利用者クライアントソフト Ver 2.5(Macintosh OS X 10.9 向け )の動作

利用者クライアントソフト Ver 2.5(Macintosh OS X 10.9 向け )の動作検証における
一部機能の問題について
平成 26 年 4 月 24 日
地方公共団体情報システム機構
公的個人認証サービスセンター
プラットフォーム OS として下記の組み合わせで適用した場合、利用者クライアントソフ
ト Ver.2.5(Macintosh 対応版)が正常に動作するか検証し、一部機能について問題がある
ことを確認しました。
・OS X 10.9.1
・Safari7.0.1
・JRE 7.0 Update 51
(1)JRE のダウンロードの問題
Mac OS X 10.7 以降では、デフォルトで JRE がインストールされていません。JRE の
未インストール環境の場合、ダイヤログが表示され、利用者クライアントソフトのイ
ンストールが中断されます。
JRE を Web サイトよりダウンロード、インストールしてから利用者クライアントソフ
トのインストールを行ってください。
(2)IC カードを利用するための機能のサポートに関する問題の改善
Mac OS X の仕様変更により、IC カードを利用するための機能がサポートされなくな
ったため、
「Mac OS X 10.7 Lion では公的個人認証サービスを利用できません」と報告
しておりました。
Mac OS X 10.7 以降をご利用になるにあたっては、下記の Mac OS Forge(*1)が提供す
る Smart Card Services のインストーラのページから、該当の「Smart Card Services
Update v2.0.1」をダウンロードし、インストールすることにより、利用者クライアント
ソフト(Macintosh 対応版)が動作することを確認しました。
Mac OS Forge の Smart Card Services Installers のページ :
http://smartcardservices.macosforge.org/trac/wiki/installers
*1) Mac OS Forge とは
アップル社が自身のオープンソースプロジェクトをホストするために立ち上げ
たウェブサイト。 (Wikipedia より)
アップル社が Smart Card Services を廃止し、Mac OS Forge がそれを引き継
ぐかたちとなっている。
なお、Mac OS X 10.6 以前の Mac OS ついては、上記に示す追加インストール
は必要ありません。
また、Macintosh 上の動作や操作についてのご質問に対して、Mac OS 本体につ
いてはアップル社に、Smart Card Services については、Mac OS Forge に直接お
問い合わせいただくようお願いします。
(3)Java アプレットに関する問題①
ご利用になる電子申請システム等が、Java アプレットのプログラムで動作する場合、
Safari7.0.1 にて Java プラグインの実行許可の設定が必要となります。アクセス制限を
解除する設定として、Java アプレットを実行する Web サイトに対し、「安全でないモ
ードで実行」を設定してください。
1.Safari ブラウザを起動する。
2.Java アプレットを動作させる Web サイトを開く。
「Java がこの Web サイトがブロックされました」と表示されるので、⇒を押下する。
上記メッセージが表示されない場合は、5.から設定を実施する。
3.「Web サイト”○○”を信頼して、”Java”プラグインを使用しますか?」のメッセージ
が表示されるので、
「信頼」を押下する。
4.ディスプレイ左上の「Safari」をクリックし、「環境設定」をクリックする。
5.環境設定画面が表示されるので「セキュリティ」をクリックする。
6.インターネットプラグインの「プラグインを許可」にチェックが入っていることを
確認し、「Web サイト設定を管理…」をクリックする。
7.管理の詳細画面が表示されるので、Java をクリックする。
8.設定済みの Web サイトより、Java アプレットを動作させる Web サイトから、
「安全
でないモードで実行」を選択する。
9.確認ダイアログが表示されるので「信頼」をクリックする。
(4)Java アプレットに関する問題②(プロキシ認証が必要な環境の場合)
ご利用になる電子申請システム等が Java アプレットのプログラムの場合で、かつプロキ
シ認証が必要な環境の場合、利用者クライアントソフト Ver2.5 より、プロキシ認証機能に
ユーザ名、パスワードが設定されていない状態で操作を行うと、Java のプロキシ認証画面
が表示されることがあります。
ユーザ名、パスワードの入力を行うことにより、ご利用になる電子申請システムの操作
を行うことができます。
−以上−