\i −Oy 熟接 着 性 テ ープ 及び 糸 の 実 用 縫 製 面 へ の 応 用( 第 2 報) − アイロン圧着時の押え圧と接着力 との関係一 山 梨 大 教 育 ○ 矢 崎 浄 子 東 京 農 工 大 工 木 下 睦 肥 路 1. 熱 接 着 性 テ ープ 及 び 糸 の, 実 用 縫 製 面 へ の応 用 を 目 的 と し て , 先 ず 接 着 力 を 中 心 と し , あ わせ て , そ の 他 の 諸 性 能 を も 調 べて 見 たい と 思 い , 今 回 は , ア イ ロン 圧 着 時 の押 え 圧 と接 着 力 と の 関 係 に つ い て , 実 験 を 行 な っ た。 2. 試 料 は 前 回 と同 様 のも のを 用 い. A は 中央 に織 テ ー プ を は さ ん で, 長 さ を二 つ 折 とし, B は予 め布 端 に 固 定 さ せ た織 テ ープ の上 に, も う一 枚 の布 端 を の せ, c は, 普 通糸 と 接着 糸 と の併 用 で縫 合し て縫 目 を 割'0, そ れぞ れ テ ン シ ロ ン の圧 縮 口 ―ド セル 試 料 台 の上 に置 い て, 数 種 に 変 化 さ せ た 押 え圧 で圧 着 し , そ の際 の全 圧 力 を記 録 す る。 こ れ 等 の 試 料 にっ き, A で は 最 大 荷重5 kg の 定 速 伸 長 型 引 張 試 験 機 を 用 い て 剥 離 強 度 を, B で は 最 大 荷 重100 kg の定 速 伸 長 型 引 張 試 験 機 を 用 い て 剪 断 強 度 を , C で は 同 機 を 用 い て , 普 通 の 縫 目 強 度 を 記 録し た 。 3. 実 験 の 結 果 , 圧 着 時 の 押 え 圧 が , 接 着 力 に 大 き く 作 用 し た のは 剥 離 強 度 で, 接 着 糸 使 用 の 場 合 , 及 び 剪 断 強度では,接着力を左右する第一の要因は,押え圧では な い こ と が わか っ た。 剪 断 強 度 は , 原 布 に ほ ぼ 等 し い 値 を 示 し , 非 常 に 強 い 接 着 力 が 得 ら れ た。 剥離強度における押え圧と,接着力との問には深い相 関 関係 が あ り, 押 え 圧 を ろ 接 着力 をy とす れ ば , 本 実 験 の範 囲内 で は, 3'=1.73a; −0.21 な る直 線 式 が 得 ら れ た。
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