韓国 SK ハイニックス社に対する訴訟の提起について

2014 年 3 月 14 日
各
位
会 社 名
株式会社 東芝
東京都港区芝浦1-1-1
代表者名 代表執行役社長 田 中 久 雄
(コード番号:6502 東、名)
問合せ先 広報・IR室長 長谷川 直人
Tel 03-3457-2100
韓国 SK ハイニックス社に対する訴訟の提起について
当社は、昨日、NAND 型フラッシュメモリの技術に関する機密情報について、韓国 SK ハイ
ニックス社に対し、添付のとおり不正競争防止法に基づき損害賠償等を求める民事訴訟を東京地
方裁判所に提起しましたのでお知らせいたします。
以
上
2014-3-13
株式会社 東芝
韓国 SK ハイニックス社に対する訴訟の提起について
当社は、1987 年に他社に先駆けて開発し、現在も米国サンディスク社と共同開発・共同生産を
行っている NAND 型フラッシュメモリの技術に関する機密情報について、韓国 SK ハイニックス
社がこれを不正に取得・使用しているとして、本日、同社に対し、不正競争防止法に基づき損害
賠償等を求める民事訴訟を東京地方裁判所に提起しました。
韓国 SK ハイニックス社の元従業員が、2008 年当時、当社の四日市工場内でサンディスク社
の従業員として共同開発に従事していた際に、当社の機密情報を不正に持ち出し、当該情報が
韓国 SK ハイニックス社で使用されていたとして、不正競争防止法違反の容疑で逮捕された事実
を受けて、本訴訟は提起したものです。
当社と韓国 SK ハイニックス社は、現在、提携・取引関係にある一方で、NAND 型フラッシュ
メモリの分野では互いに競争関係にあります。当社は、コア技術である NAND 型フラッシュメモ
リに関わる当社の機密情報が漏洩した疑義が生じ、調査を進めておりましたが、その過程におい
て看過できない不正の事実が発覚したことから、今回訴訟提起に至りました。
当社は、事業競争力の源泉である技術の先進性を確保していくため、最善の情報漏洩防止体制
の構築を図るとともに、不正競争行為に対して断固たる措置を講じてまいります。
以
上