IBM DB2 Web Query for i 2.1 JDEアダプター簡易構成手順書 JD Edwards EnterpriseOne 版 日本アイ・ビー・エム株式会社 2014年8月版 © 2013 IBM Corporation IBM Power Systems DB2 Web Query 2.1 JDEアダプター簡易構成手順書 この資料は、 DB2 Web Query 2.1でのJD Edwards EnterpriseOne用のアダプターを構 成する方法を記載しております。 DB2 Web Query 2.1を未導入の場合、「DB2 Web Query V2R1版 導入手順書」をご 参照のうえ、まず、DB2 Web Query 2.1 を導入してください。 DB2 Web Query 2.1のJDEアダプターは、以下のJD Edwards をサポートします。 JD Edwards World • 7.x – 9.x JD Edwards EnterpriseOne • 全てのバージョンをサポート 2 © 2013 IBM Corporation IBM Power Systems 目次 前提要件 JDEアダプター製品概要 JDEアダプター構成手順 参考情報 3 © 2013 IBM Corporation IBM Power Systems 前提要件 前提S/W 5733-WQS:DB2 Web Query 2.1 Standard Edition オプション機能:JDE アプリケーション・アダプター DB2 Web Query 2.1の前提S/W、前提PTFは、下記URL先の「DB2 Web Query V2R1版の導入手順書」でご確認ください。 • http://www-06.ibm.com/systems/jp/power/info/002d1128.html JDE サポート情報 • JD Edwards EnterpriseOne – 全てのバージョンをサポート • JD Edwards World –7.x – 9.x 4 © 2013 IBM Corporation IBM Power Systems JDEアダプター製品概要 JDEで利用している情報をDB2 Web Queryからアクセス可能、更にはJOINまでOK JDEアダプターによるデータ活用例 IBM i アダプターが提供する価値】 【JDEアダプターが提供する価値 アダプターが提供する価値】 JDEとJDE以外のデータの融合が可能に 他データ複製なしでJDEのデータの分析が可能に JDE区画 区画 情報系区画 (DB2 Web Query) ) リアルタイムに 照会/分析 照会 分析 *JDEとDB2 Web Queryは 同一区画(システム)でも 別区画(システム)でもどちらでも利用可能 5 【DB2 Web Query が提供する価値】 が提供する価値】 リアルタイムな情報活用が可能に IA系サーバーの追加なしで、IBM i のみで完結 ブラウザーのみで簡単にレポート作成/閲覧が可能 多様な出力形式(HTML、Excel、PDF等)をサポート 自動メール配信やOLAPなどの多様なオプションの活用 前提条件 - Oracle JD Edwards ・JD Edwards World 7.x – 9.x ・JD Edwards EnterpriseOne全バージョン © 2013 IBM Corporation IBM Power Systems JDEアダプターが提供する機能 a.フィールド名称の変換 フィールド名称の変換 6 b.ジュリアン暦から ジュリアン暦から グレゴリオ暦への グレゴリオ暦への変換 への変換 c.ユーザー定義コード ユーザー定義コード 記述の表示 d.表示小数点を利用した 表示小数点を利用した 数値の変換 数値の変換 © 2013 IBM Corporation IBM Power Systems JD Edwards EnterpriseOneアダプター構成手順 概要 1. 別システムにあるJDEテーブルを参照する際の前準備 JDEとDB2 Web Queryが稼働している区画が別の場合のみ実施 2. JDEアダプターの構成 3. メタデータリポジトリのリフレッシュ 4. JDEテーブルのメタデータの作成 7 © 2013 IBM Corporation IBM Power Systems 1 別システムにあるJDEテーブルを参照する際の前準備 JDEと とDB2 Web Queryが稼働している区画が別の場合のみ実施 が稼働している区画が別の場合のみ実施 DB2 Web Queryが稼働するシステムとJDEテーブルが格納されているシス テムが異なる場合、以下の手順を行う必要があります。 1. 別システムのJDEテーブルに接続するために必要な以下のファイルをDB2 Web Queryが稼働するシステムの任意のライブラリーにコピーします。 JD Edwards EnterpriseOne F0004 F0005 F0013 F9202 F9210 2. コピーしたライブラリーをJDEアダプターを構成するユーザーのライブラリー・ リストに追加します。 8 © 2013 IBM Corporation IBM Power Systems 補足) コピーするファイルのライブラリー参考情報 参考情報として、JD Edwards EnterpriseOne 9.0のライブラリー情報を記載し ます。 ここでは、デフォルト環境のライブラリーを記載しています。各ファイルをコピー する際は、お客様の環境に合わせてご利用ください。 JD Edwards EnterpriseOne 9.0の場合 9 ファイル名 ライブラリー F0004 PRODCTL (本番環境の場合) TESTCTL (開発環境の場合) F0005 PRODCTL (本番環境の場合) TESTCTL (開発環境の場合) F0013 TESTDTA F9202 DD900 F9210 DD900 © 2013 IBM Corporation IBM Power Systems 2 JDEアダプターの構成 1/2 以下の作業は、DB2 Web Queryの管理者権限(Web Query Administrator権 限)を持つユーザーで実施してください。 1. DB2 Web Queryにログインし、フォルダを右クリックし、「メタデータ」→ 「新規作成」を選択 2. 「利用可能」→「ERP」を展開 3. 「JD Edwards EnterpriseOne」を右クリックし、「構成」を選択 10 © 2013 IBM Corporation IBM Power Systems 2 JDEアダプターの構成 2/2 4. 下記パラメーターを指定し、「構成」をクリック サーバ認証情報 • 必ずLOGIN_IDにチェック セキュリティタイプ • 11 ご利用のJDE環境のセキュリティタイプを選択 UDC ダイレクトファイルアクセス プロファイルの選択 • 必ず「edasprof」を選択 「JD Edwards EnterpriseOne を構成に追加しました。」と画面に表示さ れ、「構成済み」のアダプター一覧に追加されます。 Copyright 2007, Information Builders. Slide 11 © 2013 IBM Corporation IBM Power Systems 3 メタデータリポジトリのリフレッシュ 1. 「構成済み」のアダプター一覧から「 JD Edwards EnterpriseOne 」を右ク リックし、「メタデータリポジトリのリフレッシュ」をクリック 2. JDEデータディクショナリーの各ライブラリーを入力し、「今すぐリフレッシュ」 をクリック 12 「*** jdeow ********** Metadata Repository Refresh Successfully Completed!! 」と画面に表 示されましたら、リフレッシュ完了です。 メタデータリポジトリのリフレッシュは、アダプター構成の初期化や、UDCやJDEテーブルの構成 が更新される際に実施してください。 Copyright 2007, Information Builders. Slide 12 © 2013 IBM Corporation IBM Power Systems 4 JDEテーブルのメタデータの作成 1/2 1. 「構成済み」のアダプター一覧から「 JD Edwards EnterpriseOne 」を右ク リックし、「シノニムの作成」をクリック 2. 「構成済み」→「DB2 cli」の下に表示されたJDEシステムをクリック 3. ステップ1の画面で使用するJDEデータの「ライブラリー」、「オブジェクト名」 を指定し、「次へ」をクリック 13 © 2013 IBM Corporation IBM Power Systems 5 JDEテーブルのメタデータの作成 2/2 4. ステップ2/3の画面で各パラメータを設定し、 メタデータを作成するJDEテーブルをチェッ クし、「シノニムの作成」をクリック 5. ステップ3/3の画面で日付フォーマットの選 択、UDCの使用を設定し、「続行」をクリック 日付フォーマットの選択 言語コード • 日本語の場合は「J」を指定 UDC 連結UDC Decimal trigger function ※2014年8月時点ではこの機能は実装されていません。 14 通貨記号(浮動) DB2 シノニムの作成 ステータスに 「Created successfully. 」と表示されると、 シノニムの作成は完了です。 引き続き、作成したシノニムを使用してレ ポート作成を実施してください。 © 2013 IBM Corporation IBM Power Systems 参考情報 developerWorks DB2 Web Query for i JD Edwards Application Adapter https://www.ibm.com/developerworks/community/wikis/home?lang=ja#!/wiki/W 516d8b60d32c_4fc5_a811_5f3d840bf524/page/JD%20Edwards%20Applicatio n%20Adapter 15 © 2013 IBM Corporation
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