今夏(7、8月)の電力需給実績について

今夏(7、8月)の電力需給実績について
平成26年9月17日
北陸電力株式会社
1.今夏(7、8月)の電力需給実績について
当社は、原子力発電所の運転停止が継続する厳しい需給状況の中、供給力の確保に努め
るとともに、お客さまに節電へのご協力をお願いいたしました。
お客さまに節電にご協力いただいたことに加え、気温が低めに推移したこと、出水に恵まれた
こと等により、安定した電力をお届けすることができました。
<今夏の電力需給バランス> (参考)
最大電力
供給力
予備力
予備率
今夏の見通し
猛暑ケース 平温ケース
548万kW
528万kW
570万kW
570万kW
22万kW
42万kW
8.0%
4.1%
最大電力発生日
8/1(金)実績
518万kW
572万kW
54万kW
10.4%
供給力の見通しと実績との差異理由
+10万kW
水力発電増(出水増)
+1万kW
火力発電増
+9万kW
新エネ発電増
▲18万kW
融通 その他
+2万kW
予備率最小日
7/25(金)実績
491万kW
523万kW
33万kW
6.7%
H22最大電力
発生日8/5(木)実績
573万kW
662万kW
89万kW
15.5%
供給力の見通しと実績との差異理由
水力発電増(出水増)
+32万kW
火力発電減(給電運用停止等) ▲93万kW
新エネ発電増
+9万kW
融通 その他
+5万kW
▲47万kW
(出水率:7月 99.2%,8月 135.7%)
※四捨五入の関係で差し引きが合わない場合がある。
<予備率の実績(7、8月の平日)>
5%未満
5%以上8%未満
8%以上
日数
0日
3日(7/24,25,30)
37日
<火力発電所のトラブル実績(7、8月)>
発電所
福井火力三国1号機
トラブル内容
空気予熱器伝熱部の一部補修のため7/18から停止。
25万kW
7/24起動
出力
2.今夏(7、8月)の節電効果について
今夏の最大電力は、気温影響を考慮すると、平成22年度に比べて37万kW程度低
くなっております。この中には、お客さまの節電による効果が相当含まれていると思わ
れます。
お客さまにご不便をおかけしましたことをお詫び申し上げますとともに、節電にご協
力を賜りましたことに厚く御礼申し上げます。
なお、政府から当社管内のお客さまに対して、9月30日(火)まで「数値目標を伴わ
ない節電」が要請されています。電力需要のピークは過ぎたと思われますが、お客さま
におかれましては、引き続き、生活や経済活動に支障のない範囲での節電について、ご
理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
添付資料:今夏の最大電力について
以 上
添付資料
今夏の
今夏の最大電力について
最大電力について
700
H22年度
H25年度
H26年度
平年値
600
65
最大電力
55
500
400
45
300
35
200
25
100
日最高気温(3都市平均)
15
0
7/1
7/8
7/15
7/22
7/29
8/5
8/12
8/19
8/26
2.最大電力の
最大電力の比較 (7、8月平日)
月平日)
580
H22平日
560
H25平日
540
H22
H26平日
最大電力(万kW)
520
H25
37万kW程度低下
500
480
H26
460
440
420
400
380
360
24
26
28
30
32
34
36
※
合成最高気温 (℃)
※前3日最高気温の平均と当日最高気温(富山市、金沢市、 福井市の平均)から算出
38
(℃)
(万kW)
1.最大電力および
最大電力および最高気温
および最高気温の
最高気温の推移(
推移(7、8月)