釧路川水系 30 十勝川水系 μ−σ μ μ+σ 27 μ+σ 29 30 25 μ μ−σ 35 24 25 度数 度数 20 15 11 10 20 13 15 10 5 3 7 6 4 3 5 1 0 0 0 0.5 1.0 1.5 2.0 3 2.5 3.0 0 ∼ 0.5 1.0 1.5 2.0 3 2 2.5 3.0 ∼ 2 級数(m /sec/km ) 級数(m /sec/km ) 図2.10 各水系における比流量の度数分布(つづき) 20 算値と観測値の比較図を図2.11に、またピーク 流出高 5mm/h 以下の結果を拡大して図2.12に 示す。各水系および全水系のピーク誤差(JPE)、 相対誤差(JRE)の統計量を表2.4に示す。ここ で、JPE と JRE は次式で定義される。 J PE = ピーク誤差 q *p − q p 計算ピーク流出高 (mm/h) 2段タンク型モデルによるピーク流出高の計 15 10 5 (2.96) q *p 0 J RE = 相対誤差 1 N N q si* − q si i =1 q si* ∑ 0 5 15 20 観測ピーク流出高 (mm/h) (2.97) * ここに、 qp :観測ピーク流出高[mm/h]、 qp 図2.11 2段タンク型モデルによる ピーク流出高の比較(全データ) 5 [mm/h]、 q si :計算流出高[mm/h]、 N :流量デ ータ数 全水系におけるピーク誤差は平均(μ)が 0.09、 標準誤差( σ)が 0.08 でμ± σの範囲に 76%の データが含まれていることがわかる。また、全 計算ピーク流出高 (mm/h) :計算ピーク流出高[mm/h]、 q si* :観測流出高 4 3 2 1 水系における相対誤差は平均( μ)が 0.238、標 準誤差( σ)が 0.40 で μ± σの範囲に 96%のデ 0 0 ータが含まれることが分かる。 次に、流出解析結果の代表例を図2.13∼図2. 16に示す。 81 10 1 2 3 4 5 観測ピーク流出高 (mm/h) 図2.12 2段タンク型モデルによる ピーク流出高の比較(5mm/h以下)
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