STN コマンド活用 No.2

かんたん!
STN コマンド活用
No.2
~ TABULATE コマンドを利用した解析 ~
◇◆ TABULATE コマンド ◆◇
TABULATE コマンドは,ANALYZE コマンドで抽 出 した 2 種 類 のデータを二 次 元 チャートで表 示 するた
めのコマンドです.一 次 元 の解 析では見 えなかった関 係 性 に気 づくことができます.
(ANALYZE コマンドで出 願 人 と発 行 年 を解 析 )
=> S ・・・・・
L1
=> ANA L1 PA PY.B
L2
TABULATE コマンド
を利 用 すると…
出 願 人 で解 析
A
B
C
D
E
社
社
社
社
社
:
384
168
98
86
51
:
データを二 次 元 で解 析 できます!
発行年で解析
2011
2010
2009
2008
2007
:
133
190
255
255
249
:
発行年
----------------------------出 願 人 2011 2010 2009 2008 2007 2006 …
------- ---- ---- ---- ---- ---- ---A 社
10
6
58
27
34
27
B 社
6
19
7
16
23
19
C 社
4
5
8
4
4
3
D 社
0
0
1
18
16
8
E 社
1
3
6
8
5
3
F 社
4
7
7
9
14
6
:
:
TABULATE コマンドのメリット
解 析 デ ー タ を 二 次 元 で 表 示 す る こ と で, 2 種 類
のデータの相 関 関 係 が分 かります
ANALYZE, TABULATE コ マ ン ド の ご 利 用 料 金 は
定 額 契 約 に含 まれています
◇◆ TABULATE コマンド入力例 ◆◇
=> TABULATE
L 番号
(ANALYZE コマンドで複 数 フィールドを抽 出 した L 番 号 を指 定 )
縦軸,横 軸 の項目, 表 示範囲, 表 示順序を 指 定します
DISPLAY AS GRID FORMAT (N), Y, OR ?:Y
ENTER PRIMARY DISPLAY CODE OR (?):PA
ENTER SECONDARY DISPLAY CODE OR (?):PY.B
DISPLAY PRIMARY (TOP 10), ENTIRE OR ?:TOP 30
PRIMARY SORT ORDER (CURRENT), DOC, ALPHA, OR ?:DOC
PRIMARY SORT DIRECTION (DEFAULT), A, D, OR ?:D
SECONDARY SORT ORDER (CURRENT), DOC, ALPHA, OR ?:ALPHA
SECONDARY SORT DIRECTION (DEFAULT), A, D, OR ?:D
A FEE WILL BE CHARGED. PROCEED? (Y), N, OR ?:Y
*1 表 示 範 囲 の指 定
1- ま た は ENTIRE
TOP n
DGT n
PGT n
:
:
:
:
*2 表 示 順 序 の指 定
DOCUMENT
- A (昇 順 )
- D (降 順 )
: レコード数 順
- レコード数 の少 ない順
- レコード数 の多 い順
ALPHABETIC
- A (昇 順 )
- D (降 順 )
←
←
←
←
←
←
←
←
←
GRID (表 ) 形 式 で表 示 するかを指 定
縦 軸 のフィールドを指 定
横 軸 のフィールドを指 定
縦 軸 の表 示 範 囲 を指 定 *1
縦 軸 の表 示 順 序 を指 定 *2
〃
横 軸 の表 示 順 序 を指 定
〃
実 行 の確 認
全 ターム (GRID 形 式 を指 定 した場 合 ,横 軸 は自 動 的 に全 タームとなる)
上 位 n 件 までのターム
レコード数 n 件 以 上 のターム
レコード数 の全 体 に占 める割 合 が n% 以 上 のターム
: アルファベット順
- A→Z, 0→9
- Z→A, 9→0
1
◇◆ TABULATE コマンド利用例 ◆◇
CAplus ファイルで熱 収 縮 フィルムに関 する 2000 年 以 降 (ベーシック特 許 発 行 年 ) の特 許 を検 索 して,
特 許 件 数 の年 次 推 移 を出 願 人 別 に解 析 する.
=> FILE CAPLUS
=> SET PLU ON;SET ABB ON;SET SPE ON
SET COMMAND COMPLETED
:
ANALYZE コ マ ン ド は
一 度 に複 数 のフィール
ドを解 析 できます
=> S HEAT (5A) SHRINK? (S) FILM? AND 2000<=PY.B
L1
2665 HEAT (5A) SHRINK? (S) FILM? AND 2000<=PY.B
← 出 願 人 , 発 行 年 , 発 行 国 , IPC を 解 析 し ま す
=> ANA PA PY.B PC IPC
L2
ANALYZE L1 1- PA PY.B PC IPC :
2793 TERMS
=> FILE ZCA
← TABULATE コ マ ン ド は フ ァ イ ル を 変 え て も 実 行 可 能 (STNGUIDE は 不 可 )
こ こ で は 接 続 時 間 料 無 料 の ZCA フ ァ イ ル を 利 用 し ま す
=> TABULATE L2
DISPLAY AS GRID FORMAT (N), Y, OR ?:Y
ENTER PRIMARY DISPLAY CODE OR (?):PA
ENTER SECONDARY DISPLAY CODE OR (?):PY.B
DISPLAY PRIMARY (TOP 10), ENTIRE OR ?:TOP 30
PRIMARY SORT ORDER (CURRENT), DOC, ALPHA, OR ?:DOC
PRIMARY SORT DIRECTION (DEFAULT), A, D, OR ?:D
SECONDARY SORT ORDER (CURRENT), DOC, ALPHA, OR ?:ALPHA
SECONDARY SORT DIRECTION (DEFAULT), A, D, OR ?:D
A FEE WILL BE CHARGED. PROCEED? (Y), N, OR ?:Y
L2
ANALYZE L1 1- PA PY.B PC IPC :
2793 TERMS
←
←
←
←
←
GRID 形 式 を 選 択
縦軸に特許出願人を選択
横軸にベーシック特許発行年を選択
出 願 人 は 上 位 30 社 を 表 示
出願人はレコード数の
多い順に表示
← 発行年は大きい順に表示
PY.B
-----------------------------------------------------PA
2011 2010 2009 2008 2007 2006 2005 2004 2003 2002 2001
------------------------- ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---TOYOBO CO LTD JAPAN
10
6
58
27
34
27
53
35
62
23
16
MITSUBISHI PLASTICS
6
19
7
16
23
19
15
21
6
13
11
INDUSTRIES LTD JAPAN
TORAY INDUSTRIES INC
4
5
8
4
4
3
9
18
7
13
7
JAPAN
FUJI SEAL INDUSTRY CO
0
0
1
18
16
8
8
4
3
8
9
LTD JAPAN
CRYOVAC INC USA
1
3
6
8
5
3
2
3
1
3
8
ASAHI KASEI CHEMICALS
4
7
7
9
14
6
2
1
0
0
0
CORPORATION JAPAN
:
:
REFORMAT USING SAME DISPLAY FIELDS? (N), Y, OR ?:N ← Y を 入 力 す る と 形 式 を 変 え て 再 表 示 で き ま す
TABULATE コマンドで表 示 した内 容 は Excel でグラフ化 できます!
(参 考 資 料 ) http://www.jaici.or.jp/stn/pdf/ref-oyo.pdf
2
STN のコマンドの
ご利 用 料 金 は
STN 定 額 契 約 に
含 まれています!