仕 様 書 - 放射線医学総合研究所

仕 様 書
1. 件
名
アミノ酸迅速分析用液体クロマトグラフシステム一式の購入
2. 数
量
(ア).本体システム
内訳:
1式
ポンプ
1式
デガッサ
1式
オートサンプラー
1式
検出部
1式
既存制御解析システムとの接続作業
1式
(イ).設置時・稼働時適格性確認(IQ,OQ)
3. 目
的
1式
日本核医学会 PET 薬剤製造基準に準拠した品質検査を行うため、アミノ
酸を PET 核種で標識した PET 薬剤の濃度を測定するための分析システム
が必要となったので、適格性確認を行うことができ、且つ荷電化粒子検出
器もしくは質量分析計を持った、アミノ酸を迅速に測定できる液体クロマトグ
ラフシステムを一式購入する。
4. 納入期限
平成 27 年 3 月 31 日
5. 納入場所
画像診断棟1階 品質検査室
6. 仕様・性能
(ア).本体システム
1). 0.1 ppm 以下の 2-アミノイソ酪酸を蛍光化及び誘導体化すること
なく分析時間 10 分以内で S/N=10 以上で定量分析できること。
2). 測定に必要な全ての条件を一元的にデータ処理装置等でコント
ロールできること。
3). 移動相の脱気をオンラインで行う機能を有すること。
4). ポンプは、4 液混合グラジエントが可能であり、流量精度(精密さ)
が 0.075%RSD 以下もしくは、0.02 分 SD 以下のどちらかであり、流
量は 0.01~2 mL/min の範囲に適応できること
5). ポンプは、混合濃度正確さが±0.5%以内であり、混合濃度精密さ
が、0.15%SD 以下であること。
6). ポンプは、シールウォッシュ機能を有すること。
7). オートサンプラーは、90 検体以上の連続測定が可能で、注入正
確さが±0.5%以内であり、注入精度が 0.15%RSD 以下であり、サ
ンプルキャリーオーバーが 0.005%以下であり、注入量が 0.1~10
μL の範囲で設定できること。
1/2
8). 検出器は、荷電化粒子検出法もしくは質量分析法であること。
9). 品質検査室に設置してある Waters 社製 Empower3(データ処理
及び制御ソフト)によりデータ解析が行えるように接続及び設定す
ること。
10). 品質検査室に設置してある Raytest 社製放射能検出器(Model
Gabi star PET)の信号を、データ処理装置に取り込めること。
(イ).設置時・稼働時適格性確認(IQ,OQ)
1). トレーサビリティの取れている機器・器具等を用いて適格性確認を
行うこと。
2). 実施前に計画書に相当する書類を作成し、当研究所担当者が承
認したのち作業を行い、報告書を1部提出すること。
7.
検
査
納入完了後、当研究所検査職員が、仕様・性能要件を満たしていることを確
認したことをもって検査合格とする。
8. その他
1). 搬入、据え付け、調整を含む。
2). 納品日時等、詳細は打ち合わせの上決定する。
3). 納入設置場所は、RI管理区域及びクリーンルーム内のため、納入にあたっては担当
職員の指示に従うこと。
4). 納品後 1 年以内は、無償で敏速に修理に応じること。
(要求者)
部課(室)名: 分子イメージング研究センター
分子認識研究プログラム
氏
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名: 河村 和紀