西部工業技術センター ~界面活性剤を 界面活性剤を低コスト生産 コスト生産する 生産する技術 する技術~ 特許公開2004 特許公開2004- 2004-254595, 254595,特許公開2005 特許公開2005- 2005-104837 ★この技術のポイント! ★ 生物由来で環境に優しい界面活性剤の一種(マンノシルエリスリト ールリピッド)を効率的に生産できる酵母を分離・獲得! ★ 従来技術に比較して生産に要する期間を 1/3~1/7 に短縮! 活用分野等 乳化剤, 乳化剤,化粧品, 化粧品,環境関連, 環境関連,農業, 農業,畜産分野 など 技術分野 バイオ関連 バイオ関連【 関連【細胞培養技術】 細胞培養技術】 【 【糖鎖・ 糖鎖・タンパク質 タンパク質・脂質工学技術】 脂質工学技術】 技術概要 ◆植物油脂を原料として,新たに発見した酵母を用いてバイオサーファクタント(生物由来の界面活性剤) の一種であるマンノシルエリスリトールリピッドを生産します。 ◆ジャーファメンター(微生物を培養するための装置)での培養条件最適化を行うことにより,従来は9~ 28日を要していた生産期間を4日程度に短縮できる技術を開発しました。 ◆開発した技術を用いることにより,バイオサーファクタントを低コストで生産できます。 植物油脂 酵母 酵素反応 バイオサーファクタント ジャーファメンター 140 120 100 80 60 40 20 00 親油基 親水基 エリスリトール CH2 OH 脂肪酸 糖鎖 C OH H 界面活性剤の 界面活性剤の 基本構造 H C OH O - FA H2C R O 4 O O R3 O FA - O マンノース 長所 ・ 人と環境にかかる 環境 にかかる負荷 にかかる負荷が 負荷 が小 さい ・ 再生産可能な 再生産可能なバイオマスが バイオマスが 原料 ・ 生分解性が 生分解性 が高 い ・ 生物活性がある 生物活性 がある 短所 ・ 高価 生産技術が 生産技術が未確立 ・ 種類が 種類 が少 ない OH :脂肪酸 (炭素数3から 18) マンノシルエリスリトールリピッド(MEL,糖 脂質の 脂質 の一種) 一種 )の 構造 FA 本研究 研究機関A 研究機関A 研究機関B 研究機関B 5 10 15 20 培養時間( 培養時間(日) 25 各研究機関による 各研究機関によるMEL生産の 生産の比較 ※本技術は特許を共同で出願しているため,実際の利用に当たっては共同出願者の同意が必要となります。 ★相談・ 相談・質問は 質問は西部工業技術センター 西部工業技術センター技術支援部 0823‐74‐ 74‐1151 1151 へ御連絡ください 御連絡ください! センター技術支援部 技術支援部 電話 0823‐ ください! 30
© Copyright 2024 ExpyDoc