歯 円 病 原 因 菌 の 特 性

歯 円 病 原 因 菌 の 特 性
歯周病 の原 因 とな るプ ラー ク (歯 垢 。しこ う)は 細菌 の集 合体 です 。 特 に悪 さをす るの
は 、 ポル フ ィ ロモ ナ ス・ ジ ンジバ リス 「P.g菌 J、 ア グ リゲイテ ィバ クター ・ ア クチ ノ ミ
セテ ム コ ミタンス 「A.g菌 J、 タンネ レラ・ フ ォー サイ セ ンシス 、 トレポネ ーマ ・デ ンテ ィ
コー ラ、 この 4種 類 です。 これ らの細菌 は似 た よ うな特性 を持 っ て い ます が 、慢性歯周病
に 関 わ る最重要細菌 として知 られ てい るのがポル フ ィ ロモ ナ ス 。ジンジバ リス菌 「P.g菌 J
です。
歯周病原 因菌 は空気 が 苦手 な嫌気性 菌 のた め、歯 肉 の奥 に住 んでい ます 。身体 に 、細 か
い 沢 山の線 毛 をま とい 、滲 出液 に流 され な い よ うに ピタ ッと付着 してい ます 。歯 石 が ある
とつ かま りやす い ので 、歯周病原 因菌 に とって歯石 は好都 合 です 。滲 出液 の 中 には 、体 を
守 るため の 自血 球や抗 体 が あ ります が 、歯周病原 因菌 は様 々 な菌 とくっ付 き 「バ イ オ フ ィ
ル ム」 を作 ります。 そ して 、滲 出液や 血 液 中 のア ミノ酸 をエ サ に して増加 します。 バ イオ
フ ィル ム とは 、粘性 の あるゲル の 中に複 数 の細菌 が入 り込 んで複合 体 を形成 した もので 、
抗菌剤 な どに強 い抵抗力 を持 つ ものです。歯周病原 因菌 は増殖 した 中で 、垢 の よ うな 「外
毒素」 を出 した り、死骸 か らも 「内毒素 Jを 出 します。 この 「外毒素 J「 内毒素」が歯 肉 の
炎症や骨 吸収 の原 因 とな るのです。特 に P.g菌 には毒性 が あ り、 リポ多糖体 とい う強 い 毒
で歯周組織 に炎症 を起 こ します。 また、 タ ンパ ク質分解酵 素 で歯周組織 を破壊 し歯槽骨 を
溶 か して しまいます。 細胞 内に も侵入す る こ とがで きるので 、全身疾患 に も関係 して きま
す。歯周 ポ ケ ッ ト内 の歯 ブ ラ シや洗 口液 の届 かない と ころで 、知 らな い うち に この よ うな
恐 ろ しい ことが起 こってい るのです。
では 、歯周病原 因菌 は どの よ うに感 染す るか ご存知 で しょ うか ?む し歯 の原 因菌 は 、親
か ら子供 へ 感 染す る とい うこ とを聞 い た方 もい るか と思 い ます 。歯周病原 因菌 の感染経路
につい て はまだ不 明確 と言 われ て きま したが 、最近 では少 しず つ デ ー タが揃 つて きて い る
よ うです。家族 内で検証 した結 果 、 P.g菌 にお い ては夫婦 の感染率 30%∼
の感染率 は稀 、 A.g菌 にお いて は夫婦 の感染率 14%∼
0%と
60%、
75%、
親子
親子 の感染率 30%∼ 6
い うデ ー タが あ ります。 P.g菌 は夫婦 間、 A.g菌 は親子 間 での感 染 が 多 い こ とが
わか ります。家族 だか らこそ繰 り返 し行 なわれ る コ ミュニ ケー シ ョン (唾 液 を介す る噛み
与 え 。キ ス な ど)を 通 じて 、感染 して しま う確 率 が 高 い よ うです。
歯周病原 因菌 は全身 に も悪 さをす る悪玉 菌 です。家族や身近 な人 の健康 を守 るためにも、
歯周病予防・ 歯周病 ケア と して定期健診 は大切 な のです。
担 当 :小 原
餞電
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