JP-NETを活用した特許マップ 作成マニュアル【基礎編】 注意:当該マニュアルに関する著作権は,弊学に帰属します。 従って、弊学の許可なく、当該マニュアルの複写、転載等の無断使用を禁じます。 JP-NET 特許マップ作成マニュアル 1. Fタームの検索方法 ①自らの出願特許を有している場合 ・・・・・2 ②他の研究者の既出願の公開特許番号を知っている場合 ・・・・・2 ③研究者は知っているが、既出願の公開特許が分からない場合 ・・・・・3 ④該当する公開特許が見つからない場合 ・・・・・5 2. Fタームリストの確定 ・・・・・7 3. JP-NET 特許マップ作成方法 Fターム検索による特許マップ作成 ・・・・・10 集計結果一覧からグラフ(特許マップ)を作成 ・・・・・14 グラフ(特許マップ)の活用 ・・・・・16 集計結果一覧から公報一覧を確認する ・・・・・18 抄録を確認する ・・・・・22 1 1. Fタームの検索方法 ①自らの出願特許を有している場合 ②他の研究者の既出願の公開特許番号を知っている場合 公開特許に記載されているテーマコードよりFタームを選択する。 2 ③研究者は知っているが、既出願の公開特許が分からない場合 「JP-NET」の特許検索で、該当する特許公報の有無を調べる。 例:「京都大学の菅沼直俊さん」の発明を調査します 1.「出願人」を入力します 2.「演算子」は”AND”です 3.「発明者又は考案者」を 入力します 4.メニューの「検索実行」を クリックします 3 5.「TOTAL」に検索結果の 件数が表示されます 6.メニューの「結果一覧」を クリックします 7.公開データ一覧が表示さ れます 公開特許に記載されているテーマコードよりFタームを選択する。 4 ④該当する公開特許が見つからない場合 「JP-NET」の特許検索で、該当する研究の「キーワード」検索を行う。 例:「発光トランジスタ」をキーワードに設定します 1.「検索項目」を選択します クレームの語句や全文の語句 2.「検索内容」を入力します 3.メニューの「検索実行」を クリックします 4.「TOTAL」に検索結果の 件数が表示されます 5 5.メニューの「結果一覧」を クリックします 6.公開データ一覧が表示さ れます 研究内容に近い既出願の公開特許を選ぶ。 公開特許に記載されているテーマコードよりFタームを選択する。 6 2. Fタームリストの確定 ◆選択したFタームの「Fタームリスト」を入手する 1.IPDLの「特許・実用新案検索」→「6.パテントマップガイダンス」を選択します 7 2.Fターム照会のボックスに「Fターム」を入力します 3.Fタームリストが選択されていることを確認し「照会」ボタンをクリックします 例:「3K107」で検索します 8 4.Fタームリストが表示されます ※表示に数秒かかることがあります 例:“発光トランジスター”であれば、「AA02」ということになります この場合、取得したFタームは「3K107 AA02」となります 9 3. JP-NET 特許マップ作成方法 ◆Fターム検索による特許マップ作成 例:「3K107 AA02」で作成します 1. 「検索項目」でFタームを 選択します 2. 検索式を入力します 3.メニューの「検索実行」を クリックします 10 4. 「TOTAL」に検索結果の 件数が表示されます Topics 検索の組合せの例 ■2つのFタームを検索する場合(OR検索) ■2つのFタームの両方を含んでいる発明を検索する場合(AND検索) 出力件数を絞り込めます 11 1. 「メニュー」→「パテントマップ」→ 「パテントマップ集計」を選択します 2.メニューの「条件設定」を クリックします 3.各項目を設定し、「設定」 ボタンをクリックします 例として 集計項目:出願人 時系列:公開日 時系列単位:年 で集計します 【集計項目】 出願人 代理人 キーワード IPC FI Fターム 【時系列】 無し 出願日 公開日 【時系列単位】 月 半年 年 12 4.メニューの「集計開始」を クリックします 5.集計結果一覧(特許マップの元となるデータです)が出力されます Topics 集計対象期間の設定 メニューから「集計の期間」を設定することができます。 出力条件の絞り込みとして活用可能です 13 ○集計結果一覧からグラフ(特許マップ)を作成 1.グラフに表示させたい「出願人」や「発明者」を選択します 20件まで選択可能です 2.メニューバーの「グラフ表示」をクリックします 14 3.グラフが表示されます 集計結果一覧に戻る時は、「戻り」ボタンをクリックします 15 グラフ(特許マップ)の活用① グラフ種別を変更することにより、様々なグラフを表示させることができます 16 グラフ(特許マップ)の活用② ■グラフメニュー 各種ボタンの説明 グラフに関する様々な設定を行うことができる編集ツールです 例:グラフの色を変える、タイトルをつける etc… グラフを印刷します グラフを画像としてコピーします コピーしたグラフは、WordやExcelにそのまま貼り付けることができます 「公報数」と「請求項数」が選択できます 17 ○集計結果一覧から公報一覧を確認する 1. 公報を取得したい「出願人」や「発明者」を選択します ※チェックボックスにチェックを入れ、下図のように選択してください 2.メニューバーの「リスト表示」をクリックします 18 3.公報一覧が表示されます 19 ○公報を確認する 1.閲覧したい公報の、「選択」をチェックをします 一括選択をクリックすると全て選択されます 2. 任意の「公報番号」をクリックします 20 3. 公報が表示されます 「前公報」は一つ前の公報を表示、「次公報」は次の公報を表示します 21 ○抄録を確認する 1. 「抄録」にチェックをします 2.閲覧したい公報の、「選択」をチェックをします 一括選択をクリックすると全て選択されます 22 3. 任意の「公報番号」をクリックします 4. 抄録が表示されます 前公報:一つ前の公報を表示 次公報:次の公報を表示 前頁:一つ前のページを表示 次頁:次のページを表示 23
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