研究推進部 説明資料

2015(
2015(H27
H27)年度
)年度
日本学術振興会特別研究員
応募説明会
2014年3月31日@小野講堂
研究推進部
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参考情報
応募書類作成・提出に際し、必ず以下の情報を参照すること
<日本学術振興会が発信する情報>
日本学術振興会HPhttp://www.jsps.go.jp/j-pd/pd_sin.html
①今回の募集からの主な変更点
②平成27年度採用分募集要項
③平成27年度採用分申請書作成要領
<研究推進部が発信する情報>
研究推進部HP
http://www.waseda.jp/rps/fas/research-expenses/special-researcher.html
④「2015(H27)年度 日本学術振興会特別研究員の応募について」
⑤「特別研究員(DC・PD)申請書提出要領(早稲田大学作成)」
⑥「チェックリスト」
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主な変更点
採用年度
変更点
2014(H26)年度
以前
・PDの年齢要件撤廃
・PD・RPDに科研費(特別研究員奨励費)以外の
一部科研費種目への応募資格付与
2015(H27)年度
・PDの科研費(特別研究員奨励費)に研究費(直
接経費)のほかに間接経費が措置(予定)
・DC採用内定後、学位取得に伴ってPDに資格変更
となった者に支給される研究奨励金の金額変更
(PD基準からDC基準へ)
2016(H28)年度
・PD採用中の研究従事機関について「研究機関移
動」を申請資格要件へ
2018(H30)年度
・人文学・社会科学分野における満期退学者につい
て、満期退学後3年未満の者のPD申請が不可へ
・PDに申請し学位未取得の場合、DC2で採用され
ていた運用を廃止(不採用となる)
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申請手続きについて
資格
窓口
ID・パスワー
ド申請期限
DC1 学部・研究科 事務所の定め
・
事務所
る日時
DC2
応募書類
提出期限
事務所の定め
る日時
PD
研究推進部
事務所
4月23日
(水)
5月14日
(水)
RPD
研究推進部
事務所
4月22日
(火)
4月24日
(木)
※1.現在、本学の修士課程2年生で、他大学の博士課程に進学する可
能性のある方→DC1への申請は、本学を通じて行います。
※2.他大学を受入機関としてPDに申請する方
→受入機関を通じての申請となります。
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応募に際しての留意点
①内容にこだわる。
「実現可能性」 /「社会への貢献」 /「専門外の人でも理解可能」 /「論理的文章」
②完璧な書類(ケアレスミスゼロ)にこだわる。
③(多くの人にとって)チャンスは複数回あることを認識する。
・不採択となっても諦めない。
・不採択となった結果を分析して次に活かす。
④活用できるリソースは全て活用する。
・人脈
・大学が用意している資源(支援策)
⑤タイムマネジメントを意識する。
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ご参考
採用アンケート(抜粋)
申請書類を作成するにあたり特に注意した点は何ですか。
・この研究は何故必要で、どんなところが新しいかなど、自分の研究が今後どう
社会に生きてゆくかを強く訴えられるよう努力しました。
・見やすく読みやすい文章、レイアウトにすること。必ず指導教員等に添削しても
らうこと。
・なるべく発展性のあるテーマを選択した上で、できる限り具体的に研究計画と
手法を記載すうように心掛けました。他方で、実現可能な計画であることを示す
ために、無理に範囲を広げたり、学際的な研究を主張するようなことは控えた。
・全体の記述に一貫性を持たせた。①問題の所在の明確化、②現在までの研究、
③これからの研究が相互に関連し、統一性を有していることは必須であると考
える。
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ご参考
採用アンケート(抜粋)
どうすれば採用されると思いますか。
・私は業績面ではほとんどゼロに近い状態でした(学内誌への掲載論文一本の
み)。業績よりも研究計画を可能な限り具体的・実現可能なものに練り上げること
が大切だと思います。そのうえで、この研究は日本で自分しかしていないと自負
できるだけの独自性を、先行研究との比較も含めて明確に打ち出すことです。
また、申請者の研究計画と指導教授の推薦書の内容が食い違うと、評価面でか
なりマイナスに響くと聞きます。日頃から指導教授には自分の研究について話
しておく、申請書を事前に教授に見てもらう、など怠らないほうがいいと思います。
・着手する研究の意義を詳細に説明し、研究に対する自身の意欲を理解してもら
えるような内容の申請書を作成する。
・早くから情報収集、書類作成に着手する、採用者の書類を見せてもらったりそ
のアドバイスを聞く、草稿を早い段階で複数の人に見てもらう、何度でも諦めず
に挑戦する。
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ご参考
DC1採用者申請書分析①
DC1採用者申請書分析①
業績が豊富でないのに採択されている申請書類の特徴
①小見出しや行間の調整によって読みやすく工夫されている。
②強調の下線や太字の量が適切。
③年次計画が具体的(積極的な成果発表を計画している)。
④「現在までの研究」と「これからの研究計画」が無理なくつながっている。
⑤問題点とその解決に向けた方策が明確。
⑥研究目的が明確でわかりやすい。
⇒業績が少なくても具体的・積極的で読みやすいものは採用の可能性あり!
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ご参考
DC1採用者申請書分析②
DC1採用者申請書分析②
業績が豊富なのに、採択されていない申請書類の特徴
①ぎっしり行間を詰めて書いていて読みにくい。
②逆に、全体的に余白が多い。
③下線を引きすぎたり、強調部分が多すぎるとかえって×。
④不必要な挿図がある(明らかにスペース埋めのためとわかるもの)。
⑤カラーの使い過ぎ(文章部分に色を使いすぎるのは煩雑)。
⑥誤字脱字が目立つ。
⑦コピー&ペーストで同じ文章を繰り返す。(同じ内容を書くにも言い回しを変える
などの工夫をしましょう。)
⑧年次計画が弱い(「調査や実験の結果次第」的なものなど)。
⇒業績が多くても読みにくいもの、具体性に欠けるものは採択されない可能
性あり。特に、誤字脱字は絶対 NG!
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申請支援について
申請にあたっての採用者への質問について
特別研究員採用者の一部の方から、応募予定者の質問にご対応いただけるとの
お申し出をいただいています。質問がある方は、「領域」「分科」「課題名(仮で
可)」「申請予定資格」「質問内容」を研究推進部研究支援課宛メーリングリストで
お知らせください。
研究推進部経由で、採用者に回答依頼を行います。
過去の採用者の応募書類開示について
特別研究員採用者の一部の方から、採用された応募書類の開示に賛同をいただ
いています(一部黒塗りあり)。閲覧を希望される方は、希望する「領域」と「分科」
「課題名(仮で可)」を研究推進部研究支援課宛メーリングリストでお知らせくださ
い。応募書類と閲覧に必要なパスワードをお送りいたします。
研究推進部研究支援課
[email protected]
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