ネットワークスペシャリスト (午後II) (PDF 227KB)

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平成26年度秋期 ネットワークスペシャリスト 午後Ⅱ試験 解答速報
(株)アイテック 教育研究開発部 2014, 10, 22 発表
問1 標的型メール攻撃の対策
【解答例】
[設問1]
a:URL
b:HTTP
c:FQDN
d:コンテンツフィルタリング
e:トンネル
[設問2]
(1) メール中の URL へアクセスしたり,添付ファイルを開いたりすること
(2) メールヘッダの送信者メールアドレスのドメインと,Received ヘッダのメールサー
バのドメイン
(3) 社外宛のメールは,メール中継サーバが転送するから。
(4) サーバ名:メール中継サーバ
理由:社外から直接 SMTP コネクションが張られるサーバだから。
[設問3]
(1) PC と Web サーバの間
(2) プロキシサーバの自己署名証明書
(3) プロキシサーバには秘密鍵がなく,プリマスタシークレットを復号できないから。
[設問4]
(1)
表4
ポート A のポート ID
P3
通信の方向
IN
表5
ポート B のポート ID
P5
通信の方向
OUT
(2) 業務用通信区間における疎通テストを行うため。
(3)
動作
許可
宛先 IP アドレス
192.168.11.0/24
送信元ポート番号
any
TCP 制御ビット
any
送信元 IP アドレス
プロトコル
宛先ポート番号
192.168.1.0/24
UDP
53
(4) 本社部署 1 から管理 PC へは TCP コネクションを開始できないが,管理 PC から本
社部署 1 へはリモート接続を許可すること
[設問5]
(1) プロキシサーバの利用者認証に成功した利用者 ID がアクセスした URL と,失敗し
た利用者 ID のログ
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(2) ① 不審なメールを受信したらセキュリティ担当に連絡する。
② 不審な添付ファイルの実行や URL へのアクセスをしない。
③ 差出人の詐称が疑われる時は電話などで直接相手に確認する。
(3) マルウェアやバックドアの通信の存在を早期に発見できる。
問2 サービス用システムの構築
【解答例】
[設問1]
(1) a:IM(又は,Instant Messaging)
b:RTP
c:UDP
d:テキスト
(2) UA の URI と IP アドレスを一括管理し,URI から IP アドレスへの変換を行う。
[設問2]
(1) IP-PBX,公衆 IP 電話網の SIP サーバ
(2) SDP 内の発信元 IP アドレスを利用して通話セッションを確立しようとするから。
(3) RTP パケットが SBC を経由するように INVITE リクエスト内の発信元 IP アドレス
を SBC の IP アドレスに書き換える。
[設問3]
(1) ロガーの仮想 NIC がもつ MAC アドレス宛ではないフレームを,ロガーの仮想 NIC
に送信する動作
(2) 状態:宛先の MAC アドレスが,ポート 7 で学習されていない状態
対応策:IP-PBX の仮想 NIC と VoIP-GW の MAC アドレスを,ポート 7 と固定的
にくくりつける。
[設問4]
(1) 音声パケットを中継しないから。
(2) e:VoIP-GW
(3)
f:IP-PBX
VoIP対応
電話機
e
RTP
f
RTP
RTP
(解答は赤字部分)
IPTEL
(C)
ロ ガー
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(4) 音声パケットに関係した通話の属性情報も取得できるから。
(5) 録音のために必要となる特別なネットワーク設定が不要となる。
[設問5]
(1) ア:IP01
イ:any
ウ:any
エ:443
(2) サービス提供用内部 LAN と同一セグメントの IP アドレス
(3) ネットワーク機器を仮想化すれば物理的な機器を別途用意しなくてもよいから。
以上