学び舎音楽会 台本サンプル

進行台本(○○小学校)
10:45
演奏者待機・MC板付け/スタンバイ
MC 「○○小学校の皆さん、おはようございます!
楽しい演奏を学校にお届けする『学び舎音楽会』です。
『学び舎』というのは、古い日本語で学校のことですね。
今日は、元気なお顔がいっぱいの○○小学校の皆さんに、今から
60分間ほどのコンサートを楽しんでいただこう
と思います。
皆さんは、静かに聴いてくれるかな?
私は司会の です。よろしくお願いします。
ステージの準備もできていますよ。それではご登場いただきましょう。
演奏してくださるのは、『※出演者の名前』の皆さんです。
(拍手で迎える) それでは早速、演奏をしていただきましょう!
1曲目は、バッハの『メヌエット』という曲です。
この曲をつくったバッハという人は、今から300年くらい前にドイツ
という国で活躍した有名な作曲家です。
『メヌエット』というのは、踊りのための曲です。
では、バッハ作曲の『メヌエット』をどうぞ!」
10:47
M-1 メヌエット (2’00”)
MC 「バッハ作曲の『メヌエット』でした。
今日は11月11日です。少し早いですが後1ヶ月程で12月、クリスマス
が近づいて来る頃ですね。その季節になると、ヨーロッパの子どもたちは
、こんなお話しをききながら、寒い冬を楽しみます。
そのお話しは『くるみ割り人形』です。
長いお話しですが、今から、その『くるみ割り人形』のお話しに出てくる
美しい音楽を、何曲かお聴きいただこうと思います」
1
「お話しの内容は、クリスマスイブの夜、クララという女の子がプレゼント
にもらったくるみ割り人形を、兄さんのフリッツが壊してしまうところから
この物語は始まります。
それでは、チャイコフスキー作曲のバレー音楽『くるみ割り人形』から、
1曲目に『序曲』をお聴きください」
10:50
M-2 『くるみ割り人形』より 序曲 (1’32”)
MC 「クララは壊れた人形がかわいそうで、そっと小さなベッドに寝かせて
あげました。クララは心配で、なかなか寝付かれません。
夜の12時に時計がなると、ハツカネズミの大群が人形に襲い掛かり
ました。そこへ、おもちゃの兵隊たちが助けにきました。
次の曲は、その兵隊たちの歩く『行進曲』です」。
10:53
M-3 行進曲 (2’30”)
MC 「いよいよくるみ割り人形と、ハツカネズミの王様との一騎打ちが始まり
ました。クララは、はいていたスリッパをハツカネズミに投げつけると、
見事に命中して、ハツカネズミは退却しました。
するとくるみ割り人形は、美しい王子様の姿に変わり、助けてくれた
お礼に、クララをお菓子の国に招待することになりました。
お菓子の国では、いろいろなお菓子の精が踊りを踊ってもてなして
くれました。お茶の妖精がおどる『中国の踊り』を、お聴きください」。
10:57
M-4 中国の踊り (1’10”)
MC 「次は、アーモンドのお菓子の精が踊る『葦笛(あしぶえ)の踊り』です。
葦というのは、大きな川の岸に生えている背の高い植物で、これを
切って笛を作ったりします。
では、『葦笛の踊り』をお聴きください。」
10:59
2
M-5 葦笛の踊り (1’36”)
MC 「最後は、金平糖の精の侍女たちが、美しい踊りを披露します。
大変美しい曲で、いろんなところで演奏されますから、皆さんの中にも
聴いたことのある人は多いかな、と思います。
それではお聴きください。『花のワルツ』です」
11:03
M-6 花のワルツ (3’14”)
MC 「くるみ割り人形」の音楽は、この『花のワルツ』でおしまいです。
このほかにも、この物語には美しい曲がたくさんあります。ぜひ皆さんも
どこかで聴いてみるといいと思います」
少し間をおいて
MC 「それではここで、このステージで演奏してくださっているメンバーの
皆さんを紹介したいと思います。
まずは私に一番近い方からご紹介しましょう。」
以下質問
紹介順、名前の確認
出演者の名前を呼ぶ
下手側から順番に
例:
1. さんです(拍手)。ピアノは何歳から始めたのですか?
※メンバーへの質問は、いくつかパターンを考えてください。
ありがとうございました。次に
2. さんです(拍手)。どうしたら演奏が上手になりますか?
ありがとうございました。次に
3. さんです(拍手)。いつもどんな音楽を聴いていますか?
ありがとうございました。次に
4. さんです(拍手)。普段どんな練習をするの?
ありがとうございました。
11:11
<体験コーナー>約10分
3
MC 「それでは※体験楽器 をこの学校のお友だちにも弾いて
もらおうと思います。でもね、音を出したいお友だちはたくさんいると思う
ので、ちょっと前に先生と相談して、 6人 のお友だちを決めてもらい
ました。では、その 6人 の皆さんにステージに上がってもらいましょう。
どうぞ、こちらへ来てください」(学年と名前を聞く・公表する)
体験者を舞台へ誘導 この間に、会場へは実況中継風に練習状況を伝える。
MC 「打ち合わせと練習が終ったら、早速発表していただきましょう。」
11:22
M-8 体験発表 (1’00”)
※体験発表はなしで、楽器体験だけもで可能です。
「ありがとうございました。頑張ってくれたみんなに拍手をお送りしま しょう。では、席に戻りましょう。
次は、モーツアルトという人のつくった『トルコ行進曲』を、今度は
ピアニカだけの演奏でお聴きいただきます。ではお願いします。」
11:24
M-9 トルコ行進曲 (3’30”)
MC 「ピアニカのアンサンブルで、『トルコ行進曲』でした。
さて、皆さんは友だちを大事にしていますか?
私たちの周りを見ると、一人ひとりがみな違いますね。そして、誰でもが
その人しかないやさしい心や、その人にしかないすばらしさがあります。
みんなが、それぞれに他の人を大事にすることは、すごく大切ですね。
そして、この地球にすんでいるすべての生きものを大切にすることも
同じように大切です。次の曲は、テレビ番組『生きもの地球紀行』から
、『ビリーブ』をお聴きください。」
11:28
M-10 ビリーブ (3’00”)
4
MC 「次の曲は、
アニメ映画の曲です。皆さんが知っている曲
が、いろいろ出てきます。
それでは、ジブリの曲がたくさん入った『ジブリ・メドレー』をどうぞ。」
11:32
M-11 ジブリ・メドレー (7’00”)
MC
「楽しくお聴きいただくうちに、今日の学び舎音楽会も、いよいよ最後の
曲となりました。お別れは、
「マルモのおきて」の主題歌「マル・マル・モリ・モリ!」
をお送りします。みんな知ってるよね!
歌えるみんなは、一緒に歌ってね。
では、「マル・マル・モリ・モリ!」 お願いします!
11:41
M-12 「マル・マル・モリ・モリ!」 (2’00”)
MC 「○○小学校の皆さんに楽しんでいただいた学び舎音楽会。
60分間のコンサートでしたが、アッという間に過ぎてしまいました。
今日ここで演奏してくださいましたのは、※出演者の名前の
皆さんでした。○人の方々に、もう一度大きな拍手をおおくりください。
ありがとうございました(拍手)。」
(アンコール) <拍手を促して、アンコールを入れる>
「皆さんの大きな拍手をありがとうございました。
それでは、その拍手にお応えして、ここでアンコール曲をお願い
したいと思うのですが、○○のみなさんいかがでしょうか。
では、アンコール曲は、皆さんよく知っているこの曲です。
11:43
○○小学校の校歌、みんなで立って演奏に合わせて歌いましょう。」 M-13 アンコール曲 「 」 (2’30”)
※開催する学校から、1曲だけリクエストを受付ます。
(例:校歌や合唱曲)
「みんな元気に歌ってくれてありがとう!」
MC 「この曲を最後に、今日の学び舎音楽会はおしまいです。
5
それでは、またいつかお会いできる日を楽しみに。
ご案内役は私 司会者の名前 でした。
では皆さんお元気で! ごきげんよう、さようなら!」
全員で手を振って
舞台からハケる
11:45
終了
<都合により曲目を変更することがありますので、ご了承ください>
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