容を 告げる もので す。図 の中に具体的な 指 示内容( 左図の場合は電源プラグを コン セントか ら抜 け)が描 かれています 。 警告 万一、 煙が出ている、 変なにおいが する などの 異常状態のま ま使用す ると 、 火災・ 感電の原因 となりま す。 すぐに電 源を 切り、 必ず電源プラ グをコン セン トから抜 くか 、又はブ レー カーを 切ってく ださ い。 煙が出なくなるの を確 認して 販売店にご依頼くださ い。 機器のふたは外さない でく ださい 。 内部には 電圧の高い部分があり 、感電の原因とな ります 。 内部の点検・ 調整・ 修理は販売店にご依頼くだ さい。 万一、 水や異物が機器の内部に入った場合 は、 まず機器 の電源を切り 、電源プラグ をコ ンセン トから抜 くか 、又はブレー カーを切 って 販売店 にご相談 くだ さい。そ のま ま使用す ると 火災・ 感電の原因になります 。 万一、この機 器を落と した り、 破損した 場合は、 機器本体の電源を切り 、電源プラグ をコ ンセン トから抜 くか 、又はブレー カーを切 って 販売店 にご相談 くだ さい。 そのまま使用 する と、 火 災・感電 の原因となり ます 。 この機器 に水が入った り、 ぬらさな いよ うご注 意くださ い。火災・ 感電の原因とな りま す。 雨 天、 降雪中、 海岸、 水辺でのご使用は特にご注 意くださ い。 風呂場では使用しない でく ださい 。 電の原因とな ります 。 この機器 の開口部(通風 孔、 調整穴など ) から 内部に金属類や燃えや すいものな ど 異物を 差し込ん だり 、落とし 込んだりしな いで くださ い。 火災・ 感電の原因とな ります 。 特に小さい お子様がいる 場所ではご注意くださ い。 火災・ 感 表示され た電 源電圧以外の電圧では 使 用しない でく ださい。 火災・ 感電の原因と なり ます 。 この機器 の裏ぶた、キ ャビ ネット、 カバーは 絶対にはずさ ない でくださ い。 火災・感電の原因となります 。内 部の 点検・ 調整・ 修理は販売店にご依頼 くだ さ い。 設置する 場合は、工事業者にご依頼 くだ さい。 内部の設定を変更する場合や修理は販 売店にご 依頼ください 。 極端に高温( 又は低温) のところに 設置 しないで くだ さい。マ ニュ アル に 従って使 用し てくださ い。 AC アダプ タ ーを使用 の際は当社の AC アダプタ ー( 専用電源)を 使用し て く ださい。カ メラ に合わな い AC アプタ ーを使用し た場合、 カメ ラが 発熱し 、火災の原因になる ことがあ りま す。 注意 ぐらつ いた 台の上や傾いたと ころ など不 安 定な場所に置 かないでくだ さい。落ちた り、 倒れたり し て怪我の 原因となる こ とがあり ます。 電源コー ド を熱器具 に 近づけな いでくださ い。 コード の被ふくが 溶けて、 火災・ 感電の 原因とな るこ とがあり ます 。 湿気やほこ りの多い と ころに置 かないでく ださい 。 火災・ 感電の原因となるこ とが あり ます。 長時間、 こ の機器をご 使用にならな いと きは、 安全のた め必ず電源プ ラグをコ ン セントか ら抜くか、 ま たはブレ ーカ ーを切っ てく ださ い。 お手入れの際は、 安全のため電源プ ラグ をコ ンセント から 抜くか、 又はブレーカ ーを 切っ てくださ い。 濡れた手 で 電源プラ グ を抜き差 し しないで ください。 感電の原因とな ることが あり ます 注意 電源プ ラグ を抜くと きは 、電源コ ード を 引っ張ら ない でくださ い。 コードに 傷がつき 火災・ 感電の原因と なる ことがあ りま す。必ず 電源プラグ を持 って 抜いてく ださ い。 ケーブルの配線に際して、電灯やテレビ 受像機の近くにある場合、映像・雑音 が 入る場合があります。 その場合は配線 や位置を変えてください。 画面の一部にスポット光のような強い光が あると、ブルーミング・スメアを生じる ことがあります。 また強い光が入った場合、 画面に縦縞が現れ ることがありますが故障ではありません。 詳しくは「C CD の代表的な特性」の項を ご覧ください。 カメラケーブルを取り扱う時 ケーブルの着 脱時にはコネ クタ部を保持 し、 ケーブルにス トレスを加え ないでくださ い。 断線やショー トの原因 にな ります 。 カメラ本 体と カメラケ ーブ ルの着脱は コネクタ のガイドを確 認の上、行ってください。 コ ネク タピンが 傷傷する原因 とな ります。 ケーブル に荷重を加え ない でくださ い。 断線 の原因と なり ます。 ケー ブルの着脱時 には必ずカメ ラの電源を切 っ てくださ い。 注意 カメラの設置について 三脚マウントを使う場合 三脚マウントをカメラにとりつける場合、ネジは付属の 専用ネジ 又はシャーシを含めた深さが5mm以下と なるものをお使いください。カメラ内部を破損する恐れ があります。 適応マウントは MP-41 です。 注意 三脚マウントを使わない場合 カメラを壁やシステムに取り付ける場合、ネジは シャーシを含めた深さが5mm以下となるものを お使いください。カメラ内部が破損する恐れが あります。 レンズの取り付けについて ごみの付着にご注意ください レンズをカメラに装着する際 浮遊ごみ等がセンサー面やレンズ背面に付着する恐れがあります。 レンズを装着する場合は その直前までカメラやレンズのキャップをはずさずに クリーンな環境の下で作業をお願いします。カメラ・レンズは下に向けごみ 等が付着しないように またレンズの面に手など触れないよう注意しながら 取り付けてください。 注意 レンズの後面の突き出し量は ニコンFマウントは 14mm 以内のものを お使いください レンズについて CMOS イメージセンサーの代表的な特性 以下の現象がビデオモニター画面に現れる場合があります。 これはCMOSイメージセンサーの特性によるものであり、 カメラ自体の故障ではありません。 エイリアシング ストライプや直線や類似のパターンを撮影すると、モニタ上に縦エイリアシング(ジグザグ状)が 現れる場合があります。 ブルミッシュ 強い光が入射したとき、CMOSイメージセンサー内のセンサーエレメント(ピクセル)の配列による 影響でブルミッシュが発生する場合があります。ただし これは実際の動作には支障をきたしません。 パターンノイズ CMOSイメージセンサーカメラが高温時、暗い物体を撮影すると、ビデオモニター画面全体に固定のパターンノイズ(ド ット)が現れる場合があります。 画素欠陥 CMOSイメージセンサーの画素欠陥は工場での出荷基準に基づき管理されて出荷されております。 しかしながら画素欠陥(白点、黒点)は、使用周囲温度や カメラ設定(感度アップや長時間露光)などによっても影 響されますので カメラの規格範囲でお使いになるようお願いいたします。 保証規定 本商品の保証期間は 工場出荷後1年間です。 保証期間中に正常な使用状態の下で、万一故障が発生した場合は無償で修理いたします。 ただし下記 事項に該当する場合は無償修理の対象外です。 ◎ 取扱説明書と異なる不適当な取り扱いまたは使用による故障。 ◎ 当社以外の修理や改造に起因する故障(EEPROM データ変更も対象になります)。 ◎ 火災、地震、風水害、落雷その他天変地異などによる故障。 ◎ お買い上げ後の輸送、移動、落下などによる故障および損傷。 ◎ 出荷後に発生した CCD 画素欠陥。 本商品を輸出する場合の注意事項 本商品を輸出する場合は 「輸出貿易管理令 別表1」ならびに「外国為替管理令 別表 1」で定める品目(リスト 規制) および 「補完的輸出規制(キャッチオール規制)」に基づき 貨物の該非判定、客観用件(用途、顧客)の 該非判定をお願いします. SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL - 目次 - ご使用になる前に .............................................................................. - 5 1. 概要 ......................................................................................... - 6 2. カメラの構成 ................................................................................ - 6 3. 主な特長 .................................................................................... - 7 4. 各部の名称と機能 ......................................................................... - 8 4.1 各部の名称と機能 .............................................................................................. - 8 4.2 リアパネル .................................................................................................... - 9 - 5. 入力および出力............................................................................ - 10 5.1 コネクタとピン配置 ......................................................................................... 5.1.1 Hirose 12Pin コネクタ ................................................................................ 5.1.1.1 平面図 ............................................................................................ 5.1.1.2 ピン配置 .......................................................................................... 5.1.2 カメラリンクコネクタ ................................................................................... 5.1.2.1 平面図 ............................................................................................ 5.1.2.2 Pin assignment .................................................................................. 5.1.3 AUX コネクタ HIROSE 10-Pin コネクタ .......................................................... 5.2 カメラリンクインターフェース ............................................................................... 5.2.1 カメラリンクインターフェース ......................................................................... 5.2.2 カメラリンクピクセルクロック ........................................................................ 5.3 デジタル入出力インターフェース .......................................................................... 5.3.1 Line Selector ......................................................................................... 5.3.2 Line Source ........................................................................................... 5.3.3 Line Mode ............................................................................................. 5.3.4 Line Inverter .......................................................................................... 5.3.5 Line Status ............................................................................................ 5.3.6 Line Format ........................................................................................... 5.3.7 GPIO .................................................................................................... 5.3.7.1 基本ブロック ...................................................................................... 5.3.7.2 入出力マトリクスは表 ........................................................................... 5.4. Pulse Generator .......................................................................................... 5.4.1 Clock Pre-scaler...................................................................................... 5.4.2 Pulse Generator Selector ........................................................................... 5.4.3 Pulse Generator Length ............................................................................ 5.4.4 Pulse Generator Start Point ....................................................................... 5.4.5 Pulse Generator End Point ......................................................................... 5.4.6 Pulse Generator Repeat Count .................................................................... 5.4.7 Pulse Generator Clear Activation ................................................................. 5.4.8 Pulse Generator Clear Sync Mode................................................................. 5.4.9 Pulse Generator Clear Source ..................................................................... 5.4.10 Pulse Generator Inverter ......................................................................... 5.4.11 Pulse generator 設定一覧 ........................................................................ 6. - 10 - 10 - 10 - 10 - 10 - 10 - 11 - 11 - 12 - 12 - 13 - 14 - 14 - 14 - 14 - 14 - 14 - 15 - 15 - 15 - 16 - 17 - 17 - 17 - 18 - 18 - 18 - 18 - 18 - 18 - 20 - 21 - 21 - センサーレイアウト及び出力フォーマット、タイミング ....................... - 22 - 6.1 センサーレイアウト ......................................................................................... 6.1.1 白黒センサー .......................................................................................... 6.1.2 Bayer センサー ........................................................................................ 6.2 カメラの出力フォーマット(Tap Geometry) ............................................................... 6.2.1 1X2 – 1Y ............................................................................................... 6.2.2 1X4 – 1Y ............................................................................................... 6.2.3 1X8 – 1Y ................................................................................................. -2- - 22 - 22 - 22 - 23 - 23 - 23 - 24 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 6.3 出力タイミング .............................................................................................. - 24 6.3.1 水平タイミング ......................................................................................... - 24 6.3.1.1 Continuous Trigger 時の 水平タイミング .................................................... - 25 6.3.1.2 Continuous Trigger 時の 水平周波数 (1X8 – 1Y, 1X4 – 1Y) ........................... - 26 6.3.1.3 Continuous Trigger 時の 水平周波数 ( 1X2 – 1Y)........................................ - 27 6.3.2 垂直タイミング ......................................................................................... - 28 6.3.2.1 Continuous Trigger 時の垂直タイミング (1/2) ............................................. - 29 6.3.2.2 Continuous Trigger 時の垂直タイミング (2/2) ............................................. - 30 6.3.3 ROI ..................................................................................................... - 31 6.3.3.1 Continuous Trigger 時の ROI 設定例 ....................................................... - 32 6.3.3.2 Continuous Trigger 時の ROI 設定例 (Frame Rate) ..................................... - 33 6.3.4 Mirroring 機能 ........................................................................................ - 34 6.4 デジタル出力 ビットアロケーション ...................................................................... - 35 - 7. 動作モード .............................................................................. - 36 - 7.1. Acquisition コントロール ................................................................................. - 36 7.1.1 Acquisition コントロール(フレームレートの変更) ................................................. - 36 7.1.2 フレームレート周期計算式(Continuous Trigger 時) ............................................. - 37 7.1.3 Continuous Trigger 時 Frame Rate 周期設定可能範囲 (代表値) ............................ - 38 7.2. 露光の設定 ................................................................................................ - 39 7.2.1 モード ................................................................................................... - 39 7.2.2 ExposureTime ........................................................................................ - 39 7.2.3 Trigger Overlap が Readout の場合の動作 ...................................................... - 40 7.2.4 Continuous Trigger での露光時間が前 Trigger の読み出しとオーバーラップする期間の計算方法 .................................................................................................................... - 42 7.2.5 ExposureAuto ......................................................................................... - 44 7.3. トリガの制御 ............................................................................................... - 44 7.3.1 Trigger Selector ...................................................................................... - 45 7.3.2 Trigger Mode.......................................................................................... - 45 7.3.3 TriggerSource......................................................................................... - 45 7.3.4 TriggerActivation .................................................................................... - 46 7.3.5 Triggeroverlap ........................................................................................ - 46 7.4. 通常連続動作(Timed Exposure Mode/Trigger Mode OFF) ......................................... - 46 7.5. Timed モード .............................................................................................. - 46 7.5.1 Overlap 設定が OFF の場合 ....................................................................... - 47 7.5.2 Overlap 設定が Readout の場合 .................................................................. - 48 7.5.3 EPS Trigger/ Trigger Overlap = OFF 時最短 Trigger 周期計算式 ............................ - 49 7.5.4 EPS Trigger/ Trigger Overlap = Readout 時最短 Trigger 周期計算式 ....................... - 50 7.5.5 EPS Trigger、Trigger Overlap= OFF 時 GPIO TTL Out 出力 .................................. - 51 7.5.6 EPS Trigger、Trigger Overlap= Readout 時 GPIO TTL Out 出力............................. - 54 7.6 Trigger width モード ...................................................................................... - 57 7.6.1 Overlap 設定が OFF の場合......................................................................... - 58 7.6.2 Overlap 設定が Readout の場合 ................................................................... - 59 7.6.3 Trigger Overlap OFF 時の最短 Trigger 周期計算式 ........................................... - 60 7.6.4 Trigger Overlap Readout 時の最短 Trigger 周期計算式 ...................................... - 61 7.7 PIV(Particle Image Velocimetry) (Timed PIV) ........................................................ - 63 7.8 Sequential Timed Exposure モード ..................................................................... - 67 7.8.1 Video Send Mode ..................................................................................... - 67 7.8.2 設定パラメータ ........................................................................................ - 68 6.3.5 Mulit ROI 機能 ........................................................................................ - 71 6.3.5.1 Multi ROI 設定パラメータ ....................................................................... - 71 7.9. 動作・機能マトリックス .................................................................................... - 73 - -3- SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 8. 機能 ...................................................................................... - 74 - 8.1 ブラックレベルコントロール ................................................................................ 8.1.1 Black Level Selector................................................................................. 8.1.2 Black Level ............................................................................................ 8.1.3 Auto Black Control .................................................................................. 8.2 ゲインコントロール ......................................................................................... 8.2.1 Gain Selector ......................................................................................... 8.2.2 Gain .................................................................................................... 8.2.3 Gain Auto ............................................................................................. 8.2.4 Balance White Auto ................................................................................. 8.3. LUT ......................................................................................................... 8.3.1 LUT Mode ............................................................................................. 8.3.2 LUT Index ............................................................................................. 8.3.3 LUT Value ............................................................................................. 8.4 Gamma...................................................................................................... 8.5 Shading Correction ....................................................................................... 8.6 キズ補正 .................................................................................................... 8.7 ALC .......................................................................................................... 8.8 HDR (High Dynamic Range) モード (SP-20000M-PMCL のみ) ...................................... - 74 - 74 - 74 - 74 - 74 - 75 - 75 - 75 - 76 - 76 - 76 - 76 - 76 - 77 - 77 - 78 - 78 - 79 - 9. カメラの設定 ............................................................................. - 82 9.1 9.2 10. 11. 11.1. 11.2. カメラコントロールツール .................................................................................. - 82 カメラの初期設定........................................................................................... - 82 - 外観寸法図 ........................................................................... - 83 仕様 ..................................................................................... - 84 カメラ分光特性 ........................................................................................... - 84 仕様一覧 ................................................................................................. - 85 - 参照 Short ASCII Command Communication Protocol.......................... - 88 1 通信設定 ................................................................................... - 88 2 プロトコル(Short ASCII Command) .............................................. - 88 2.1 設定コマンドのカメラへの送信 ............................................................................ 2.2 要求コマンドのカメラへの送信 ............................................................................ 2.3 カメラと PC 間の通信速度の変更 ......................................................................... 2.4 Command list (Short ASCII command) ................................................................. 2.4.1 GenCP Bootstrap Register .......................................................................... 2.4.2 Tecnology Specific Bootstrap Register ........................................................... 2.4.3 Device Control ....................................................................................... 2.4.4 Image Format Control .............................................................................. 2.4.5 Acquistion Control ................................................................................... 2.4.6 Digital I/O Control ................................................................................... 2.4.7 Analog Control ....................................................................................... 2.4.8 LUT Control ........................................................................................... 2.4.9 Transport Layer Control ............................................................................ 2.4.10 User Set Control .................................................................................... 2.4.11 JAI Custom .......................................................................................... - 88 - 88 - 88 - 89 - 89 - 89 - 90 - 90 - 91 - 92 - 95 - 95 - 96 - 96 - 96 - 変更履歴 ...................................................................................... - 113 - -4- SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL ご使用になる前に EMVA1288 SP-20000-PMCL では S/N 並びに感度に関し EMVA1288 で規定された数値を従来の数値と併記しております。 EMCA1288 は種々のノイズ発生源、ランダムノイズ、パターンノイズ、シェーディング等考慮したより正確な測定手 段です。 更に EMVA1288 は 100 フレームのデータを取り込んでの時間的変動並びに取り込んだ映像の RMS 変 動の演算をとりいれています。 ノイズの分析の総合的性質と時間軸での RMS の変動のため、EMVA1288 による 測定結果は本質的に従来型の S/N 測定結果より低くなっています。 しかしながら EMVA1288 での標準化した測 定方法により、異なるカメラの比較をより確実に行うことができるようになります。 フレームグラバーボード SP-20000-PMCL は電源をカメラリンクインターフェースでカメラに供給できる「Power on Camera Link」に対応して おります。 但し SP-20000-PMCL では消費電力が 1 本のカメラリンクケーブルで供給できる許容値を超えている ため PoCL をご使用になる場合は 2 本お使いください。 またこの機能をご使用になる場合は接続するフレームグ ラバーが「Power on Camera Link」に対応していることをご確認ください。 尚 SP-20000-PMCL では 12 ピンコネクタより電源を供給することもできますのでご使用のフレームグラバーボード がPoCLに対応していない場合は 12 ピンからの入力をお使いください。 SP-20000-PMCL は GenICamⓇに準拠した映像の出力方式を採用しております。1X8 - 1Y(8 タップ出力), 1X4 – 1Y (4 タップ出力) 並びに 1X2 – 1Y(2 タップ出力)です。 いずれの出力も 8 ビット並びに 10 ビットに対応しておりま す。 ご使用にあるフレームグラバーボードがそれぞれに対応しているかどうか事前にご確認ください。 ご使用になるPC SP-20000M-PMCL 並びに SP=20000C-PMCL の性能機能を最大に発揮するには PCI express 2.0 x 8 以上の PC をお使いになることを推奨いたします。 カメラコントロールツール SP-20000-PMCL では JAI-SDK を使用してカメラをコントロールするシステムになっています。 全機能は XML ファ イルでカメラに保存されております。JAI SDK は www.jai.com よりダウンロードできます。 Short ASCII でのプロトコルに関してはカメラコントロールツールを含めJAIのウエブサイトからはダウンロードでき ません。 弊社 営業部 電話:045-440-0154 にお問い合わせください。 -5- SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 1. 概要 SP-20000M-PMCL および SP-20000C-PMCL は JAI の新しい Spark シリーズの一つで、高解像度でしかも高フレ ームレートを実現したマシンビジョン用として最適の画質を持ったカメラです。 SP-20000M-PMCL はモノクロ、SP20000C-PMCL はカラーバーバージョンでいずれも CMOS, 有効画素 2000 万画素の 4:3、35 ㎜フルサイズのイメ ージセンサーを搭載しております。 モノクロ、Bayer カラー出力の場合の最大フレームレートは 8 タップ出力で 30 フレーム/秒です。 デジタル出力はモノクロ、Bayer 出力とも、8-bit 又は 10-bit が選択できます。 インターフェースにはミニカメラリ ンクのコネクタを採用しております。 また PoCL (Power over Camera Link)に対応しております。 出力映像のフォーマットとしては、全画素読み出し及び部分読み出し、また読み出し方式としては 8 タップ、4 タッ プ又は 2 タップを用途に応じて選択が可能です。 SP-20000M-PMCL および SP-20000C-PMCL ともマシンビジョン用として必要とされるさまざまな機能を装備してお ります。 外部トリガ、 露光設定、 映像レベルコントロールに加えルックアップテーブル、シェーディング補正、キ ズ補正, HDR(ハイダイナミックレンジ)といったプリプロセス回路を搭載しております。 最新版の取扱説明書と JAI SDK/カメラコントロールツールソフトウェアは www.jai.com よりダウンロードできま す。 2. カメラの構成 カメラの標準構成は以下の通りです。 カメラ本体 センサー保護キャップ お客様各位(シート) x 1 x 1 x 1 オプションユニット 三脚ベース 電源ユニット MP-42 VA-044B -6- SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 3. 主な特長 新Sparkシリーズの35㎜フルサイズ、CMOS 、2000万画素プログレッシブスキャンカメラ 設置性を考慮した新筐体 インターフェースはミニカメラリンク、ベース、ミディアム、フルコンフィグレーションに対応 カメラリンクインターフェースはPoCLに対応 アスペクトレシオ4:3, 有効5120(H) x 3840(V) 20百万画素 6.4 μm の正方形画素 白黒53dB、カラー51dBの高S/N 8ビット 及び10ビット出力(白黒、ベイヤー出力) 白黒またはBayer出力時全画素読み出しで最高30フレーム/秒(連続モード時,8タップ読み出し) より早いフレームレートを実現するためにROI(部分読み出し)モードを装備 ゲインコントロールは0dB ~ +24dB 1μsステップで304μs から 8秒までの可変可能なシャッタスピード オートシャッタ機能 外部トリガモードは EPS,トリガ幅モードに加え, JAIカスタム機能である PIV に並びにSequence トリガ に対応 AGC並びにオートシャッタの連動により広範囲の照度変化に対応するALC機能搭載 多様なプリプロセス機能を装備 プログラマブルLUT ガンマコレクション(0.45~1.0) シェーディング補正(フラットフィールド、カラーシェーディング) BAYERホワイトバランス キズ補正 HDR (High Dynamic Range)機能(SP-20000M-PMCLのみ) レンズマウントはFマウント Windows XP/Vista/7 に対応したシリアル通信によるカメラ設定 -7- SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 4. 各部の名称と機能 4.1 各部の名称と機能 レンズマウント 10-ピン コネクタ LED 12-ピン コネクタ カメラリンクコネクタ 2 カメラリンクコネクタ 1 取り付け穴 F-マウント (注 1) AUX (LVDS IN, TTL IN/OUT I/F) 用コネクタ 電源、トリガ表示 DC 及び トリガ入力 デジタル映像出力用(Medium/Full Configuration) (注 2) デジタル映像出力用(Base/Medium/Full Configuration) (注 2) 三脚アダプタ取付またはカメラの設置用穴 深さ 5mm (注 3) 注 1: F マウントレンズのカメラ取り付け部の溝の深さは 40.0mm 以下のものをご使用ください。 注 2: カメラリンクケーブルをカメラに接続する場合はドライバーを使って強く締めすぎないようにご注意 ください。 カメラに装備してあるコネクタを破損させる恐れがあります。 安全のため締めつけトルクは 0.147 ニュートンメーター(Nm)以下にするようお勧めいたします。手で絞めても十分な強さを得ることが できます。 注 3: 適用する三脚アダプターは MP-42 です(オプション). 図 1. 各部の名称 -8- SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 4.2 リアパネル リアパネルにある LED は以下の状況を表示します。 橙点灯: 電源投入直後の初期化状態を示す。 ただし一度消灯する。 緑点灯: カメラが連続モードで動作中 緑点滅: カメラにトリガが入力中 注:点滅の間隔と外部トリガの入力間隔は一致しません。 図 2. リアパネル -9- SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 5. 入力および出力 5.1 コネクタとピン配置 5.1.1 Hirose 12Pin コネクタ 5.1.1.1 平面図 形式: HR-10A-10R-12PB(72) Hirose male 又は同等品. 図 3. Hirose 12-pin コネクタ 5.1.1.2 ピン配置 Pin no. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 Signal GND DC input GND Video Iris NC Remarks +12V ~ +24V レンズのオートアイリス用ビデオ信号 NC NC NC TTL out 1 TTL In 1 DC input GND Line1(注1) Line4(注2) +12V ~ +24V 注1)工場出荷設定は Exposure Active, 負信号です。 Exposure Active はカメラ内部での極性は正極性ですが、TTL Out1 では極性を反転して負極性 信号で出力します。 注2) 工場出荷設定はトリガ入力です。 5.1.2 カメラリンクコネクタ 5.1.2.1 平面図 型式: 26-pin Mini Camera Link connector (Honda HDR-EC26FYTG2-SL+) 13 1 26 14 図 4. カメラリンクコネクタ - 10 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 5.1.2.2 Pin assignment Pin No 1,26 2(-),15(+) 3(-),16(+) 4(-),17(+) 5(-),18(+) 6(-),19(+) 7(+),20(-) 8(-),21(+) 9(-),22(+) 10(+),23(-) 11,24 12,25 13,14 Pin No 1,26 2(-),15(+) 3(-),16(+) 4(-),17(+) 5(-),18(+) 6(-),19(+) 7(+),20(-) 8(-),21(+) 9(-),22(+) 10(+),23(-) 11,24 12,25 13,14 In/Out O O O O O I O I Name Power X_OUT0 X_OUT1 X_OUT2 X_Clk X_OUT3 SerTC (RxD) SerTFG (TxD) CC1 (Trigger) CC1 (Reserved) N.C N.C Shield In/Out O O O O O I O I Name Power Y_OUT0 Y_OUT1 Y_OUT2 Y_Clk Y_OUT3 N.C Z_OUT0 Z_OUT1 Z_OUT2 Z_Clk Z_OUT3 Shield Note Power データ出力 CL 用クロック データ出力 LVDS シリアルコントロール トリガ入力 Power Return Note Power データ出力 CL 用クロック データ出力 データ出力 CL 用クロック データ出力 Power Return 注記:SP-20000-PMCL では PoCL に対応しておりますがカメラの消費電力が 1 本のケーブルで送れる許容値を 超えるため PoCL でお使いになる場合は 2 本接続してお使いください。 5.1.3 AUX コネクタ HIROSE 10-Pin コネクタ 8 1 図5 Hirose 10P コネクタ HIROSE 10-Pin Connector 3260-10S3(55) No I/O Name TTL OUT2 1 O TTL OUT3 2 O TTL IN2 3 I NC 4 GND 5 LVDS IN1+ 6 I LVDS IN17 I NC 8 GND 9 GND 10 Note Line8 Line9 Line10 Line11 - 11 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 5.2 5.2.1 カメラリンクインターフェース カメラリンクインターフェース SP-20000M/C-PMCL Port D i g i t a l I / O 1 Camera Link Configuration Camera Link port/bit GenICam Tap Geometry Port A0 TxIN 0 Port A1 TxIN 1 Port A2 TxIN 2 Port A3 TxIN 3 Port A4 TxIN 4 Port A5 TxIN 6 Port A6 TxIN 27 Port A7 TxIN 5 Port B0 TxIN 7 Port B1 TxIN 8 Port B2 TxIN 9 Port B3 TxIN 12 Port B4 TxIN 13 Port B5 TxIN 14 Port B6 TxIN 10 Port B7 TxIN 11 Port C0 TxIN 15 Port C1 TxIN 18 Port C2 TxIN 19 Port C3 TxIN 20 Port C4 TxIN 21 Port C5 TxIN 22 Port C6 TxIN 16 Port C7 TxIN 17 TxIN 24 TxIN 25 (Port I0) TxIN 26 (Port I1) TxIN 23 Base 2Tap / 10bit 1X2 - 1Y Tap 1 D0 Tap 1 D1 Tap 1 D2 Tap 1 D3 Tap 1 D4 Tap 1 D5 Tap 1 D6 Tap 1 D7 Tap 1 D8 Tap 1 D9 ― ― Tap 2 D8 Tap 2 D9 ― ― Tap 2 D0 Tap 2 D1 Tap 2 D2 Tap 2 D3 Tap 2 D4 Tap 2 D5 Tap 2 D6 Tap 2 D7 LVAL FVAL DVAL Exposure Active Camera Link Configuration Camera Link port/bit GenICam Tap Geometry Port D0 TxIN 0 Port D1 TxIN 1 Port D2 TxIN 2 Port D3 TxIN 3 Port D4 TxIN 4 Port D5 TxIN 6 Port D6 TxIN 27 Port D7 TxIN 5 Port E0 TxIN 7 Port E1 TxIN 8 Port E2 TxIN 9 Port E3 TxIN 12 Port E4 TxIN 13 Port E5 TxIN 14 Port E6 TxIN 10 Port E7 TxIN 11 Port F0 TxIN 15 Port F1 TxIN 18 Port F2 TxIN 19 Port F3 TxIN 20 Port F4 TxIN 21 Port F5 TxIN 22 Port F6 TxIN 16 Port F7 TxIN 17 TxIN 24 (Port I2) TxIN 25 (Port I3) TxIN 26 (Port I4) TxIN 23 Base 2Tap / 10bit 1X2 - 1Y ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― Medium 4Tap / 10bit 1X4 - 1Y Tap 1 D0 Tap 1 D1 Tap 1 D2 Tap 1 D3 Tap 1 D4 Tap 1 D5 Tap 1 D6 Tap 1 D7 Tap 1 D8 Tap 1 D9 ― ― Tap 2 D8 Tap 2 D9 ― ― Tap 2 D0 Tap 2 D1 Tap 2 D2 Tap 2 D3 Tap 2 D4 Tap 2 D5 Tap 2 D6 Tap 2 D7 LVAL FVAL DVAL Exposure Active Full 8 Tap / 8bit 1x8 - 1Y Tap 1 D0 Tap 1 D1 Tap 1 D2 Tap 1 D3 Tap 1 D4 Tap 1 D5 Tap 1 D6 Tap 1 D7 Tap 2 D0 Tap 2 D1 Tap 2 D2 Tap 2 D3 Tap 2 D4 Tap 2 D5 Tap 2 D6 Tap 2 D7 Tap 3 D0 Tap 3 D1 Tap 3 D2 Tap 3 D3 Tap 3 D4 Tap 3 D5 Tap 3 D6 Tap 3 D7 LVAL FVAL DVAL Exposure Active 80bit 8 Tap / 10bit 1X8 - 1Y Tap 1 D2 Tap 1 D3 Tap 1 D4 Tap 1 D5 Tap 1 D6 Tap 1 D7 Tap 1 D8 Tap 1 D9 Tap 2 D2 Tap 2 D3 Tap 2 D4 Tap 2 D5 Tap 2 D6 Tap 2 D7 Tap 2 D8 Tap 2 D9 Tap 3 D2 Tap 3 D3 Tap 3 D4 Tap 3 D5 Tap 3 D6 Tap 3 D7 Tap 3 D8 Tap 3 D9 LVAL FVAL Tap 1 D0 Tap 1 D1 Full 8 Tap / 8bit 1x8 - 1Y Tap 4 D0 Tap 4 D1 Tap 4 D2 Tap 4 D3 Tap 4 D4 Tap 4 D5 Tap 4 D6 Tap 4 D7 Tap 5 D0 Tap 5 D1 Tap 5 D2 Tap 5 D3 Tap 5 D4 Tap 5 D5 Tap 5 D6 Tap 5 D7 Tap6 D0 Tap6 D1 Tap6 D2 Tap6 D3 Tap6 D4 Tap6 D5 Tap6 D6 Tap6 D7 LVAL FVAL DVAL Exposure Active 80bit 8 Tap / 10bit 1X8 - 1Y Tap 4 D2 Tap 4 D3 Tap 4 D4 Tap 4 D5 Tap 4 D6 Tap 4 D7 Tap 4 D8 Tap 4 D9 Tap 5 D2 Tap 5 D3 Tap 5 D4 Tap 5 D5 Tap 5 D6 Tap 5 D7 Tap 5 D8 Tap 5 D9 Tap 6 D2 Tap 6 D3 Tap 6 D4 Tap 6 D5 Tap 6 D6 Tap 6 D7 Tap 6 D8 Tap 6 D9 LVAL Tap 2 D0 Tap 2 D1 Tap 3 D0 SP-20000M/C-PMCL Port D i g i t a l I / O 2 ( 1 / 2 ) Medium 4Tap / 10bit 1X4 - 1Y Tap 4 D0 Tap 4 D1 Tap 4 D2 Tap 4 D3 Tap 4 D4 Tap 4 D5 Tap 4 D6 Tap 4 D7 Tap 3 D0 Tap 3 D1 Tap 3 D2 Tap 3 D3 Tap 3 D4 Tap 3 D5 Tap 3 D6 Tap 3 D7 Tap 3 D8 Tap 3 D9 ― ― Tap 4 D8 Tap 4 D9 ― ― LVAL FVAL DVAL Exposure Active - 12 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL SP-20000M/C-PMCL Port D i g i t a l I / O 2 ( 2 / 2 ) Camera Link Configuration Camera Link port/bit GenICam Tap Geometry Port G0 TxIN 0 Port G1 TxIN 1 Port G2 TxIN 2 Port G3 TxIN 3 Port G4 TxIN 4 Port G5 TxIN 6 Port G6 TxIN 27 Port G7 TxIN 5 Port H0 TxIN 7 Port H1 TxIN 8 Port H2 TxIN 9 Port H3 TxIN 12 Port H4 TxIN 13 Port H5 TxIN 14 Port H6 TxIN 10 Port H7 TxIN 11 (Port I5) TxIN 15 (Port I6) TxIN 18 (Port I7) TxIN 19 (Port K0) TxIN 20 (Port K1) TxIN 21 (Port K2) TxIN 22 (Port K3) TxIN 16 (Port K4) TxIN 17 TxIN 24 (Port K5) TxIN 25 (Port K6) TxIN 26 (Port K7) TxIN 23 Base 2Tap / 10bit 1X2 - 1Y ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― Medium 4Tap / 10bit 1X4 - 1Y ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― Full 8 Tap / 8bit 1x8 - 1Y Tap 7 D0 Tap 7 D1 Tap 7 D2 Tap 7 D3 Tap 7 D4 Tap 7 D5 Tap 7 D6 Tap 7 D7 Tap 8 D0 Tap 8 D1 Tap 8 D2 Tap 8 D3 Tap 8 D4 Tap 8 D5 Tap 8 D6 Tap 8 D7 ― ― ― ― ― ― ― ― LVAL FVAL DVAL Exposure Active 80bit 8 Tap / 10bit 1X8 - 1Y Tap 7 D2 Tap 7 D3 Tap 7 D4 Tap 7 D5 Tap 7 D6 Tap 7 D7 Tap 7 D8 Tap 7 D9 Tap 8 D2 Tap 8 D3 Tap 8 D4 Tap 8 D5 Tap 8 D6 Tap 8 D7 Tap 8 D8 Tap 8 D9 Tap 3 D1 Tap 4 D0 Tap 4 D1 Tap 5 D0 Tap 5 D1 Tap 6 D0 Tap 6 D1 Tap 7 D0 LVAL Tap 7 D1 Tap 8 D0 Tap 8 D1 注記 1. Tap Geometry の項目ではすべてを表示しておりません。 例えば 1X2 – 1Y,1X4 - 1Y では 10 ビットのみ記 載しております。 8 ビットの場合は それぞれの Tap の上位 2 ビット(D8,D9)は使用されません。 2. Camera Configuration の 80 ビット、8Tap/10 ビットの設定はご使用になるフレームグラバーボードが対 応しいているかどうか事前にご確認ください。 3. Camera Configuration の 80 ビット、8Tap/10 ビット設定時は, カメラリンクインターフェースより DVAL 及 び Exposure Active(JAI カスタム出力)は出力されません。 FAVL についても Digital I/O -1 コネクタ側だけと な ります。 5.2.2 カメラリンクピクセルクロック SP-20000-PMCL ではカメラリンクピクセルクロックは 80 MHz を標準出荷設 定にしています。 これは設定で 60 MHz に変更が可能です。 Camera Link Pixel Clock Frequency Tap Geometry Camera Link Configuration Note 80 MHz 1X8-1Y 1X4-1Y 1X2-1Y 1X8-1Y 1X4-1Y 1X2-1Y 80 bit , Full Mdium Base 80 bit , Full Mdium Base 工場出荷時設定 60 MHz [注記] Camera Link Clock 切り替え時に、出力信号のフォーマットは即座に切り替わりますが、出力信号の安定 までに数秒かかる場合があります。 - 13 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 5.3 デジタル入出力インターフェース SP-20000 -PMCL ではデジタル入出力にシステムで必要な信号を設定することができます。 5.3.1 Line Selector Line Selector では下記表の入力・出力の設定を行うことができます。 Line Selector 項 概要 目 Line 1 TTL 1 Out Line 8 TTL 2 Out Line 10 TTL 3 Out NAND 0 In 1 NAND 0 in 2 NAND 1 In 1 NAND 1 in 2 5.3.2 リアパネル“DC In/Trigger” HIROSE 12 Pin コネクタ 9 ピン TTL 出力 リアパネル “AUX” HIROSE 10Pin コネクタ 1 ピン TTL 出力 リアパネル “AUX” HIROSE 10Pin コネクタ 2 ピン TTL 出力 GPIO にある NAMD 第 1 GATE の第 1 入力 GPIO にある NAMD 第 1 GATE の第 2 入力 GPIO にある NAMD 第 2 GATE の第 1 入力 GPIO にある NAMD 第 2 GATE の第 2 入力 Line Source Line selector で選択した Line 項目に対して Line Source 信号となる以下の項目を選択し接続します。 Line Source 項目 Low High Frame Trigger Wait Frame Active Exposure Active FVAL LVAL PulseGenerator0 Out PulseGenerator1 Out PulseGenerator2 Out PulseGenerator3 Out TTL 1 In CL CC1 In Nand0 Out Nand1 Out Line 10 TTL 2 In Line 11 LVDS 1 In [注記] さい。 概要 Line Selector にて選択した Line 項目に対して、Low Level 信号を接続する。 デフォルト設定 Line Selector にて選択した Line 項目に対して、High Level 信号を接続する。 Line Selector にて選択した Line 項目に対して、Frame Trigger Waite 信号を接続する。 Line Selector にて選択した Line 項目に対して、Frame Active 信号を接続する。 Line Selector にて選択した Line 項目に対して、Exposure Active 信号を接続する。 Line Selector にて選択した Line 項目に対して、FVAL 信号を接続する。 Line Selector にて選択した Line 項目に対して、LVAL 信号を接続する。 Line Selector にて選択した Line 項目に対して、Pulse Generator 0 の出力を接続する。 Line Selector にて選択した Line 項目に対して、Pulse Generator 1 の出力を接続する。 Line Selector にて選択した Line 項目に対して、Pulse Generator 2 の出力を接続する。 Line Selector にて選択した Line 項目に対して、Pulse Generator 3 の出力を接続する。 Line Selector にて選択した Line 項目に対して、TTL 1 In 入力を接続する。 Line Selector にて選択した Line 項目に対して、CL CC1 In 入力を接続する。 Line Selector にて選択した Line 項目に対して、NAND 0 出力を接続する。 Line Selector にて選択した Line 項目に対して、NAND 1 出力を接続する。 Line Selector にて選択した Line 項目に対して、TTL 2 In 入力を接続する。 Line Selector にて選択した Line 項目に対して、LVDS 1 In 入力を接続する。 LVAL については、接続できない、Line Selector 項目があります。「5.3.7.2 GPIO」の Matrix にてご確認くだ 5.3.3 Line Mode Line Selector で選択した Line 項目の入出力の状態(入力か出力)を表示します。 5.3.4 Line Inverter Line Selector で選択した Line 項目の信号の極性を変更できます(True=Positive, False=Negative)。 5.3.5 Line Status Line Selector で選択した Line 項目の入力または出力信号の状態(True=High, False=Low)を表示し ます。 - 14 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 5.3.6 Line Format Line Selector で選択した Line 項目の入力または出力の I/F の状態を表示します。 (No Connect, TTL, LVDS, Opt Coupled) 注:SP-20000-PMCL には Opt Coupled 入出力インターフェースは搭載されておりません。 5.3.7 GPIO カメラのトリガ信号やバリッド信号の入出力の操作とパルスジェネレータなどで構成されております。 この機能により、直接外部光源を操作したり、外部トリガに対して遅延調整したり、PWC トリガを併用し て事細かな露光制御を行ったりすることが可能です。 アプリケーションに応じて設定いただけます。 5.3.7.1 基本ブロック 基本ブロックは以下の通りです。 SP-20000-PMCL では Sensor Clock は 39.16 MHZ です。 Sel Bit (5,0) Sel Bit (7) Soft Trigger LVAL IN INV Trigger 2 (Frame Start) FVAL IN Line 1 (TTL OUT 1) Exposure Active Line 8 (TL OUT 2) Line 9 (TTL OUT 3) Frame Trigger Wait Frame Active Sel Bit (7) INV INV N Gate 1 Gate 2 Cross Point Switch NAND Sel Bit (7) INV Non INV Line 4 (TTL IN 1) Pulse Pulse Pulse Pulse Line 7 (CL CC1) Line 10 (TTL IN2) Generator Generator Generator Generator Line 11 (LVDS IN) 0 1 2 3 Clear IN Pulse Gnerator 20 bit counter x 4 CLR Clock IN Pixel Clock 12 bit Cpunter 図6 GPIO iインターフェース - 15 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 入出力マトリクスは表 入出力のマトリックス表は以下の通りです。 Selector (Cross Trigger Selector point switch output) Line 1 - 12P TTL Out Line 8 - TTL 2 Out Line 9 - TTL 3 Out NAND 1 In 1 NAND 1 In 2 NAND 2 In 1 NAND 2 In 2 Pulse Generator 0 Pulse Generator 1 Pulse Generator 2 Pulse Generator 3 Source signal (Cross point switch input) Low High Soft Trigger Exposure Active Frame Trigger Wait Frame Active FVAL LVAL Pulse Generator 0 Pulse Generator 1 Pulse Generator 2 Pulse Generator 3 Line 4 - TTL In1 Line 7 - CL CC1 in NAND 0 Out NAND 1 Out 1 Line 10 - TTL 2 In Line 11 - LVDS 1 In Pulse Generator Selector Line Selector Trigger Source (Frame Start ) 5.3.7.2 Trigger Source - 16 - Line Source Pulse Generator Clear Source SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 5.4. Pulse Generator SP-20000-PMCL は、1 つの Pixel Clock をベースクロックした分周器と 4 つの Pulse Generator を搭載し ています。 この Pulse Generator は Clear 入力と出力が、GPIO に接続されています。 Pulse Generator 設定 Default 値 Display Name Clock Pre-scaler End Point Repeat Count Clear Source Clear Inverter Clear Activation 1 1 1 1 1 1 1 1 0 0 0 0 Off Off Off Off Off Off Off Off Off Off Off Off Pulse Generator Selector - Pulse Generator 0 - Pulse Generator 1 - Pulse Generator 2 - Pulse Generator 3 Vale 1 Pulse Generator Length Start Point 0 0 0 0 Clear Sync Mode Async Mode Async Mode Async Mode Async Mode [注記] Pulse Generator Repeat Count = “0” と設定した時、Free Running となります。 ただし、上記の Default 設定の Length=1、Start Point=0、End Point=1 によって、Pulse Generator は、High 出力で停止 しています。本来、Start Point =0、End Point=1 する場合、Length は“2”として最小アクティブ幅設定となります。 5.4.1 Clock Pre-scaler Clock Pre-scaler (Divide Value)によって、Pixel Clock をベースクロックとした分周器(12Bit 長)に 対して、分周数を設定します。 分周器の出力は、4 つある Pulse Generator すべての共通動作クロックとなります。 なお、SP-20000-PMCL の Sensor Pixel Clock は 39.16 MHZ です。 5.4.2 Pulse Generator Selector Pulse Generator Selector にて、4つのある Pulse Generator の何れか選択し、選択した Pulse Generator の設定を行います。 Trigger 項目 Selector Pulse Generator 0 Pulse Generator 1 Pulse Generator 2 Pulse Generator 3 概要 Pulse Generator 0 を選択すると Pulse Generator 0 の Length、Start Point、End Point、Repeat Count、Clear Source、Clear Inverter、 Clear Activation、Clear Sync Mode がセレクタ下に表示されます。 Pulse Generator 1 を選択すると Pulse Generator 1 の Length、Start Point、End Point、Repeat Count、Clear Source、 Clear Inverter、Clear Activation、Clear Sync Mode がセレクタ下に表示されます。 Pulse Generator 2 を選択すると。 Pulse Generator 2 の Length、Start Point、End Point、Repeat Count、Clear Source、Clear Inverter、 Clear Activation、Clear Sync Mode がセレクタ下に表示されます。 Pulse Generator 3 を選択すると Pulse Generator 3 の Length、Start Point、End Point、Repeat Count、Clear Source、Clear Inverter、 Clear Activation、Clear Sync Mode がセレクタ下に表示されます。 - 17 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL Pulse generator Clear source IN (Clear activation = Rising edge Clear SYNC mode = Async) Pulse generator repeat count = N (Pulse generator length x N) Pulse generator length Pulse generator length Pulse generator length Pulse generator Output 0 0 0 Pulse generator End point Pulse generator Start point 図7 パルスジェネレータ構成 5.4.3 Pulse Generator Length Pulse Generator Selector にて選択した Pulse Generator のカウントアップ値(クロック数、5.4.11 章参照)を設定します。 Repeat Count 値が“0”の時は、Pulse Generator Clear 入力無い場合は、 無制限にこのカウント アップ値までを繰り返し動作をします。 5.4.4 Pulse Generator Start Point Pulse Generator Selector にて選択した Pulse Generator のアクティブ出力開始カウント値を設定しま す。 ただし、Pulse Generator の Clear 入力に対して最大、Clock Pre-scaler で分周した1クロック分 の受付ジッタが発生します。 5.4.5 Pulse Generator End Point Pulse Generator Selector にて選択した Pulse Generator のアクティブ出力終了カウント値を設定しま す。 5.4.6 Pulse Generator Repeat Count Pulse Generator Selector にて選択した Pulse Generator の繰り返し回数を設定します。 Trigger Clare 入力後に Repeat Count 設定数の Length のカウントを行います。 したがって、Start Point と End Point で設定したアクティブ出力をこの繰り返し回数分出力する 事が出来ます。 ただし、Repeat Count が“0”設定時は、Free Running カウンタとして動作します。 5.4.7 Pulse Generator Clear Activation Pulse Generator Selector にて選択した Pulse Generator のカウントクリア入力に対するクリア信 号条件を設定します。 5.4.8 Pulse Generator Clear Sync Mode Pulse Generator Selector にて選択した Pulse Generator のカウントクリア入力に対するカウントク リア方法を設定します。 Async Mode 時は、カウンタが、Length 設定の値の途中に、クリア入力があった場合、クリア入力に 従ってカウントをクリアします。 Sync Mode 時は、カウンタが、Length 設定の値の途中に、クリア入力があった場合、Length 設定の - 18 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 値までカウントが終了した後、カウンタをクリアします。 両モードとも、カウンタクリア時に Repeat Count をクリアしています。 (例 1) Clear Activation = Rising Edge, Clear Sync Mode = Async Mode, Clear Inverter = False Pulse Generator Clear Source In Pulse Generator Output Clear ↓ 0 図8 Counter clear (Async モード) (例 2) Clear Activation = Rising Edge, Clear Sync Mode = Sync Mode, Clear Inverter = False Pulse Generator Clear Source In Pulse Generator Output Clear ↓ 0 Pulse Generator Length 0 図9 [注意] Repeat Count も Reset されています Counter clear (Sync モード) - 19 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 5.4.9 Pulse Generator Clear Source Pulse Generator Clear Source にて、Pulse Generator Selector で選択した Pulse Generator に対 する Clear Source Signal を以下の表から選択し接続します。 Pulse Generator Clear Source 項 概要 目 Low High Frame Trigger Wait Frame Active Exposure Active Fval Lval PulseGenerator0 Out PulseGenerator1 Out PulseGenerator2 Out PulseGenerator3 Out TTL 1 In CL CC1 In Nand0 Out Nand1 Out Line 10 TTL 2 In Line 11 LVDS 1 In Pulse Generator Selector にて選択した Low Level 信号を接続する。 デフォルト設定 Pulse Generator Selector にて選択した High Level 信号を接続する。 Pulse Generator Selector にて選択した Frame Trigger Waite 信号を接続する。 Pulse Generator Selector にて選択した Frame Active 信号を接続する。 Pulse Generator Selector にて選択した Exposure Active 信号を接続する。 Pulse Generator Selector にて選択した FVAL 信号を接続する。 Pulse Generator Selector にて選択した LVAL 信号を接続する。 Pulse Generator Selector にて選択した Pulse Generator 0 の出力を接続する。 Pulse Generator Selector にて選択した Pulse Generator 1 の出力を接続する。 Pulse Generator Selector にて選択した Pulse Generator 2 の出力を接続する。 Pulse Generator Selector にて選択した Pulse Generator 3 の出力を接続する。 Pulse Generator Selector にて選択した TTL 1 In 入力を接続する。 Pulse Generator Selector にて選択した CL CC1 In 入力を接続する。 Pulse Generator Selector にて選択した NAND 0 出力を接続する。 Pulse Generator Selector にて選択した NAND 1 出力を接続する。 Pulse Generator Selector にて選択した TTL 2 In 入力を接続する。 Pulse Generator Selector にて選択した LVDS 1 In 入力を接続する。 Pulse Generator の Clear Source に対して、 Pulse Generator の Clear Source に対して、 Pulse Generator の Clear Source に対して、 Pulse Generator の Clear Source に対して、 Pulse Generator の Clear Source に対して、 Pulse Generator の Clear Source に対して、 Pulse Generator の Clear Source に対して、 Pulse Generator の Clear Source に対して、 Pulse Generator の Clear Source に対して、 Pulse Generator の Clear Source に対して、 Pulse Generator の Clear Source に対して、 Pulse Generator の Clear Source に対して、 Pulse Generator の Clear Source に対して、 Pulse Generator の Clear Source に対して、 Pulse Generator の Clear Source に対して、 Pulse Generator の Clear Source に対して、 Pulse Generator の Clear Source に対して、 [注記] 同じ番号の Pulse Generator 出力を Clear 入力として設定できません。詳しくは「5.3.7.2 GPIO」の matrix にてご確認ください。 - 20 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 5.4.10 Pulse Generator Inverter Pulse Generator Inverter にて、Pulse Generator Selector で選択した Pulse Generator に対す る Clear Source Signal の信号極性反転の無効・有効設定を行います。 5.4.11 Pulse generator 設定一覧 Display Name Vale Clock Pre-scaler Pulse Generator Clock (MHz) Pulse Generator Selector 1 to 4096 [Pixel Clock:39.16MHz]÷[Clock Per-scaler] - Pulse Generator 0 - Pulse Generator 1 - Pulse Generator 2 - Pulse Generator 3 1 to 1048575 ([Clock Source]÷[Clock Per-scaler])-1 x [Pulse Generator Length] [ Pulse Generator Length (ms)]-1 0 to 1048574 ([Clock Source]÷[Clock Per-scaler])-1 x [Pulse Generator Start Point] 1 to 1048575 ([Clock Source]÷[Clock Per-scaler])-1 x [Pulse Generator End Point] [ Pulse Generator End Point (ms)]-[ Pulse Generator Start Point (ms)] 0 to 255 - Off - High Level - Low level - Rising Edge - Falling Edge - Async mode - Sync mode - Low - High - Frame Trigger Wait - Frame Active - Exposure Active - Fval - Lval - PulseGenerator0 - PulseGenerator1 - PulseGenerator2 - PulseGenerator3 - TTL_In1 - CL_CC1_In - Nand0 Out - Nand1 Out - Line 10 - TTL 2 In - Line 11 - LVDS 1 In - False - True - Pulse Generator Length - Pulse Generator Length (ms) - Pulse Generator Frequency (Hz) - Pulse Generator Start Point - Pulse Generator Start Point (ms) - Pulse Generator End Point - Pulse Generator End Point (ms) - Pulse Generator pulse-width (ms) - Pulse Generator Repeat Count - Pulse Generator Clear Activation Clear Mode for the Pulse Generators - Pulse Generator Clear Sync Mode - Pulse Generator Clear Source - Pulse Generator Inverter(Polarity) Pulse Generator Clear Inverter [注記] (1) Pulse Generator Repeat Count = “0” と設定した時、Free Running となります。 (2) 同一 Pulse Generator の出力を Clear 入力に接続できない様に設定制限があります。 - 21 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 6. センサーレイアウト及び出力フォーマット、タイミング 6.1 センサーレイアウト SP-20000-PMCL に搭載している CMOS センサーのタップならびに画素配列は以下の通りです。 6.1.1 白黒センサー Pixel (0,0) 3840 Pixels F 5120 Pixels 図 10. 白黒センサーレイアウト 6.1.2 Bayer センサー Pixel (0,0) 3840 Pixels F 5120 Pixels 図 11. カラーセンサーレイアウト - 22 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 6.2 カメラの出力フォーマット(Tap Geometry) カメラの出力フォーマット ピクセルフォーマット 参照図 1X2 – 1Y 6.2.1 8 ビット、10 ビット 1X4 – 1Y 6.2.2 8 ビット、10 ビット 1X8 – 1Y 6.2.3 8 ビット、10 ビット 注: カメラ出力フォーマットの表記は GenIcam SFNC Ver.1.5.1 に基づいています。 6.2.1 1X2 – 1Y 1X2 – 1Y(CL)は GenICam Tap Geometry で決められた 2 タップの読み出し方式のことで下図のように 出力します。 Step X = 2 Tap 1 Tap 2 X1 Y1 Pixel(0,0) X2 Y1 X3 Y1 X5 Y1 X4 Y1 X6 Y1 X7 Y1 X8 Y1 X5113 Y1 X5114 Y1 X5115 Y1 X5116 Y1 X5117 Y1 X5118 Y1 X5119 Y1 X1 Y2 X5120 X5120 Y1 Y1 Height = 3840 Pixel X5120 Y2 Step Y = 1 X1 Y3839 X1 Y3840 X5120 Y3839 X2 Y3840 X3 Y3840 X5 Y3840 X4 Y3840 X6 Y3840 X7 Y3840 X8 Y3840 X5113 Y3840 Width = 5120 Pixel 図 12 X5115 Y3840 X5116 Y3840 X5117 Y3840 X5118 Y3840 X5119 Y3840 X5120 X5120 Y3840 Y3840 2560 Pixel x 2 Taps 1X2 – 1Y 読み出し方式 1X4 – 1Y 1X4 – 1Y は GenICam Tap Geometry で決められた 4 タップの読み出し方式のことで下図のように出力 します。 Step X = 4 Tap 1 Tap 2 Tap 3 Tap 4 Pixel(0,0) X1 Y1 X2 Y1 X3 Y1 X4 Y1 X5 Y1 X6 Y1 X7 Y1 X8 Y1 X5113 Y1 X5114 Y1 X5115 Y1 X5116 Y1 X5117 Y1 X5118 Y1 X5119 Y1 X1 Y2 X5120 X5120 Y1 Y1 X5120 Y2 Height = 3840 Pixel 6.2.2 X5114 Y3840 Step Y = 1 X1 Y3839 X1 Y3840 X5120 Y3839 X2 Y3840 X3 Y3840 X4 Y3840 X5 Y3840 X6 Y3840 X7 Y3840 X8 Y3840 Width = 5120 Pixel 図 13. X5113 Y3840 X5114 Y3840 X5115 Y3840 X5116 Y3840 X5117 Y3840 1280 Pixel x 4 Taps 1X4 – 1Y 読み出し方式 - 23 - X5118 Y3840 X5119 Y3840 X5120 X5120 Y3840 Y3840 SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 6.2.3 1X8 – 1Y 1X 8 – 1Y(CL)は 8 タップの読み出しです。下図のように出力する方式です。 Step X = 8 Tap 1 Tap 2 Tap 3 Tap 4 Tap 5 Tap 6 Tap 7 Tap 8 X1 Y1 Pixel(0,0) X2 Y1 X3 Y1 X4 Y1 X5 Y1 X6 Y1 X7 Y1 X8 Y1 X5113 Y1 X5114 Y1 X5115 Y1 X5116 Y1 X5117 Y1 X5118 Y1 X5119 Y1 X1 Y2 X5120 X5120 Y1 Y1 Height = 3840 Pixel X5120 Y2 Step Y = 1 X1 Y3839 X1 Y3840 X5120 Y3839 X2 Y3840 X3 Y3840 X4 Y3840 X5 Y3840 X6 Y3840 X7 Y3840 X8 Y3840 X5113 Y3840 Width = 5120 Pixel X5114 Y3840 X5115 Y3840 X5116 Y3840 X5117 Y3840 X5118 Y3840 X5119 Y3840 X5120 X5120 Y3840 Y3840 640 Pixel x 8 Taps 図 14. 1X8 – 1Y 読み出し方式 6.3 6.3.1 出力タイミング 水平タイミング 水平タイミングの水平周波数は、Tap Geometry 設定によって、切り替わります。 また、SP-20000M-PMCL では水平 Binnig 有効時においても、水平周波数は変化しませんので、 Frame Rate は上がりません。 FVAL Active FVAL (a) LVAL Active (b) LVAL (c) H-Offset DVAL Active DVAL DATA (d) Exposure Active (Camera Link “Spare” bit) 図 15 水平タイミング (1-Tap あたりのカメラリンク出力) - 24 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 6.3.1.1 Continuous Trigger 時の 水平タイミング Camera Settings Camera Link Pixel Clock Tap Geometry 80M Hz 1X8 -1Y 60M Hz 80M Hz 1X4 -1Y 60M Hz 80M Hz 1X2 -1Y 60M Hz ROI Binning (a) (b) (c) LVAL Active LVAL Non-Active H-Offset Width Offset X Height Offset Y Horizo ntal Vertic al [Unit: Clock] 5120 0 3840 0 1 1 5120 0 1920 0 1 2 2560 0 3840 0 2 2560 0 1920 0 2 5120 0 3840 0 5120 0 1920 2560 0 2560 0 5120 [Unit: Clock] [Unit: Clock] 640 14~15 0 640 669~670 0 1 320 334~335 0 2 320 989~990 0 1 1 640 19~20 0 0 1 2 640 678~679 0 3840 0 2 1 320 339~340 0 1920 0 2 2 320 998~999 0 0 3840 0 1 1 1280 29~30 0 5120 0 1920 0 1 2 1280 1339~1340 0 2560 0 3840 0 2 1 640 669~670 0 2560 0 1920 0 2 2 640 1979~1980 0 5120 0 3840 0 1 1 1280 38~39 0 5120 0 1920 0 1 2 1280 1357~1358 2560 0 3840 0 2 1 640 678~679 2560 0 1920 0 2 2 640 1997~1998 5120 0 3840 0 1 1 2560 58~59 5120 0 1920 0 1 2 2560 2677~2678 2560 0 3840 0 2 1 1280 1339~1340 2560 0 1920 0 2 2 1280 3957~3958 5120 0 3840 0 1 1 2560 77~78 5120 0 1920 0 1 2 2560 2714~2715 2560 0 3840 0 2 1 1280 1357~1358 2560 0 1920 0 2 2 1280 3994~3995 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 (d) Exposure Active Start to LVAL Active Start Step (Typ.) [Unit: Camera Link Clock] 53 53 or 53 or 707 53 707 53 53 or 713 53 53 or 713 650 650 or 1959 650 650 or 1959 653 653 or 1972 653 653 or 1972 1290 1290 or 3909 1290 1290 or 3909 1301 1301 or 3939 1301 1301 or 3939 [注記] (1) 1X8-1Y, 10bit 設定(80bit Configuration)時には、DVAL 出力は Data 出力に使用されるため、Camera Link I/F 出力内で出力されな くなります。 (2) SP-20000-PMCL では、水平 Binning On (Binning Horizontal=2)時には、水平周波数は2倍になりません。 (3) SP-20000-PMCL では、垂直 Binning On (Binning Vertical=2)時には、水平周波数が 1/2 になります。また垂直 Binning On 時には、LVAL の Active 中の DVAL の Non- Active 範囲(H-Offset の範囲)には無効データが出力されています。 (4) H-Offset:LVAL Active Start から DVAL Active Start の期間。 (5) Exposure Active の位相は、Camera Link Spear Port に出力している信号を基準記載しています。 (6) V-Binnig On の映像読み出し中に次 Frame の露光をする場合、露光制御は 0.5 Line 単位で増減します。 (7) “(d) Exposure Active Start to LVAL Active Start”には LVAL Non Active 期間のジッタによって、1clock 差異が発生します。 - 25 - 8 8 8 8 10 10 10 10 16 16 16 16 22 22 22 22 33 33 33 33 44 44 44 44 SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 6.3.1.2 Continuous Trigger 時の 水平周波数 (1X8 – 1Y, 1X4 – 1Y) 下記表で “動作値”は実際の動作の値ですが、Frame Rate 等の計算には“計算値”の“1Line Total Clock”値を 主に使用して、Frame Rate 等の計算に使用しています。これは、LVAL Non Active 期間にジッタの発生があるた めのです。 Camera Settings Camera Link Pixel Clock Tap Geomet ry ROI Width 5120 5120 Binning Offset X Height 0 3840 0 1920 Offset Y Horiz ontal Verti cal 0 1 (Off) 1 (Off) 0 1 (Off) 2 (On) 80M Hz 2560 2560 0 0 3840 1920 0 0 2 (On) 2 (On) 1 (Off) 2 (On) 1X8 -1Y 5120 5120 0 0 3840 1920 0 0 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 2 (On) 60M Hz 2560 2560 5120 5120 0 0 0 0 3840 1920 3840 1920 0 0 0 0 2 (On) 2 (On) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 2 (On) 1 (Off) 2 (On) 80M Hz 1X4 -1Y 2560 2560 60M Hz 5120 0 0 0 3840 1920 3840 0 0 0 2 (On) 2 (On) 1 (Off) 1 (Off) 2 (On) 1 (Off) 1Line Total Clock [Unit: Clock] 動作値 654 or 655 計算値 654.63 動作値 1309 or 1310 計算値 1309.27 動作値 654 or 655 計算値 654.63 動作値 1309 or 1310 計算値 1309.27 動作値 659 or 660 計算値 659.31 動作値 1318 or 1319 計算値 1318.61 動作値 659 or 660 計算値 659.31 動作値 1318 or 1319 計算値 1318.61 動作値 1309 or 1310 計算値 1309.27 動作値 2618 or 2619 計算値 2618.53 動作値 1309 or 1310 計算値 1309.27 動作値 2618 or 2619 計算値 2618.53 動作値 1318 or 1319 計算値 1318.61 - 26 - Horizontal Frequency Horizontal Period [Unit: kHz] 122.324 or 122.137 122.206 61.115 or 61.068 61.103 122.324 or 122.137 122.206 61.115 or 61.068 61.103 91.047 or 90.909 91.004 45.523 or 45.489 45.502 91.047 or 90.909 91.004 45.523 or 45.489 45.502 61.115 or 61.069 61.103 [Unit: us] 8.175 or 8.188 8.183 16.363 or 16.375 16.366 8.175 or 8.188 8.183 16.363 or 16.375 16.366 10.983 or 11.000 10.989 21.967 or 21.983 21.977 10.983 or 11.000 10.989 21.967 or 21.983 21.977 16.363 or 16.375 16.366 30.558 or 30.546 30.551 32.725 or 32.738 32.732 61.115 or 61.069 61.103 30.558 or 30.546 30.551 45.524 or 45.489 45.502 16.363 or 16.375 16.366 32.725 or 32.738 32.732 21.967 or 21.983 21.977 SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 5120 2560 2560 6.3.1.3 0 1920 0 3840 0 1920 1 (Off) 0 2 (On) 0 2 (On) 0 2 (On) 1 (Off) 2 (On) 動作値 2637 or 2638 計算値 2637.23 動作値 1318 or 1319 計算値 1318.61 動作値 2637 or 2638 計算値 2637.23 22.753 or 22.745 43.950 or 43.967 45.524 or 45.489 21.967 or 21.983 45.502 22.753 or 22.745 21.977 43.950 or 43.967 22.751 43.954 Continuous Trigger 時の 水平周波数 ( 1X2 – 1Y) 下記表で “動作値”は実際の動作の値ですが、Frame Rate 等の計算には“計算値”の“1Line Total Clock”値を 主に使用して、Frame Rate 等の計算に使用しています。これは、LVAL Non Active 期間にジッタの発生があるた めのです。 Camera Settings Camera Link Pixel Clock Tap Geometry ROI Width 5120 Binning Offset X 0 Height 3840 Offset Y Horiz ontal Verti cal 0 1 (Off) 1 (Off) 動作値 計算値 5120 0 1920 0 1 (Off) 2 (On) 動作値 計算値 80M Hz 2560 0 3840 0 2 (On) 1 (Off) 動作値 計算値 2560 0 1920 0 2 (On) 2 (On) 動作値 計算値 1X2 -1Y 5120 0 3840 0 1 (Off) 1 (Off) 動作値 計算値 5120 0 1920 0 1 (Off) 2 (On) 動作値 計算値 60M Hz 2560 0 3840 0 2 (On) 1 (Off) 動作値 計算値 2560 0 1920 0 2 (On) 2 (On) 動作値 計算値 - 27 - 1Line Total Clock Horizontal Frequency Horizontal Period [Unit: Clock] [Unit: kHz] [Unit: us] 2618 or 2619 2618.54 5237 or 5238 5237.09 2618 or 2619 2618.54 5237 or 5238 5237.09 2637 or 2638 2637.25 5274 or 5275 5274.49 2637 or 2638 2637.25 5274 or 5275 30.558 or 30.546 30.551 15.276 or 15.273 15.276 30.558 or 30.546 30.551 15.276 or 15.273 15.276 25.349 or 22.745 22.751 11.377 or 11.374 11.376 25.349 or 22.745 22.751 11.377 or 11.374 32.725 or 32.738 32.732 65.463 or 65.475 65.464 32.725 or 32.738 32.732 65.463 or 65.475 65.464 39.450 or 43.967 43.954 87.900 or 87.917 87.908 39.450 or 43.967 43.954 87.900 or 87.917 5274.49 11.376 87.908 SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 6.3.2 垂直タイミング Continuous Trigger 時の Camera Link I/F 出力は以下の様になります。 ただし、80bit Configuration である 1X8-1Y、10bit 設定時には、DVAL 及び JAI カスタム標準で ある Camera Link“Spear”ポートへの Exposure Active は、Data bit が割り当てられるため、 Camera Link I/F からは出力できなくなります。 また、SP-20000M-PMCL では H-Binnig 並びに V-Binning 機能選択可能です。 ただし、Frame Rate は早くなりません FVAL Active (A) (B) FVAL (C) V-Offset 0 Line LVAL DVAL DVAL Active (A) DATA Exposure Active (F) Exposure End to FVAL Active Start (Camera Link “Spare” bit) (E) Exposure time (Max) (D) Exposure time (Min) 図 16 垂直タイミング - 28 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 6.3.2.1 Continuous Trigger 時の垂直タイミング (1/2) Camera Settings Binning 60M Hz [Unit: Line] [Unit: Line] [Unit: Line] [Unit: us] 0 10.0 0 10.0 0 10.0 0 10.0 0 10.0 0 10.0 3840 233.53 5120 0 1920 0 1 (Off) 2 (On) 1920 117.27 1 (Off) 3840 234.02 2560 0 3840 0 2 (On) 2560 0 1920 0 2 (On) 2 (On) 1920 117.51 5120 0 3840 0 1 (Off) 1 (Off) 3840 204.65 5120 0 1920 0 1 (Off) 2 (On) 1920 102.82 2560 0 3840 0 2 (On) 1 (Off) 3840 205.13 2560 0 1920 0 2 (On) 2 (On) 1920 103.07 5120 0 3840 0 1 (Off) 1 (Off) 3840 233.53 5120 0 1920 0 1 (Off) 2 (On) 1920 117.27 2560 0 3840 0 2 (On) 1 (Off) 3840 234.02 2560 0 1920 0 2 (On) 2 (On) 1920 117.51 5120 0 3840 0 1 (Off) 1 (Off) 3840 204.60 5120 0 1920 0 1 (Off) 2 (On) 1920 102.80 2560 0 3840 0 2 (On) 1 (Off) 3840 205.09 2560 0 1920 0 2 (On) 2 (On) 1920 103.04 5120 0 3840 0 1 (Off) 1 (Off) 3840 233.53 5120 0 1920 0 1 (Off) 2 (On) 1920 117.27 2560 0 3840 0 2 (On) 1 (Off) 3840 234.02 2560 0 1920 0 2 (On) 2 (On) 1920 117.51 5120 0 3840 0 1 (Off) 1 (Off) 3840 204.62 5120 0 1920 0 1 (Off) 2 (On) 1920 102.81 2560 0 3840 0 2 (On) 1 (Off) 3840 205.11 2560 0 1920 0 2 (On) 2 (On) 1920 103.05 66666 88888 133333 1X2 -1Y Exposure Time (Min) Vertical 80M Hz V -Offset Horizontal 60M Hz FVAL Non -Active 1 (Off) 44444 1X4 -1Y FVAL & DVAL Active 1 (Off) Offset Y 80M Hz (D) 0 Height 60M Hz (C) 3840 33333 1X8 -1Y (B) 0 Time 80M Hz (A) 5120 Offset X Frame Rate (Typ.) Width Camera Link Pixel Clock Tap Geometry ROI 177777 - 29 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 6.3.2.2 Continuous Trigger 時の垂直タイミング (2/2) Camera Settings Horizontal Vertical Offset Y Height 1 (Off) 1 (Off) 2 (On) 2 (On) 1 (Off) 1 (Off) 2 (On) 2 (On) 1 (Off) 1 (Off) 2 (On) 2 (On) 1 (Off) 1 (Off) 2 (On) 2 (On) 1 (Off) 1 (Off) 2 (On) 2 (On) 1 (Off) 1 (Off) 2 (On) 2 (On) 1 (Off) 2 (On) 1 (Off) 2 (On) 1 (Off) 2 (On) 1 (Off) 2 (On) 1 (Off) 2 (On) 1 (Off) 2 (On) 1 (Off) 2 (On) 1 (Off) 2 (On) 1 (Off) 2 (On) 1 (Off) 2 (On) 1 (Off) 2 (On) 1 (Off) 2 (On) Time 80M Hz 60M Hz 80M Hz 80M Hz 3840 0 5120 0 1920 0 2560 0 3840 0 2560 0 1920 0 5120 0 3840 0 5120 0 1920 0 2560 0 3840 0 2560 0 1920 0 5120 0 3840 0 5120 0 1920 0 66666 2560 0 3840 0 2560 0 1920 0 5120 0 3840 0 5120 0 1920 0 88888 2560 0 3840 0 2560 0 1920 0 5120 0 3840 0 5120 0 1920 0 133333 1X21Y 60M Hz 0 44444 1X41Y 60M Hz 5120 33333 1X81Y (E) (F) Frame Rate Exposure Time (Max.) Exposure End to FVAL Active Start [Unit: Hz] [Unit: us] Binning Offset X Frame Rate (Typ.) Width Camera Link Pixel Clock Tap Geometry ROI 2560 0 3840 0 2560 0 1920 0 5120 0 3840 0 5120 0 1920 0 177777 2560 0 3840 0 2560 0 1920 0 - 30 - 30.000 22.500 15.000 11.250 7.500 5.625 ROUNDDOWN( [Frame Rate (Time)] (20600clk ÷ 80 )) = 33075 ROUNDDOWN( [Frame Rate (Time)] (20600clk ÷ 60 )) = 44100 ROUNDDOWN( [Frame Rate (Time)] (20600clk ÷ 80 )) = 66408 ROUNDDOWN( [Frame Rate (Time)] (20600clk ÷ 60 )) = 88544 ROUNDDOWN( [Frame Rate (Time)] (41200clk ÷ 80 )) = 132818 ROUNDDOWN( [Frame Rate (Time)] (41200clk ÷ 60 )) = 177090 [Unit: Line] [Unit: us] 39.10 319.96 20.05 328.15 39.10 319.96 20.05 328.15 39.10 429.68 20.05 440.68 39.10 429.68 20.05 440.68 20.05 328.15 10.53 344.51 20.05 328.15 10.53 344.51 20.05 440.67 10.53 462.63 20.05 440.67 10.53 462.63 20.05 656.20 10.52 688.93 20.05 656.20 10.52 688.93 20.05 881.22 10.52 925.17 20.05 881.22 10.52 925.17 SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL [注記] (1) Frame Rate 制御は 1Step 当たり 1us 間隔なので、上記の FVAL Non-Active 換算は誤差を含みます。 (2) 水平 Binning On (Binning Horizontal=2)時には、水平周波数は2倍になりません。したがって、垂直周波数も上がりませ ん。 (3) 垂直 Binning On (Binning Vertical=2)時には、水平周波数が 1/2 になるため、Height 値が 1/2 になっても垂直周波数は2 倍になりません。 (4) Frame Rate 設定を 1us 単位で可変です。上記の表の(B) FVAL Non-Active 期間が可変する様になります。 (5) V-Offset とは FVAL Active Start から 1st LVAL Active Start の期間を言います。 6.3.3 ROI SP-20000-PMCL では、Width、Height、Offset_X 及び Y を設定する事で、画像の一部を切り出し て読み出す事が出来ます。 特に Heght 設定値を減らす事により、読み出し Line を減り、Frame Rate を上げる事が可能です。 水平 ROI では、Width 値が小さい値になっても、水平周波数は変化しません。 SP-20000-PMCL では、Width の最小値は、“8”です。Height の最小値は“2”です。 設定例(2) Binning Horizontal = 2 Binning Vertical =2 Mirroring = Off 設定例(1) Binning Horizontal = 1 Binning Vertical =1 Mirroring = Off 読み出し領域 読み出し領域 Width OffsetX Width 1920 Height Max OffsetX OffsetY OffsetY 3840 Height Max Height Height 2560 Width Max [注意] 本例では Binning を水平並びに垂直の両方を有効 にしていますが、どちらか片方の有効で ROI 機能を 動作させることも可能です。 Binning は SP-20000M-PMCL のみ有効です。 5120 Width Max 図 17 ROI - 31 - 設定例 SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 6.3.3.1 Continuous Trigger 時の ROI 設定例 Camera Settings ROI Vertical Horizontal Offset Y 2/3 Screen - Center 1/2 Screen - Center 1/4 Screen - Center 1/8 Screen - Center Height 2/3 Screen - Center 1/2 Screen - Center 1/4 Screen - Center 1/8 Screen - Center Full Line Offset X Full Line Width 設定 参考 Binning Width Max Height Max Max Offset X Value Width and Offset X Step Max Offset Y Value 1X8 -1Y 1X4 -1Y 1X2 -1Y Height Step Offset Y Step 5120 0 3840 0 1 (Off) 1 (Off) 5120 3840 0 8 8 8 0 2 1 3408 856 2560 640 1 (Off) 1 (Off) 5120 3840 1712 8 8 8 1280 2 1 2560 1280 1920 960 1 (Off) 1 (Off) 5120 3840 2560 8 8 8 1920 2 1 1 (Off) 5120 3840 3840 8 8 8 2880 2 1 1280 1920 960 1440 1 (Off) 640 2240 480 1680 1 (Off) 1 (Off) 5120 3840 4480 8 8 8 3360 2 1 2560 0 1920 0 2 (On) 2 (On) 2560 1920 0 8 8 8 0 1 1 1704 428 1280 320 2 (On) 2 (On) 2560 1920 856 8 8 8 640 1 1 2 (On) 2560 1920 1280 8 8 8 960 1 1 1280 640 960 480 2 (On) 640 960 480 720 2 (On) 2 (On) 2560 1920 1920 8 8 8 1440 1 1 320 1120 240 840 2 (On) 2 (On) 2560 1920 2240 8 8 8 1680 1 1 [注記:カメラ内部設定制限 ] (1) [Width Max] = 5120 、[Height Max] = 3840 (H 及び V Binning Off 時、On 設定側がそれぞれ 1/2 の値になる。) (2) [Max Offset X Value] = [Width Max] - [Width] :Offset X が設定できる最大値 (3) [Max Offset Y Value] = [Height Max] - [Height]:Offset Y が設定できる最大値 (4) [Width and Offset X Step]:Width 増加ステップ数 並びに水平方向のオフセットの移動可能ステップ数。 (5) [Height Step]:Height 増加 ステップ数。 (6) [Offset Y Step]:垂直方向のオフセットの移動可能ステップ数。 - 32 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 6.3.3.2 Continuous Trigger 時の ROI 設定例 (Frame Rate) Camera Settings ROI Vertical Horizontal Offset Y Height Offset X Width 設定 参考 Frame Rate (Typ.) Tap Geometry Binning 1X8-1Y 1X4-1Y 1X2-1Y Camera Link Pixel Clock Camera Link Pixel Clock Camera Link Pixel Clock 80MHz Full Line 2/3 Screen - Center 5120 3408 1/2 Screen - Center 2560 1/4 Screen - Center 1280 1/8 Screen - Center 640 Full Line 2560 2/3 Screen - Center 1704 1/2 Screen - Center 1280 1/4 Screen - Center 640 1/8 Screen - Center 320 0 856 1280 1920 2240 0 428 640 960 1120 3840 2560 1920 960 480 1920 1280 960 480 240 0 640 960 1440 1680 0 320 480 720 840 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 2 (On) 2 (On) 2 (On) 2 (On) 2 (On) 2 (On) 2 (On) 2 (On) 2 (On) 2 (On) 設定値) [Unit: us] 出力 [Unit: Hz] 設定値) [Unit: us] 出力 [Unit: Hz] 設定値) [Unit: us] 出力 [Unit: Hz] 設定値) [Unit: us] 出力 [Unit: Hz] 設定値) [Unit: us] 出力 [Unit: Hz] 設定値) [Unit: us] 出力 [Unit: Hz] 設定値) [Unit: us] 出力 [Unit: Hz] 設定値) [Unit: us] 出力 [Unit: Hz] 設定値) [Unit: us] 出力 [Unit: Hz] 設定値) [Unit: us] 出力 [Unit: Hz] 60MHz 80MHz 60MHz 60MHz 33333 44444 66666 88888 133333 177777 30.000 22.500 15.000 11.250 7.500 5.625 22222 29629 44444 59259 88889 118518 44.998 33.751 22.500 16.875 11.250 8.4375 16667 22222 33333 44444 66667 88889 59.998 45.000 30.000 22.500 15.000 11.250 8428 11318 16856 22636 33713 45272 118.64 88.352 59.325 44.176 29.662 22.088 4500 6043 9001 12087 18002 24174 222.18 165.46 111.09 82.728 55.549 41.366 33333 44444 66666 88888 133333 177777 30.000 22.500 15.000 11.250 7.500 5.625 22222 29629 44444 59258 88889 118518 44.998 33.751 22.500 16.875 11.250 8.4375 16667 22222 33333 44444 66667 88889 59.998 45.000 30.000 22.500 15.000 11.250 8412 11296 16824 22592 33648 45184 118.87 88.521 59.437 44.262 29.719 22.132 4484 6021 8968 12043 17937 24086 222.99 166.08 111.50 83.032 55.748 41.518 [注記] (1) 本設定例は、1X8-1Y、Camera Link Pixel Clock =80MHz 時に 30fps 出力を標準として設定してあります。 (2) 1/4 Partial 以下の Height 数の Scan 設定とする場合は、最大 Frame Rate 設定値を表記しています。 - 33 - 80MHz SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL Mirroring 機能 SP-20000M-PMCL 及び SP-20000C-PMCL では設定により、垂直方向の反転、水平方向の反転、水 平・垂直の両方向の反転読み出しが可能です。ただし、ROI 機能による読み出し前に、反転機能 が動作します。またカラーにおいては Bayer の開始ラインおよび開始ピクセルが変化するためそ の都度 Bayer の補間方法の変更が必要となります。 設定例(2) Binning Horizontal = 1 Binning Vertical =1 Mirroring = Horizontal 設定例(1) Binning Horizontal = 1 Binning Vertical =1 Mirroring = Off OffsetX OffsetX Width Width 3840 Height Max Height 3840 Height Max OffsetY OffsetY Height 5120 Width Max 5120 Width Max 設定例(4) Binning Horizontal = 1 Binning Vertical =1 Mirroring = Horizontal & Vertical 設定例(3) Binning Horizontal = 1 Binning Vertical =1 Mirroring = Vertical OffsetX Width OffsetX 3840 Height Max OffsetY Height Width OffsetY 3840 Height Max 6.3.4 Height 5120 Width Max 5120 Width Max 図 18 ミラー機能設定例 SP-20000C 開始 Pixel と開始 Line OFF Horizontal Vertical Horizontal & Vertical 開始 Line R&G R&G B&G B&G - 34 - 開始 Pixel R G G B SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL デジタル出力 ビットアロケーション CCD out Black 白黒 カラー 白黒 カラー Digital Out 0% 8bit 8LSB 10bit 32LSB 100% 222LSB 890LSB 115% 255LSB 1023LSB 1023 White Clip Level 890 100% Level Digital Out [LSB] 6.4 32 0 Black Level 25 Analog Out [mV] 700 800 図 21. ビットアロケーション(10 ビットの場合) - 35 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 7. 動作モード 7.1. Acquisition コントロール 7.1.1 Acquisition コントロール(フレームレートの変更) 自走動作(トリガが OFF)(7.2.1 章参照)をしているときに、ROI で設定したエリアに対し全画素を読み出 すのに必要なライン数より長い周期に設定することができます。 設定は AcquisitionFrameRate で行 います。 この場合設定したフレーム周期がセンサーの 1 フレーム間の周波数となります。 設定できる範囲は 最短 設定 ROI エリアに対し CMOS の 駆動に必要な時間の逆数 又は 1 フレームデータ量を転送する ために必要な時間の逆数 のいずれか小さい方 ~ ~ 最長 0.125 Hz (8 秒) 設定上の留意事項 1.トリガを ON にするとこの機能は働きません。 2.設定値の値は周波数です。 3.フレームの最短周期は読み出す時間によって変わります。 設定した値が最短周期の時間以下に 設定された場合は、設定は無視され自動的にカメラの最短周期の時間(周波数)になります。 Acqusition フレームレートの設定は Acqusition Frame Rate(fps 又は Hz 単位)又は Acquisition Frame Rate(RAW) (µsec 単位)で行います。 例えば 1X2 – 1Y 出力フォーマットで、全画素、Camera Link ピクセルクロックが 80 MHz の場合 Acqusition Frame Rate: 7.8136 Hz to 0.125 Hz Acqusition Frame Rate(RAW): 127982 µs to 8000000µs 詳細は 7.1.3 章を参照ください。 尚この表では 1X2 – 1Y で全画素の 80 MHZ でのフレームレートの最速が 7.8136 fps となっていますが シャッタ設定によっては最大 1H の遅延が発生することから性能保証フレームレートとして 7.5 fps を仕 様としています。 設定手順 1.ROIを設定します。 2.Acqusition Frame Rate で設定できる最大のフレームレートは設定したROIにより変わります。 3.Acqusition Frame Rate で8秒まで設定できます。 - 36 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 7.1.2 フレームレート周期計算式(Continuous Trigger 時) Camera Settings Tap Binning Geometry Vertical 1X8-1Y 1 (Off) 2 (On) 1X4-1Y 1 (Off) 2 (On) 1X2-1Y 1 (Off) 2 (On) Camera Link Pixel Clock 80MHz ART Command 最小値 設定 計算式 [Unit:us] ROUND(([Height] + 70 Line) x 654.63÷ [Camera Link Pixel Clock Frequency:80MHz ] x 10^6) 60MHz ROUND(([Height] + 70 Line) x 659.31÷ [Camera Link Pixel Clock Frequency:60MHz] x 10^6) 80MHz ROUND(([Height] + 34 Line) x 1309.27÷ [Camera Link Pixel Clock Frequency:80MHz] x 10^6) 60MHz ROUND(([Height] + 34 Line) x 1318.61÷ [Camera Link Pixel Clock Frequency:60MHz] x 10^6) 80MHz ROUND(([Height] + 70 Line) x 1309.50÷ [Camera Link Pixel Clock Frequency:80MHz] x 10^6) 60MHz ROUND(([Height] + 70 Line) x 1318.93÷ [Camera Link Pixel Clock Frequency:60MHz] x 10^6) 80MHz ROUND(([Height] + 34 Line) x 2618.53÷ [Camera Link Pixel Clock Frequency:80MHz] x 10^6) 60MHz ROUND(([Height] + 34 Line) x 2637.23÷ [Camera Link Pixel Clock Frequency:60MHz] x 10^6) 80MHz ROUND(([Height] + 70 Line) x 2618.54÷ [Camera Link Pixel Clock Frequency:80MHz] x 10^6) 60MHz ROUND(([Height] + 70 Line) x 2637.25÷ [Camera Link Pixel Clock Frequency:60MHz] x 10^6) 80MHz ROUND(([Height] + 34 Line) x 5237.09÷ [Camera Link Pixel Clock Frequency:80MHz] x 10^6) 60MHz ROUND(([Height] + 34 Line) x 5274.49 ÷ [Camera Link Pixel Clock Frequency:60MHz] x 10^6) [注記] (1) Tap Geometry 切り替え時にカメラ内部で Frame Rate 周期 の 最小値に対して自動的に制限がかかります。 自動制限については、7.1.3 “Continuous Trigger 時 Frame Rate 周期設定可能範囲 (代表値)”を参照下さい。 (2) Exposure Mode = Timed 時の、Exposure Time 設定可能の最大値は Frame Rate 周期設定値によって自動 的に変化します。自動設定の関係式は表“Continuous Trigger 時 Exposure Time 設定 最大値 (代表値)”を参 照下さい。 (3) 標準設定では、Camera Link Pixel Clock Frequencey は 80MHz となります。 - 37 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 7.1.3 Continuous Trigger 時 Frame Rate 周期設定可能範囲 (代表値) Camera Settings Tap Camera Geometry Link Pixel Clock 1X8-1Y 80 MHz 60 MHz 1X4-1Y 80 MHz 60 MHz 1X2-1Y 80 MHz 60 MHz ART Command 値 制限基準値 Min. Max. 設定値 実動作時間/ 設定値 実動作周期 Binning Vertical Height 1 (Off) 3840 31995 2 (On) 1920 31978 1 (Off) 3840 42965 2 (On) 1920 42942 1 (Off) 3840 63990 2 (On) 1920 63957 1 (Off) 3840 85929 2 (On) 1920 85885 1 (Off) 3840 127981 2 (On) 1920 127915 1 (Off) 3840 171860 2 (On) 1920 171772 31.996 ms / 31.254 Hz 31.979 ms / 31.271 Hz 42.966 ms / 23.274 Hz 42.942 ms / 23.287 Hz 63.992 ms / 15.627 Hz 63.959 ms / 15.635 Hz 11.637 Hz 85.933 ms 85.889 ms / 11.643 Hz 127.982 ms / 7.8136 Hz 127.916 ms / 7.8176 Hz 171.860 ms / 5.8187 Hz 171.771 ms / 5.8217 Hz 8 000 000 実動作時間 / 実動作周期 8 sec / 0.125 Hz [注意] (1) 上記の代表値は、Height = Height Max 値の時の Frame Rate 周期のカメラ内部で自動切り替えを行う、設定 範囲です。 Height 設定値を Height Max 以下にして、垂直の ROI 動作を使用した場合には、最小値制限は小さくなりま す。 垂直 ROI 動作時の最小 Frame Rate 周期時間は 7.1.2 “Continuous Trigger 時 Frame Rate 周期計算式”で 求める事になります。 (2) 1X8-1Y、Full Line、Camera Link Pixel Clock 80MHz 設定時に 31.254fps まで設定可能ですが、性能保証 は 30fps までです。 (3) Exposure Time 値により、Frame Rate に最大 1Line 差異が発生します。これは映像読み出し中に次の Frame の露光動作を行う際に、露光時間が 1us 単位で切り替わるを最初に蓄積完了側で調整を行うために発 生するものです。 - 38 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 7.2. 露光の設定 7.2.1 モード 露光の制御を設定することができます。 トリガ入力にする場合、FrameStart のトリガを使用します。 ExposureMode が OFF 以外の Timed、Triggerwidth の時にこのトリガと組み合わせることにより 自走動作(トリガ OFF)またはトリガ ON 動作が設定されます。 以下が組み合わせによる動作になります。 Trigger Control Frame Start Exposure Mode OFF OFF or ON Timed(EPS) Timed(RCT) Timed(PIV) OFF ON TriggerWidth OFF ON 動作 Trigger mode OFF (自走動作)、 Exposure 制御はできません Trigger mode OFF (自走動作)、 Exposure 制御はできます Triggger mode On EPS,RCT,PIV 設定に従う動作をします Trigger mode OFF (自走動作)、 Exposure 制御はできません Trigger mode On トリガパルス幅による露光制御をおこないます Trigger Control の選択 FrameStart トリガ: Frame の開始制御を外部から行うかどうかを設定します。 TriggerMode ON: AcquisitionActive が Active のときに Timed/TriggerWidth が設定中 FrameStart トリガで選択された信号をトリガにして Exposure を開始します。 TriggerMode OFF: AcquisitionActive が Active のときに自走動作として連続出力します。 Exposure Mode(露光の方法)の選択 OFF: Shutter 制御を行いません。 Timed: 設定された露光時間を行います。設定は μsec 単位で行えます。 TriggerMode の FrameStart が OFF の時は、自走動作で Shutter を制御します。 TriggerMode の FrameStart が ON の時は、EPS 動作となります。 注:この状態で Trigger Option にて JAI_PIV を設定すると PIV 動作モードになります。 TriggerWidth: パルス幅で露光時間を制御するモードです。 TriggerMode の FrameStart が OFF の時は、OFF となります。 TriggerMode の FrameStart が ON の時に、PWC 動作となります。 7.2.2 ExposureTime この機能は ExposureMode が Timed に設定されているときのみ有効になります。 露光時間を設定することができます。 露光時間の設定時間のステップは、1us/Step になります。 最小:10u (注記:実露光時間:304µs) 最大:8sec (Frame Start trigger Mode が ON の時) - 39 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 注記:実際の露光時間はセンサーの特性によりカメラで設定した Exposure Time 値に対して下記 表の期間を足したものとなります。 又出力される Exposure Active 信号は実露光時間では なく、Exposure Time 設定値と同等のものが出力されます。 TapGeometry 1X8-1Y 1X4-1Y 1X8-1Y 1X4-1Y 1X2-1Y 1X2-1Y CmaeraLink Clock 80MHz センサーの実露光時間 60MHz Exposure Time + 395us 80MHz 60MHz Exposure Time + 589us Exposure Time + 791us Exposure Time + 294us [注記] Continuous Trigger 動作時(Frame Start Trigger Mode が Off の場合)には、Exposure Time の設定 できる最大値は Frame Rate の設定で制限されます。 1X8-1Y, 80 MHz 設定時には、Frame Rate 設定(ART Command)の最大値の 8 sec に対して、258us 短 い、7.999742 sec が設定可能な Exposure Time 設定上限値になります。 EPS Trigger 動作時(Frame Start Trigger Mode が On の場合)には、Frame Rate 設定の影響を受けな いので、Exposure Time 設定上限値は 8sec となります。 使用センサーの特性上、長時間露光時及びセンサー温度に依存して黒が持ち上がる傾向があります。 黒の変動をカメラ内部で補正していますが、ダイナミックレンジが確保できる最大 8 秒露光時の性能保証は下記の通 りとなります。 SP-20000M-PMCL:外気温 25℃まで SP-20000C-PMCL:外気温 15℃まで 7.2.3 Trigger Overlap が Readout の場合の動作 SP-20000-PMCL では、映像読み出し中に次 Frame の蓄積を開始する動作となる場合、カメラ内 部で蓄積時間の可変量が、1 水平周期間隔になる様に切り替わります。 これは、カメラ内部で映像読み出し中に蓄積開始信号がオーバーラップする際に出力画像に影 響を与えないための動作です。 読み出しと露光がオーバーラップする際に Exposure Time による露光制御が 1Line 制御になるモー ド設定 JAI Custom Naming Trigger Mode Trigger Overlap Continuous Trigger Off — EPS Trigger / LVAL SYNC Reset HDR On Readout Off / On — 例として Continuous Trigger 時場合の動作を記載します。 - 40 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL Exposure 開 始 と 前 Trigger の Readout が Overlap すると露光開始位 置が 1Line 単位になります。 Exposure Time Exposure Timing FVAL Exposure ctiveFVAL Active Frame Rate Time Acquisition Frame Rate 拡大(1) 露光開始側 露光開始位置が Overlap状態に 露光開 始位置が なると露光開始位置がLVAL 単位 Overlap 状態になると での露光制御に切り替わります。 露光開始位置が LVAL 単位 で切 り替 わ りま TimingExposure Timing LVAL Continuous Trigegr 時では Exposure Time 値を 増加さ CoContinuous せると露光開始側では、ステ ップ幅を持って 1 Line 増加 するように見えます Continuous Trigger の 場 合 は Expousre Time を 1us 増加させる と露光完了側が 1us 遅延します。 この 1us 刻みの遅延は 1 ライン分 を超えると元にリセットされます。 この 1 ライン分の露光時間の増加 は露光開始位置が 1 ライン早まる ことで調整されます。 部分拡大(2) 露光完了側部分 Exposure “Non-Active” LVALFVAL “Non-Active”“Active” FVALFVAL 最大約 1Line 分遅延します。露 光完了から次の FVAL Active は 固 定 値 な の で 、 Continuous Trigger 時の Frame Rate にこ の分遅延が発生します。 図 22 トリガオーバーラップ時の露光動作 - 41 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 7.2.4 Continuous Trigger での露光時間が前 Trigger の読出とオーバーラップする期間の計算方法 Tap Geometry 1X8-1Y 項目 1Line 制御開始 Exposure Time 値 [Unit:us] Camera Binning LINK Vertical Pixel Clock 1 (Off) 80MHz 60MHz 2 (On) 80MHz 60MHz 1Line 制御終了 Exposure Time 値 [Unit:us] 1 (Off) , 2 (On) オーバーラップ時 Exposure Time の有効ステップ値 [Unit:us/step] 1 (Off) 80MHz 2 (On) 60MMz 80MHz 80MHz 60MMz 60MMz 露光開始位置 [Unit:Line] 1 (Off) 80MHz 60MMz 2 (On) 80MHz 60MMz Exposure Time Max 値 1 (Off) , 2 (On) 80MHz 60MMz Continuous Trigger 読み出し/露光期間オーバーラップ期間 Exposure Time 値 計算式 ROUND([Frame Rate (Time)]- ((([Height]×654.63)+24901 -654.63+([Width]÷8)) ÷[Camera Link Clock Frequency:80MHz]×(10^6))) ROUND([Frame Rate (Time)]- ((([Height]×659.31)+25109 -654.63+([Width]÷8)) ÷[Camera Link Clock Frequency:60MHz]×(10^6))) ROUND([Frame Rate (Time)]- ((([Height]×1309.27)+24901 -640+([Width]÷8)) ÷[Camera Link Clock Frequency:80MHz]×(10^6))) ROUND([Frame Rate (Time)]- ((([Height]×1318.61)+25109 -640+([Width]÷8)) ÷[Camera Link Clock Frequency:60MHz]×(10^6))) ROUND([Frame Rate (Time)]- (24901÷[Camera Link Clock Frequency:80MHz]×(10^6)) ROUND([Frame Rate (Time)]- (25109÷[Camera Link Clock Frequency:60MHz]×(10^6)) ROUNDDOWN(654.63÷[Camera Link Clock Frequency:80MHz]×10^6) ROUNDDOWN(659.31÷[Camera Link Clock Frequency:60MHz]×10^6) ROUNDDOWN(1309.27÷[Camera Link Clock Frequency:80MHz]×10^6÷ 2) ROUNDDOWN(1318.61÷[Camera Link Clock Frequency:60MHz]×10^6÷ 2) ROUND([Height]-1-(ROUNDOWN( ( [Exposure Time] -[1Line 制御開始 Exposure Time 値] )×(10^-6)×[Camera Link Clock Frequency:80MHz]÷654.63))) [Height]-1-(ROUNDDOWN( ( [Exposure Time]-[1Line 制御開始 Exposure Time 値] ) ×(10^-6)×[Camera Link Clock Frequency:80MHz]÷659.31)) [Height]-0.5-(ROUNDDOWN( ( [Exposure Time]-[1Line 制御開始 Exposure Time 値] ) ×(10^-6)×[Camera Link Clock Frequency:80MHz]÷1309.27)÷2) [Height]-0.5-(ROUNDDOWN( ( [Exposure Time]-[1Line 制御開始 Exposure Time 値] ) ×(10^-6)×[Camera Link Clock Frequency:60MHz]÷1318.61)÷2) ROUNDDOWN([Frame Rate (Time)] - (20600÷[Camera Link Clock Frequency:80MHz]×10^6 )) ROUNDDOUWN([Frame Rate (Time)] - (20600÷[Camera Link Clock Frequency:60MHz]×10^6 )) [注意事項] (1) V-Binning On 時は、水平周波数が 1/2 になります。これに対して、有効映像期間の時間は変わらないので、露光開始信号が 前 Trigger 動作の映像読み出し中での Exposure Time 値の有効ステップ数は、V-Binning Off 時と同じにしています。 (2) 上記式の[Camera Link Clock Frequency] = 80MHz が標準設定となります。 (3) 上記の「露光開始位置」とは、前映像読み出し中の映像上部を 1Line とした場合の Exposure Active Start Edge が通過して いる Line 数を計算しています。ただし、Frame Rate 自体が露光開始と Over Lap すると最大 1Line 遅延するため、誤差生じ る場合があります。 (4) 実際の数値と Overlap 計算では 1us~2us 程度の差異が発生する場合があります。 (5) オーバーラップ時 Exposure Time の有効ステップ値は基本値です。 切り捨てた小数点以下の端数よる丸めが起こるため、 基本値に対して、Exposure Time 値によっては 1Line 増加するためのステップ数は増減する場合があります。 (6) オーバーラップ時、映像に露光開始部の Shutter キズが入ります。(Max で 24dB 時に約 70LSB/10Bit) - 42 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL Tap Geometry 1X4-1Y 項目 1Line 制御開始 Exposure Time 値 [Unit:us] Camera Binning LINK Vertical Pixel Clock Continuous Trigger 読み出し/露光期間オーバーラップ 期間 Exposure Time 値 計算式 1 (Off) ROUND([Frame Rate (Time)]- ((([Height]×1309.27)+24931-1309.27+([Width]÷4) ÷[Camera Link Clock Frequency:80MHz]×(10^6))) ROUND([Frame Rate (Time)]- ((([Height]×1318.61)+25111-1318.61+([Width]÷4)) ÷[Camera Link Clock Frequency:60MHz]×(10^6))) ROUND([Frame Rate (Time)]- ((([Height]×2618.53)+24931-1280+([Width]÷4)) ÷[Camera Link Clock Frequency:80MHz]×(10^6))) ROUND([Frame Rate (Time)]- ((([Height]×2637.23)+25111−1280+([Width]÷4)) ÷[Camera Link Clock Frequency:60MHz]×(10^6))) 80MHz 60MHz 2 (On) 80MHz 60MHz 1Line 制御終了 Exposure Time 値 [Unit:us] 1 (Off) , 2 (On) オーバーラップ時 Exposure Time の有効ステップ数 [Unit:us/step] 1 (Off) 80MHz 80MHz ROUND([Frame Rate (Time)]- (24931÷[Camera Link Clock Frequency:80MHz]×(10^6)) ROUND([Frame Rate (Time)]- (25111÷[Camera Link Clock Frequency:60MHz]×(10^6)) ROUNDDOWN(1309.27÷[Camera Link Clock Frequency]×10^6) 60MMz ROUNDDOWN(1318.61÷[Camera Link Clock Frequency]×10^6) 80MHz ROUNDDOWN(2618.53÷[Camera Link Clock Frequency])×10^6÷ 2) ROUNDDOWN(2637.23÷[Camera Link Clock Frequency])×10^6÷ 2) [Height]-1-(ROUNDOWN( ( [Exposure Time]-[1Line 制御開始 Exposure Time 値] ) ×(10^-6)×[Camera Link Clock Frequency:80MHz]÷1309.27)) [Height]-1-(ROUNDOWN( ( [Exposure Time]-[1Line 制御開始 Exposure Time 値] ) ×(10^-6)×[Camera Link Clock Frequency:80MHz]÷1318.61)) [Height]-0.5-(ROUNDOWN( ( [Exposure Time]-[1Line 制御開始 Exposure Time 値] ) ×(10^-6)×[Camera Link Clock Frequency:80MHz]÷2618.53)÷2) [Height]-0.5-(ROUNDOWN( ( [Exposure Time]-[1Line 制御開始 Exposure Time 値] ) ×(10^-6)×[Camera Link Clock Frequency:60MHz]÷2637.23)÷2) ROUNDDOWN([Frame Rate (Time)]-(20600÷[Camera Link Clock Frequency:80MHz]×10^6 )) ROUNDDOWN([Frame Rate (Time)]-(20600÷[Camera Link Clock Frequency:60MHz]×10^6 )) ROUND([Frame Rate (Time)]- ((([Height]×2618.54)+49865-2618.54+([Width]÷2)) ÷[Camera Link Clock Frequency:80MHz]×(10^6))) ROUND([Frame Rate (Time)]- ((([Height]×2637.25)+50223-2637.25+([Width]÷2)) ÷[Camera Link Clock Frequency:60MHz]×(10^6))) ROUND([Frame Rate (Time)]- ((([Height]×5237.09)+49865-2560+([Width]÷2)) ÷[Camera Link Clock Frequency:80MHz]×(10^6))) ROUND([Frame Rate (Time)]- ((([Height]×5274.49)+50223-2560+([Width]÷2)) ÷[Camera Link Clock Frequency:60MHz]×(10^6))) ROUND([Frame Rate (Time)]- (49865÷[Camera Link Clock Frequency:80MHz]×(10^6)) ROUND([Frame Rate (Time)]- (50223÷[Camera Link Clock Frequency:60MHz]×(10^6)) ROUNDDOWN(2618.54÷[Camera Link Clock Frequency]×10^6) 60MMz 2 (On) 60MMz 露光開始位置 [Unit:Line] 1 (Off) 80MHz 60MMz 2 (On) 80MHz 60MMz Exposure Time Max 値 1 (Off) , 2 (On) 80MHz 60MMz 1X2-1Y 1Line 制御開始 Exposure Time 値 [Unit:us] 1 (Off) 80MHz 60MHz 2 (On) 80MHz 60MHz 1Line 制御終了 Exposure Time 値 1 (Off) , 2 (On) オーバーラップ時 1 (Off) 80MHz 60MHz 80MHz - 43 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL Exposure Time の有効ステップ数 [Unit:us/step] 2 (On) 60MHz 80MHz 60MHz 露光開始位置 [Unit:Line] 1 (Off) 80MHz 60MMz 2 (On) 80MHz 60MMz Exposure Time Max 値 1 (Off) , 2 (On) 80MHz 60MMz 7.2.5 ROUNDDOWN(2637.25÷[Camera Link Clock Frequency]×10^6) ROUNDDOWN(5237.09÷[Camera Link Clock Frequency])×10^6÷ 2) ROUNDDOWN(5274.49÷[Camera Link Clock Frequency])×10^6÷ 2) [Height]-1-(ROUNDDOWN( ( [Exposure Time]-[1Line 制御開始 Exposure Time 値] ) ×(10^-6)×[Camera Link Clock Frequency:80MHz]÷2618.54)) [Height]-1-(ROUNDDOWN( ( [Exposure Time]-[1Line 制御開始 Exposure Time 値] ) ×(10^-6)×[Camera Link Clock Frequency:80MHz]÷2637.25)) [Height]-0.5-(ROUNDDOWN( ( [Exposure Time]-[1Line 制御開始 Exposure Time 値] ) ×(10^-6)×[Camera Link Clock Frequency:80MHz]÷5237.09)÷2) [Height]-0.5-(ROUNDDOWN( ( [Exposure Time]-[1Line 制御開始 Exposure Time 値] ) ×(10^-6)×[Camera Link Clock Frequency:60MHz]÷5274.49)÷2) ROUNDDOWN([Frame Rate (Time)]-(41200÷[Camera Link Clock Frequency:80MHz]×10^6)) ROUNDDOWN([Frame Rate (Time)]-(41200÷[Camera Link Clock Frequency:60MHz]×10^6)) ExposureAuto Exposure による自動露光制御機能です。 この機能は、Exposure Mode が Timed(EPS)のみで動作します。 JAI AGC Reference にて明るさの制御を行なうことができます。 OFF/Once/Continuous を選択できます。 OFF: Once: Continuous: 露光制御が動作しません。 設定した時、1度だけ露光制御を行ないます。 連続的に露光制御を行ないます。 自動露光では以下の詳細設定を行なうことができます。 ALC speed: 制御速度と設定することができます。(Gain ALC と共通) ExposureAuto Max: ExposureTime の制御範囲の最大値を設定することができます。 ExposureAuto Min: ExposureTime の制御範囲の最小値を設定することができます。 ALC Reference: 露光制御のターゲットレベルを設定することができます。(Gain Auto と 共通) ALC Channel area: 露光制御のエリアを設定することができます。 7.3. トリガの制御 Trigger Mode を選択するには Trigger Selector で Trigger 項目を設定する必要があります。 SP-20000-PMCL では、Trigger 項目での設定は Frame Start だけですが、セレクタ内にある設定 項目と Trigger Option(JAI カスカム機能)設定で以下のような動作設定が可能となります。 - 44 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL Camera Settings Trigger Selector Trigger Mode Frame Off Start Off 概要 Trigger Option JAI Custom Trigger Mode Name Off Continuous Trigger Timed Off Continuous Trigger On Timed Off EPS Trigger On Trigger Width Timed Off PWC Trigger PIV PIV Trigger 現在設定されている Frame Rate における露 光時間最大設定での自走連続出力動作 Exposure Time 値による露光制御可能な自 走連続出力動作 Exposure Time 値による露光制御可能な外 部 Trigger 動作 Trigger Pulse 幅による露光制御可能な外部 Trigger 動作 Particle Image Velocimetry 用外部 Trigger 動作 詳細は7.8章を参照ください On 7.3.1 Exposure Mode Off Trigger Selector トリガとして下記動作を選択することができます。 SP-20000-PMCL では Frame Start だけです。 Trigger Selector 項 目 概要 Frame Start Frame Start Trigger 動作 7.3.2 Trigger Mode Trigger Mode では 自走連続動作(Continuous)と外部トリガ動作を選択します。 OFF: 自走連続動作 ON: 外部トリガ動作 7.3.3 TriggerSource Trigger Select で選択したトリガ動作に対して(SP-20000-PMC では Frame Start)以下の信号の中から トリガ信号ソースとして選択します。 Trigger 項目 Source Low High Soft Trigger PulseGenerator0 Out PulseGenerator1 Out PulseGenerator2 Out PulseGenerator3 Out TTL 1 In CL CC1 In Nand0 Out Nand1 Out Line 10 TTL 2 In Line 11 LVDS 1 In 概要 Trigger Selector にて選択した Trigger 項目に対して、Low Level 信号を接続する。 デフォルト設定 Trigger Selector にて選択した Trigger 項目に対して、High Level 信号を接続する。 Trigger Selector にて選択した Soft Trigger を接続する。 ASCII Command の場合、SWT=0 を送信する事で Soft Trigger の入力が実行される。 Trigger Selector にて選択した Trigger 項目に対して、Pulse Generator 0 の出力を接続する。 Trigger Selector にて選択した Trigger 項目に対して、Pulse Generator 1 の出力を接続する。 Trigger Selector にて選択した Trigger 項目に対して、Pulse Generator 2 の出力を接続する。 Trigger Selector にて選択した Trigger 項目に対して、Pulse Generator 3 の出力を接続する。 Trigger Selector にて選択した Trigger 項目に対して、TTL 1 In 入力を接続する。 Trigger Selector にて選択した Trigger 項目に対して、CL CC1 In 入力を接続する。 Trigger Selector にて選択した Trigger 項目に対して、NAND 0 出力を接続する。 Trigger Selector にて選択した Trigger 項目に対して、NAND 1 出力を接続する。 Trigger Selector にて選択した Trigger 項目に対して、TTL 2 In 入力を接続する。 Trigger Selector にて選択した Trigger 項目に対して、LVDS 1 In 入力を接続する。 [注記] SP-20000-PMCL は、リアパネル の AUX コネクタに外部 I/F として GPIO ポートを標準で搭載しています。 この AUX 部 GPIO には、Trigger Source して選択できる Line 10 (TTL 2 In) と Line 11 (LVDS 1 In)があります。 - 45 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 7.3.4 TriggerActivation トリガ信号のトリガ動作方法の設定を行います。 RisingEdge: 信号の立ち上がりのエッジにてトリガ動作します。 FallingEdge: 信号の立下りのエッジにてトリガ動作します。 LevelHigh: 信号の High レベルの期間トリガ動作します。 LevelLow: 信号の Low レベルの期間トリガ動作します。 Trigger Option JAI Custom Trigger Mode Name Timed Off EPS Trigger ○ ○ × × Trigger Width Timed Off PWC Trigger × × ○ ○ PIV PIV Trigger ○ ○ × × Camera Settings Trigger Selector Frame Start Trigger Mode Exposure Mode On On On Trigger Activation Setting Rising Falling Level Edge Edge High Level Low 注:TriggerWidth を使用するときには LevelHigh または LevelLow に設定する必要があります。 7.3.5 Triggeroverlap この機能は、FrameStart トリガが ON の時、外部信号によりトリガを受け付けられるタイミングを データの読出し中に行なえるか否かを設定する機能です。 Off: CMOS が読出し中にはオーバーラップしてトリガを受け付けません。 ReadOut: CMOS が読出し中にオーバーラップしてトリガを受け付けられます。 7.4. 通常連続動作(Timed Exposure Mode/Trigger Mode OFF) 外部からのトリガを必要としないアプリケーションで使用します。 このモードではレンズアイリスの自動 制御が可能です(ビデオアイリス対応)。 映像のタイミングに関しては 6.3 章を参照ください。 最短繰り返し周期代表値 Readout Mode Time (Min. Trigger Period) 1x8 – 1Y 1x4 – 1Y 80 MHz 60 MHz 80 MHz 60 MHz 33.333ms 44.444ms Full 22.222ms 29.629ms ROI Center 2/3 16.667ms 22.222ms ROI Center 1/2 8.428ms 11.318ms ROI Center 1/4 4.500ms 6.043ms ROI Center 1/8 V Binning ON (Full) 33.333ms 44.444ms (注 1) 注 1: SP-20000M-PMCL だけです 7.5. 1X2 – 1Y 80 MHz 60 MHz 66.666ms 88.888ms 133.333ms 177.777ms 44.444ms 59.259ms 88.889ms 118.518ms 22.222ms 44.444ms 66.667ms 88.889ms 16.826ms 9.001ms 22.636ms 12.087ms 33.713ms 18.002ms 45.272ms 24.174ms 66.666ms 88.888ms 133.333ms 177.777ms Timed モード 外部トリガによってあらかじめ設定した露光時間で映像を取り込みます。 又外部トリガを露光中に受け付けるかどうかに関してはあらかじめ設定しておくことができます。 1X8 – 1Y 読み出し時の最大のフレームレートは 30fps です。 このモードを使用する場合の基本設定 Trigger Mode = ON Exposure Mode = Timed Trigger Option: OFF - 46 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 最短繰り返し周期代表例 (Trigger Overlap = Readout) Time (Min. Trigger Period) Readout Mode 1x8 – 1Y 1x4 – 1Y 80 MHz 60 MHz 80 MHz 60 MHz Full ROI Center 2/3 ROI Center 1/2 ROI Center 1/4 ROI Center 1/8 V Binning ON (Full) (注 1) 1X2 – 1Y 80 MHz 60 MHz ≧31.761ms ≧21.287ms ≧16.050ms ≧8.195ms ≧4.267ms ≧42.648ms ≧28.582ms ≧21.550ms ≧11.001ms ≧5.726ms ≧63.200ms ≧42.252ms ≧31.777ms ≧16.066ms ≧8.211ms ≧84.864ms ≧56.734ms ≧42.669ms ≧21.571ms ≧11.022ms ≧126.389ms ≧84.492ms ≧63.544ms ≧32.121ms ≧16.410ms ≧169.719ms ≧113.457ms ≧85.327ms ≧43.131ms ≧22.033ms ≧31.770ms ≧42.658ms ≧63.216ms ≧84.887ms ≧126.423ms ≧169.764ms 注 1:SP-20000M-PMCL だけです 注 2:Trigger Overlap が OFF の場合はさらに蓄積時間が上記表に追加になります。 7.5.1 Overlap 設定が OFF の場合 t1 Frame Start Trigger Frame Trigger Wait Frame Active CMOS Exposure t2 Exposure Active 露光期間 FVAL t3 注 注:Trigger Overlap が OFF の時は Frame Trigger Wait が Active 期間に受付けが可能となります。 Trigger 受付け後は Frame Trigger Wait は Read Out 完了まで In-Ative となります。 EPS Trigger Mode、Trigger Overt Lap = Off 時 Camara Settings Camera Vertical Tap Geometry Setting Link Binning Pixel 1X8-1Y Clock 1X4-1Y 1X2-1Y t1 80/60MHz - 2L(min) 2L(min) 2L(min) t2 80MHz 60MHz 1 (Off) 450 ns ~ 490 ns 530 ns ~ 580 ns 320 us 460 ns ~ 490 ns 530 ns ~ 580 ns 328 us 630 ns ~ 690 ns 770 ns ~ 860 ns 656 us 2 (On) 328 us 345 us 689 us 1 (Off) 430 us 441 us 60MHz 2 (On) 441 us 463 us Trigger 受付ジッタがあるため、(t2)部は時間幅を持ちます。 881 us 925 us 80MHz t3 [注意] 図 23. Overlap=OFF - 47 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 7.5.2 Overlap 設定が Readout の場合 t1 Frame Start Trigger Frame Trigger Wait Frame Active CMOS Exposure t2 Exposure Active 露光期間 FVAL t3 注 注: Trigger Overlap が Readout の時は Frame Trigegr Wait が前トリガの FVAL 期間まで Active となります。 この Frame Trigger Wait の Active 期間中に次のトリガの受付が可能となり、前トリガ入力による Readout 中 に次のトリガの入力が可能となります。 次のトリガを受け付けた後は Frame Trigger Wait は In-active とな り次のトリガの Readout 中に再び Active となります。 EPS Trigger Mode、Trigger Overt Lap = Readout 時 Camara Settings Camera Vertical Tap Geometry Setting Link Binning Pixel 1X8-1Y Clock t1 80/60 MHz - 80MHz - 60MHz - t2 1 (Off) 80MHz t3 60MHz 1X4-1Y 1X2-1Y 2L(min) 2L(min) 2L(min) 460 ns ~ 460ns + 1 Line 540 ns ~ 540 ns + 1 Line 320 us 470 ns ~ 471 ns + 1 Line 540 ns 540 ns +1 Line 328 us 655 ns ~ 655 ns + 1 Line 780 ns ~ 780 ns + 1 Line 656 us 2 (On) 328 us 345 us 689 us 1 (Off) 2 (On) 430 us 441 us 441 us 463 us 881 us 925 us 図 24. Readout - 48 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 7.5.3 EPS Trigger/ Trigger Overlap = OFF 時最短 Trigger 周期計算式 Camera Settings Tap Camera Geometry Link Pixel Clock 1X8-1Y 80MHz 60MHz 1X4-1Y 80MHz 60MHz 1X2-1Y 80MHz 60MHz Binning Vertical 1 (Off) 2 (On) 1 (Off) 2 (On) 1 (Off) 2 (On) 1 (Off) 2 (On) 1 (Off) 2 (On) 1 (Off) 2 (On) EPS Trigger / Trigger Overlap = Off 時 最短 Trigger 周期 計算式 [Unit:us] =ROUND(((([Height]+1)×654.63) − 654.63 + ([Width]÷8) ) ÷ 80MHz x 10^6) +321+ [Exposure Time] =ROUND(((([Height]+1)×1309.27) − 640 + ([Width]÷8) ) ÷ 80MHz x 10^6) + 321 + [Exposure Time] =ROUND(((([Height]+1)×659.31) − 659.31 + ([Width]÷8) ) ÷ 60MHz x 10^6) + 431 + [Exposure Time] =ROUND(((([Height]+1)×1318.61) − 640 + ([Width]÷8) ) ÷ 60MHz x 10^6) + 431 + [Exposure Time] =ROUND(((([Height]+1)×1309.27) − 1309.27 + ([Width]÷4) ) ÷ 80MHz x 10^6) + 329 + [Exposure Time] =ROUND(((([Height]+1)×2618.53) − 1280 + ([Width]÷4) ) ÷ 80MHz x 10^6) + 329 + [Exposure Time] =ROUND(((([Height]+1)×1318.61) − 1318.61 + ([Width]÷4) ) ÷ 60MHz x 10^6) + 442 + [Exposure Time] =ROUND(((([Height]+1)×2637.23) − 1280 + ([Width]÷4) ) ÷ 60MHz x 10^6) + 442 + [Exposure Time] =ROUND(((([Height]+1)×2618.54) − 2618.54 + ([Width]÷2) ) ÷ 80MHz x 10^6) + 657 + [Exposure Time] =ROUND(((([Height]+1)×5237.09) − 2560 + ([Width]÷2) ) ÷ 80MHz x 10^6) + 657 + [Exposure Time] =ROUND(((([Height]+1)×2637.25) − 2637.25 + ([Width]÷2) ) ÷ 60MHz x 10^6) + 882 + [Exposure Time] =ROUND(((([Height]+1)×5274.49) − 2560 + ([Width]÷2) ) ÷ 60MHz x 10^6) + 882 + [Exposure Time] [注記] Trigger Overlap =OFF 設定時に上記の Trigger 周期以下で Trigger 入力を行った場合, Trigger マスクがかかり、Trigger 入力を無視する場合があります。 - 49 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 7.5.4 EPS Trigger/ Trigger Overlap = Readout 時最短 Trigger 周期計算式 Camera Settings Tap Camera Geometry Link Clock 1X8-1Y 80MHz 60MHz Binning Vertical EPS Trigger / Trigger Overlap = Readout 時 最短 Trigger 周期 計算式 [Unit:us] 1 (Off) [Expousre Time Max]≦[Trigger Period]-266 である条件により (1) [Exposure Time]値が 1Frame 以下の場合 =ROUND(((([Height]+1)× 654.63)-654.63+([Width]÷8))÷80MHz×10^6)+331 (2) [Exposure Time]値が 1Frame 以上の場合 =266+[Exposure Time] 2 (On) [Expousre Time Max]≦[Trigger Period]-266 である条件により (1) [Exposure Time]値が 1Frame 以下の場合 =ROUND(((([Height]+1)×1309.27)-640+([Width]÷8))÷80MHz×10^6)+331 (2) [Exposure Time]値が 1Frame 以上の場合 =266+[Exposure Time] 1 (Off) [Expousre Time Max]≦[Trigger Period]-353 である条件により (1) [Exposure Time]値が 1Frame 以下の場合 =ROUND(((([Height]+1)× 659.31)-659.31+([Width]÷8))÷60MHz×10^6)+441 (2) [Exposure Time]値が 1Frame 以上の場合 =353+[Exposure Time] 2 (On) [注記] [Expousre Time Max]≦[Trigger Period]-353 である条件により (1) [Exposure Time]値が 1Frame 以下の場合 =ROUND(((([Height]+1)×1318.61)-1318.61+([Width]÷8))÷60MHz×10^6)+441 (2) [Exposure Time]値が 1Frame 以上の場合 =353+[Exposure Time] [Trigger Overlap]=Readout 設定時上記の Trigger 周期以上にすると露光動作が正常に動作しない場合 があり、正常な画像が出力されない場合があります。 Camera Settings Tap Camera Geometry Link Clock 1X4-1Y 80MHz Binning Vertical 1 (Off) 2 (On) 60MHz 1 (Off) 2 (On) EPS Trigger / Trigger Overlap = Readout 時 最短 Trigger 周期 計算式 [Unit:us] [Expousre Time Max]≦[Trigger Period]-266 である条件により (1) [Exposure Time]値が 1Frame 以下の場合 =ROUND(((([Height]+1)×1309.27)-1309.27+([Width]÷4))÷80MHz×10^6)+339 (2) [Exposure Time]値が 1Frame 以上の場合 =266+[Exposure Time] [Expousre Time Max]≦[Trigger Period]-266 である条件により (1) [Exposure Time]値が 1Frame 以下の場合 =ROUND(((([Height]+1)×2618.53)-1280+([Width]÷4))÷80MHz×10^6)+339 (2) [Exposure Time]値が 1Frame 以上の場合 =266+[Exposure Time] [Expousre Time Max]≦[Trigger Period]-353 である条件により (1) [Exposure Time]値が 1Frame 以下の場合 =ROUND(((([Height]+1)×1318.61)-1318.61+([Width]÷4))÷60MHz×10^6)+452 (2) [Exposure Time]値が 1Frame 以上の場合 =353+[Exposure Time] [Expousre Time Max]≦[Trigger Period]-353 である条件により (1) [Exposure Time]値が 1Frame 以下の場合 =ROUND(((([Height]+1)×2637.23)-1280+([Width]÷4))÷60MHz×10^6)+452 (2) [Exposure Time]値が 1Frame 以上の場合 =353+[Exposure Time] - 50 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL Camera Settings Tap Geometry 1X2-1Y 80MHz EPS Trigger / Trigger Overlap = Readout 時 最短 Trigger 周期 計算式 [Unit:us] [Expousre Time Max]≦[Trigger Period]-521 である条件により (1) [Exposure Time]値が 1Frame 以下の場合 =ROUND(((([Height]+1)×2618.54)-2618.54+([Width]÷2))÷80MHz×10^6)+667 (2) [Exposure Time]値が 1Frame 以上の場合 =521+[Exposure Time] [Expousre Time Max]≦[Trigger Period]-521 である条件により (1) [Exposure Time]値が 1Frame 以下の場合 =ROUND(((([Height]+1)×5237.09)-2560+([Width]÷2))÷80MHz×10^6)+667 (2) [Exposure Time]値が 1Frame 以上の場合 =521+[Exposure Time] [Expousre Time Max]≦[Trigger Period]-696 である条件により (1) [Exposure Time]値が 1Frame 以下の場合 =ROUND(((([Height]+1)×2637.25)-2637.25+([Width]÷2))÷60MHz×10^6)+892 Binning Vertical 1 (Off) 2 (On) 60MHz 1 (Off) (2) [Exposure Time]値が 1Frame 以上の場合 =696+[Exposure Time] 2 (On) 7.5.5 [Expousre Time Max]≦[Trigger Period]-696 である条件により (1) [Exposure Time]値が 1Frame 以下の場合 =ROUND(((([Height]+1)×5274.49)-2560+([Width]÷2))÷60MHz×10^6)+892 (2) [Exposure Time]値が 1Frame 以上の場合 =696+[Exposure Time] EPS Trigger、Trigger Overlap= OFF 時 GPIO TTL Out 出力 Frame Start -Trigger Mode =“On” Exposure Mode =“Timed” Trigger Overlap = OFF Frame Start Trigger (a) (k) Frame Trigger Wait (i) (c) (f) Frame Active (j) Exposure Active (h) (d) (b) (e) FVAL Active 図 25 GPIO TTL Out 出力タイミング (Overlap=OFF) - 51 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 1. Camera Link Pixel Clock が 80 MHz の場合(参考値) Camera Link Pixel Clock = 80MHz 箇所 (a) Frame Start Trigger to Frame Trigger Wait Falling Edge (b) Exposure Active Falling Edge to FVAL Raising Edge (c) Frame Active Falling Edge to Frame Trigger Wait Raising Edge (d) Exposure Active (e) FVAL Active (f) Tap Geometry Setting 1X8-1Y 1X4-1Y 820 ns 820 ns 1X2-1Y 1.010 us 320 us (320 us) 328 us (328 us) 656 us (656 us) 1.00 us 1.00 us 1.00 us 8.91 us (10.26 us) 8.91 us (10.26 us) 8.98 us (10.31 us) 31.42 ms 62.84 ms 125.69 ms 31.75 ms 63.18 ms 126.36 ms 1.110 us 1.110 us 410 ns 備考 TTL IN 1 より Frame Start Trigger 入力 時 Tap Geometry 設定により切り替わりま す。( )内は、Camera Link Spear Port に アサインしている Exposure Active を使 用た場合 Exposure Time = 10 時 ( )内は、Camera Link Spear Port にア サインしている Exposure Active Binning off、[Height]=3840 時 (Height 値による垂直 ROI にて可変) [Exposure Mode] = Timed 時 Frame Active (h) FVAL Falling Edge to Frame Active Falling Edge して Frame Active End Edge は 1us 程度位相 が変わる。 (i) Frame Trigger wait Falling Edge to Frame Active Raising Edge 1.19 us 1.19 us 1.19 us (j) Frame Active Raising Edge to Exposure Active Raising Edge 0 ns 0 ns 0 ns (k) Frame Start Trigger to Exposure Active Raising Edge - Exposure Active Start Edge : CL / TTL Out 位相差 Exposure Active End Edge: CL / TTL Out 位相差 この部分は Binning 並びに ROI 設定に よって若干異なる。 FVAL Active End に対 1.60 us 1.60 us 1.60 us TTL I/F 出力の Exposure Active ()内は、Camera Link Spear Port にアサ インしている Exposure Active との位相 比較時 極性を Active High に合わせた場合 240 ns 240 ns 240 ns 極性を Active High に合わせた場合 2.05 us (470 ns) 2.05 us (470 ns) 2.23 us (660 ns) [注記] ( )内の数値は Camera Link Spare bit に出力している Exposure Active との位相比較時のもの です。 - 52 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 2. Camera Link Pixel Clock が 60 MHz の場合(参考値) 箇所 Camera Link Pixel Clock = 60MHz Tap Geometry Setting 1X8-1Y 1X4-1Y 1X2-1Y 備考 Frame Start Trigger to Frame Trigger Wait Falling Edge Exposure Active Falling Edge to FVAL Raising Edge 890 ns 890 ns 810 ns TTL IN 1 より Frame Start Trigger 入力時 429 us (430 us) 440us (441 us) 881 us (881 us) Tap Geometry 設定により切り替わります。( )内 は、Camera Link Spear Port にアサインしている Exposure Active を使用した場合 (c) Frame Active Falling Edge to Frame Trigger Wait Raising Edge 975 ns 975 ns 1.028us (d) Exposure Active 9.04 us (10.37 us) 9.04 us (10.37 us) 9.09 us (10.43 us) (e) FVAL Active 42.20 ms 84.39 ms 168.78 ms (f) Frame Active 42.64 ms 84.84 ms 169.67 ms (h) FVAL Falling Edge to Frame Active Falling Edge 780 ns 390 ns 760 ns (i) Frame Trigger wait Falling Edge to Frame Active Raising Edge Frame Active Raising Edge to Exposure Active Raising Edge Frame Start Trigger to Exposure Active Raising Edge 1.19 us 1.19 us 1.19 us 0 ns 0 ns 0 ns 2.08 us (560 ns) 2.08 us (560 ns) 2.35 us (800 ns) TTL I/F 出力の Exposure Active ()内は、Camera Link Spear Port にアサインして いる Exposure Active との位相比較時 Exposure Active Start Edge : CL / TTL Out 位相差 Exposure Active End Edge: CL / TTL Out 位相差 1.53 us 1.53 us 1.53 us 極性を Active High に合わせた場合 220 ns 220 ns 220 ns 極性を Active High に合わせた場合 (a) (b) (j) (k) - Exposure Time = 10 時 ( )内は、Camera Link Spear Port にアサインして いる Exposure Active Binning off、[Height]=3840 時 (Height 値による垂直 ROI にて可変) [Exposure Mode] = Timed 時 この部分は Binning 並びに ROI 設定によって若 干異なる 。FVAL Active End に対して Frame Active End Edge は 1us 程度位相が変わる。 [注記] ( )内の数値は Camera Link Spare bit に出力している Exposure Active との位相比較時のものです。 - 53 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 7.5.6 EPS Trigger、Trigger Overlap= Readout 時 GPIO TTL Out 出力 Frame Start -Trigger Mode =“On” Exposure Mode =“Timed” Trigger Overlap =“Readout” Frame Start Trigger EPS Trigger / [Trigger Overlap] = “Readout”設定時の Frame Trigger Wait の Active 開始位置について (a) (k) EPS Trigger / [Trigger Overlap] = “Readout” 設定時の Frame Trigger Wait の Active 開始位置は、[Exposure Time] 設定値が [FVAL]+[Exposure Active End Edge ~ FVAL Active Start Edge]158 時間を超えるまで可変します。 Frame Trigger Wait (i) (l) (g) (c) (f) Frame Active (j) Exposure Active (h) (d) (b) FVAL Active 図 26 (e) GPIO TTL Out 出力タイミング (Overlap = Readout) - 54 - この期間がするという事は[Exposure Time]値が小さいと次 Trigger の全 Trigger 読み出し中にオーバーラップできる期間が短く、一定 値までは、[Exposure Time]値が長いと次 Trigger の全 Trigger 読 み出し中にオーバーラップできる期間が長くなります。この一定値 が、先述の[FVAL]+[Exposure Active End Edge ~ FVAL Active Start Edge]となります。 SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 1. Camera Link Pixel Clock が 80 MHz の場合(参考値) 箇所 Camera Link Pixel Clock = 80MHz Tap Geometry Setting 1X8-1Y 1X4-1Y 1X2-1Y 810 ns 810 ns 1.010 us 320 us (320 us) 328 us (328 us) 656 us (656 us) Tap Geometry 設定により切り替わります。 7.15 us 7.15 us 7.15 us [Exposure Time]=10us 時の位相 (d) Frame Start Trigger to Frame Trigger Waite Falling Edge Exposure Active Falling Edge to FVAL Raising Edge Frame Trigger Wait Raising Edge to Frame Active Falling Edge Exposure Active 8.93 us (10.28 us) 8.93 us (10.28 us) 9.00 us (10.33 us) [Exposure Time]=10us 時 ( )内は、Camera Link Spear Port にアサイン している Exposure Active (e) FVAL Active 31.42 ms 62.84 ms 125.69 ms Binning off、[Height]=3840 時 (Height 値による垂直 ROI にて可変) (f) Frame Active 31.75 ms 63.18 ms 126.36 ms [Exposure Mode] = Timed 時 (g) Exposure Active Falling Edge to Frame Trigger Wait Raising Edge 241.03 us 231.84 us 470.81 us (h) FVAL Falling Edge to Frame Active Falling Edge 1.10 us 1.27 us 370 ns (i) Frame Trigger wait Falling Edge to Frame Active Raising Edge 1.22 us 1.22 us 1.22 us (j) Frame Active Raising Edge to Exposure Active Raising Edge 0 ns 0 ns 0 ns (k) Frame Start Trigger to Exposure Active Raising Edge 2.04 us (470 ns) 2.04 us (470 ns) 1.01 us (660 ns) (l) Exposure Active Raising Edge Variableness Exposure Active Start Edge : CL / TTL Out 位相差 Exposure Active End Edge: CL / TTL Out 位相差 31.50 ms 62.93 ms 125.87 ms 1.58 us 1.58 us 1.58 us 230 ns 230 ns 230 ns (a) (b) (c) - 備考 この部分は Binning 並びに ROI 設定によって 若 干 異 な る 。 FVAL Active End に 対 し て Frame Active End Edge は 2us 程度位相が 変わる。 TTL I/F 出力の Exposure Active ()内は、Camera Link Spear Port にアサイン している Exposure Active との位相比較時 [Exposure Time]値にて可変 [注記] (1) ( )内の数値は Camera Link Spare bit に出力している Exposure Active との位相比較時のものです。 (3) 本表のタイミングは、説明のため Frame Tarigger Wait 及び Frame Active 信号の位相説明のため、Trigger 入力 が、 前 Trigger に映像信号の読み出しが、オーバーラップしない条件下のものです。 - 55 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 2. Camera Link Pixel Clock が 60 MHz の場合(参考値) 箇所 Camera Link Pixel Clock = 60MHz Tap Geometry Setting 1X8-1Y 1X4-1Y 1X2-1Y (a) Frame Start Trigger to Frame Trigger Waite Falling Edge 890 ns 890 ns 1.160 us (b) Exposure Active Falling Edge to FVAL Raising Edge 429 us (430 us) 440 us (441 us) 881 us (882us) Tap Geometry 設定により切り替わります。 (c) Frame Trigger Wait Raising Edge to Frame Active Falling Edge 7.21 us 7.21 us 7.21 us [Exposure Time]=10us 時の位相 (d) Exposure Active 9.04 us (10.37 us) 9.04 us (10.37 us) 9.09 us (10.44 us) [Exposure Time]=10us 時 ( )内は、Camera Link Spear Port にアサイン している Exposure Active (e) FVAL Active 42.20 ms 84.39 ms 125.69 ms Binning off、[Height]=3840 時 (Height 値による垂直 ROI にて可変) (f) Frame Active 42.64 ms 84.84 ms 168.78 ms [Exposure Mode] = Timed 時 (g) Exposure Active Falling Edge to Frame Trigger Wait Raising Edge 323.97 us 314.73 us 634.65 us (h) FVAL Falling Edge to Frame Active Falling Edge 790 ns 410 ns 730 ns (i) Frame Trigger wait Falling Edge to Frame Active Raising Edge 1.20 us 1.20 us 1.20 us (j) Frame Active Raising Edge to Exposure Active Raising Edge 0 ns 0 ns 0 ns (k) Frame Start Trigger to Exposure Active Raising Edge 2.11 us (560 ns) 2.11 us (560 ns) 2.38 us (810 ns) (l) Exposure Active Raising Edge Variableness Exposure Active Start Edge : CL / TTL Out 位相差 Exposure Active End Edge: CL / TTL Out 位相差 42.29 ms 84.51 ms 169.02 ms 1.53 us 1.53 us 1.53 us 220 ns 220 ns 220 ns - 備考 この部分は Binning 並びに ROI 設定によって 若 干 異 な る 。 FVAL Active End に 対 し て Frame Active End Edge は 2us 程度位相が 変わる。 TTL I/F 出力の Exposure Active ()内は、Camera Link Spear Port にアサイン している Exposure Active との位相比較時 [Exposure Time]値にて可変 [注記] (1) ( )内の数値は Camera Link Spare bit に出力している Exposure Active との位相比較時のものです。 (2) 本表のタイミングは、説明のため Frame Tarigger Wait 及び Frame Active 信号の位相説明のため、Trigger 入力が、 前 Trigger に映像信号の読み出しが、オーバーラップしない条件下のものです。 - 56 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 7.6 Trigger width モード このモードでは露光時間はトリガパルスの幅と同じになります。 したがって長時間露光が可能となりま す。 又外部トリガを露光中に受け付けるかどうかに関してはあらかじめ設定しておくことができます。 全画素読み出し時のフレームレートは 51.9fps です。 このモードを使用する場合の基本設定 Trigger Mode = ON Expsoure Mode = Trigger Width 最短繰り返し周期 (Trigger Overlap = Readout) Time (Min. Trigger Period) Readout Mode 1x8 – 1Y 1x4 – 1Y 80 MHz 60 MHz 80 MHz 60 MHz Full ROI Center 2/3 ROI Center 1/2 ROI Center 1/4 ROI Center 1/8 V Binning ON (Full) (注 1) 1X2 – 1Y 80 MHz 60 MHz ≧31.761ms ≧21.287ms ≧16.050ms ≧8.195ms ≧4.267ms ≧42.648ms ≧28.582ms ≧21.550ms ≧11.001ms ≧5.726ms ≧63.200ms ≧42.252ms ≧31.777ms ≧16.066ms ≧8.211ms ≧84.864ms ≧56.734ms ≧42.669ms ≧21.571ms ≧11.022ms ≧126.389ms ≧84.492ms ≧63.544ms ≧32.121ms ≧16.410ms ≧169.719ms ≧113.457ms ≧85.327ms ≧43.131ms ≧22.033ms ≧31.770ms ≧42.658ms ≧63.216ms ≧84.887ms ≧126.423ms ≧169.764ms 注 1: SP-20000M-PMCL だけです 注 2:Trigger Overlap が OFF の場合はさらに蓄積時間が上記表に追加になります。 - 57 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 7.6.1 Overlap 設定が OFF の場合 t1 t4 Frame Start Trigger Frame Trigger Wait Frame Active CMOS Exposure t2 Exposure Active 露光期間 FVAL t3 注 注:Trigger Overlap が OFF の時は Frame Trigger Wait が Active 期間に受付けが可能となります。 Trigger 受付け後は Frame Trigger Wait は Read Out 完了まで In-Ative となります。 Camera Settings Camera Vertical Link Binning Pixel Clock t1 t2 80/60 MHz 80MHz 60MHz 80MHz 1X4-1Y 1X2-1Y — 10 µs (Min) 10 µs (Min) 10 µs (Min) - 400 ns ~ 440 ns 400 ns ~ 440 ns 520 ns ~ 590 ns - 460 ns ~ 510 ns 460 ns ~ 510 ns 630 ns ~ 720 ns 1 (Off) 320 us 328 us 656 us 2 (On) 328 us 345 us 689 us 430 us 441 us 881 us 2 (On) 441 us 643 us 925 us 80MHz - 2.42 us ~ 2.45 us 2.42 us ~ 2.46 us 2.55 us ~ 2.62 us 60MHz - 2.48 us ~ 2.53 us 2.48 us ~ 2.53 us 2.67us ~ 2.75 us 80MHz - 2.00 us ~ 2.06 us 2.00 us ~ 2.04 us 12.00us ~ 12.63 us 60MHz - 2.00 us ~ 2.05 us 2.00 us ~ 2.52 us 12.00us ~ 12.08 us 60MHz 実露光 時間 差異 1X8-1Y 1 (Off) t3 t4 Tap Geometry Setting [注記] (1) 露光開始側と露光完了側に Trigger 受付ジッタが存在します。 (2) 露光時間差異は TTLTrigger 入力パルスに対して実際の露光時間の増加分です。「(t4)-(t2)≒実露光時間差異」関係に なります。 図 27. Overlap=OFF - 58 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 7.6.2 Overlap 設定が Readout の場合 t1 t4 Frame Start Trigger Frame Trigger Wait Frame Active CMOS Exposure t2 Exposure Active 露光期間 FVAL t3 注 注: Trigger Overlap が Readout の時は Frame Trigegr Wait が前トリガの FVAL 期間まで Active となります。この Frame Trigger Wait の Active 期間中に次のトリガの受付が可能となり、前トリガ 入力による Readout 中に次のトリガの入力が可能となります。 次のトリガを受け付けた後は Frame Trigger Wait は In-active となり次のトリガの Readout 中に再び Active となります。 図 28. Readout Camera Settings Camera Vertical Link Binning Pixel Clock t1 80/60 MHz — 1X8-1Y 1X4-1Y 1X2-1Y 10 µs (Min) 10 µs (Min) 10 µs (Min) 1 (Off) 440 ns ~440 ns + 1Line 490 ns ~490 ns + 1Line 320 us 420 ns ~420 ns + 1Line 500 ns ~500 ns + 1Line 328 us 550 ns ~550 ns + 1Line 700 ns ~700 ns + 1Line 656 us 2 (On) 328 us 345 us 689 us 60MHz 1 (Off) 2 (On) 430 us 441 us 441 us 463 us 881 us 925 us 80MHz - 2.46 us~2.50 us 2.49 us~2.53 us 2.61 us~2.67 us 60MHz - 2.53 us~2.58 us 2.53 us~2.59 us 2.70 us~2.78 us 80MHz - 60MHz - t2 80MHz t3 t4 Tap Geometry Setting (t4)-(t2): 80MHz -6.16us~+2.01us -13.46us~+2.11us -35.26 us~+2.12 us 露光時間 60MHz -7.97us~+2.09us -18.95us~+2.09us -41.95us~+2.08us 差異 [注記] (1) 露光開始側と露光完了側に Trigger 受付ジッタが存在します。 (2) 露光開始側は映像信号に露光開始信号の影響を与えないために 1Line の受付ジッタを持ちます。 - 59 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 7.6.3 Trigger Overlap OFF 時の最短 Trigger 周期計算式 Camera Settings Tap Camera Geometry Link Pixel Clock 1X8-1Y 80MHz Binning Vertical PWC Trigger / Trigger Overlap = Off 時 最短 Trigger 周期 計算式 [Unit:us] 1 (Off) =ROUND(((([Height]+1)×654.63) − 654.63 + ([Width]÷8) ) ÷ 80MHz x 10^6) +321+ [Trigger Pulse Width:10us~] 2 (On) =ROUND(((([Height]+1)×1309.27) − 640 + ([Width]÷8) ) ÷ 80MHz x 10^6) + 321 + [Trigger Pulse Width:10us~] 60MHz 1 (Off) =ROUND(((([Height]+1)×659.31) − 659.31 + ([Width]÷8) ) ÷ 60MHz x 10^6) + 431 + [Trigger Pulse Width:10us~] 2 (On) =ROUND(((([Height]+1)×1318.61) − 640 + ([Width]÷8) ) ÷ 60MHz x 10^6) + 431 + [Trigger Pulse Width:10us~] 1X4-1Y 80MHz 1 (Off) =ROUND(((([Height]+1)×1309.27) − 1309.27 + ([Width]÷4) ) ÷ 80MHz x 10^6) + 329 + [Trigger Pulse Width:10us~] 2 (On) =ROUND(((([Height]+1)×2618.53) − 1280 + ([Width]÷4) ) ÷ 80MHz x 10^6) + 329 + [Trigger Pulse Width:10us~] 60MHz 1 (Off) =ROUND(((([Height]+1)×1318.61) − 1318.61 + ([Width]÷4) ) ÷ 60MHz x 10^6) + 442 + [Trigger Pulse Width:10us~] 2 (On) =ROUND(((([Height]+1)×2637.23) − 1280 + ([Width]÷4) ) ÷ 60MHz x 10^6) + 442 + [Trigger Pulse Width:10us~] 1X2-1Y 80MHz 1 (Off) =ROUND(((([Height]+1)×2618.54) − 2618.54 + ([Width]÷2) ) ÷ 80MHz x 10^6) + 657 + [Trigger Pulse Width:10us~] 2 (On) =ROUND(((([Height]+1)×5237.09) − 2560 + ([Width]÷2) ) ÷ 80MHz x 10^6) + 657 + [Trigger Pulse Width:10us~] 60MHz 1 (Off) =ROUND(((([Height]+1)×2637.25) − 2637.25 + ([Width]÷2) ) ÷ 60MHz x 10^6) + 882 + [Trigger Pulse Width:10us~] 2 (On) =ROUND(((([Height]+1)×5274.49) − 2560 + ([Width]÷2) ) ÷ 60MHz x 10^6) + 882 + [Trigger Pulse Width:10us~] [注記] Trigger Overlap = OFF 設定時に上記の Trigger 周期以下で Trigger 入力を行った場合 Trigger マスクがかかり、 Trigger 入力を無視する場合があります。 - 60 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 7.6.4 Trigger Overlap Readout 時の最短 Trigger 周期計算式 Camera Settings Tap Camera Geometry Link Clock 1X8-1Y 80MHz Binning Vertical PWC Trigger / Trigger Overlap = Readout 時 最短 Trigger 周期 計算式 [Unit:us] 1 (Off) [Trigger Pulse Width] ≦ [Trigger Period :us] - 266us である条件により (1) [Trigger Pulse Width]が 1Frame 以下の場合 =ROUND(((([Height]+1)× 654.63)-654.63+([Width]÷8))÷80MHz×10^6)+331 (2) [Trigger Pulse Width]が 1Frame 以上の場合 =266+[Trigger Pulse Width] 2 (On) [Trigger Pulse Width] ≦ [Trigger Period :us] - 266us である条件により (1) [Trigger Pulse Width]が 1Frame 以下の場合 =ROUND(((([Height]+1)×1309.27)-640+([Width]÷8))÷80MHz×10^6)+331 (2) [Trigger Pulse Width]が 1Frame 以上の場合 =266+[Trigger Pulse Width] 60MHz 1 (Off) [Trigger Pulse Width] ≦ [Trigger Period :us] - 353us である条件により (1) [Trigger Pulse Width]が 1Frame 以下の場合 =ROUND(((([Height]+1)× 659.31)-659.31+([Width]÷8))÷60MHz×10^6)+441 (2) [Trigger Pulse Width]が 1Frame 以上の場合 =353+[Trigger Pulse Width] 2 (On) [Trigger Pulse Width] ≦ [Trigger Period :us] - 353us である条件により (1) [Trigger Pulse Width]が 1Frame 以下の場合 =ROUND(((([Height]+1)×1318.61)-1318.61+([Width]÷8))÷60MHz×10^6)+441 (2) [Trigger Pulse Width]が 1Frame 以上の場合 =353+[Trigger Pulse Width] [注記] [Trigger Overlap]=Readout 設定時上記の Trigger 周期以上 もしくは Trigger Pulse 幅にすると露光動作が正常に 動作しない場合があり、正常な画像が出力されない場合があります。 Camera Settings Tap Camera Geometry Link Clock 1X4-1Y 80MHz Binning Vertical 1 (Off) 2 (On) 60MHz 1 (Off) 2 (On) PWC Trigger / Trigger Overlap = Readout 時 最短 Trigger 周期 計算式 [Unit:us] [Trigger Pulse Width] ≦ [Trigger Period :us]-266us である条件により (1) [Trigger Pulse Width]が 1Frame 以下の場合 =ROUND(((([Height]+1)×1309.27)-1309.27+([Width]÷4))÷80MHz×10^6)+339 (2) [Trigger Pulse Width]が 1Frame 以上の場合 =266+[Trigger Pulse Width] [Trigger Pulse Width] ≦ [Trigger Period :us]-266us である条件により (1) [Trigger Pulse Width]が 1Frame 以下の場合 =ROUND(((([Height]+1)×2618.53)-1280+([Width]÷4))÷80MHz×10^6)+339 (2) [Trigger Pulse Width]が 1Frame 以上の場合 =266+[Trigger Pulse Width] [Trigger Pulse Width] ≦ [Trigger Period :us]-353us である条件により (1) [Trigger Pulse Width]が 1Frame 以下の場合 =ROUND(((([Height]+1)×1318.61)-1318.61+([Width]÷4))÷60MHz×10^6)+452 (2) [Trigger Pulse Width]が 1Frame 以上の場合 =353+[Trigger Pulse Width] [Trigger Pulse Width] ≦ [Trigger Period :us]-353us である条件により (1) [Trigger Pulse Width]が 1Frame 以下の場合 =ROUND(((([Height]+1)×2637.23)-1280+([Width]÷4))÷60MHz×10^6)+452 (2) [Trigger Pulse Width]が 1Frame 以上の場合 =353+[Trigger Pulse Width] - 61 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL Camera Settings Tap Geometry 1X2-1Y 80MHz Binning Vertical 1 (Off) PWC Trigger / Trigger Overlap = Readout 時 最短 Trigger 周期 計算式 [Unit:us] [Trigger Pulse Width] ≦ [Trigger Period :us]-521us である条件により (1) [Trigger Pulse Width]が 1Frame 以下の場合 =ROUND(((([Height]+1)×2618.54)-2618.54+([Width]÷2))÷80MHz×10^6)+667 (2) [Trigger Pulse Width]が 1Frame 以上の場合 =521+[Trigger Pulse Width] 2 (On) [Trigger Pulse Width] ≦ [Trigger Period :us]-521us である条件により (1) [Trigger Pulse Width]が 1Frame 以下の場合 =ROUND(((([Height]+1)×5237.09)-2560+([Width]÷2))÷80MHz×10^6)+667 (2) [Exposure Time]値が 1Frame 以上の場合 =521+[Trigger Pulse Width] 60MHz 1 (Off) [Trigger Pulse Width] ≦ [Trigger Period :us]-696us である条件により (1) [Trigger Pulse Width]が 1Frame 以下の場合 =ROUND(((([Height]+1)×2637.25)-2637.25+([Width]÷2))÷60MHz×10^6)+892 (2) [Exposure Time]値が 1Frame 以上の場合 =696+[Trigger Pulse Width] 2 (On) [Trigger Pulse Width] ≦ [Trigger Period :us]-696us である条件により (1) [Trigger Pulse Width]が 1Frame 以下の場合 =ROUND(((([Height]+1)×5274.49)-2560+([Width]÷2))÷60MHz×10^6)+892 (2) [Exposure Time]値が 1Frame 以上の場合 =696+[Trigger Pulse Width] - 62 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 7.7 PIV(Particle Image Velocimetry) (Timed PIV) PIV(Particle Image Velocimetry 粒子像速度)モードは 2 つの映像を短時間でキャプチャーするような 用途で使用されます。照明としてはストロボ照明が使用されます。 最初の露光時間は 10us ~ 2s で す。 後に 2 回目の露光がスタートします。 蓄積はLVAL非同期です。 最初の露光はトリガの立ち上 がり(立ち下がり)でスタートします。 最初のストロボは最初の露光期間内、2 回目のストロボは最初の フレームが読みだされている間に発光させます。 これにより 2 回のストロボで露光した 2 つのフレーム が読みだされます。 このモードの基本設定 Trigger Mode: ON Exposure mode : Timed Trigger Option: PIV Trigger Overlap 設定は無効となります トリガの最短繰返し周期代表値 (Trigegr Overlap = OFF) Time (Min. Trigger Period) Readout Mode 1x8 – 1Y 1x4 – 1Y 80 MHz 60 MHz 80 MHz 60 MHz Full ROI Center 2/3 ROI Center 1/2 ROI Center 1/4 ROI Center 1/8 V Binning ON (Full) (注 1) 1X2 – 1Y 80 MHz 60 MHz ≧63.625ms ≧42.677ms ≧32.203ms ≧16.492ms ≧8.636ms ≧85.394ms ≧57.263ms ≧43.198ms ≧22.100ms ≧11.551ms ≧126.489ms ≧84.592ms ≧63.644ms ≧32.221ms ≧16.510ms ≧169.807ms ≧113.546ms ≧85.416ms ≧43.220ms ≧22.122ms ≧252.834ms ≧169.041ms ≧127.144ms ≧64.299ms ≧32.877ms ≧339.472ms ≧226.950ms ≧170.688ms ≧88.055ms ≧44.110ms ≧63.635ms ≧85.404 ms ≧126.504ms ≧169.831ms ≧252.868ms ≧339.518ms Trigger Period (Min.) Frame Start Trigger IN a Frame Trigger Wait Frame Active b Exposure Timing Exposure Active 1st Frame Readout Delay FVAL tframe1 2nd Frame Readout Delay tframe2 DVAL td te1 ift te2 FVAL Non-Active [注意事項] (1) 1st Frame の Exposure Time:te1 は、Exposure Time 設定によって可変が可能です。 (2) 2nd Exposure Time:te2 の露光時間は、ROI 設定並びに V-Binnig 設定で変化しますが、Exposure Time 設定の影響を受けません。 図 29 PIVモード - 63 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL PIV Mode タイミング仕様 (1X8 – 1Y) time Description Time name 1X8-1Y Camera Link Pixel Clock = 80MHz td Exposure 430 ns~470 ns Beginning delay te1 First exposure 10us ~ ≒1 Frame ([Height]=3840 時: time period 31737us Max) = [Exposure Time Settings] itf Inter framing 312 us time te2 Second ≒1 frame exposure time (1) V-Binning Off 時 =([Height]×654.63÷80MHz)+131 us (2) V-Binning On 時 =([Height]×1309.27÷80MHz)+131 us tframe 1 First Frame read out [FVAL Active] Camera Link Pixel Clock = 60MHz 500 ns ~ 540 ns 10us ~≒1 Frame ([Height]=3840 時:42619us Max) = [Exposure Time Settings] 419 us ≒1 frame (1) V-Binning Off 時 =([Height]×659.31÷60MHz)+132 us (2) V-Binning On 時 =([Height]×1318.61÷60MHz)+132 us [FVAL Active] (1) V-Binning Off [FVAL Active] = (([Height]×654.63)654.63+([Width]÷8))÷80MHz (1) V-Binning Off [FVAL Active] =(([Height]×659.31)-659.31+([Width]÷8))÷60MHz (2) V-Binning On [FVAL Active] = ((([Height]-0.5)×1309.27)-640+([Width] ÷ 8))÷80MHz (2) V-Binning On [FVAL Active] = ((([Height]-0.5)×1318.61)-640+([Width] 8))÷60MHz ÷ tframe 2 Second Frame read out [FVAL Active] (tframe1 と同じ) [FVAL Active] (tframe1 と同じ) - 1st Frame Readout Delay 2nd Frame Readout Delay FVAL NonActive (1) V-Binning Off =320 us (2) V-Binning On =328 us (1) V-Binning Off =320 us (2) V-Binning Off =328 us (1) V-Binning Off , H-Binning Off =443 us (2) V-Binning On , H-Binning Off =452 us (3) V-Binning Off , H-Binning On =447 us (4) V-Binning On , H-Binning On =456 us (1) V-Binning Off 時 =(((([Height]+0.5)×654.63)654.63+([Width]÷8)) x 2Frame÷80MHz) +[Expousre Time] +763us (1) V-Binning Off =430 us (2) V-Binning On =441 us (1) V-Binning Off =551 us (2) V-Binning On =562 us (1) V-Binning Off , H-Binning Off =551 us (2) V-Binning On , H-Binning Off =562 us (3) V-Binning Off , H-Binning On =556 us (4) V-Binning On , H-Binning On =567 us (1) V-Binning Off 時 =(((([Height]+0.5)×659.31)-659.31+([Width]÷8)) x 2Frame÷60MHz) +[Expousre Time] + 982us (2) V-Binning On 時 =((([Height]×1309.27)-640+([Width÷8]))x 2Frame÷80MHz) +[Expousre Time] +780us (2) V-Binning On 時 =((([Height]×1318.61)-640+([Width÷8]))x 2Frame÷ 60MHz) +[Expousre Time] +1003us 0us 1.8us 1 Line 以上 1 Line 以下 1 Line 以上 1 Line 以下 - - - a b Trigger Period (Min.) 2nd FrameActive End ~ Frame Actiev End - 64 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL PIV Mode タイミング仕様(1X4 – 1Y) time Description Time name 1X4-1Y Camera Link Pixel Clock = 80MHz td Exposure 430 ns~470 ns Beginning delay te1 First exposure 10us ~ ≒1 Frame ([Height]=3840 時: time period 63164us Max) = [Exposure Time Settings] itf Inter framing 312 us time te2 Second ≒1 frame exposure time (1) V-Binning Off 時 =([Height]×1309.27÷80MHz)+132 us (2) V-Binning On 時 =([Height]×2618.53÷80MHz)+132 us tframe 1 First Frame read out [FVAL Active] Camera Link Pixel Clock = 60MHz 490 ns ~540 ns 10us ~≒1 Frame ([Height]=3840 時:84819us Max) = [Exposure Time Settings] 419 us ≒1 frame (1) V-Binning Off 時 =([Height]×1318.61÷60MHz)+133 us (2) V-Binning On 時 =([Height]×2637.23÷60MHz)+133 us [FVAL Active] (1) V-Binning Off [FVAL Active] = (([Height]×1309.27)1309.27+([Width]÷4))÷80MHz (1) V-Binning Off [FVAL Active] =(([Height]×1318.61)-1318.61+([Width]÷4))÷60MHz (2) V-Binning On [FVAL Active] = ((([Height]-0.5)×2618.53)-1280+([Width] ÷ 4))÷80MHz (2) V-Binning On [FVAL Active] = ((([Height]-0.5)×2637.23)1280+([Width]÷4))÷60MHz tframe 2 Second Frame read out [FVAL Active] (tframe1 と同じ) [FVAL Active] (tframe1 と同じ) - 1st Frame Readout Delay - 2nd Frame Readout Delay FVAL NonActive (1) V-Binning Off =328 us (2) V-Binning On =345 us (1) V-Binning Off =328 us (2) V-Binning Off =345 us (1) V-Binning Off , H-Binning Off =444 us (2) V-Binning On , H-Binning Off =460 us (3) V-Binning Off , H-Binning On =452 us (4) V-Binning On , H-Binning On =468 us (1) V-Binning Off 時 =(((([Height]+0.5)×1309.27)1309.27+([Width]÷4)) x 2Frame÷80MHz) +[Expousre Time] + 773 us (1) V-Binning Off =441 us (2) V-Binning On =463 us (1) V-Binning Off =441 us (2) V-Binning On =463 us (1) V-Binning Off , H-Binning Off =552 us (2) V-Binning On , H-Binning Off =574 us (3) V-Binning Off , H-Binning On =563 us (4) V-Binning On , H-Binning On =585 us (1) V-Binning Off 時 =(((([Height]+0.5)×1318.61)-1318.61+([Width]÷4)) x 2Frame÷60MHz) +[Expousre Time] + 994 us (2) V-Binning On 時 =((([Height]×2618.53)-1280+([Width÷4]))x 2Frame÷80MHz) +[Expousre Time] + 805 us (2) V-Binning On 時 =((([Height]×2637.23)-1280+([Width÷4]))x 2Frame ÷60MHz) +[Expousre Time] + 1038 us 8.2 us 11.8us 1 Line 以上 1 Line 以下 1 Line 以上 1 Line 以下 - - - a b Trigger Period (Min.) 2nd FrameActive End ~ Frame Actiev End - 65 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL PIV Mode タイミング仕様 (1X2 -1Y)) time Description Time name 1X2-1Y Camera Link Pixel Clock = 80MHz td Exposure 580 ns~640 ns Beginning delay te1 First exposure 10us ~ ≒1 Frame ([Height]=3840 時: time period 126328us Max) = [Exposure Time Settings] itf Inter framing 624 us time te2 Second ≒1 frame exposure time (1) V-Binning Off 時 =([Height]×2618.54÷80MHz)+131us (2) V-Binning On 時 =([Height]×5237.09÷80MHz)+131us tframe 1 First Frame read out tframe 2 - Second Frame read out 1st Frame Readout Delay - 2nd Frame Readout Delay FVAL NonActive - - - a b Trigger Period (Min.) 2nd FrameActive End ~ Frame Actiev End [FVAL Active] Camera Link Pixel Clock = 60MHz 700 ns ~780 ns 10us ~≒1 Frame ([Height]=3840 時:169641us Max) = [Exposure Time Settings] 838 us ≒1 frame (1) V-Binning Off 時 =([Height]×2637.25÷60MHz)+133us = 168.9165000 ms (2) V-Binning On 時 =([Height]×5274.49÷60MHz)+133us [FVAL Active] (1) V-Binning Off [FVAL Active] = (([Height]×2618.54)2618.54+([Width]÷2))÷80MHz (1) V-Binning Off [FVAL Active] =(([Height]×2637.25)-2637.25+([Width]÷2))÷60MHz (2) V-Binning On [FVAL Active] = ((([Height]-0.5)×5237.09)-2560+([Width] ÷ 2))÷80MHz (2) V-Binning On [FVAL Active] = ((([Height]-0.5)×5274.49)2560+([Width]÷2))÷60MHz [FVAL Active] (tframe1 と同じ) (1) V-Binning Off =656 us (2) V-Binning On =689 us (1) V-Binning Off =656 us (2) V-Binning Off =656 us (1) V-Binning Off , H-Binning Off =755 us (2) V-Binning On , H-Binning Off =788 us (3) V-Binning Off , H-Binning On =771 us (4) V-Binning On , H-Binning On =804 us (1) V-Binning Off 時 =(((([Height]+0.5)×2618.54)2618.54+([Width]÷2)) x 2Frame÷80MHz) +[Expousre Time] + 1413 us [FVAL Active] (tframe1 と同じ) (1) V-Binning Off =881 us (2) V-Binning On =925 us (1) V-Binning Off =881 us (2) V-Binning On =925 us (1) V-Binning Off , H-Binning Off =971 us (2) V-Binning On , H-Binning Off =1.015 ms (3) V-Binning Off , H-Binning On =993 us (4) V-Binning On , H-Binning On =1.037 ms (1) V-Binning Off 時 =(((([Height]+0.5)×2637.25)-2637.25+([Width]÷2)) x 2Frame÷60MHz) +[Expousre Time] + 1853 us (2) V-Binning On 時 =((([Height]×5237.09)-2560+([Width÷2]))x 2Frame÷80MHz) +[Expousre Time] + 1478 us (2) V-Binning On 時 =((([Height]×5274.49)-2560+([Width÷2]))x 2Frame ÷60MHz) +[Expousre Time] + 1941 us 22.9 us 33.7us 1 Line 以上 1 Line 以下 1 Line 以上 1 Line 以下 - 66 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 7.8 Sequential Timed Exposure モード 7.8.1 Trigger 毎に事前に Sequence Index テーブルに設定した ROI , Exposure Time, Gain 等の設定に準じ て、露光した画像を取り出すモードです。 Video Send Mode 設定には [Video Send Mode] で “Trigger Sequence”を選択します。 Sequence Trigger の基本タイミングは以下の通りです。 Frame Start Trigger In Sequence 動作 Index 0 Index 1 Index 2 Index 3 Index 4 Frame count =1 Next Index = Index 1 Frame count =1 Next Index = Index 2 Frame count =1 Next Index = Index 3 Frame count =1 Next Index = Index 4 Frame count =1 Next Index = Index 5 図 30 Sequence trigger の基本タイミング トリガの最短繰返し周期代表値 (Trigger Overlap = OFF) Readout Mode 1x8 – 1Y Full ROI Center 2/3 ROI Center 1/2 ROI Center 1/4 ROI Center 1/8 V Binning ON (Full) (注 1) Time (Min. Trigger Period) 1x4 – 1Y 80 MHz 60 MHz 1X2 – 1Y 80 MHz 60 MHz 80 MHz 60 MHz ≧31.761ms ≧21.287ms ≧16.050ms ≧8.195ms ≧4.267ms ≧42.648ms ≧28.582ms ≧21.550ms ≧11.001ms ≧5.726ms ≧63.200ms ≧42.252ms ≧31.777ms ≧16.066ms ≧8.211ms ≧84.864ms ≧56.734ms ≧42.669ms ≧21.571ms ≧11.022ms ≧126.389ms ≧84.492ms ≧63.544ms ≧32.121ms ≧16.410ms ≧169.719ms ≧113.457ms ≧85.327ms ≧43.131ms ≧22.033ms ≧31.770ms ≧42.658ms ≧63.216ms ≧84.887ms ≧126.423ms ≧169.764ms 注: 1) Sequential Trigger 時の最短保証条件としてはシャッター速度がすべてのシークエンス で同じであることです。 もし違う場合はその差分以上を加算してください。 2) シャッター値を変える場合高速に動作させるための推奨としては小さい値から大きい値 に変化するように設定してください。 本モードは前 Trigger 動作(Index Table)実行中に、次 Trigger をオーバーラップする事は出来ません。 Sequence Index Table は、必ず Index 0 を経由し、Index 0 の実行完了後に Index 0 の Next Index に設定される Index に移行します。 - 67 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 7.8.2 設定パラメータ Sequence ROI Trigger :Sequence Index テーブル 初期値 Sequence ROI Offset Width Sequence ROI Index - Index 0 - Index 1 - Index 2 - Index 3 - Index 4 - Index 5 - Index 6 - Index 7 - Index 8 - Index 9 5120 5120 5120 5120 5120 5120 5120 5120 5120 5120 Gain Selector 3840 3840 3840 3840 3840 3840 3840 3840 3840 3840 Binning X Y Gain (ALL) Red Blue Exposure Time 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 100 100 100 100 100 100 100 100 100 100 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 180000 180000 180000 180000 180000 180000 180000 180000 180000 180000 Height Black Level 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 Horizontal Vertical LUT Enable Frame Count 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) 1 (Off) Off Off Off Off Off Off Off Off Off Off 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 Next Index Index 0 Index 0 Index 0 Index 0 Index 0 Index 0 Index 0 Index 0 Index 0 Index 0 Sequence ROI のための設定項目は以下の様になります。 (1) Sequence ROI Index Selector Sequence ROI Index Selector では、Index 0~9 の 10 の Index テーブルが選択できます。 Sequence ROI Index Selector で選択している Index の Sequence ROI - Width、Height、Offset X、 Offset Y、Gain Selector - Gain 、Red、Blue、Exposure Time、Black Level、Binning Horizontal、Binning Vertical、LUT Enable、Frame Count、Next Index が表示されます。 (2) Sequence ROI Width Sequence 動作の ROI 機能の Width 値を設定します。設定可能範囲は 8~5120 Pixel 設定可能範囲及び Step 数は、[Video Send Mode] =“Normal”時の通常の ROI 機能と同様です。 (3) Sequence ROI Height Sequence 動作の ROI 機能の Height 値を設定します。設定可能範囲は 2~3840 Line 設定可能範囲及び Step 数は、[Video Send Mode] =“Normal”時の通常の ROI 機能と同様です。 (4) Sequence ROI Offset X Sequence 動作の ROI 機能の Offset X 値を設定します。 Sequence ROI Binning Horizontal =1 (Off)時 設定可能範囲は、0 ~ 5120 - [Sequence ROI Width] で す。 Sequence ROI Binning Horizontal =2 (On)時 設定可能範囲は、0 ~ 2560 - [Sequence ROI Width] で す。 Step 数等の制限は、[Video Send Mode] =“Normal”時の通常の ROI 機能と同様です。 (5) Sequence ROI Offset Y Sequence 動作の ROI 機能の Offset Y 値を設定します。 Sequence ROI Binning Vertical =1 (Off)時 設定可能範囲は、0 ~ 3840 - [Sequence ROI Height] です。 Sequence ROI Binning Vertical =2 (On)時 設定可能範囲は、0 ~ 1920 - [Sequence ROI Height] です。 Step 数等の制限は、[Video Send Mode] =“Normal”時の通常の ROI 機能と同様です。 (6) Sequence ROI Gain Selector Sequence ROI Gain Selector では、Index 0 ~ 9 のそれぞれの Index Table における GAIN の設定が可 能です。 Color センサの SP-20000-C-MCL の場合、Gain(ALL)、Red 、Blue の設定が可能です。 Monochrome センサの SP-20000-M-MCL の場合は、Gain のみ表示され、設定が可能です。 (7) Sequence ROI Black Level Sequence 動作の Index 0 ~ 9 のそれぞれの Index テーブルにおける Black Level の設定が可能です。 - 68 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL (8) Sequence ROI Exposure Time Sequence 動作の Index 0 ~ 9 のそれぞれの Index テーブルにおける Exposure Time の設定が可能で す。 (9) Sequence ROI Binning Horizontal Sequence 動作の Index 0 ~ 9 のそれぞれの Index テーブルにおける水平 Binning 動作の無効・有効設 定を設定が可能です。 (10) Sequence ROI Binning Vertical Sequence 動作の Index 0 ~ 9 のそれぞれの Index テーブルにおける垂直 Binning 動作の無効・有効の 設定が可能です。 (11) Sequence ROI LUT Enable Sequence 動作の Index 0 ~ 9 のそれぞれの Index テーブルにおける LUT 機能の無効有効の設定が 可能です。 (12) Sequence ROI Frame Count Sequence 動作の Index 0 ~ 9 のそれぞれの Index テーブルにおいて、何回その Index の内容を繰り返 すかを設定が可能です。Frame Count 設定数分 Trigger 受付をして実行した後、Next Index で指定される Index テーブルへ移行します。 したがって、次の Index テーブルに移行する場合には、Frame Count 設定分の Trigger 入力を必ず入力す る必要があります。 (13) Sequence ROI Next Index 現在実行している Index テーブルの次に実行する Index を設定が可能です。 なお、[Video Send Mode] =“Trigger Sequence”を選択し、EPS Trigger にて Trigger 入力開始すると必ず、 Index 0 の Index テーブルから実行されます。 従って、Index 0 のの Frame Count 設定数終了後に、Index 0 の Next Index 設定が、最初の Index 分岐 する設定となります。 (14) Sequence ROI Reset Command [Video Send Mode] =“Trigger Sequence”を選択し、Trigger 入力により、更新される Index ポインタをリセ ットし、Index 0 の Index テーブルに戻します。この時、実行中の Frame Count も初期化します。 - 69 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL Video Send Mode “Normal” “Normal” “Trigger Sequence” Sequence Index 変更不可 Sequence Index 内変更可 Sequence Reset Command Sequence Index 内変更可 “Trigger Sequence” Sequence Index 内変更不可 “Execute” Sequen ce Index Index 0 より 実行 Sequence Index Index 0 より 実行 Sequence Index Pointer & Repetition Count Clear Sequence Index Index 0 より実行 Frame Start Trigger In Frame Active Out Sequence Index 停止 Sequence Index 逐次実行中 図 31 Sequence Index 停止 Sequence Index 逐次実行中 Trigger Sequence タイミング (15) Sequence ROI Index Read Command このコマンドを実行すると、Trigger 入力で実行された Index が表示されます。 ただし 、Index 0 に関し ては、 [Video Send Mode]= “Trigger Sequence ”にモ ード切替し た最初と、 Sequence ROI Index Read Command を実行後とには、Sequence ROI Index Read Command を 実行すると Index 0 が返されます。 Index 0 のみは、Trigger 入力前後で、Sequence ROI Index Read Command を実行すると Index 0 が、 返される仕様となっています。 - 70 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 6.3.5 Mulit ROI 機能 Multi ROI 機能を有効にすると、1Frame の画像を垂直方向に最大 8 分割して、部分読み出しが可能です。 ただし、最大 8 か所の ROI 領域を 1frame として出力する仕様のため、[Width]は関しては、共通となりま す。 Multi ROI 機能を有効にするには、[Video Sending Mode] =“Mulit ROI”を選択してください。 Multi ROI:ROI Index テーブル 初期値 Multi ROI Index Max 1 Multi ROI Width 5120 Multi ROI Offset Multi ROI Index Selector - Index 1 - Index 2 - Index 3 - Index 4 - Index 5 - Index 6 - Index 7 - Index 8 6.3.5.1 Height 1 1 1 1 1 1 1 1 X Y 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 Multi ROI 設定パラメータ Multi ROI のための設定項目は以下の様になります。 (1) Multi ROI Index Max: 設定値 1 ~ 8 1Frame の最大 8 か所の ROI 領域を設定した。Multi ROI Index テーブルを Index 1 から幾つまで実行する か設定します。 Multi ROI 機能を有効にした場合、最低で Mulit ROI Index 1 に設定した、ROI 領域を読み出す事になりま す。 (2) Multi ROI Width 設定可能範囲及び Step 数は、[Video Send Mode] =“Normal”時の通常の ROI 機能と同様で、[Width]と[Offse X]との合計が、[Width Max]である必要があります。ただし、Multi ROI の場合 Index 1~8 の中で、最大の [Offset X]値が、この計算の対象となります。 (3) Multi ROI Index Selector: Index 1 ~ 8 を選択する事で、その選択した Multi ROI Index の [Height]、[Offset X]、[Offset Y]が表示さ れ設定が可能になります。 (4) Multi ROI Offset X: Multi ROI Index 1 ~ 8 のそれぞれの ROI 領域に対して、Offset X の設定が可能です。 設定の Step 等の制限に関しては、[Video Send Mode] =“Normal”時の通常の ROI 機能と同様です。 前述の通り、Multi ROI 内では、Mulit ROI Width が、Multi ROI Index 1 ~ 8 の共通の Width 設定となりま す。 (5) Multi ROI Height: Mulit ROI Index 1 ~ 8 のそれぞれの ROI 領域に対して、Height の設定が可能です。 設定の Step 数等の制限に関しては、[Video Send Mode] =“Normal”時の通常の ROI 機能と同様です。 (6) Multi ROI Offset Y: Multi ROI Index 1 ~ 8 のそれぞれの ROI 領域に対して、Offset Y の設定が可能です。 設定の Step 等の制限に関しては、[Video Send Mode] =“Normal”時の通常の ROI 機能と同様です。 ただし、Mulit ROI Index 1 ~ 8 内の実行 Index 内の Muliti ROI Height 値の合計が、その動作設定の Height Max 以下である必要があります。 - 71 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL Multi ROI Index Max = 4 時での ROI 領域設定説明図 Index 4 Offset X Index 2 Offset X Index 1 Offset X Index 3 Offset X Index 1 Offset Y Index 1 Height Index 2 Offset Y Index 2 Height Index 3 Offset X Index 4 Offset X Index 3 Height V-Binning Off Height Max = 3840 Index 4 Height H-Binning Off Width Max = 5120 図 19 Multi ROI の設定 下図は上記設定例での映像出力です。 Multi ROI 設定例の映像出力 [Width]= [Multi ROI Width] ] [Height]= [Index 1 Multi ROI Height]+ [Index 2 Multi ROI Height]+ [Index 3 Multi ROI Height]+ [Index 4 Multi ROI Height] [注意事項] Multi ROI 機能の実行時には、使用する Camera Link フレーム グラバー ボードを設定する際には、水平 画素数を[Multi ROI Width]、垂直画素数は[Multi ROI Max]設定し実行する Index 内の[Multi ROI Height]の総和を設定してください。 図 20 Multi ROI 設定例と出力映像 - 72 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 7.9. Exposure 動作 OFF Timed Timed Trigger Width Timed PIV 動作・機能マトリックス Trigger Mode 垂直 水平 ビニング ビニング 露光制 御 Auto White (部分読 Balance (注 2) み出し) ROI Auto Gain Auto Expsoure Trigger Overlap Video Sending Mode Multi ROI Sequence ROI HDR (注 1) (注 1) 1 1 × ○ ○ ○ × × ○ × × 2 2 × ○ ○ ○ × × ○ × × 1 1 ○ ○ ○ ○ ○ × ○ × ○ 2 2 ○ ○ ○ ○ ○ × ○ × ○ 1 1 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 2 2 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1 1 × ○ × × × ○ ○ × × 2 2 × ○ × × × ○ ○ × × 1 1 ○ ○ × × × × ○ × × 2 2 ○ ○ × × × × ○ × × OFF OFF ON ON ON (注 1) SP-20000M-PMCL のみ動作 (注 2) SP-20000C-PMCL のみ動作 - 73 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 8. 機能 8.1 ブラックレベルコントロール カメラのセットアップレベルを調整する機構のです。 映像レベル可変範囲: -64 ~ +63LSB(10 ビット出力時) 8.1.1 Black Level Selector 下記の項目の設定が可能です。 白黒: Black Level All カラー: Black Level All/ Black Level Red/ Black Level Red 8.1.2 Black Level 下記の範囲で設定することができます。 白黒: Black Level All : -256 ~+255 カラー: Black Level All : -256 ~+255 Black Level Red: -512 ~+511 Black Level Red: -512 ~+511 8.1.3 Auto Black Control Auto Black Control は、温度や露光時間の変化により変動しやすいセンサーの黒レベルを自動調整す る機能です。最大で映像出力の 30%までの黒レベル変動を調整することができます。 制御には Auto/Limit/Fix の3種類の設定方法があり、各モードを使い分けるkとにより補正量を変える ことができます。 黒レベルの設定を適正値にした場合、センサーのダイナミックレンジも増減しますの で、最適なダイナミックレンジを得るためには、30℃以下、且つ露光時間が1フレーム以内の条件でご 使用になることをお勧めします。 各動作モードは以下の通りです。 Auto Limit Fix 8.2 :黒レベルの補正量は、最大 30%まで動作します。 ダイナミックレンジは、最小の条件になり ます。 :黒レベルの適正量の上限を 0%から 30% , 1%ステップで設定することができます。 カメラを使用する環境温度や露光時間が変化はするがその変化量が比較的少ない場合に 黒レベルの補正量の上限を制限することで、黒レベルの補正量とダイナミックレンジの最 適なバランスを自動的に設定します。 :黒レベルの補正量は固定となります。 Fix を設定した時点で、カメラは、その時点の温度、 直前の露光時間の設定の状態を記憶し、その条件に合った最適な補正量及び最大のダイ ナミックレンジを自動設定します。 環境温度、露光時間が安定しているときは、この設定を 使用することをお勧めします。 環境温度や、露光時間がの変化により黒レベルが変動し た場合は、再度 Fix モードを選び直して新しい環境条件を記憶させ直す必要がありますの で、あらかじめ環境条件の変動が予測される場合には、Auto もしくは Limit のモードのご 使用をお勧めいたします。 自動調整後、その時の補正設定量(%)を読み出すことができます。 ゲインコントロール SP-20000M-PMCL では Master Gain(Digital Gain All)は出荷標準感度(1 倍=0dB)を基準にゲインを 1 倍(0dB)から 16 倍(24dB) の範囲で、また SP-20000C-PMCL では出荷標準感度(1 倍=0dB)を基準に Master Gain(Digital Gain All)は 1 倍(0dB)から 16 倍(+24dB), Blue/Red は Master Gain の設定値に 対して 0.45 倍(-7dB)から 7.15 倍(+10dB)の範囲でゲインを可変することができます。 分解能: Master Gain : 0.01 倍(0.035dB)/step Blue/Red Gain : 0.00017 倍/step - 74 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL マスターゲインはデジタルゲインを併用しています。 すべてのデジタルゲインは分解能が 0.01 倍 /step で可変することができ, より精度を上げたゲイン設定が可能です。 ただしすべてデジタルゲインのため高いゲイン設定の場合はヒスト割れを起こす場合がありますので設 定にはご注意ください。 ゲイン 指令値 ゲイン 増幅度 ゲイン調整範囲 (Monochrome) ゲイン 指令値 ゲイン 倍率 Master Master X50.56 x50.56 1600 100 x16 24dB 1600 X7.15 x3.16 X3.16 0 x1 34dB 24dB 8.2.1 R&B Blue 0dB -7dB 10dB 10dB 0dB X1 0dB 0dB -7dB X0.45 x0.45 Red 10dB X16 x7.15 ゲイン 指令値 (倍率) ゲイン調整範囲 (Bayer Color) 17713 (X3.16) 0 (X1) -4533 (X0.45) 17713 (X3.16) 0 (X1) -4533 (X0.45) -7dB 図 33 ゲインコントロール Gain Selector 下記の項目の設定が可能です。 白黒: Digital All カラー: Digital All/ Digital Red/Figital Blue 8.2.2 Gain 下記の範囲で設定することができます。 白黒: Digital All : 100 ~ 1600(0dB ~24dB) カラー: Digitasl All : 100 ~ 1600(0dB ~24dB) Digital Red: -4533 ~ +17713(-7dB ~ +10dB) Digital Blue: -4533 ~ +17713(-7dB ~ +10dB) 8.2.3 Gain Auto Gain による自動レベル制御機能です。 JAI AGC Reference にて明るさの制御を行なうことができます 動作は OFF/ Once / continuous から選択できます。 OFF: GAIN AUTO 制御が動作しません。 Once: 設定した時、1度だけ Gain AUTO 制御を行ないます。 Continuous:連続的に Gain AUTO 制御を行ないます。 また動作の詳細設定を行なうことができます。 ALC speed :Gain AUTO の制御速度と設定することができます。(Exposure Auto と 共通) GainAuto Max :Gain AUTO の制御範囲の最大値を設定することができます。 GainAuto Min :Gain AUTO の制御範囲の最小値を設定することができます。 ALC Reference :Gain AUTO 制御のターゲットレベルを設定することができま す(Exposuer Auto と共通) ALC Channel area :Gain AUTO 制御のエリアを設定することができます。 全エリアまたは個別に設定。 - 75 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL High Mid-left High Mid-right High Right Mid-High Left Mid-High Mid-left Mid-High Mid-right Mid-High Right Mid-Low Left Mid-Low Mid-left Mid-Low Mid-right MidLow Right Low Mid-left Low Mid-right Low Right High Left Low Left 図 34 検出エリア 8.2.4 Balance White Auto R/B Gain による自動ホワイトバランス制御機能です。 設定は以下の 3 通りがあります。 OFF: MANUAL 設定での動作を行います Once: 設定した時、1度だけ BALANCE WHITE AUTO 制御を行ないます。 Continuous: 連続的に BALANCE WHITE AUTO 制御を行ないます。 更にエリアごとに詳細設定を行なうことができます。 AWB Channel area :BALANCE WHITE AUTO 制御のエリアを設定することができます。 検出エリアは図 34 と同じです。 8.3. LUT この機能は CMOS から出力される Linear な信号を任意の特性カーブに変換する機能です。 ユーザーは 256 の設定ポイントにより任意の特性カーブを設定することができます。 8.3.1 LUT Mode LUT 機能を OFF, Gamma 及び LUT Table から選択することができます。 8.3.2 LUT Index LUT の入力テーブルデータは 256 個あります。 一番レベルが低いところから Index0 、レベルが一番大きいところが Index255 です。 8.3.3 LUT Value LUT のデータは、0~4095 で設定できます。 LUT Mode で LUT Table を設定すると LUT Index に保持 されているデータで開きます。 必要な特性を得るために必要な INDEX のデータを設定することで新し い設定したデータに書き換えられます。 又 Bayer color では RGB それぞれ設定することができます。 ない場合は 左右隣の画 画素欠陥が データを平均値して補間データ ・ 出力データの計算式 Video Out = Video(In) × LUT Data 図 35 LUT データ補間 - 76 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 8.4 Gamma このコマンドは Gamma 0.45 から Gamma 1.0(OFF)に設定します。 8 段階の設定が可能です。 尚ガンマ特性は近似値です。 図 36 8.5 ガンマ補正 Shading Correction この機能はレンズや照明で発生する光量の不均一性(シェーディング)を補正する機能です。 この補正は画面中心(H,V)に対し上下左右が対象にシェーディングが発生していない場合でも補正が 可能です。 補正には以下の二通りの方法があります。 Flat shading: 補正方法は画像内の輝度レベルが一番高い部分を基準とし他の部分をこの輝度レベルに合わせるよ うに補正します。 補正ブロックのサイズは 20(H) x15V)画素で、小さいブロックで補間することにより誤 差の少ない補正データを算出します。 調整範囲 30%以内 図 37. Flat shading 補正概念図 Color shading(SP-20000C-PMCL のみ) Gチャネルのシェーディング特性を基準にRチャネル、Bチャネルの特性を合わせます。 補正ブロックのサイズは 20(H) x15(V)画素で、小さいブロックで補間することにより誤差の少ない補正 データを算出します 図 38. Color shading 補正概念図 - 77 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 注意事項:下記状態では正しく補正できませんのでご注意ください。 ・画面内の一部に補正の基準となる輝度レベルから 30%以上輝度レベルが低い部分がある場合 ・画像の一部又は全体の輝度レベルが飽和状態の場合 ・画像内の輝度レベルが一番高い部分が 300LSB(10bit 映像出力時)以下の場合 8.6 キズ補正 CMOS の欠陥画素を画素補完する機能です。補正は水平に隣接した画素のデータをもとに補正します。 補正可能な欠陥数は最大 1000 画素です。 この機能は SP-20000M-PMCL, SP-20000C-PMCL 共に有効で、白黒は欠陥画素の左右の画素を平均し たデータをその補正データとし、Bayer Color は欠陥画素の左右の同色フィルターの画素を平均したデ ータを欠陥画素の補正データとします。 Defective Pixel Blemish Compensation Principle B/W Color 図 39. キズ補正概念図 もし欠陥画素が水平方向に連続している場合、白黒では2画素、カラーでも同色2画素まで補正 が可能です。 Avaraging Avaraging Defective pixels Defective pixels 図 40 8.7 連続した欠陥画素の補間 ALC SP-20000M-PMCL 及び SP-20000C-PMCL では AGC 並びに Exposure Auto(AIC)を結合して様々 な明るさの変化に対し対応できる ALC 機能を備えました。 この機能を下図に示すような流れで動作します。 2 つの中の一つを使わない場合は それぞれ単独で 動作します。 明るさが明るいほうから暗い方へ変化した場合は 逆に暗いほうから開かる方へ変化した場合は - 78 - ASC ― AGC AGC ― ASC SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 暗い AGC の動作 オートシャッタ動作 AGC Max 明るさの変化 AGC 動作 Max ~ Min (ユーザーセット) Gain は Min で固定 オートシャッター動作 Max ~ Min (ユーザー設定) オートシャッター最大で固定 明るい 明るさが暗い方から明るく なる場合の動作 オートシャッタ最小で固定 明るさが明る砲から暗くな る場合の動作 図 41. ALC 機能概要 GainAutoReferecne でターゲット出力のレベルを設定します。 例えば GainAutoReference を 100%ビデ オレベルに設定した場合は AGC 並びに CCD アイリス(ASC)は出力ビデオレベルを 100%に保つよう機能し ます。 8.8 HDR (High Dynamic Range) モード (SP-20000M-PMCL のみ) [Exposure Mode] =“Timed”時に [HDR Mode] =“On”する事で、High Dynamic Range モードへ移行します。 本モードでは、Exposure Time で設定した露光時間を基本として、Knee Point の入力レベル位置を決める事が 可能です。 また、Knee Point の数は、1 から 2 に変更する事が可能です。 これらを設定するのに、Knee Point 1、Knee Point 2、Knee Slope 2、Knee Slope 3 の 4 つの設定項目を調整し ます。 尚 [Exposure Mode] =“Off”時は、[HDR Mode] を“On”にすると、自動的に[Exposure Mode] =“Timed”に切り 替わります - 79 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL HDR 時の Knee Point 設定概念図 読み出し期間 露光期間 LVAL FVAL Exposure Active [Exposure Time] Knee Slope 1 Time = [Exposure Time]-[Knee Slope 2 Time]-[Knee Slope 3 Time] Knee Slope 2 Time = ([Exposure Time] ÷ [Knee Slope 2]) - [Knee Slope 3 Time] Knee Slope 3 Time = [Exposure Time] ÷ [Knee Slope 3] Output 2nd Knee Point 1st Knee Point 120% 100% [Knee Point 2] 設定範囲 [Knee Point 1] 設定範囲 10% 1/2 → Input [Exposure Time]÷[Knee Slope 2] 以下 図 42 HDR動作 - 80 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 設定項目 設定値 設定内容 HDR Mode On / Off Exposure Time 10 ~ 8000000 10 ~ 120 (Step=1) [Exposure Mode] =“Timed”時に [HDR Mode] =“On”にする事で、HDR 動作へ移行 します。 ※[Exposure Mode] =”OFF “時に ON した場合強 制的に”Timed”になります。 HDR 動作の露光時間を決めます。 HDR 動作時の Knee Point は Exposure Time を 基準に決まります。 Knee Point 1 Knee Point 2 Knee Slope 2 10 ~ 120 (Step=1) 2~ 16 (Step =1) [Unit: us] [Unit: %] [Unit: %] Knee Point 1 の 出力レベルを調整します。 設定には [Knee Point 1] ≦ [Knee Point 2] 関係を守る必要があります Knee Point 2 の 出力レベルを調整します。 Exposure Time 値を元にして Knee Pont 1 の位置 を決定します。 [Knee Slope 2]の値自身は[Exposure Time]の分 割数を意味します。 Knee Point 2 の位置は [Exposure Time Vale]-([Exposure Time Vale]÷ [Knee Slope 2 Vale]) という関係が成立します。 Knee Slope 3 2 ~ 16 (Step =1) Exposure Time 値を元にして、Knee Pont 2 の位 置を決定します。 [Knee Slope 3]の値自身は[Exposure Time]の分 割数を意味します。 Knee Point 2 の位置は [Exposure Time Vale]-([Exposure Time Vale]÷ [Knee Slope 3 Vale]) という関係が成立します。 なお、Knee Point 数と Knee Slope 2 と 3 の関係は 以下の通りです (1) Knee Point が 2 つ、Knee Slope が 3 つとなる 設定 [Knee Slope 2] ≦ [Knee Slope 3] (2) Knee Pint が 1 つ、Knee Slope が2つとなる 設定 [Knee Slope 2] > [Knee Slope 3] かつ [Knee Point1] > [Knee Point 2] (3) Knee Pint が無く、Knee Slope が 1 つとなる 設定 [HDR Mode] =“Off” Read Slope Number Command - [Knee Point 1]、[Knee Point 2]、[Knee Slope 2]、 [Knee Point 3]の設定にて、生成される Knee Point 数をカメラから[Read Slope Number] Command で 読み出す事が出来ます。 - 81 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 9. 9.1 カメラの設定 カメラコントロールツール SP-20000-PMCL ではカメラのコントロールは JAI SDK で行うようになっており ます。 すべての機能は XML ファイルで記述されカメラに保存されております。 JAI SDK は www.jai.com よりダウンロードできます。 Short ASCII での通信プロトコル並びに対応したコントロールツールをお望みの方は弊社営業にお問い合 わせください。 JAI SDK ツールに関しての留意事項 1. SP-20000-PMCL のコントロールには JAI SDK Control Tool 2.0 を使用します。 その際ご使用になるPCに他の GenICam がインストールされていると正常に動作しないことがありま す。 ご使用の際には JAI SDK COntrol Tool に搭載の GenICam だけをインストールしてご使用く ださい。 2. またご使用になるキャプチャーボードがDLL経由の通信に対応しているかご確認ください。 対応し ていない場合は JAI SDK COntrol Tool 2.0 を使用してのカメラコントロールはできません。 その場 合は Short ASCII での通信プロトコル並びに対応したコントロールツールをお使いください。 9.2 カメラの初期設定 カメラを PC に接続し JAI_SDK_2.0 を立ち上げるとカメラに保存されたデフォルト設定(XML ファイル)が SDK にダ ウンロードされます。 SP-20000-PMCL の基本設定のデフォルト値は以下のとおりです。 Image Format Acquisition Control Trigger Selector Bit allocation Width Height Binning Horizontal Binning Vertical Acquisition Frame Rate Trigger Mode Trigger Activation Trigger Source Trigger Overlap Exposure Control Gain Exposure Mode Gain Gain Auto Gamma Video Send Mode - 82 - 8-bit 5120 3840 1(OFF) 1(OFF) 30Hz Frame Start OFF Rising Edge Low OFF Timed 1 OFF 0.45 Normal SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 10. 外観寸法図 外形許容寸法誤差:±0.3 ㎜ 表示寸法単位:㎜ 図 43. 外観図 - 83 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 11. 11.1. 仕様 カメラ分光特性 図 44 SP-20000M-PMCL 分光特性 図 45. SP-20000C-PMCL 分校特性 (IR カットフィルタ特性含む) - 84 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 11.2. 仕様一覧 Specifications SP-20000M-PMCL 走査方式 同期方式 プログレッシブスキャン, 4 タップ 内部同期 カメラリンク 規格(V.2.0 RC2) , PoCL BASE規格準拠 Camera Link Pixel Clok: 80 MHz(工場出荷設定)/60 MHz 35mm 白黒 CMOS 35mm ベイヤーカラー CMOS 4:3 32.77 (h) x 24.58 (v) mm 41mm 対角 6.4 (h) x 6.4 (v) m 5120 (h) x 3840 (v) 5120 (h) x 3840 (v) 39.16 MHZ (1X8 – 1Y 標準動作時) インターフェース 撮像素子 アスペクト比 イメージサイズ(有効映像) セルサイズ 有効映像出力画素数 センサーピクセルクロック Acquisition 1X8 – 1Y フレームレート / タップ配列 1X4 – 1Y 1X2 – 1Y 30fps(Max) 80bit Configuration 時最大 15fps(Max) Midium Configuration 時最大 7.5 fps(Max) Base Configuration 時最大 標準被写体照度 55 Lx(IR カット無),323Lx(IR カット有) (Gain 0dB, Shutter OFF, F8, 100% video, フレームレート 30fps ) 最低被写体照度 0.09 Lx(IR カット無),0.32Lx(IR カット 有) (Gain 24dB, Shutter OFF, F2.0, 50% video,フレームレート 30fps) SN 比 EMVA 1288 パラメータ 絶対感度 最大 SN 比 高さ OFFSET Y ROI 幅 映像 出力形式 デジタル OFFSET X 水平ビニング 垂直ビニング 30fps(Max) 80bit Configuration 時最大 15fps(Max) t Medium Configuration 時最大 7.5 fps(Max) Base Configuration 時最大 740 Lx (Gain 0dB, Shutter OFF, F8, 100% Green, 4600K, フレームレート 30fps) 1.26 Lx (Gain 24dB, Shutter OFF, F1.4, 50% Green, 4600K, フレームレート 30fps) 53 dB (標準) (0dB gain, Black)) 51 dB (標準) (0dB gain, Green Pixel Black) 10-bit 出力時 10-bit 出力時 16.05 p (λ = 525 nm) 40.24dB 18.14 p (λ = 530 nm) 5120 (h) x 3840(v) 全画素 SP-20000C-PMCL 38.32dB Bayer 5120(h) x 3840 (v) 2 ~3840 ライン、2 ライン/ステップ 2 ~3840 ライン、2 ライン/ステップ 0 ~3838 ライン、2 ライン/ステップ 0 ~3838 ライン、2 ライン/ステップ 8 ~ 5120 ピクセル 1X 8 – 1Y 8 ピクセル/step 1X4 – 1Y 8 ピクセル/step 1X2 – 1Y 8 ピクセル/step 0 ~ 5112 ピクセル 1X 8 – 1Y 8 ピクセル/step 1X4 – 1Y 8 ピクセル/step 1X2 – 1Y 8 ピクセル/step 1 5120(h) 2 2560(h) フレームレートは速くなりません 1 3840(v) 2 1920(v) フレームレートは速くなりません - 85 - 8 ~ 5120 ピクセル 1X 8 – 1Y 8 ピクセル/step 1X4 – 1Y 8 ピクセル/step 1X2 – 1Y 8 ピクセル/step 0 ~ 5112 ピクセル 1X 8 – 1Y 8 ピクセル/step 1X4 – 1Y 8 ピクセル/step 1X2 – 1Y 8 ピクセル/step SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL Sequence ROI Video Send Mode Multi ROI 10のIndex テーブルを事前に設定し、ROI、Gain、Expousre TimeのTrigger入力毎 に逐次実行する機能。 1Frame中の最大8つのROI枠を設定し、1つの画像として出力する機能。 Continuous / Single Frame / Multi Frame Acquisition モード 1X8 – 1Y Acquisition 1X4 – 1Y フレームレート 1X2 – 1Y Trigger モード 30fps (Max) ~ 8s(Min) 15fps (Max) ~ 8s(Min) 7.5fps (Max) ~ 8s(Min) Acqusition: Acqusition Start, Acqusition End / Timed Trigger Width 304 μs(最小) ~ ∞(最大) トリガー入力信号 自動露光 OFF / Once / 連続 自動露光応答スピード デジタル I/O 1 ~ 8 Line Selector (Hirose 12P): GPIO IN / GPIO OUT 基準レベル 黒レベル調 可変範囲 整 可変分解能 マニュアル 可変 範囲 WB ゲイン ゲイン調整 WB エリア 色温度プリセット WB 範囲 ホワイトバランス Mode Auto Black Limit キズ補正 -63 ~ 64LSB 10bit 1 STEP = 1LSB 0dB ~+24dB, 0.01dB/ステップ 0dB ~+24dB、0.01dB/ステップ — — R / B : -7dB から+10dB, 0.01dB/ステップ — 4x4 4600K, 5600K, 6500K — — OFF, Once, 連続 3000K ~ 9000K Auto / Limit / Fix 0% to 30% 閾値により白キズ画素を検出 (黒キズ補正は工場出荷時のみ) 補正方法 水平近傍の画素データで補間(連続キズは補正不可) ALC ガンマ LUT シェーディング補正 電圧入力範囲 消費電流(連続 動作) 消費電力(連続 動作) レンズマウント フランジバック 光学フィルタ 33.5LSB 10bit (100*100 の平均値) 検出方式 補正可能数 電源 30fps (Max) ~ 8s(Min) 15fps (Max) ~ 8s(Min) 7.5fps (Max) ~ 8s(Min) Exposure: Frame Start Overlap ON/OFF (Frame Start のみ)、PIV Line 4 (TTL 1),Line7(Camera Link) ,Pulse Generator 0/1/2/3, Soft Trigger Line 10(TTL2), Line 11(LVDS) 304 μs(最小) ~ 8 秒(最大)、 可変単位:1μs トリガーオプション Exposure モード 8bit , 10bit 8bit , 10bitt 出力ビット 1000 ピクセル AGC, 自動露光、アイリス制御を連動して露光制御が可能 0.45 ~ 1.0 (8 段階の設定が可能) OFF: γ=1.0, ON= 256 ポイント任意設定 フラットフィールド フラットフィールド、カラーシェーディング ブロック補正(20 x 15 ブロック) ブロック補正(20 x 15 ブロック) 各ブロック(256 x 256 ピクセル) 各ブロック(256 x 256 ピクセル) DC+12V to +24V ± 10% (カメラ電源入力端子にて) 450mA ± 10% (12V 入力時、全画素) 480mA ± 10%(12V 入力時 8 ライン部分読み出し時) 5.4W ± 10% (12V 入力時、全画素) 5.6W ± 10% (12V 入力時 8 ライン部分読み出し時) F マウント 装着可能なレンズはレンズのマウント面からのカメラへの挿入寸法が 40mm 以内 F マウント : 保護ガラス 無 - 86 - 46.5 mm, 公差 0 to -0.05 mm 光学ローパスフィルタ + IR カットフィルタ(半値 670nm) SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 動作温度/湿度(性能保証) 動作温度/湿度 保管温度/湿度 規格 -5C to +45C / 20 – 80% (ただし結露なきこと) -45C to +70C / 20 – 80% (ただし結露なきこと) -45C to +70C / 20% - 80 % (ただし結露なきこと) CE (EN61000-6-2 and EN61000-6-3), FCC part 15 class B, RoHS, WEEE 寸法 62 x 62 x 84.5 mm (W x H x D) (リア突起部は含まず) 質量 320g 注 1) 本仕様を満足させるためには 5 分ほどのプリヒートトが必要です。 注 2) 本仕様は改善等の理由でお断りなく変更する場合があります。 - 87 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 参照 Short ASCII Command Communication Protocol ここでは参考として Short ASCII コマンドによる通信プロトコルに関して記載しております。 1 通信設定 Baud Rate Data Length Start Bit Stop Bit Parity Xon/Xoff Control 2 2.1 プロトコル(Short 9600 8bit 1bit 1bit Non Non ASCII Command) 設定コマンドのカメラへの送信 NN はコマンドの例です。 . NN=[Param.]<CR><LF> 例. カメラへ送信: GA=0 <CR><LF> カメラの応答: COMPLETE<CR><LF> カメラが有効なコマンドを受信するとカメラは「COMPLETE」'を応答します。 もし無効なコマンドを受信した場合は以下のどれかを応答します。 例. カメラへ送信: GAX=0 <CR><LF> カメラの応答: 01 Unknown Command!!<CR><LF> 例 カメラへ送信: GA=1000 <CR><LF> カメラの応答: 02 Bad Parameters!!<CR><LF> 2.2 要求コマンドのカメラへの送信 カメラの設定状態は NN?<CR><LF> を送信することで確認できます。 ここで「NN」は有効なコマンドです。 カメラは現在の設定状態を応答します。 例 カメラへ送信: GA? <CR><LF> カメラの応答: GA=0<CR><LF> 2.3 カメラと PC 間の通信速度の変更 カメラは常時 9600 bps で通信を開始します。 通信が確立した後に通信速度をより速い速度に変更ができ ます。 変更の手順は以下の通りです。 例 通信速度を 115200 bps に変更する 1. カメラがサポートしている通信速度を確認します カメラへ送信: SBDRT? <CR><LF> カメラの応答: SBDRT=31(0x1F)<CR><LF> 2. 新しい通信速度を要求します - 88 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL カメラへ送信: CBDRT=16(0x10) <CR><LF> カメラの応答: COMPLETE<CR><LF> (通信速度を 115200 bps に変更) 3. 通信速度を新しい通信速度で上書きする(コマンドの確認)) カメラへ送信: CBDRT=16(0x10) <CR><LF> カメラの応答: COMPLETE<CR><LF> もし承認コマンドを送信した後、カメラが新しい通信速度に対して確認コマンドを250ミリ秒以内に 受信しない場合は通信速度は元に戻ります。(9600 bps). 2.4 2.4.1 Command list (Short ASCII command) GenCP Bootstrap Register Interfac e Acc ess Short ASCII Values MIN MAX DEFAULT Description I String R/O DVN "JAI Ltd., Japan" - - - DVN?<CR><LF> I String R/O MD - - - MD?<CR><LF> DeviceVersion I String R/O DV - - - DV?<CR><LF> DeviceID I String R/O ID - - - DeviceUserID I String R/W UD ID?<CR><LF> UD=[Param.]<CR><L F> UD?<CR><LF> MIN MAX DEFAULT Description 0x1F SBDRT?<CR><LF> SP-20000-PMCL は 9600bps, 19200bps, 38400bps, 57600bps, および 115200bps に対 応しています。. Name DeviceVendorN ame DeviceModelNa me 2.4.2 Indicate device version (e.g. “0.1.0.0” ) Serial Number User can save and load free text.(12 or less characters) Tecnology Specific Bootstrap Register Name SupportedBaudr ates CurrentBaudrat e Interfac e I Integer I Integer Acc ess R/O R/W Short ASCII Values SBDR T Indicate Support/Nonsupport status for each baud rate bit0: 9600bps bit1: 19200bps bit2: 38400bps bit3: 57600bps bit4: 115200bps CBDR T READ: Indicate current baud rate WRITE: Set any bit of baud rate bit0: 9600bps bit1: 19200bps bit2: 38400bps bit3: 57600bps bit4: 115200bps - 89 - 0x01 0x01 0x1F 0x10 1 (9600b ps) CBDRT=[Param.]<CR ><LF> CBDRT?<CR><LF> Baud Rate の変更の書 き込みには適切な手順 が必要です。2.3 章を参 照ください。 SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 2.4.3 Device Control Name Interfac e Acc ess Short ASCII DeviceFirmwar eVersion I String R/O VN DeviceReset I Comman d W/O CRS00 2.4.4 Values MIN MAX DEFAULT Description Firm Ver. No. - - - VN?<CR><LF> 1 - - - CRS00=1<CR><LF> Image Format Control Name Interfac e Acc ess Short ASCII Values MIN MAX DEFAULT Width I Integer R/W WTC Min~(Max - OffsetX) 8 5120 5120 Height I Integer R/W HTL Min~(Max - OffsetY) 1 3840 3840 Offset X I Integer R/W OFC Min ~ Max(Width OffsetX) + 0 5112 0 Offset Y I Integer R/W OFL Min ~ Max(Height OffsetY) + 0 3839 0 BinningHorizont al I Integer R/W HB 1: Normal / 2: Binning mode 1 2 1 BinningVertical I Integer R/W VB 1: Normal / 2: Binning mode 1 2 1 PixelFormat TestImageSelec tor I Enumera tion R/W I Enumera tion R/W BA TPN Mono model: 0: Mono8 1: Mono10 Bayer model: 0: BayerRG8 1: BayerRG10 0: Off 1: GreyHorizontalRamp 2: GreyVerticalRamp 3: GreyHorizontalRampM oving 4: Horizontal Colorbar* 5: Vertical Colorbar* 6: Moving Colorbar* (* Bayer model only) - 90 - 0 2 0 Description WTC=[Param.]<CR>< LF> WTC?<CR><LF> HTL=[Param.]<CR>< LF> HTL?<CR><LF> OFC=[Param.]<CR>< LF> OFC?<CR><LF> OFL=[Param.]<CR>< LF> OFL?<CR><LF> HB=[Param.]<CR><L F> HB?<CR><LF> only Mono VB=[Param.]<CR><L F> VB?<CR><LF> only Mono BA=[Param.]<CR><L F> BA?<CR><LF> Mono12(Geometry_1 X4_1Y Only) 0 7 0 TPN=[Param.]<CR>< LF> TPN?<CR><LF> SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 2.4.5 Acquistion Control Name FrameStartTrig Mode TrigSoftware Interfac e I Enumera tion I Comman d Acc ess Short ASCII Values MIN MAX DEFAULT Description R/W TM Off/On 0 1 0 TM=[Param.]<CR><L F> TM?<CR><LF> W/O STRG 0 - - - STRG=0<CR><LF> TI 0: Low 1: High 2: SoftTrigger 8: PulseGenerator0 9: PulseGenerator1 10: PulseGenerator2 11: PulseGenerator3 12: TTL_In1 13: CL_CC1_In 14: Nand0 15: Nand1 16:TTL_In2 17:LVDS_In 0 17 0 TI=[Param.]<CR><LF > TI?<CR><LF> 0 3 0 TA=[Param.]<CR><L F> TA?<CR><LF> FrameStartTrig Source I Enumera tion FrameStartTrig Activation I Enumera tion R/W TA 0: RisingEdge 1: FallingEdge 2: LevelHigh 3: LevelLow FrameStartTrig Over Lap I Enumera tion R/W TO 0: Off / 1: ReadOut 0 1 0 TO=[Param.]<CR><L F> TO?<CR><LF> ExposureMode I Enumera tion R/W EM 0: Off 1: Timed 2: TriggerWidth 0 2 0 EM=[Param.]<CR><L F> EM?<CR><LF> ExposureTimeR aw I Integer R/W PE Min~Max[us] 10 8000000 18000 ExposureAuto I Enumera tion R/W ASC 0: Off 2: Once 1: Continuous 0 2 2 R/W - 91 - PE=[Param.]<CR><L F> PE?<CR><LF> ASC=[Param.]<CR>< LF> ASC?<CR><LF> SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 2.4.6 Digital I/O Control Name Interface Acce ss Short ASCII Values MI N MA X DEFAU LT Description LineInverter_0 I Boolean R/W LI0 False/True 0 1 0 LineInverter_1 I Boolean R/W LI1 False/True 0 1 0 LineInverter_2 I Boolean R/W LI2 False/True 0 1 0 R/W ND0IN V1 0: Non-Inv 1: Inv 0 1 0 R/W ND0IN V2 Same as above. 0 1 0 R/W ND1IN V1 Same as above. 0 1 0 R/W ND1IN V2 Same as above. 0 1 0 R/W ND0IN V1 0: Non-Inv 1: Inv 0 1 0 LI0=[Param.]<CR><LF> LI0?<CR><LF> LI1=[Param.]<CR><LF> LI1?<CR><LF> LI2=[Param.]<CR><LF> LI1?<CR><LF> ND0INV1=[Param.]<CR> <LF> ND0INV1?<CR><LF> ND0INV2=[Param.]<CR> <LF> ND0INV2?<CR><LF> ND1INV1=[Param.]<CR> <LF> ND1INV1?<CR><LF> ND1INV2=[Param.]<CR> <LF> ND1INV2?<CR><LF> ND0INV1=[Param.]<CR> <LF> ND0INV1?<CR><LF> LS0 0: Low 1: High 3: FrameTriggerW ait 4: FrameActive 5: ExposureActive 6: Fval 8:Pulse Generator0 9:Pulse Generator1 10:Pulse Generator2 11:Pulse Generator3 12: TTL_In 13: CL_CC1_In 14: Nand0 15: Nand1 16:TTL_In2 17:LVDS_In 0 17 0 GpioNand0InputInv ert1 GpioNand0InputInv ert2 GpioNand1InputInv ert1 GpioNand1InputInv ert2 GpioNand0InputInv ert1 LineSource_0 I Enumerat ion I Enumerat ion I Enumerat ion I Enumerat ion I Enumerat ion I Enumerat ion R/W - 92 - LS0=[Param.]<CR><LF> LS0?<CR><LF> For TTL1 SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL LineSource_1 LineSource_2 I Enumerat ion I Enumerat ion R/W R/W LS1 0: Low 1: High 3:FrameTrigger Wait 4: FrameActive 5: ExposureActive 6: Fval 8: PulseGenerator 0 9: PulseGenerator 1 10: ulseGenerator2 11:PulseGenera tor3 12: TTL_In 13: CL_CC1_In 14: Nand0 15: Nand1 16:TTL_In2 17:LVDS_In 0 17 0 LS1=[Param.]<CR><LF> LS1?<CR><LF> TTL2 LS2 0: Low 1: High 3:FrameTrigger Wait 4: FrameActive 5: ExposureActive 6: Fval 8: PulseGenerator 0 9: PulseGenerator 1 10: PulseGenerator 2 11: PulseGenerator 3 12: TTL_In 13: CL_CC1_In 14: Nand0 15: Nand1 16:TTL_In2 17:LVDS_In 0 17 0 LS3=[Param.]<CR><LF> LS3?<CR><LF> TTL3 - 93 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL GpioNand0InputSo urce1 I Enumerat ion R/W ND0IN 1 0: Low 1: High 3: FrameTriggerW ait 4: FrameActive 5: ExposureActive 6: Fval 8: PulseGenerator 0 9: PulseGenerator 1 10: PulseGenerator 2 11: PulseGenerator 3 12: TTL_In1 13: CL_CC1_In 15: NAND1 16: TTL_In2 17: LVDS_In GpioNand0InputSo urce2 I Enumerat ion R/W ND0IN 2 Same as above. 0 17 0 ND0N2=[Param.]<CR ><LF> ND0IN2?<CR><LF> 0 17 0 ND1N1=[Param.]<CR ><LF> ND1IN1?<CR><LF> 0 17 0 ND1N2=[Param.]<CR>< LF> ND1IN2?<CR><LF> GpioNand1InputSo urce1 I Enumerat ion R/W ND1IN 1 0: Low 1: High 3:Frame TriggerWait 4: FrameActive 5:Exposure Active 6: Fval 8:Pulse Generator0 9:Pulse Generator1 10:Pulse Generator2 11:Pulse Generator3 12: TTL_In1 13: CL_CC1_In 14:NAND0 16:TTL_In2 17:LVDS_In GpioNand1InputSo urce2 I Enumerat ion R/W ND1IN 2 Same as above. - 94 - 0 17 0 ND0N1=[Param.]<CR ><LF> ND0IN1?<CR><LF> SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 2.4.7 Analog Control Name Interfac e Acc ess Short ASCII Values MIN MAX DEFAULT GainRawDigital All I Integer R/W FGA min~max 100 1600 100 GainRawDigital RedAll I Integer R/W PGR min~max -4533 17713 0 GainRawDigital BlueAll I Integer R/W PGB min~max -4533 17713 0 GainAuto I Enumerat ion R/W AGC 0: Off 1: Continuous 2: Once 0 2 0 BlackLevelRaw All I Integer R/W BL min~0~max -256 255 0 BlackLevelRaw Tap1All I Integer R/W BL1 min~0~max -512 511 0 BlackLevelRaw Tap1 Red I Integer R/W BLR1 min~0~max -512 511 0 BlackLevelRaw Tap1 Blue I Integer R/W BLB1 min~0~max -512 511 0 BalanceWhiteA uto I Enumerat ion R/W AWB 0: Off 2: Once 1: Continuous 0 2 0 Acc ess Short ASCII Values MIN MAX DEFAULT Description 0 0 255 4095 0 0 255 4095 γ=1 equival ent LUT*=[Param1],[Par am2]<CR><LF> LUT*?[Param1]<CR> <LF> 0 0 255 4095 2.4.8 Description FGA=[Param.]<CR>< LF> FGA?<CR><LF> PGR=[Param.]<CR>< LF> PGR?<CR><LF> (Bayer model only) PGB=[Param.]<CR>< LF> PGB?<CR><LF> (Bayer model only) AGC=[Param.]<CR>< LF> AGC?<CR><LF> BL=[Param.]<CR><L F> BL?<CR><LF> BL1=[Param.]<CR>< LF> BL1?<CR><LF> BLR1=[Param.]<CR> <LF> BLR1?<CR><LF> (Bayer model only) BLB1=[Param.]<CR> <LF> BLB1?<CR><LF> (Bayer model only) AWB=[Param.]<CR> <LF> AWB?<CR><LF> (Bayer model only) LUT Control Name LUTValueRed Interfac e I Integer R/W LUTR LUTValueGreen I Integer R/W LUTG LUTValueBlue I Integer R/W LUTB Param 1: LUT index Param 2:LUTdata(Min ~Max) (Bayer model only) Param 1: LUT index Param 2:LUTdata(Min ~Max) Param 1: LUT index Param 2:LUTdata(Min ~Max) (Bayer model only) - 95 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 2.4.9 Transport Layer Control Name Interfac e Acc ess Short ASCII Values MIN MAX DEFAULT Description DeviceTapGeom etry I Enumera tion R/W TAGM 3: Geometry_1X4_1Y 5: Geometry_1X8_1Y 3 5 5 TAGM=[Param.]<CR> <LF> TAGM?<CR><LF> 2.4.10 User Set Control Name Interface Access Short ASCII Values MIN MAX DEFAULT Description 0 3 0 LD=[Param.]<CR><LF> LD?<CR><LF> 1 3 1 SA=[Param.]<CR><LF> SA?<CR><LF> UserSetLoad I Command W/O LD 0: Default 1: UserSet1 2: UserSet2 3: UserSet3 UserSetSave I Command W/O SA 1: UserSet1 2: UserSet2 3: UserSet3 2.4.11 JAI Custom Name Interfac e Acc ess Short ASCII Values MIN MAX DEFAU Description LT BlemishWhiteE nable I Boolean R/W BMW 0: False 1: True 0 1 0 BMW=[Param.]<CR> <LF> BMW?<CR><LF> BlemishWhiteD etect I Comman d W/O BMRC W 0 0 0 0 BMRCW=0<CR><LF > BlemishWhiteD etect Threshold I Integer R/W BMTH W 0 0 100 10 BlemishWhiteD etect PositionX I Integer R/W BMPXW Min~Max 0 1919 0 BlemishWhiteD etect PositionY I Integer R/W BMPY W Min~Max 0 1439 0 R/W SDCM 0 1 0 W/O RS 0 0 0 BMRCW=0<CR><LF > 0 6 0 SDRS?<CR><LF> 0 3 0 SDM=[Param.]<CR>< LF> SDM?<CR><LF> ShadingCorrecti on Mode ShadingCorrect I Enumera tion I Comman d RequestShading DetectResult I Enumera tion R/O SDRS ShadingMode I Enumera tion R/W SDM 0: Flat Shading 1: Color Shading* (*Bayer model only) 0=Complete. 1=Too Bright. 2=Too dark. 3=Timeout Error. 4=Busy. 5=Limit. 6= Trig is not set as Normal. 0: OFF 1: User 1 2: User 2 - 96 - BMTHW=[Param.]<C R><LF> BMTHW?<CR><LF> BMPXW=[Param.]<C R><LF> BMPXW?<CR><LF> BMPYW=[Param.]<C R><LF> BMPYW?<CR><LF> SDCM=[Param.]<CR> <LF> SDCM?<CR><LF> SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 3: User 3 VSM 0: Normal 1: Trigger Sequence 2:Command Sequence 3: Multi AOI 0 2 0 R/W SQF1 Min~Max 1 255 1 I Integer R/W SQF2 Min~Max 1 255 1 SequenceRoiFra meCount3 I Integer R/W SQF3 Min~Max 1 255 1 SequenceRoiFra meCount4 I Integer R/W SQF4 Min~Max 1 255 1 SequenceRoiFra meCount5 I Integer R/W SQF5 Min~Max 1 255 1 SequenceRoiFra meCount6 I Integer R/W SQF6 Min~Max 1 255 1 SequenceRoiFra meCount7 I Integer R/W SQF7 Min~Max 1 255 1 SequenceRoiFra meCount8 I Integer R/W SQF8 Min~Max 1 255 1 SequenceRoiFra meCount9 I Integer R/W SQF9 Min~Max 1 255 1 SequenceRoiFra meCount10 I Integer R/W SQF10 Min~Max 1 255 1 R/W SQNI1 0: Index1 1: Index2 2: Index3 3: Index4 4: Index5 5: Index6 6: Index7 7: Index8 8: Index9 9: Index10 0 9 0 R/W SQNI2 Same as above. 0 9 0 R/W SQNI3 Same as above. 0 9 0 R/W SQNI4 Same as above. 0 9 0 R/W SQNI5 Same as above. 0 9 0 VideoSendMode I Enumera tion R/W SequenceRoiFra meCount1 I Integer SequenceRoiFra meCount2 SequenceRoiNe xtIndex1 SequenceRoiNe xtIndex2 SequenceRoiNe xtIndex3 SequenceRoiNe xtIndex4 SequenceRoiNe xtIndex5 I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion - 97 - VSM=[Param.]<CR>< LF> VSM?<CR><LF> SQF1=[Param.]<CR> <LF> SQF1?<CR><LF> SQF2=[Param.]<CR> <LF> SQF2?<CR><LF> SQF3=[Param.]<CR> <LF> SQF3?<CR><LF> SQF4=[Param.]<CR> <LF> SQF4?<CR><LF> SQF5=[Param.]<CR> <LF> SQF5?<CR><LF> SQF6=[Param.]<CR> <LF> SQF6?<CR><LF> SQF7=[Param.]<CR> <LF> SQF7?<CR><LF> SQF8=[Param.]<CR> <LF> SQF8?<CR><LF> SQF9=[Param.]<CR> <LF> SQF9?<CR><LF> SQF10=[Param.]<CR ><LF> SQF10?<CR><LF> SQNI1=[Param.]<CR> <LF> SQNI1?<CR><LF> SQNI2=[Param.]<CR> <LF> SQNI2?<CR><LF> SQNI3=[Param.]<CR> <LF> SQNI3?<CR><LF> SQNI4=[Param.]<CR> <LF> SQNI4?<CR><LF> SQNI5=[Param.]<CR> <LF> SQNI5?<CR><LF> SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL SequenceRoiNe xtIndex6 I Enumera tion R/W SQNI6 Same as above. 0 9 0 SQNI6=[Param.]<CR> <LF> SQNI6?<CR><LF> SequenceRoiNe xtIndex7 I Enumera tion R/W SQNI7 Same as above. 0 9 0 SQNI7=[Param.]<CR> <LF> SQNI7?<CR><LF> SequenceRoiNe xtIndex8 I Enumera tion R/W SQNI8 Same as above. 0 9 0 SQNI8=[Param.]<CR> <LF> SQNI8?<CR><LF> R/W SQNI9 Same as above. 0 9 0 R/W SQNI10 Same as above. 0 9 0 SequenceRoiNe xtIndex9 SequenceRoiNe xtIndex10 I Enumera tion I Enumera tion SequenceRoiWi dth1 I Integer R/W SQW1 Min ~ Max(Width + OffsetX) 8 5120 5120 SequenceRoiWi dth2 I Integer R/W SQW2 Same as above. 8 5120 5120 SequenceRoiWi dth3 I Integer R/W SQW3 Same as above. 8 5120 5120 SequenceRoiWi dth4 I Integer R/W SQW4 Same as above. 8 5120 5120 SequenceRoiWi dth5 I Integer R/W SQW5 Same as above. 8 5120 5120 SequenceRoiWi dth6 I Integer R/W SQW6 Same as above. 8 5120 5120 SequenceRoiWi dth7 I Integer R/W SQW7 Same as above. 8 5120 5120 SequenceRoiWi dth8 I Integer R/W SQW8 Same as above. 8 5120 5120 SequenceRoiWi dth9 I Integer R/W SQW9 Same as above. 8 5120 5120 SequenceRoiWi dth10 I Integer R/W SQW10 Same as above. 8 5120 5120 SequenceRoiHei ght1 I Integer R/W SQH1 Min ~ Max(Hight + OffsetY) 1 3840 3840 SequenceRoiHei ght2 I Integer R/W SQH2 Same as above. 1 3840 3840 SequenceRoiHei ght3 I Integer R/W SQH3 Same as above. 1 3840 3840 SequenceRoiHei ght4 I Integer R/W SQH4 Same as above. 1 3840 3840 SequenceRoiHei ght5 I Integer R/W SQH5 Same as above. 1 3840 3840 - 98 - SQNI9=[Param.]<CR> <LF> SQNI9?<CR><LF> SQNI10=[Param.]<CR ><LF> SQNI10?<CR><LF> SQW1=[Param.]<CR> <LF> SQW1?<CR><LF> SQW2=[Param.]<CR> <LF> SQW2?<CR><LF> SQW3=[Param.]<CR> <LF> SQW3?<CR><LF> SQW4=[Param.]<CR> <LF> SQW4?<CR><LF> SQW5=[Param.]<CR> <LF> SQW5?<CR><LF> SQW6=[Param.]<CR> <LF> SQW6?<CR><LF> SQW7=[Param.]<CR> <LF> SQW7?<CR><LF> SQW8=[Param.]<CR> <LF> SQW8?<CR><LF> SQW9=[Param.]<CR> <LF> SQW9?<CR><LF> SQW10=[Param.]<CR ><LF> SQW10?<CR><LF> SQH1=[Param.]<CR> <LF> SQH1?<CR><LF> SQH2=[Param.]<CR> <LF> SQH2?<CR><LF> SQH3=[Param.]<CR> <LF> SQH3?<CR><LF> SQH4=[Param.]<CR> <LF> SQH4?<CR><LF> SQH5=[Param.]<CR> <LF> SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL SQH5?<CR><LF> SequenceRoiHei ght6 I Integer R/W SQH6 Same as above. 1 3840 3840 SequenceRoiHei ght7 I Integer R/W SQH7 Same as above. 1 3840 3840 SequenceRoiHei ght8 I Integer R/W SQH8 Same as above. 1 3840 3840 SequenceRoiHei ght9 I Integer R/W SQH9 Same as above. 1 3840 3840 SequenceRoiHei ght10 I Integer R/W SQH10 Same as above. 1 3840 3840 SequenceRoiOff setX1 I Integer R/W SQOX1 Min ~ Max(Width + OffsetX) 0 5112 0 SequenceRoiOff setX2 I Integer R/W SQOX2 Same as above. 0 5112 0 SequenceRoiOff setX3 I Integer R/W SQOX3 Same as above. 0 5112 0 SequenceRoiOff setX4 I Integer R/W SQOX4 Same as above. 0 5112 0 SequenceRoiOff setX5 I Integer R/W SQOX5 Same as above. 0 5112 0 SequenceRoiOff setX6 I Integer R/W SQOX6 Same as above. 0 5112 0 SequenceRoiOff setX7 I Integer R/W SQOX7 Same as above. 0 5112 0 SequenceRoiOff setX8 I Integer R/W SQOX8 Same as above. 0 5112 0 SequenceRoiOff setX9 I Integer R/W SQOX9 Same as above. 0 5112 0 SequenceRoiOff setX10 I Integer R/W SQOX1 0 Same as above. 0 5112 0 SequenceRoiOff setY1 I Integer R/W SQOY1 Min ~ Max(Hight + OffsetY) 0 3839 0 SequenceRoiOff setY2 I Integer R/W SQOY2 Same as above. 0 3839 0 SequenceRoiOff setY3 I Integer R/W SQOY3 Same as above. 0 3839 0 SequenceRoiOff setY4 I Integer R/W SQOY4 Same as above. 0 3839 0 SequenceRoiOff I Integer R/W SQOY5 Same as above. 0 3839 0 - 99 - SQH6=[Param.]<CR> <LF> SQH6?<CR><LF> SQH7=[Param.]<CR> <LF> SQH7?<CR><LF> SQH8=[Param.]<CR> <LF> SQH8?<CR><LF> SQH9=[Param.]<CR> <LF> SQH9?<CR><LF> SQH10=[Param.]<CR ><LF> SQH10?<CR><LF> SQOX1=[Param.]<CR ><LF> SQOX1?<CR><LF> SQOX2=[Param.]<CR ><LF> SQOX2?<CR><LF> SQOX3=[Param.]<CR ><LF> SQOX3?<CR><LF> SQOX4=[Param.]<CR ><LF> SQOX4?<CR><LF> SQOX5=[Param.]<CR ><LF> SQOX5?<CR><LF> SQOX6=[Param.]<CR ><LF> SQOX6?<CR><LF> SQOX7=[Param.]<CR ><LF> SQOX7?<CR><LF> SQOX8=[Param.]<CR ><LF> SQOX8?<CR><LF> SQOX9=[Param.]<CR ><LF> SQOX9?<CR><LF> SQOX10=[Param.]<C R><LF> SQOX10?<CR><LF> SQOY1=[Param.]<CR ><LF> SQOY1?<CR><LF> SQOY2=[Param.]<CR ><LF> SQOY2?<CR><LF> SQOY3=[Param.]<CR ><LF> SQOY3?<CR><LF> SQOY4=[Param.]<CR ><LF> SQOY4?<CR><LF> SQOY5=[Param.]<CR SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL setY5 SequenceRoiOff setY6 I Integer R/W SQOY6 Same as above. 0 3839 0 SequenceRoiOff setY7 I Integer R/W SQOY7 Same as above. 0 3839 0 SequenceRoiOff setY8 I Integer R/W SQOY8 Same as above. 0 3839 0 SequenceRoiOff setY9 I Integer R/W SQOY9 Same as above. 0 3839 0 SequenceRoiOff setY10 I Integer R/W SQOY1 0 Same as above. 0 3839 0 SequenceRoiGai n1 I Integer R/W SQGA1 Min~Max 100 1600 100 SequenceRoiGai n2 I Integer R/W SQGA2 Same as above. 100 1600 100 SequenceRoiGai n3 I Integer R/W SQGA3 Same as above. 100 1600 100 SequenceRoiGai n4 I Integer R/W SQGA4 Same as above. 100 1600 100 SequenceRoiGai n5 I Integer R/W SQGA5 Same as above. 100 1600 100 SequenceRoiGai n6 I Integer R/W SQGA6 Same as above. 100 1600 100 SequenceRoiGai n7 I Integer R/W SQGA7 Same as above. 100 1600 100 SequenceRoiGai n8 I Integer R/W SQGA8 Same as above. 100 1600 100 SequenceRoiGai n9 I Integer R/W SQGA9 Same as above. 100 1600 100 SequenceRoiGai n10 I Integer R/W SQGA1 0 Same as above. 100 1600 100 R/W SQHB1 1: Off 2: On 1 2 1 R/W SQHB2 Same as above. 1 2 1 R/W SQHB3 Same as above. 1 2 1 R/W SQHB4 Same as above. 1 2 1 R/W SQHB5 Same as above. 1 2 1 SequenceRoiHbi nning1 SequenceRoiHbi nning2 SequenceRoiHbi nning3 SequenceRoiHbi nning4 SequenceRoiHbi I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I - 100 - ><LF> SQOY5?<CR><LF> SQOY6=[Param.]<CR ><LF> SQOY6?<CR><LF> SQOY7=[Param.]<CR ><LF> SQOY7?<CR><LF> SQOY8=[Param.]<CR ><LF> SQOY8?<CR><LF> SQOY9=[Param.]<CR ><LF> SQOY9?<CR><LF> SQOY10=[Param.]<C R><LF> SQOY10?<CR><LF> SQGA1=[Param.]<CR ><LF> SQGA1?<CR><LF> SQGA2=[Param.]<CR ><LF> SQGA2?<CR><LF> SQGA3=[Param.]<CR ><LF> SQGA3?<CR><LF> SQGA4=[Param.]<CR ><LF> SQGA4?<CR><LF> SQGA5=[Param.]<CR ><LF> SQGA5?<CR><LF> SQGA6=[Param.]<CR ><LF> SQGA6?<CR><LF> SQGA7=[Param.]<CR ><LF> SQGA7?<CR><LF> SQGA8=[Param.]<CR ><LF> SQGA8?<CR><LF> SQGA9=[Param.]<CR ><LF> SQGA9?<CR><LF> SQGA10=[Param.]<C R><LF> SQGA10?<CR><LF> SQHB1=[Param.]<CR ><LF> SQHB1?<CR><LF> SQHB2=[Param.]<CR ><LF> SQHB2?<CR><LF> SQHB3=[Param.]<CR ><LF> SQHB3?<CR><LF> SQHB4=[Param.]<CR ><LF> SQHB4?<CR><LF> SQHB5=[Param.]<CR SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL nning5 SequenceRoiHbi nning6 SequenceRoiHbi nning7 SequenceRoiHbi nning8 SequenceRoiHbi nning9 SequenceRoiHbi nning10 SequenceRoiVbi nning1 SequenceRoiVbi nning2 SequenceRoiVbi nning3 SequenceRoiVbi nning4 SequenceRoiVbi nning5 SequenceRoiVbi nning6 SequenceRoiVbi nning7 SequenceRoiVbi nning8 SequenceRoiVbi nning9 SequenceRoiVbi nning10 SequenceRoiLut Enable1 SequenceRoiLut Enable2 SequenceRoiLut Enable3 SequenceRoiLut Enable4 SequenceRoiLut Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I R/W SQHB6 Same as above. 1 2 1 R/W SQHB7 Same as above. 1 2 1 R/W SQHB8 Same as above. 1 2 1 R/W SQHB9 Same as above. 1 2 1 R/W SQHB1 0 Same as above. 1 2 1 R/W SQVB1 1: Off 2: On 1 2 1 R/W SQVB2 Same as above. 1 2 1 R/W SQVB3 Same as above. 1 2 1 R/W SQVB4 Same as above. 1 2 1 R/W SQVB5 Same as above. 1 2 1 R/W SQVB6 Same as above. 1 2 1 R/W SQVB7 Same as above. 1 2 1 R/W SQVB8 Same as above. 1 2 1 R/W SQVB9 Same as above. 1 2 1 R/W SQVB1 0 Same as above. 1 2 1 R/W SQLUT 1 0: Off 1: On 0 1 0 R/W SQLUT 2 Same as above. 0 1 0 R/W SQLUT 3 Same as above. 0 1 0 R/W SQLUT 4 Same as above. 0 1 0 R/W SQLUT Same as above. 0 1 0 - 101 - ><LF> SQHB5?<CR><LF> SQHB6=[Param.]<CR ><LF> SQHB6?<CR><LF> SQHB7=[Param.]<CR ><LF> SQHB7?<CR><LF> SQHB8=[Param.]<CR ><LF> SQHB8?<CR><LF> SQHB9=[Param.]<CR ><LF> SQHB9?<CR><LF> SQHB10=[Param.]<C R><LF> SQHB10?<CR><LF> SQVB1=[Param.]<CR> <LF> SQVB1?<CR><LF> SQVB2=[Param.]<CR> <LF> SQVB2?<CR><LF> SQVB3=[Param.]<CR> <LF> SQVB3?<CR><LF> SQVB4=[Param.]<CR> <LF> SQVB4?<CR><LF> SQVB5=[Param.]<CR> <LF> SQVB5?<CR><LF> SQVB6=[Param.]<CR> <LF> SQVB6?<CR><LF> SQVB7=[Param.]<CR> <LF> SQVB7?<CR><LF> SQVB8=[Param.]<CR> <LF> SQVB8?<CR><LF> SQVB9=[Param.]<CR> <LF> SQVB9?<CR><LF> SQVB10=[Param.]<CR ><LF> SQVB10?<CR><LF> SQLUT1=[Param.]<C R><LF> SQLUT1?<CR><LF> SQLUT2=[Param.]<C R><LF> SQLUT2?<CR><LF> SQLUT3=[Param.]<C R><LF> SQLUT3?<CR><LF> SQLUT4=[Param.]<C R><LF> SQLUT4?<CR><LF> SQLUT5=[Param.]<C SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL Enable5 SequenceRoiLut Enable6 SequenceRoiLut Enable7 SequenceRoiLut Enable8 SequenceRoiLut Enable9 Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion 5 R/W SQLUT 6 Same as above. 0 1 0 R/W SQLUT 7 Same as above. 0 1 0 R/W SQLUT 8 Same as above. 0 1 0 R/W SQLUT 9 Same as above. 0 1 0 SequenceRoiLut Enable10 I Enumera tion R/W SQLUT 10 Same as above. 0 1 0 SequenceRoiBla ckLevel1 I Integer R/W SQBL1 Min~Max -256 255 0 SequenceRoiBla ckLevel2 I Integer R/W SQBL2 Same as above. -256 255 0 SequenceRoiBla ckLevel3 I Integer R/W SQBL3 Same as above. -256 255 0 SequenceRoiBla ckLevel4 I Integer R/W SQBL4 Same as above. -256 255 0 SequenceRoiBla ckLevel5 I Integer R/W SQBL5 Same as above. -256 255 0 SequenceRoiBla ckLevel6 I Integer R/W SQBL6 Same as above. -256 255 0 SequenceRoiBla ckLevel7 I Integer R/W SQBL7 Same as above. -256 255 0 SequenceRoiBla ckLevel8 I Integer R/W SQBL8 Same as above. -256 255 0 SequenceRoiBla ckLevel9 I Integer R/W SQBL9 Same as above. -256 255 0 SequenceRoiBla ckLevel10 I Integer R/W SQBL1 0 Same as above. -256 255 0 SequenceRoiGai nRed1 I Integer R/W SQPGR 1 Min~Max -4533 17713 0 SequenceRoiGai nRed2 I Integer R/W SQPGR 2 Same as above. -4533 17713 0 SequenceRoiGai nRed3 I Integer R/W SQPGR 3 Same as above. -4533 17713 0 SequenceRoiGai nRed4 I Integer R/W SQPGR 4 Same as above. -4533 17713 0 SequenceRoiGai I Integer R/W SQPGR Same as above. -4533 17713 0 - 102 - R><LF> SQLUT5?<CR><LF> SQLUT6=[Param.]<C R><LF> SQLUT6?<CR><LF> SQLUT7=[Param.]<C R><LF> SQLUT7?<CR><LF> SQLUT8=[Param.]<C R><LF> SQLUT8?<CR><LF> SQLUT9=[Param.]<C R><LF> SQLUT9?<CR><LF> SQLUT10=[Param.]<C R><LF> SQLUT10?<CR><LF> SQBL1=[Param.]<CR> <LF> SQBL1?<CR><LF> SQBL2=[Param.]<CR> <LF> SQBL2?<CR><LF> SQBL3=[Param.]<CR> <LF> SQBL3?<CR><LF> SQBL4=[Param.]<CR> <LF> SQBL4?<CR><LF> SQBL5=[Param.]<CR> <LF> SQBL5?<CR><LF> SQBL6=[Param.]<CR> <LF> SQBL6?<CR><LF> SQBL7=[Param.]<CR> <LF> SQBL7?<CR><LF> SQBL8=[Param.]<CR> <LF> SQBL8?<CR><LF> SQBL9=[Param.]<CR> <LF> SQBL9?<CR><LF> SQBL10=[Param.]<CR ><LF> SQBL10?<CR><LF> SQPGR1=[Param.]<C R><LF> SQPGR1?<CR><LF> SQPGR2=[Param.]<C R><LF> SQPGR2?<CR><LF> SQPGR3=[Param.]<C R><LF> SQPGR3?<CR><LF> SQPGR4=[Param.]<C R><LF> SQPGR4?<CR><LF> SQPGR5=[Param.]<C SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL nRed5 5 SequenceRoiGai nRed6 I Integer R/W SQPGR 6 Same as above. -4533 17713 0 SequenceRoiGai nRed7 I Integer R/W SQPGR 7 Same as above. -4533 17713 0 SequenceRoiGai nRed8 I Integer R/W SQPGR 8 Same as above. -4533 17713 0 SequenceRoiGai nRed9 I Integer R/W SQPGR 9 Same as above. -4533 17713 0 Same as above. -4533 17713 0 SequenceRoiGai nRed10 I Integer R/W SQPGR 10 SequenceRoiGai nBlue1 I Integer R/W SQPGB 1 Min~Max -4533 17713 0 SequenceRoiGai nBlue2 I Integer R/W SQPGB 2 Same as above. -4533 17713 0 SequenceRoiGai nBlue3 I Integer R/W SQPGB 3 Same as above. -4533 17713 0 SequenceRoiGai nBlue4 I Integer R/W SQPGB 4 Same as above. -4533 17713 0 SequenceRoiGai nBlue5 I Integer R/W SQPGB 5 Same as above. -4533 17713 0 SequenceRoiGai nBlue6 I Integer R/W SQPGB 6 Same as above. -4533 17713 0 SequenceRoiGai nBlue7 I Integer R/W SQPGB 7 Same as above. -4533 17713 0 SequenceRoiGai nBlue8 I Integer R/W SQPGB 8 Same as above. -4533 17713 0 SequenceRoiGai nBlue9 I Integer R/W SQPGB 9 Same as above. -4533 17713 0 SequenceRoiGai nBlue10 I Integer R/W SQPGB 10 Same as above. -4533 17713 0 0: Index0 1: Index1 2: Index2 3: Index3 4: Index4 5: Index5 6: Index6 7: Index7 8: Index8 9: Index9 SequenceRoiInd exread I Enumera tion RO SQIDX SequenceRoiRe set I Integer WO SQRST SQPGR10=[Param.]<C R><LF> SQPGR10?<CR><LF > SQPGB1=[Param.]<C R><LF> SQPGB1?<CR><LF> SQPGB2=[Param.]<C R><LF> SQPGB2?<CR><LF> SQPGB3=[Param.]<C R><LF> SQPGB3?<CR><LF> SQPGB4=[Param.]<C R><LF> SQPGB4?<CR><LF> SQPGB5=[Param.]<C R><LF> SQPGB5?<CR><LF> SQPGB6=[Param.]<C R><LF> SQPGB6?<CR><LF> SQPGB7=[Param.]<C R><LF> SQPGB7?<CR><LF> SQPGB8=[Param.]<C R><LF> SQPGB8?<CR><LF> SQPGB9=[Param.]<C R><LF> SQPGB9?<CR><LF> SQPGB10=[Param.]<C R><LF> SQPGB10?<CR><LF > SQIDX? <CR><LF> 0 - 103 - R><LF> SQPGR5?<CR><LF> SQPGR6=[Param.]<C R><LF> SQPGR6?<CR><LF> SQPGR7=[Param.]<C R><LF> SQPGR7?<CR><LF> SQPGR8=[Param.]<C R><LF> SQPGR8?<CR><LF> SQPGR9=[Param.]<C R><LF> SQPGR9?<CR><LF> 0 0 SQRST=0<CR><LF> SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL CommandSeque nceIndex I Enumera tion R/W CSQI 0: Index0 1: Index1 2: Index2 3: Index3 4: Index4 5: Index5 6: Index6 7: Index7 8: Index8 9: Index9 MultiRoiIndexM ax I Integer R/W MRIM Min~Max 1 8 1 MultiRoiWidth I Integer R/W MRW Min~Max 8 5120 8 MultiRoiHeight1 I Integer R/W MRH1 Min~Max 0 3840 1 MultiRoiHeight2 I Integer R/W MRH2 Min~Max 0 3840 1 MultiRoiHeight3 I Integer R/W MRH3 Min~Max 0 3840 1 MultiRoiHeight4 I Integer R/W MRH4 Min~Max 0 3840 1 MultiRoiHeight5 I Integer R/W MRH5 Min~Max 0 3840 1 MultiRoiHeight6 I Integer R/W MRH6 Min~Max 0 3840 1 MultiRoiHeight7 I Integer R/W MRH7 Min~Max 0 3840 1 MultiRoiHeight8 I Integer R/W MRH8 Min~Max 0 3840 1 MultiRoiOffsetX 1 I Integer R/W MROX1 Min~Max 0 5118 0 MultiRoiOffsetX 2 I Integer R/W MROX2 Min~Max 0 5118 0 MultiRoiOffsetX 3 I Integer R/W MROX3 Min~Max 0 5118 0 MultiRoiOffsetX 4 I Integer R/W MROX4 Min~Max 0 5118 0 MultiRoiOffsetX 5 I Integer R/W MROX5 Min~Max 0 5118 0 MultiRoiOffsetX 6 I Integer R/W MROX6 Min~Max 0 5118 0 MultiRoiOffsetX 7 I Integer R/W MROX7 Min~Max 0 5118 0 MultiRoiOffsetX I Integer R/W MROX8 Min~Max 0 5118 0 - 104 - 0 9 0 CSQI=[Param.]<CR>< LF> CSQI?<CR><LF> MRIM=[Param.]<CR> <LF> MRIM?<CR><LF> MRW=[Param.]<CR> <LF> MRW?<CR><LF> MRH1=[Param.]<CR> <LF> MRH1?<CR><LF> MRH2=[Param.]<CR> <LF> MRH2?<CR><LF> MRH3=[Param.]<CR> <LF> MRH3?<CR><LF> MRH4=[Param.]<CR> <LF> MRH4?<CR><LF> MRH5=[Param.]<CR> <LF> MRH5?<CR><LF> MRH6=[Param.]<CR> <LF> MRH6?<CR><LF> MRH7=[Param.]<CR> <LF> MRH7?<CR><LF> MRH8=[Param.]<CR> <LF> MRH8?<CR><LF> MROX1=[Param.]<CR ><LF> MROX1?<CR><LF> MROX2=[Param.]<CR ><LF> MROX2?<CR><LF> MROX3=[Param.]<CR ><LF> MROX3?<CR><LF> MROX4=[Param.]<CR ><LF> MROX4?<CR><LF> MROX5=[Param.]<CR ><LF> MROX5?<CR><LF> MROX6=[Param.]<CR ><LF> MROX6?<CR><LF> MROX7=[Param.]<CR ><LF> MROX7?<CR><LF> MROX8=[Param.]<CR SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 8 MultiRoiOffsetY 1 I Integer R/W MROY1 Min~Max 0 3839 0 MultiRoiOffsetY 2 I Integer R/W MROY2 Min~Max 0 3839 0 MultiRoiOffsetY 3 I Integer R/W MROY3 Min~Max 0 3839 0 MultiRoiOffsetY 4 I Integer R/W MROY4 Min~Max 0 3839 0 MultiRoiOffsetY 5 I Integer R/W MROY5 Min~Max 0 3839 0 MultiRoiOffsetY 6 I Integer R/W MROY6 Min~Max 0 3839 0 MultiRoiOffsetY 7 I Integer R/W MROY7 Min~Max 0 3839 0 MultiRoiOffsetY 8 I Integer R/W MROY8 Min~Max 0 3839 0 LUTMode I Enumera tion R/W LUTC 0: Off 1: Gamma 2: LUT 0 2 0 ColorMatrixMod e I Enumera tion R/W MTX 0: Off 1: On 0 1 0 AlcSpeed I Integer R/W AGCS Min~Max 1 8 4 ExposureAutoM ax I Integer R/W ASCEA Min~Max[us] 11 80000 00 18000 ExposureAutoMi n I Integer R/W ASCEI Min~Max 10 79999 99 100 ASRS 0=Complete. 1=Too Bright. 2=Too dark. 3=Timeout Error. 4=Busy. 5=Limit. 6= Trig is not set as Normal. 0 6 0 RequestExposur eAuto Result I Enumera tion R/O - 105 - ><LF> MROX8?<CR><LF> MROY1=[Param.]<CR ><LF> MROY1?<CR><LF> MROY2=[Param.]<CR ><LF> MROY2?<CR><LF> MROY3=[Param.]<CR ><LF> MROY3?<CR><LF> MROY4=[Param.]<CR ><LF> MROY4?<CR><LF> MROY5=[Param.]<CR ><LF> MROY5?<CR><LF> MROY6=[Param.]<CR ><LF> MROY6?<CR><LF> MROY7=[Param.]<CR ><LF> MROY7?<CR><LF> MROY8=[Param.]<CR ><LF> MROY8?<CR><LF> LUTC=[Param.]<CR> <LF> LUTC?<CR><LF> MTX=[Param.]<CR>< LF> MTX?<CR><LF> (Bayer model only) ALCS=[Param.]<CR> <LF> ALCS?<CR><LF> for AGC and ASC ASCEA=[Param.]<CR ><LF> ASCEA?<CR><LF> Maximum value is varied depending on frame rate. ASCEI=[Param.]<CR ><LF> ASCEI?<CR><LF> Maximum value is varied depending on frame rate. ASRS?<CR><LF> SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL TRGOP 0: Off 1: PreDump 2: PIV 3: Smear-less 0 3 0 R/W AGCF Min~Max[%] 1 100 50 I Integer R/W AGCGA Min~Max 200 1600 1600 I Integer R/W AGCGI Min~Max 100 1500 100 R/O AGRS 0=Complete. 1=Too Bright. 2=Too dark. 3=Timeout Error. 4=Busy. 5=Limit. 6= Trig is not set as Normal. 0 6 0 AGRS?<CR><LF> R/W ALCA 0: Off / 1: On 0 1 0 ALCA=[Param.]<CR>< LF> ALCA?<CR><LF> R/W ALCLR 0: Off / 1: On 0 1 1 R/W ALCLM R 0: Off / 1: On 0 1 1 R/W ALCLM L 0: Off / 1: On 0 1 1 R/W ALCLL 0: Off / 1: On 0 1 1 R/W ALCML R 0: Off / 1: On 0 1 1 R/W ALCML MR 0: Off / 1: On 0 1 1 R/W ALCML ML 0: Off / 1: On 0 1 1 R/W ALCML L 0: Off / 1: On 0 1 1 R/W ALCMH R 0: Off / 1: On 0 1 1 R/W ALCMH MR 0: Off / 1: On 0 1 1 R/W ALCMH ML 0: Off / 1: On 0 1 1 R/W ALCMH L 0: Off / 1: On 0 1 1 TriggerOption I Enumera tion R/W AlcReference I Integer GainAutoMax GainAutoMin RequestGainAut o Result ALCChannelAre aAll ALCChannelAre a LowRight ALCChannelAre a LowMidRight ALCChannelAre a LowMidLeft ALCChannelAre a LowLeft ALCChannelAre a MidLowRight ALCChannelAre a MidLowMidRigh t ALCChannelAre a MidLowMidLeft ALCChannelAre a MidLowLeft ALCChannelAre a MidHighRight ALCChannelAre a MidHighMidRigh t ALCChannelAre a MidHighMidLeft ALCChannelAre a MidHighLeft I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion - 106 - TRGOP=[Param.]<CR ><LF> TRGOP?<CR><LF> AGCF=[Param.]<CR> <LF> AGCF?<CR><LF> AGCGA=[Param.]<CR ><LF> AGCGA?<CR><LF> AGCGI=[Param.]<CR> <LF> AGCGI?<CR><LF> ALC**=[Param.]<CR> <LF> ALC**?<CR><LF> SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL ALCChannelAre a HighRight ALCChannelAre a HighMidRight ALCChannelAre a HighMidLeft ALCChannelAre a HighLeft AWBChannelAre aAll I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion AWBChannelAre a LowRight I Enumera tion AWBChannelAre a LowMidRight AWBChannelAre a LowMidLeft AWBChannelAre a LowLeft AWBChannelAre a MidLowRight AWBChannelAre a MidLowMidRigh t AWBChannelAre a MidLowMidLeft AWBChannelAre a MidLowLeft AWBChannelAre a MidHighRight AWBChannelAre a MidHighMidRigh t AWBChannelAre a MidHighMidLeft AWBChannelAre a MidHighLeft AWBChannelAre a HighRight AWBChannelAre a HighMidRight I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion R/W ALCHR 0: Off / 1: On 0 1 1 R/W ALCHM R 0: Off / 1: On 0 1 1 R/W ALCHM L 0: Off / 1: On 0 1 1 R/W ALCHL 0: Off / 1: On 0 1 1 R/W AWBA 0: Off / 1: On 0 1 0 R/W AWBLR 0: Off / 1: On 0 1 1 R/W AWBLM R 0: Off / 1: On 0 1 1 R/W AWBLM L 0: Off / 1: On 0 1 1 R/W AWBLL 0: Off / 1: On 0 1 1 R/W AWBML R 0: Off / 1: On 0 1 1 R/W AWBML MR 0: Off / 1: On 0 1 1 R/W AWBML ML 0: Off / 1: On 0 1 1 R/W AWBML L 0: Off / 1: On 0 1 1 R/W AWBM HR 0: Off / 1: On 0 1 1 R/W AWBM HMR 0: Off / 1: On 0 1 1 R/W AWBM HML 0: Off / 1: On 0 1 1 R/W AWBM HL 0: Off / 1: On 0 1 1 R/W AWBHR 0: Off / 1: On 0 1 1 R/W AWBH MR 0: Off / 1: On 0 1 1 AWB**=[Param.]<CR> <LF> AWB**?<CR><LF> (Bayer model only) - 107 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL AWBChannelAre a HighMidLeft AWBChannelAre a HighLeft RequestBalance White AutoResult CurrentAreaNo Request I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Integer R/W AWBH ML 0: Off / 1: On 0 1 1 R/W AWBHL 0: Off / 1: On 0 1 1 AWRS 0=Complete. 1=Too Bright. 2=Too dark. 3=Timeout Error. 4=Busy. 5=Limit. 6= Trig is not set as Normal. 0 6 0 EA 0: Factory area 1: User 1 area 2: User 2 area 3: User 3 area R/O R/O AWRS?<CR><LF> 0 3 0 AcquisitionFra meTime I Integer R/W ART Min~Max 1 80000 00 32000 GammaSelector I Integer R/W GMA 0(γ=1) ~ 8(γ=0.45) ~ 15(γ=TBD) 0 15 8 Temperature I Integer R/O TMP0 value - - - GpioPulseGenDi vide Value I Integer R/W PGDEV Min~Max 1 4095 1 GpioPulseGenL ength0 I Integer R/W PGL0 Min~Max 1 10485 75 1 GpioPulseGenL ength1 I Integer R/W PGL1 Min~Max 1 10485 75 1 GpioPulseGenL ength2 I Integer R/W PGL2 Min~Max 1 10485 75 1 GpioPulseGenL ength3 I Integer R/W PGL3 Min~Max 1 10485 75 1 GpioPulseGenSt art Point0 I Integer R/W PGST0 Min~Max 0 10485 74 0 GpioPulseGenSt art Point1 I Integer R/W PGST1 Min~Max 0 10485 74 0 GpioPulseGenSt art Point2 I Integer R/W PGST2 Min~Max 0 10485 74 0 GpioPulseGenSt art Point3 I Integer R/W PGST3 Min~Max 0 10485 74 0 GpioPulseGenE nd Point0 I Integer R/W PGEN0 Min~Max 1 10485 75 1 - 108 - (Bayer model only) EA?<CR><LF> The camera return the latest used DATA AREA. ART=[Param.]<CR>< LF> ART?<CR><LF> Maximum value is calculated depending on Height and Offset Y settings GMA=[Param.]<CR>< LF> GMA?<CR><LF> TMP0?<CR><LF> Value = Temperature[℃] PGDEV=[Param.]<CR ><LF> PGDEV?<CR><LF> PGL0=[Param.]<CR> <LF> PGL0?<CR><LF> PGL1=[Param.]<CR> <LF> PGL1?<CR><LF> PGL2=[Param.]<CR> <LF> PGL2?<CR><LF> PGL3=[Param.]<CR> <LF> PGL3?<CR><LF> PGST0=[Param.]<CR ><LF> PGST0?<CR><LF> PGST1=[Param.]<CR ><LF> PGST1?<CR><LF> PGST2=[Param.]<CR ><LF> PGST2?<CR><LF> PGST3=[Param.]<CR ><LF> PGST3?<CR><LF> PGEN0=[Param.]<CR ><LF> SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL PGEN0?<CR><LF> GpioPulseGenE nd Point1 I Integer R/W PGEN1 Min~Max 1 10485 75 1 GpioPulseGenE nd Point2 I Integer R/W PGEN2 Min~Max 1 10485 75 1 GpioPulseGenE nd Point3 I Integer R/W PGEN3 Min~Max 1 10485 75 1 GpioPulseGenR epeat Count0 I Integer R/W PGRPT 0 Min~Max 0 255 0 GpioPulseGenR epeat Count1 I Integer R/W PGRPT 1 Min~Max 0 255 0 GpioPulseGenR epeat Count2 I Integer R/W PGRPT 2 Min~Max 0 255 0 GpioPulseGenR epeat Count3 I Integer R/W PGRPT 3 Min~Max 0 255 0 GpioPulseGenCl ear Mode0 I Enumera tion R/W PGCM0 0: Free Run 1: Level High 2: Level Low 3: Rising Edge 4: Falling Edge 0 4 0 R/W PGCM1 Same as above. 0 4 0 R/W PGCM2 Same as above. 0 4 0 R/W PGCM3 Same as above. 0 4 0 R/W PGSM0 0: Async Mode 1: Sync Mode 0 1 0 R/W PGSM1 Same as above. 0 1 0 R/W PGSM2 Same as above. 0 1 0 R/W PGSM3 Same as above. 0 1 0 GpioPulseGenCl ear Mode1 GpioPulseGenCl ear Mode2 GpioPulseGenCl ear Mode3 GpioPulseGenSy nc Mode0 GpioPulseGenSy nc Mode1 GpioPulseGenSy nc Mode2 GpioPulseGenSy nc Mode3 I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion - 109 - PGEN1=[Param.]<CR ><LF> PGEN1?<CR><LF> PGEN2=[Param.]<CR ><LF> PGEN2?<CR><LF> PGEN3=[Param.]<CR ><LF> PGEN3?<CR><LF> PGRPT0=[Param.]<C R><LF> PGRPT0?<CR><LF> PGRPT1=[Param.]<C R><LF> PGRPT1?<CR><LF> PGRPT2=[Param.]<C R><LF> PGRPT2?<CR><LF> PGRPT3=[Param.]<C R><LF> PGRPT3?<CR><LF> PGCM0=[Param.]<CR ><LF> PGCM0?<CR><LF> PGCM1=[Param.]<CR ><LF> PGCM1?<CR><LF> PGCM2=[Param.]<CR ><LF> PGCM2?<CR><LF> PGCM3=[Param.]<CR ><LF> PGCM3?<CR><LF> PGSM0=[Param.]<CR ><LF> PGSM0?<CR><LF> PGSM1=[Param.]<CR ><LF> PGSM1?<CR><LF> PGSM2=[Param.]<CR ><LF> PGSM2?<CR><LF> PGSM3=[Param.]<CR ><LF> PGSM3?<CR><LF> SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL GpioPulseGenIn put0 I Enumera tion R/W PGIN0 GpioPulseGenIn put1 I Enumera tion R/W PGIN1 GpioPulseGenIn put2 I Enumera tion R/W PGIN2 GpioPulseGenIn put3 I Enumera tion R/W PGIN3 0:Low 1:High 3:AcquisitionTrigger Wait 4:FrameActive 5:ExposureActive 6:FVAL 7:LVAL 9:PG1 10:PG2 11:PG3 12: TTL in 13:CL CC1 in 14:nand0 15:nand1 16: OPTTL in2 17: OPLVDS in 0:Low 1:High 3:AcquisitionTrigger Wait 4:FrameActive 5:ExposureActive 6:FVAL 7:LVAL 8:PG0 10:PG2 11:PG3 12: TTL in 13:CL CC1 in 14:nand0 15:nand1 16: OPTTL in2 17: OPLVDS in 0:Low 1:High 3:AcquisitionTrigger Wait 4:FrameActive 5:ExposureActive 6:FVAL 7:LVAL 8:PG0 9:PG1 11:PG3 12: TTL in 13:CL CC1 in 14:nand0 15:nand1 16: OPTTL in2 17: OPLVDS in 0:Low 1:High 3:AcquisitionTrigger Wait 4:FrameActive 5:ExposureActive 6:FVAL 7:LVAL 8:PG0 9:PG1 10:PG2 12: TTL in - 110 - 0 17 0 PGIN0=[Param.]<CR> <LF> PGIN0?<CR><LF> 0 17 0 PGIN1=[Param.]<CR> <LF> PGIN1?<CR><LF> 0 17 0 PGIN2=[Param.]<CR> <LF> PGIN2?<CR><LF> 0 17 0 PGIN3=[Param.]<CR> <LF> PGIN3?<CR><LF> SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 13:CL CC1 in 14:nand0 15:nand1 16: OPTTL in2 17: OPLVDS in GpioPulseGenIn vert0 GpioPulseGenIn vert1 GpioPulseGenIn vert2 GpioPulseGenIn vert3 I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion R/W PGINV 0 R/W PGINV 1 R/W R/W 0:Non-Inv 1:Inv PGIN0=[Param.]<CR> <LF> PGIN0?<CR><LF> PGIN1=[Param.]<CR> <LF> PGIN1?<CR><LF> PGIN2=[Param.]<CR> <LF> PGIN2?<CR><LF> PGIN3=[Param.]<CR> <LF> PGIN3?<CR><LF> 0 1 0 Same as above. 0 1 0 PGINV 2 Same as above. 0 1 0 PGINV 3 Same as above. 0 1 0 0 17 0 ND0N1=[Param.]<CR ><LF> ND0IN1?<CR><LF> GpioNand0Inpu tSource1 I Enumera tion R/W ND0IN1 0: Low 1: High 3: FrameTriggerWait 4: FrameActive 5: ExposureActive 6: Fval 8: PulseGenerator0 9: PulseGenerator1 10: PulseGenerator2 11: PulseGenerator3 12: TTL_In1 13: CL_CC1_In 15: NAND1 16: TTL_In2 17: LVDS_In GpioNand0Inpu tSource2 I Enumera tion R/W ND0IN2 Same as above. 0 17 0 ND0N2=[Param.]<CR ><LF> ND0IN2?<CR><LF> 0 17 0 ND1N1=[Param.]<CR ><LF> ND1IN1?<CR><LF> 0 17 0 ND1N2=[Param.]<CR ><LF> ND1IN2?<CR><LF> GpioNand1Inpu tSource1 I Enumera tion R/W ND1IN1 0: Low 1: High 3: FrameTriggerWait 4: FramActive 5: ExposureActive 6: Fval 8: PulseGenerator0 9: PulseGenerator1 10: PulseGenerator2 11: PulseGenerator3 12: TTL_In1 13: CL_CC1_In 14:NAND0 16:TTL_In2 17:LVDS_In GpioNand1Inpu tSource2 I Enumera tion R/W ND1IN2 Same as above. - 111 - SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL GpioNand0Inpu tInvert1 GpioNand1Inpu tInvert1 GpioNand0Inpu tInvert2 GpioNand1Inpu tInvert2 I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion I Enumera tion R/W ND0IN V1 0: Non-Inv 1: Inv 0 1 0 R/W ND1IN V1 Same as above. 0 1 0 R/W ND0IN V2 Same as above. 0 1 0 R/W ND1IN V2 Same as above. 0 1 0 HDRExposureSw itch I Integer R/W “HES” Min~Max 0 2 0 HDRKneeSlope2 I Integer R/W “HKS2 ” Min~Max 2 16 2 HDRKneeSlope3 I Integer R/W “HKS3 ” Min~Max 2 16 2 HDRKneePoint1 I Integer R/W “HKP1 ” Min~Max 10 120 100 HDRKneePoint2 I Integer R/W “HKP2 ” Min~Max 10 120 100 HDRKneeSlopeN umber I Integer R/O “HKSN ” ImageFlipping I Enumera tion R/W SensorClockFre quency I Enumera tion R/W “SCF” DsnuDetect I Integer R/W “DSNU D” R/W "DSNU C" R/W DsnuCorrect BlackTempMod e I Enumera tion I Enumera tion “FLIP” ND0INV1=[Param.]<C R><LF> ND0INV1?<CR><LF> ND1INV1=[Param.]<C R><LF> ND1INV1?<CR><LF> ND0INV2=[Param.]<C R><LF> ND0INV2?<CR><LF> ND1INV2=[Param.]<C R><LF> ND1INV2?<CR><LF> HES=[Param.]<CR>< LF> HES?<CR><LF> HKS2=[Param.]<CR> <LF> HKS2?<CR><LF> HKS3=[Param.]<CR> <LF> HKS3?<CR><LF> HKP1=[Param.]<CR> <LF> HKP1?<CR><LF> HKP2=[Param.]<CR> <LF> HKP2?<CR><LF> HKSN?<CR><LF> 0:Off 1:Horizontal 2:Vertical 3:Horizontal Vertical 0:80MHz 1:60MHz 0 3 0 0 2 0 0 0 0 0: Off / 1: On 0 1 0 “BTM” 0:Auto 1:Limit 2:Fix 0 2 0 & BlackTempLimi t I Integer R/W “BTL” Min~Max 0 30 30 BlackTempFix I Integer R/O “BTF” Min~Max 0 30 30 - 112 - FLIP=[Param.]<CR>< LF> FLIP?<CR><LF> SCF=[Param.]<CR>< LF> SCF?<CR><LF> DSNUD=[Param.]<CR ><LF> DSNUD?<CR><LF> DSNUC=[Param.]<CR ><LF> DSNUC?<CR><LF> BTM=[Param.]<CR>< LF> BTM?<CR><LF> BTL=[Param.]<CR><L F> BTL?<CR><LF> BTF?<CR><LF> SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 変更履歴 Date June 2013 July 2013 Revision 1.0 1.1 Aug. 2013 1.2 Aug. 2013 Sept. 2013 Oct. 2013 June 2014 July 2014 Sept. 2014 1.3 1.4 1.5 1.6 1.7 1.8 Changes New Release 5.1.2.2 表の誤植修正、 6.3.1・6.3.2 図修正、数値追加 7.1.2 1X2 – 1Y 追加、 7.4~7.8 から 80/60 MHz, 1X2 – 1y 数値 追加 5.3.7.1 GPIO 図修正 感度修正、Black Level Auto 削除、EMVA1288 準拠の規格追加、 白黒の ROI OFFSET Y 設定ステップ修正、誤記修正 PoCLに関する注記追加、誤植修正 Auto Black 機能追加、ASCII command list 追加(参照)、誤記修正 EMVA1288 準拠の規格追加(SP-20000C-PMCL) 全面見直し ASCII コマンド表誤植修正 分光特性修正 - 113 - SP-200000M-PMCL Supplement The following statement is related to the regulation on “ Measures for the Administration of the control of Pollution by Electronic Information Products “ , known as “ China RoHS “. The table shows contained Hazardous Substances in this camera. mark shows that the environment-friendly use period of contained Hazardous Substances is 15 years. 嶷勣廣吭並㍻ 嗤蕎嗤墾麗嵎賜圷殆兆各式根楚燕 功象嶄鯖繁酎慌才忽佚連恢匍何〆窮徨佚連恢瞳麟半陣崙砿尖一隈〇云恢瞳ゞ 嗤蕎嗤 墾麗嵎賜圷殆兆各式根楚燕 〃泌和 桟隠聞喘豚㍉ 窮徨佚連恢瞳嶄根嗤議嗤蕎嗤墾麗嵎賜圷殆壓屎械聞喘議訳周和音氏窟伏翌 亶賜融延、窮徨佚連恢瞳喘薩聞喘乎窮徨佚連恢瞳音氏斤桟廠夛撹冢嶷麟半 賜斤児繁附、夏恢夛撹冢嶷鱒墾議豚㍉。 方忖仝15々葎豚㍉15定。 SP-20000C-PMCL Supplement The following statement is related to the regulation on “ Measures for the Administration of the control of Pollution by Electronic Information Products “ , known as “ China RoHS “. The table shows contained Hazardous Substances in this camera. mark shows that the environment-friendly use period of contained Hazardous Substances is 15 years. 嶷勣廣吭並㍻ 嗤蕎嗤墾麗嵎賜圷殆兆各式根楚燕 功象嶄鯖繁酎慌才忽佚連恢匍何〆窮徨佚連恢瞳麟半陣崙砿尖一隈〇云恢瞳ゞ 嗤蕎嗤 墾麗嵎賜圷殆兆各式根楚燕 〃泌和 桟隠聞喘豚㍉ 窮徨佚連恢瞳嶄根嗤議嗤蕎嗤墾麗嵎賜圷殆壓屎械聞喘議訳周和音氏窟伏翌 亶賜融延、窮徨佚連恢瞳喘薩聞喘乎窮徨佚連恢瞳音氏斤桟廠夛撹冢嶷麟半 賜斤児繁附、夏恢夛撹冢嶷鱒墾議豚㍉。 方忖仝15々葎豚㍉15定。 SP-20000M-PMCL / SP-20000C-PMCL 221-0052 10-35 Phone 045-440-0154 Fax 045-440-0166 Visit our web site on www.jai.com - 114 -
© Copyright 2024 ExpyDoc