2014年9月24日 News Release 自動車用安全システムメーカーのタカタ、シーイング・マシーンとの提携 で、危険をもたらすドライバーの注意散漫を解消する高度技術を提供 シートベルト、エアバッグ、チャイルドシートなどの自動車用安全システムを提供する専門メーカー、 タカタ株式会社(CEO:高田重久 本社:東京都港区)の米国子会社であるTK HOLDINGS INC. (以下 TKH) は、このたび、ドライバー・モニタリング・システム(DMS)の開発のため、シーイン グ・マシーンと15年の戦略的提携を発表しました。 カーナビゲーションやオーディオ、映像、モバイル端末などは、ドライバーの注意力を低下させるリ スクがあります。米国連邦道路交通安全局(NHTSA)によると、米国の交通死亡事故のうち 10 件 に 1 件は注意力散漫が原因であると発表しています。TKH とシーイング・マシーンは、ドライバー が安全性を損なうことなく注意を促せるよう、将来の高度な安全システムを支える自動車安全技術 を開発しています。 TKH のロバート・フィッシャーは、「私たちは、共に多くの時間をかけて、高度な技術である DMS の 開発に取り組んでいます。 両社の長期に渡る提携合意は、タカタの開発した最先端安全運転シ ステム(ADAS)の今後の開発をサポートします。私たちは今もそしてこれからも、人の安全を守る 自動車技術の開発に徹底的に専念する会社であり続けます。 DMS が多くの車に搭載され、交 通事故による犠牲者をゼロにしたいという私たちの夢の実現に近づくでしょう。」と述べました。 タカタとシーイング・マシーンは、ドライバーの注意力が欠如した時に警告し、致命的な事故につ ながるリスクを低減する史上初の DMS の量産化に向け、2 年間にわたり共同開発をしてきました。 シーイング・マシーンのケン・クルーガーCEO は、「自動車安全における次のステップとされる目線 と頭部のトラッキング技術を活用し、事故原因の一つとされるドライバーの注意力散漫を低減する ため、私たちは重要な役割を果たせると思っています。ドライバー・モニタリング機能の追加により、 ドライバー、同乗者、歩行者の安全性に大きく貢献すると強く信じています。」と述べました。 タカタ/シーイング・マシーンの DMS がドライバー・モニタリング・システム技術を使って分析をする様子 ※ このリリースは、TK HOLDINGS INC. が発表したリリースの日本語版です。
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