運営委員会資料 PI実施マニュアル(PDF:44KB)

所沢市 PI 実施マニュアル
PI実施マニュアルとは
所沢市まちづくり基本条例検討委員会(以下「基本条例検討委員会」)
が P I (パブリック・インボルブメント)を実施するにあたり、メンバ
ーとしての一般的な心構えと実施要領、並びに、統一的な共通認識の標
準化を図るために定めたものである。
P I(パブリック・インボルブメント)とは、
●PIとは、市民の一人である私たち基本条例検討委員会メンバーが、
自ら自治会や議会、学校、各種団体等へ出向き、基本条例の性格や
作成経緯等の説明を行い、意見交換を図って、市民総意の条例をつ
くりあげる手法です。
したがって、基本条例検討委員会の活動そのものがパブリック・
インボルブメントということもできます。
●PIの目的は、基本条例になるべく多くの市民のさまざまな意見を
取り入れようとするものですから、意見を聞くことから始まります。
●同時に、意見交換を通じて、条例にも関心をもって貰おうとするも
のです。
第1 マニュアル作成の具体的な目的:
① PIにおけるメンバー間の知識・情報・認識等の共通化を図る。
② PIの信頼性と精度を高め、PIの効果を上げる。
③ PI を良い雰囲気で実施し、無用なトラブルを防止する。
④ PIを決められた時間の中で効率的に実施するための指標とする。
⑤ 自治基本条例やPIの一般市民への普及・啓発にも役立たせる。
第2
班編成:1 班6∼7 名程度(基本ベース)
①班の責任者・・・・・・1名(挨拶)
② 進行役(兼説明役)・・ 1 名(②の兼務もある)
③ 説明役 1 ・・・・・・・1∼2 名(説明、回答、聞き出し、討議)
④ 記録役・・・・・・・ ・1 名(議事録作成、テープ録音等)
⑤ 資料・小道具役・・・・・・(①②③④が適宜兼務)
⑥ アポ・会場設営役・・・・・(①②③④が適宜兼務)
第3
会議記録作成要領
① 書記役となった者は、参加者の意見要望、質問応答の要点を要領よく記録し、一週間を目処
1
にPI推進委員会に提出すること。(様式は別紙1)
② 記録に当たっては、一言一句記録する必要ないが、要点を要領よく記録すること。
③他の参加者は、自ら応答した事項や、記録にとどめるべき事項と判断したことについては、
記録役に回付すること。
④後日回答を要する質問・要望等を受けた場合には、速やかにPI推進委員会に報告するもの
とする。
⑤録音を行う場合には、先方の了解を得ることを前提とする。
上記①から⑤は、班として一体的に行うものである。
第4
所要時間:90 分(基本ベース)
① 午前は10:00∼11:30を午後は13:30∼15:00を基本とする。ただし、相
手方と話し合いで時間の長短を設定する場合は、担当班で適宜判断する。
第5
事前準備
① 決定している P I 対象先との事前連絡は、班の責任者が行うこと。
② PI 日時・場所・人数・スペース等の確認を行い、参加者全員のイメージ合わせを行うこと。
③ 事前配布資料がある場合には、遅くとも 1 週間前に届けること。
④ PI班編成の中の役割分担および説明内容の確認を行うこと。
⑤当日のPI 手順および進行方法について確認を行うこと。
⑥ 当日のPI説明資料、進行予定表、名札等の準備を行うこと。
⑦ 緊急時の連絡に供え、双方の連絡先の確認を行うなど。
⑧ 説明資材を用いる場合は、事前の準備を怠らないこと。
第6
進行予定表:(別紙2のとおり)
第7 当日の対応
① 当日は、開会の15分∼20分前に到着することを心がけること。
② 到着時に、先方の窓口担当者および責任者に全員が挨拶して、友好的な雰囲気を作ってお
くこと。
③ 先方との間で、進行予定表に基づき当日の段取りについて再確認を行うこと。
④ 当日配布資料の配布および小道具等の活用準備を行うこと。
⑤当日の説明は別紙「広報ところざわ10月号」「PI実行時の説明資料」を中心に行って下
さい。
⑥質疑における解答も、上記資料や「O&A」(手持ち資料)などをもとに行って下さい。
<質疑応答時の留意事項>
① 基本条例策定に全く関係のない問題を提起された場合は、丁寧に今回の説明会の趣旨を説
明して、回答ができる立場ではないことを理解して頂くよう努めること。
② 基本条例に関係ないことで、市役所に対する意見、要望、苦情があった場合も、上記準じ
た対応とすること。
③
基本条例に関係ない地域特有の仔細な問題が提起された場合、その細かい問題が基本条例
の策定によって何らかの解決方法があるのではないかと、質問者が思い込んでいる場合に
は、回答する立場にないことを説明し、今後の条例策定時の参考とさせていただくという
対応で、専ら傾聴するにとどめこととする。
2
④
基本条例に関係する質問ではあるが、回答が困難な問題については、専ら傾聴するにとど
め、
「今後の条例策定時の参考とさせていただく」という回答が望ましい。いずれの場合も、
その場で議論をするのではなく、条例に対する意見や要望を聞いて下さい。
第8
説明会終了時の対応
①アンケートのお願いをする。(アンケート用紙は別紙)
②説明会が終了したときには、全員が起立してお礼を申し上げること。
③跡片づけは、机、資料、塵にいたるまで留意し、遺漏なく処理すること。
④責任者、窓口担当者および出席者に対する感謝の気持ちを伝えること。
⑤説明会終了後に、出席者から新たな質問・要望等があった場合には、アンケート用紙に書い
て貰うなり、時間の許す範囲内で丁寧に対応すること。
第9
当日のシナリオ(別紙3)
3