2014 年 3 月発行 J B L i n e だ よ り Vo l . 1 2 ラジオ体操で健康維持・介護予防! ○ラジオ体操のはじまりはボストン 日本でお馴染みの「ラジオ体操」は、約 80 年の歴史を持つ体操です。ラジオ体操は、1922 年 4 月に ボストンのラジオ放送局がはじまりと言われています。その後、1925 年につくられたアメリカの生命保険 会社によるラジオ体操を基に、1928 年に日本のラジオ体操ができたと言われています。 日本のラジオ体操は、「老若男女を問わず」、「誰でも平易にできる」、「内でも外でも、いかなる場所 でもできる」、「多少趣味的な」といった体操ということをもとにつくられました。 ○ラジオ体操の効果は? 日本の高齢者福祉施設を対象にしたアンケート調査では、ラジオ体操第 1 の認知度は100%と皆が 知っており、95%の施設が、ラジオ体操第1ができると回答したと報告がありました。そのうち、7 割の施設 が毎日実施しており、効果を以下のように挙げています。 ①健康効果・・・「足腰が丈夫になり外出や散歩を楽しんでいる」「腕や足の筋力が向上した」などといった 体操を継続することで体力維持につながった。 ②介護予防・・・「規則正しい生活のメリハリ」「時間の感覚を認識する」といった生活リズムができることや 「毎日の体操で歩行のリズムが保てる」ことにより転倒予防の効果につながった。 ③余暇と交流・・・ラジオ体操の音楽が流れ、みんなで体操をすることで交流ができ、「閉じこもりの予防」 につながった。「毎日調子が良い」「夜よく眠れる」「風邪をひかなくなった」などの自覚で きる効果があった。 毎日のラジオ体操で健康維持! ラジオ体操第 1 では、「津軽弁、京都弁、博多弁」などのご当地版の音楽があります。 お国ことばで、懐かしいラジオ体操を思いだしながら楽しんでみてください。 (参考・引用文献:NPO 全国ラジオ体操連盟ホームページより) (ラジオ体操第一、ご当地版、2013 年 7 月 17 日日本コロムビアより) (NHK ラジオ体操図解:https://pid.nhk.or.jp/event/taisou/taisou.html) 腕を前から上に挙げて大きく背伸 びの運動から~ ハイ、イチ、ニ、サン、シ、 ゴ、ロク~ <JB 健康だよりのお知らせ> 高齢者の健康をテーマにお伝えしてきました「JB 健康だより」も、ボストン「わ」の会と共 に 1 年を迎えることができました。今後は、健康だけでなく、介護や福祉の制度、日常生活 などの暮らしのこと、日本の四季折々のテーマなどを取り入れて皆さんにお伝えできれば と考えております。そこで、「JB 健康だより」を「JB だより」と名称を改め継続していくことに しました。今後とも、ボストン「わ」の会をどうぞよろしくお願い致します。 JB ライン「わ」の会より <4月のお知らせ>
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