資源有効利用促進法に基づくパソコンリサイクル制度の概要① 項 目 1.対象製品 内 容 パーソナルコンピュータ(その表示装置を含む)※ ・デスクトップパソコン ・ノートブックパソコン 2.対象事業者 参考資料4 ・ブラウン管式表示装置 ・液晶式表示装置 パソコン製造事業者及び輸入販売事業者 (その事業年度におけるパソコンの生産台数又は輸入販売台数が1万台以上である事業者が 主な対象。) 3.事業者の主な責務 「資源有効利用促進法」及び「パーソ ナルコンピュータの製造等の事業を 行う者の使用済パーソナルコン ピュータの自主回収及び再資源化に 関する判断の基準となるべき事項を 定める省令」 ・自主回収、再資源化の実施 ・回収状況の把握、情報公開 ・無償回収の実施(平成15年10月以降に販売された家庭系パソコンが対象) 【概要】 平成15年10月以降に販売された家庭系パソコンに「PCリサイクルマーク」を添付 回収は、郵便サービス(ゆうパック)を活用 収集運搬費用及びリサイクル費用については、メーカー毎に個別管理 リサイクル費用については、制度創設当時には、審議会報告書において、原則とし て、リサイクル費用を予め製品価格に含めて確保することが望ましいとされた。 4.無償回収の対象外となる 製品 以下の製品については、廃棄時に消費者が費用負担。 5.再資源化率の目標 ・デスクトップパソコン:50% ・ノートブックパソコン:20% ・事業系パソコン ・平成15年9月以前に販売された家庭系パソコン ・自作パソコン ・製造事業者が倒産した場合 (費用負担額は、①パソコン本体:3,000~4,000円、②液晶式表示装置:3,000~4,000円、 ③ブラウン管表示装置:4,000~5,000円) ・ブラウン管式表示装置:55% ・液晶式表示装置:55% ※重量が1kg以下のものを除く。 (備考)パーソナルコンピュータ及び表示装置は、小型家電リサイクル法の対象製品。 1 資源有効利用促進法に基づくパソコンリサイクル制度の概要② <家庭系パソコンの回収スキーム> <家庭系パソコンの回収台数の推移> 450 ① 400 回 収 台 数 ( 千 台 ) ① ② ③ ⑤ ④ 321 341 350 300 250 220 200 82 150 330 349 373 337 119 123 116 120 112 44 54 61 75 80 119 98 404 417 128 126 108 126 51 39 19 合計 62 73 92 124 106 128 78 29 110 50 94 117 126 7 72 62 46 40 31 40 8 0 2 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 デスクトップパソコン ノートパソコン 100 ブラウン管ディスプレイ ③ 液晶ディスプレイ ※平成15年度は制度が施行された平成15年10月以降の数値。 (出典)経済産業省集計 (出典)パソコン3R推進協会 <リサイクル費用の管理方式> 1.平成15年9月以前に販売された家庭系パソコン ・各メーカーが、廃棄時に消費者から費用回収(後払い方式) 2.平成15年10月以降に販売された家庭系パソコン 各メーカーが、 ・パソコンの売上げから、引当金等を確保 又は、 ・ある年に発生した費用をその年に費用処理 3.自作パソコン、事業者が倒産した場合等 ・パソコン3R推進協会が、廃棄時に消費者から費用回収(後払い方式) + 小型家電リサイクル法によるリサイクル(平成25年4月~) 2
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