シリコン変性アクリル樹脂系 塗料用シンナー可溶型 JIS K 5659 鋼構造物用耐候性塗料 上塗り2級準拠 標準色見本帳 【初版】 特長 1 高光沢で 肉持ちのよい塗膜が得られます。 2 耐候性に優れた塗膜は美しい外観を 長期間保ち、屋根をまもります。 標準色 3 カラートタン、各種旧塗膜に対する 優れた密着力を発揮します。 4 硬化促進剤を添加することにより、 冬期の乾燥性が向上します。 ●色見本は紙に塗装しておりますので、実際の施工とは多少の色違いが生じる場合があります。ご了承ください。 ●本色見本帳のPDF版をカラー出力された場合、 この色見本帳に掲載しています標準色とは著しく色の相違があります。 PDF版のカラー出力やパソコンの モニターをご覧になってのご注文はお受けできません。 標準色の指定、 選定、 ご注文は必ず現物の色見本帳でお願いします。 左右31㎜×天地18㎜ ▲アカサビTA ▲ココナッツTA ▲ブラックTA ▲オリーブTA ▲マルーンTA ▲ココアブラウンTA ▲マウスグレーTA ▲クラシックグリーンTA ▲チェスナットTA ▲チョコレートTA ▲クラウドグレーTA ▲ソフトグレーTA ※印の標準色 (5色) は割高となります。 ※ ※ ▲マリンブルーTA ※ ▲ナス紺TA ※ ▲ブルーブラックTA ※ 塗膜性能 試験項目 荷姿 ●トタンエース#3000 …………………………………14㎏、 3㎏ 試験規格 試験成績 標準状態 8時間以下 合格 5℃ 16時間以下 合格 隠ぺい率 80以上、 合格 (低温時塗装用) 光沢(60°) 70以上 合格 ■トタンエース#3000専用硬化促進剤の使用について 耐屈曲性 10mmφ以下 合格 付着性 剥離のないこと 合格 乾燥時間 促進耐候性 (キセノン1000時間) 光沢保持率 80%以上 合格 ●塗料用シンナーA ……………………………………………16ℓ ●トタンエース#3000プライマー …………………………16㎏ ●トタンエース#3000専用硬化促進剤 ……………1㎏、 0.2㎏ 硬化促進剤を添加することで、低温塗装時に問題となる夜露や初期降雨による塗膜 白化のリスクが低減します。ただし、気温5℃以下の場合は艶引けなどの不具合を起 こすおそれがありますので、塗装を避けてください。 ●添加量……14㎏1缶に対し、専用硬化促進剤を1㎏の比率で混合してください。 ●可使時間の目安……気温10℃で約1時間半ですので、1時間程度で使いきれる量を 混合してください。 ※専用硬化促進剤を添加しますと、徐々に溶剤に溶けにくくなりますので、塗装器具は使用後、 速やかに洗浄してください。 標準塗装仕様書 工程 素地調整 下塗り 上塗り 材料 塗り回数 施工方法 希釈率 使用量 施工間隔 ●表面のフクレ、割れ、浮きなどの劣化塗膜はケレン工具を用いて除去してください。 ●錆はサンドペーパーや電動工具などを用いて除去し清掃してください。 ●表面のごみ、ほこり、油脂類はブラシやシンナー除去、高圧水洗などで完全に除去してください。 ●トタンエース#3000プライマー ●トタンエース#3000 1∼2回 2回 ●刷毛 ●ローラー ●スプレー 0∼10% ●刷毛 ●ローラー 0∼15% ●スプレー 10∼20% 0.13∼0.17 kg/㎡/回 4時間以上 72時間以内 (23℃) 0.12∼0.16 kg/㎡/回 4時間以上 (23℃) ※既存塗膜の状態がよい場合は下塗り(錆止め塗料)を省略することができます。 ■注意事項 ※施工にあたっては注意事項をよく読んでご使用ください。 ●上記仕様に記載の数値は、標準的なものであり、素地の状態、形状、施工条件、気象 条件などにより多少の幅が生じることがあります。 ●希釈は塗料用シンナーAを使用してください。 ●春先、秋季のような昼と夜の温度差が激しい時期には、夜露による艶引け現象が起 こりやすいため、午後3時以降の塗装は避けてください。 ●以下のような素地の場合は付着不良や塗膜の縮みが生じることがありますので、 塗装を避けてください。 ●材料は直射日光を避け、 室温5℃以下30℃以上にならない場所で保管してください。 ● 清掃が不充分で汚れが付着している素地 ●トタンエース#3000、トタンエース#3000プライマー、塗料用シンナーAは引 ● 塗料用シンナーで拭き取れる既存塗膜 火性があります。取り扱いの際は火気に充分ご注意ください。 ●取り扱い中はできるだけ皮膚に触れない様にし、必要に応じて有機ガス用防毒マ スク、手袋および前掛けなどの保護具を着用してください。 ●引火性および健康に有害な物質を含有しているため、取り扱いには製品安全デー タシート(MSDS)をご参照ください。 ●塗り替え時は事前に既存塗膜を塗料用シンナーで拭き取り、溶解やリフティング が発生しないことを確認してください。 ●塗装後3∼5時間くらいは絶対に雨にあわないようにしてください。また、降雨、 積雪が予想される場合および強風時は塗装を避けてください。 ●山間部など、夜霧が早く降りる地域では塗装を早めに終え、充分な乾燥時間を確保 してください。 完全硬化した2液形塗料の活膜 また、極端な厚塗りは内部乾燥が遅れ、塗膜の縮みの原因になりますので避けてく ● ださい。 ●施工時は飛散防止のため養生を行なってください。 ●ごみ、ほこり、砂、油、樹液などは塗装前に水洗い、溶剤拭きなどで充分に除去し、乾 燥した清浄な面にしてください。 ●錆はワイヤーブラシやサンドペーパーなどで入念に除去してください。剥離個所 があれば、その周辺を含めて除去し、膨れや割れ発生にも注意し、充分なケレンを 行なってください。 ●塗料は缶内で沈降していることがあるため、充分に攪拌してください(小分けして 使用する場合はとくに注意が必要です)。 ●気温5℃以下、湿度85%以上での塗装は避けてください。 ●過剰希釈は隠ぺい力不足および仕上がり不良が発生致します。 ●上塗りを1回目塗装後に2回目の色相を変えて塗装しますと、ブリードによる変色 ●充分な塗膜性能を確保するため、所定の塗布量を塗装してください。 が生じる場合がありますのでご注意ください。 ●低温・多湿時に塗装し、未乾燥状態で夜露などにあたると艶引けを起こす場合があ ●塗り重ねは所定の施工間隔を厳守してください。硬化が不充分な場合は塗料用シ ンナーで再溶解する場合があります。 ります。 TA3CS─1113J─ DS/PN ♯1[2013年11月作成]
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