Title 眼球結膜ニ於ケル淋巴管中ノ血液滲漏ノ一例 Author(s) 辻本

Title
眼球結膜ニ於ケル淋巴管中ノ血液滲漏ノ一例
Author(s)
辻本, 辰之助
Citation
十全會雜誌, 21(5): 173-174
Issue Date
1916-05-01
Type
Departmental Bulletin Paper
Text version
publisher
URL
http://hdl.handle.net/2297/38031
Right
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至ラシメタル屯ノナラン。
・以上ヲ総括スルニ、
剛、鼓二言ベタルニ例ノ上顎骨壌疽ハ、皆炎症が原因ト
ナツタル.モノニシテ、第一例ハ抜歯、第二例ハ外傷ガ
其誘因デナシタルモノナフ〇
二湘不完全ナ〃要約ノ下二行ヒタル抜歯ノ後撚目、時ト
シテ危瞼ナル績螢症ヲ來スコトアリ。
三、上顎骨壊疽ノ診断ニ南極メテ周到ナ川注意ト、綿密
ナル考慮トヲ要ス。
稿ヲ絡アニ射り、,終始懇切ナル指導ヲ賜バリ且嚴麿ナル
校閲ノ勢ヲ取ラレタル、恩師久保博士及症例ノ詳細ナル
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眼.球結膜二於クル淋巴管
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表ス。
中ノ血液滲漏ノ一例
記録ヲ贈ラレタル、大野喜伊次氏二向ツテ謹・、プ謝意.ヲ
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鰭膜下盗血二際シ其ノ登生機輻不明ナルモ眼球膜ノ淋巴
ドクトル辻本辰之助︵明禦三年卒業︶
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同OOU・ω・轟ωゆ
一七三.
第百二十四號 一七
余ハ近頃夫レト思ハル・一例目鼻ヒ初見ノ現象ナルヲ.以
管二血液滲漏ヲ俘フ事アソトエルシ、鳥ヒ氏ノ報告アゾ
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第二十一巻 第五號 鼻︶.国幽静σQ8P N①u窪三げ一窪簿h・O高道品︷①・切鋤・図図閑摂お。命ω・N◎
︵原著及實鹸 ︶
︵原著及實瞼 ︸
テ鼓二報告スルコト・セヲ。
第二十一巻 購五號 一七四
第百二十四號 一八
ク明瞭トナル而シ字今硝子棒ノ塗筆ヲ除ケバ分枝二流入
厩二罹フタルコトナシ○
碍害ナカリシ故放置セルモ一診ヲ乞フト云フ曾プ斯ル三
既往症 壼ケ月賦左眼ノ登赤セル注意ヲ受ケタルモ自畳
十入年
關 ○ ○ ヲ
見ルノミニシタ他二結膜下盗血ヲ件ハザルニァリ然トモ
本例二於プ奇トスルハ血液ヲ充セル樹枝状豚管ノ一條ヲ
内容ノ吸収セラレタル残部ニシテ其血液タルハ明ナリ、
叉雲紙ノ赤点ハ四月六日ノ所見二鮮紅色ヲ呈セル経管ノ
ジ辛ジプ知ジ得ル程度トナル。
リ蕉﹃位二舳蹄ル具∼レト同時テ四両谷ヲ失ヘル脈瞥Hハ太サヲ減︹
分配セラレ淡黄色ヲ呈セル液体ハ再ビ集合シテ赤点トナ
重症 忍受ハ薄弱ニシ・ブ一見結核碁盤ヲ思ハシム、左眼
患者ニケ月前ヨリ左眼ノ登赤ヲ來セリト日フニ依レバ
金澤市○○寺町
ヲ仰視セシムルカ叉ハ下眼瞼ヲ少ク下方二引ケバ球結膜
或ハ之ノ豚管ト倶二結膜下浴血ノ存在セシモ吸収セラレ
レテ小ナル赤点トナリ五日目ニハ極微細ノ紅班トナリ豚
色豚管ノ僅カニ四日ニシタ其ノ内容タル血液ノ吸収セラ
タル壬ノナルカ然リトセバ前記ノ如キ著名ノ鮮明ナル赤
二於テ濡々内事部二偏シ角膜輪ヨリ約三密米下眼瞼結膜
移行部ヨリ漫漫密米ヲ距プ・鮮紅色ヲ呈シ分枝スル樹枝
m趣く太キ⋮卵管アリ 球結鱈朕ト高師ニ移動スルヲ銘仙硝子二
最戸
又ハ下眼瞼縁ヲ以テ之ノ樋管ヲ輕歴セバ内容ヲ他二駆逐
管ノ形状ハ殆ンド見ル能ハザルガ如キ吸収ノ速カナルニ
一ヶ月間モ存在セシモノトハ考へ難ク或ハ又タ浴血ヲ件
スルヲ得。
四月十日再診スルニ前日著名二遠心レ鮮紅色ヲ呈セル豚
ハズシプ㎜早登セルガ⋮記シプ後⋮日二兆スルコト、センO
hH盤5♪肩レ
璽診晴り
管ハ淡黄褐色ノ細條トナソ漸ク其経路ヲ知ルヲ得、分枝
部ノ僅力下方二鮮紅色ノ小点ヲ存スルノミ試二既ノ小点
ヲ硝子棒ニテ塵押セパ赤点ハ流動シテ分枝部二流入シ辛
シ・グ知ルヲ得タ〃三枝の梢ζ籏大シプ淡黄色ヲ呈シ著シ