3.4 パソコンの操作方法 3.4.1 Windows8.1 の画面操作 (1)デスクトップ画面の名称 パソコンのログオン処理が正常に行われると、以下のような画面が表示されます。こ の画面を「デスクトップ画面」といいます。 *アイコン *マウスポインター マウスの動きに合わせて画面 上を移動する矢印。 画面上の小さな絵。ダブルクリック すると機能を実行できる。 *タスクバー *スタートボタン クリックすると「スタートメニュー」が表示される。 - 74 - 実行中のプログラムの一覧を ボタンで表示。 (2)ウィンドウ各部の名称 スタートボタンからアプリケーション(ワープロソフトやブラウザー等)を選択して 開いた画面を「ウィンドウ」といいます。 <例:メモ帳の場合> 最小化ボタン クリックすると一時的に 画面から消すことができま す。タスクバーにある対応 するボタンをクリックする と元の大きさに戻ります。 閉じるボタン クリックすると、ウィン ドウを閉じます。 (プログラムの終了) 最大化ボタン クリックすると、ウィン ドウが画面全体の大きさに なります。もう一度クリッ クすると元の大きさに戻り ます。 コントロールメニューボタン クリックすると、ウィンドウの操作に必要なメニューが表示されます。 (3)マウスの操作 マウスを動かしたときに、マウスの動きに合わせて画面上を移動する矢印のことを 「マ ウスポインター」といいます。このマウスポインターを目的の位置に合わせて色々な操 作を行うことで Windows8.1 やソフトウェアの機能を実行できます。 マウスの操作には、以下のようなものがあります。 *クリック *ダブルクリック *ドラッグ *ドロップ ボタンを軽く 1 回押してはなすこと 左ボタンを 2 回続けてクリックすること 左ボタンを押したままマウスを移動させること ドラッグして、目的の位置で左ボタンをはなすこと 1.左ボタンをクリック:アイコンやボタンを選択するとき 2.スクロールボタン :ウィンドウの内容をスクロールするとき 3.右ボタンをクリック:メニューを表示するとき - 75 - 3.4.2 パソコンのドライブ構成 情報科学センターのパソコンには、スーパーマルチドライブ、ハードディスクが搭載さ れています。このほか、LANを利用したネットワークドライブの個人領域等も利用でき ます。これらの装置は、パソコン上で論理的な単位により区別されています。この単位を 「ドライブ」といいます。 (1)各ドライブ説明 主なドライブ構成は以下のとおりです。 ドライブ ディスクの内容・特徴・その他 読込 書込 C ハードディスク(システム・アプリケーション領域) ○ × D スーパーマルチドライブ ハードディスク (アプリケーション・ユーザ一時作業領域) リムーバブルディスク (USB フラッシュメモリ等を接続した場合) ネットワークドライブ (ホームディレクトリ:ファイルサーバー上の個人用領 域) ○ ○ ○ △ ○ ○ ○ ○ E G S デスクトップ画面でPCアイコンをダブルクリックした場合の画面例は、以下のと おりです。 ※この画面は USB フラッシュメモリ等を接続していない初期状態になります。 - 76 - *C ドライブ(ローカル・ハードディスク(システム・アプリケーション領域)) OS および各種アプリケーションソフトウェア用の領域です。個人データは保存 不可です。万が一、保存できた場合でもデータは保持されません。 *Dドライブ(スーパーマルチドライブ) 仕様は以下のとおりですが、ディスクによっては、使用できない場合があります。 ディスクは各自が用意します。 読み出し可能ディスク 書き込み(換え)可能ディスク C D - R O M C D - R C D - R C D - R W C D - R W DVD-RAM DVD-ROM D V D - R DVD-Video DVD-R DL DVD-RAM D V D - R W D V D - R D V D + R DVD-R DL DVD+R DL D V D - R W D V D + R W D V D + R DVD+R DL D V D + R W *Eドライブ(ローカル・ハードディスク(アプリケーション・ユーザ一時作業領域)) パソコン内蔵のハードディスクを利用したアプリケーションとユーザー一時作業 領域です。一時的な作業領域としてユーザーにも書き込みを許可していますが、誰 でも参照が可能ですので、作成したファイル(フォルダー)は各自で削除してくだ さい。また、Eドライブのデータは再起動時等で消去されますので、重要なファイ ルの保存は避けてください。 *G ドライブ(リムーバブルディスク) USBポートにフラッシュメモリ等を接続して利用します。フラッシュメモリ等 は各自で用意します。 ※管理者権限やインストールが必要なUSBデバイスおよびソフトウェアは動作し ません。製品のマニュアル等で確認してください。 *S ドライブ(ネットワークドライブ(ファイルサーバー上の個人用領域)) 情報科学センター管理のパソコンからログオンすると自動的にファイルサーバー 上の自分の領域(ホームディレクトリ)に接続されます。決められた容量を超えて 使用することはできません。また、重要なデータは USB フラッシュメモリ等へ バックアップしてください。学生 1GB、教員は2GB の容量です。 - 77 - (2)Sドライブのフォルダー構成について 初期状態の S ドライブのフォルダー構成は以下のとおりです。初期状態のフォルダー はシステム動作上必要なものであるため、フォルダー自体を削除しないようにしてくだ さい。なお、S ドライブの直下には、初期状態以外のフォルダーやファイルを作成し、 利用することも可能です。 主なフォルダーの説明は以下のとおりです。 *お気に入り Internet Explorer のお気に入りが格納されますので、このフォルダー自体を削除 しないよう注意してください。なお、お気に入りフォルダー内の個別のお気に入り 削除は可能ですが、Internet Explorer のお気に入りの整理を使用することをお勧め します。 *デスクトップ デスクトップ画面に保存したデータが格納されますので、このフォルダー自体を 削除しないよう注意してください。なお、デスクトップフォルダー内の不要なデー タは、個別に削除して構いません。 - 78 - *ドキュメント 個人用のデータを保存でき、PCのドキュメントからアクセスした場合と同一の データとなります。このフォルダー自体を削除しないよう注意してください。なお、 ドキュメントフォルダー内の不要なデータは、個別に削除して構いません。 *AppData Windows を利用する際に各ユーザーの設定情報(アプリケーション等)を格納 していますので、このフォルダー自体を削除しないよう注意してください。 S ドライブからドキュメントにアクセスした場合 PC→ドキュメントにアクセスした場合 - 79 - (3)ごみ箱の利用について PC→ドキュメントにアクセスし、データを削除した場合のみ、ごみ箱機能が利用可 能です。S ドライブからアクセスし、データを削除した場合には、ごみ箱を経由せずに 完全に削除されます。 S ドライブからアクセスし、データを削除した場合には、以下のように完全に削除さ れます。 ライブラリ→ドキュメントにアクセスし、データを削除した場合には、メッセージは 何も表示されませんが、ごみ箱に移動されます。 - 80 - デスクトップ画面のごみ箱アイコンをダブルクリックすると、以下のようにごみ箱の 内容を確認できます。 完全に削除する場合には、管理タブをクリックし、「ごみ箱を空にする」をクリック します。S ドライブのデータを削除しても空き領域が増えない場合には、ごみ箱の内容 を確認して「ごみ箱を空にする」ボタンの操作も行ってください。 - 81 - (4)Sドライブの容量制限について S ドライブの容量制限は、学部生、院生共に1GB(ギガバイト)に設定されていま す。制限を超えるデータの保存はできません。また、S ドライブの容量ぎりぎりまで使 用すると、正常に動作しなくなるアプリケーション等がありますので不要なデータは削 除する等の対処が必要です。 ※S ドライブのデータを削除しても空き領域が増えない場合には、ごみ箱の内容を確 認して「ごみ箱を空にする」ボタンの操作も行ってください。 ※「ごみ箱を空にする」ボタンの操作を行っても空き領域が増えない場合には、情報 科学センター受付までお問い合わせください。 <使用領域の割合と空き領域確認の手順> ① デスクトップ上のコンピューターから S ドライブをクリックします。 ② 使用領域の割合と空き領域が表示されます。 - 82 - (5)USB フラッシュメモリについて USB フラッシュメモリは、USB 2.0/1.1 対応のものが利用できます。 注意1 ~ 自宅等個人所有パソコンで書き込みしたフラッシュメモリについて ~ 個人所有パソコンで書き込みしたフラッシュメモリは、使用環境により情報科学セ ンターのパソコンでは参照できない場合があります。可能な限りデータのやり取りが 可能か事前に確認することをお勧めします。また、フラッシュメモリは、破損するこ ともあるため、複数のメディアにコピーする等バックアップしながら利用することを お勧めします。 ※管理者権限やインストールが必要なUSBデバイスおよびソフトウェアは動作 しません。製品のマニュアル等で確認してください。 注意2 ~ データを書き込む前に ~ データの容量にもよりますが、フラッシュメモリへの書き込みにかなり時間がかか ることがあります。セッション時間に十分注意し、途中で強制ログオフされないよう 余裕を持って作業を行ってください。 <フラッシュメモリの接続方法> ① USB フラッシュメモリをUSBポートに接続します。 - 83 - ② しばらくするとコンピューターのリムーバブルディスク(G ドライブ)でフラッシ ュメモリが認識され、利用可能となります。 - 84 - <フラッシュメモリの取り外しについて> USBポートに接続した機器をパソコンの利用中に突然取り外すと、データの破損や パソコンの誤動作につながるため、正しい手順で取り外す必要があります。 ① リムーバブルディスク(G ドライブ)に関連する全てのファイル、ウィンドウを閉 じます。 ② コンピューターのリムーバブルディスク(G ドライブ)アイコン上で右クリックし、 取り出しをクリックします。 ③ 下図のようにバルーンが表示されたら、USB ポートに接続されているフラッシュメ モリを取り外します。 - 85 -
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