バーチュオーラ エスエヌブイ FUJITSU Network Virtuora SN-V ネットワーク仮想化ノードソフトウェア FUJITSU Network Virtuora SN-Vの特長 本製品は広域ネットワークにおけるSDN化の流れに対応し、U/C分離(*1)を実現する、汎用IA サーバ上のネットワーク仮想化ノードソフトウェアです。本ソフトウェアでは、VPN機能(L2 over L3トンネリング & フォワーディング)を提供し、 広域ネットワークのリソース仮想化 (スライス)を実現します。 汎用IAサーバに対する独自パケット処理技術により、ソフトウェアによる高速データ通信 処理を実現。処理能力向上: 約3倍(当社比) SDNの集中制御によるルート切替制御とVirtuora SN-Vによる自律的なルート切替制御を両立。 FUJITSU Network Virtuora NC、FUJITSU Network ProactnesⅡ QM 等を組み合わせることで、 ネットワーク設計・制御を自動化。 制御用標準インターフェースであるOpenFlow1.3(*2)に対応。 (*1) ユーザーデータ(User Plane)と制御信号(Control Plane)を分離して処理する技術。 (*2) ONF(Open Networking Foundation)が標準化を進めている集中型のネットワーク制御技術の一つ。 お客様のメリット 本製品は、広域ネットワークにおいて汎用IAサーバ上で集中型ネットワーク制御を行うことで、データ センター間ネットワークや、MtoM向けネットワーク、制御通信用ネットワーク等、今後拡大するで あろう新たなネットワークの利用シーンの中で、大幅なCAPEX/OPEX削減が可能なネットワークシステム を構築することができます。 汎用IAサーバ上で広域ネットワークを仮想ネットワークとして提供することで、CAPEX/OPEXを削減。 SDNによる集中制御とVirtuora SN-Vによる自律制御とのハイブリッド制御により、障害発生時も柔軟 に対応しお客様サービスの可用性を向上。 DC(*4) DC (*4) 仮想ノード 仮想ノード 仮想ネットワークA (低遅延なルートを選択) DC (*4) A社 A社 仮想ノード B社 仮想ネットワークB (帯域確保可能なルートを選択) 仮想ノード 仮想ノード 仮想ノード 仮想ノード 仮想ネットワークC (低コストなルートを選択) C社 ネットワーク 運用制御 ・管理システム(*3) 拠点1 汎用IAサーバでの高速データ通信処理 障害監視・ルート自律切替 B社 B社 仮想ノード C社 C社 トラフィック 転送ルートの 集中制御化 Virtuora SN-V Virtuora SN-V 拠点1 Virtuora SN-V 広域ネットワーク 拠点2 拠点3 拠点3 (*3) 広域仮想運用ソフトウェアVirtuora NCとの連携により、効果的な運用が可能です。 (*4) データセンター 拠点2 FUJITSU Network Virtuora SN-Vの利用シーン 利用シーン1: SDNの集中制御によるトラフィック転送ルートの見える化・事前把握 SDNの集中制御により、全国に広がる拠点のVirtuora SN-V間において、通信事業者ごとの ポリシーに基づき、MtoMアプリのトラフィック特性に応じて転送するルートを事前設計・ 設定することで、ルートの見える化・事前把握が可能になります。 ネットワーク 運用制御 ・管理システム(*3) A社拠点 Virtuora SN-V A社MtoMシステム MtoMサーバ1 Virtuora SN-V 車載装置 自販機 Virtuora SN-V Virtuora SN-V MtoMサーバ2 センサー 時間やイベントごとのオンデマンドでの ダイナミックな制御も可能になります 通信事業者ネットワーク MtoMサーバ1向け通信 MtoMサーバ2向け通信 利用シーン2: 広域拠点間マルチテナントネットワーク 各拠点のVirtuora SN-V間でテナントごとにL2 over L3トンネルを構成することで、広域 ネットワークの仮想ネットワークサービスを実現し、限られた物理回線の帯域資源を 効率よく運用することができます。 A社 システム ネットワーク 運用制御 ・管理システム(*3) 拠点1 B社 システム Virtuora SN-V 拠点2 サーバ2 B社 システム Virtuora SN-V 広域ネットワーク サーバ4 サーバ1 B社 システム A社 システム A社 システム SN-V間で L2トンネルを構成 A社 システム Virtuora SN-V A社システム間通信 B社システム間通信 B社 システム サーバ5 多重VLANタグ(Q-in-Q) により、 各テナント内のネットワークを分離可能です 拠点3 サーバ3 利用シーン3: 広域ネットワークの統合 利用シーン2において、さらに異なる広域ネットワークをシステムごとに柔軟に組み合わせ、 お客様のネットワークを一元管理することで、OPEXを削減することが可能になります。 ネットワーク 運用制御 ・管理システム(*3) システムA 拠点1 VLAN A システムB Virtuora SN-V 拠点2 通信事業者1 VLAN A Virtuora SN-V システムB VLAN B VLAN B A社システム間通信(通常使用) A社システム間通信(予備) B社システム間通信(通常使用) B社システム間通信(予備) システムA 通信事業者2 保守や省電力用に時間単位のルート切替等 の一時的な設定運用も可能です FUJITSU Network Virtuora SN-V製品体系 カテゴリー 製品名称 型名 標準価格(税別) Virtuora SN-V V01 メディアパック NB583A01 20,000円 Virtuora SN-V 基本ライセンス(4コア) V01 NB583011 1,000,000円 Virtuora SN-V 基本ライセンス(16コア) V01 NB583021 4,000,000円 Virtuora SN-V 基本ライセンスUG (16コアアップグレード) V01 NB583031 3,000,000円 基本 動作環境 ハードウェア(注) CPU Intel® Xeon® Processor (4コア以上) メモリ 12GB以上 ディスク 200GB以上 Ethernet Card 10/100/1000BASE-T x 2以上 その他 SASアレイコントローラーカード要 Red Hat Enterprise Linux 6.4 (for Intel64) OS (注) 対応機種: FUJITSU Server PRIMERGYシリーズ(2014年5月現在) ●OpenFlowは、Open Networking Foundationの登録商標です。 ●Intel、Xeonは、米国およびその他の国における Intel Corporation の商標です。 ●Ethernetは、富士ゼロックス社の登録商標です。 ●Linuxは、Linus Torvalds氏の日本およびその他の国における登録商標または商標です。 ●Red Hat、及びRed Hatをベースとした全ての商標とロゴは、Red Hat,Inc.の米国及びその他の国における登録商標または商標です。 ●記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。 ●記載されている会社名、システム名、製品名等には必ずしも商標表示(TM・®)を付記しておりません。 製品・サービスについてのお問合せは 富士通コンタクトライン 0120-933-200 受付時間 9:00~17:30 (土・日・祝日・年末年始を除く) 富士通株式会社〒105-7123 東京都港区東新橋1-5-2(汐留シティセンター) 製品サイト:http://jp.fujitsu.com/telecom/carrier/products/lineup/virtuora_sn-v/ Copyright 2014 FUJITSU LIMITED EI0972-1 2014年 5月
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