平成26年度執行目標 上下水道部

■平成26年度執行目標 上下水道部
部局
課・室
番
号
執行目標項目
執行目標の内容
背景・課題・留意点
項目
(単位)
根拠計画
等
H25実績
(見込)値
H26
目標値
20,000
8,000
学研都市の建設に伴う水需要を京都府の府営水道供給事業に求めているが、購入単価が高く、経営を圧迫して
おり、暫定対策として自己水との単価差を基金で補てんしている状況である。府水の各水系間で料金格差があ
ることから、平成33年度の料金改定時を目途に、料金を平準化する方向性が府営水道の水道ビジョンで示さ
れ、その検討・審議が行われているが、各受水市町での経営改善を同時進行で進めていく必要がある。
上下水道 水道業務
部
課
経営改善計画の
基金に依存しない経営基盤を確立するため、収支見通しを明らかにし、経営改善計画を策定する
1
作成
上下水道 水道業務
部
課
水道事業新財源 水道事業の新しい財源確保による安定的で継続的な経営基盤の強化とともに、地域経済の活性化等を目指して 平成25年度においては、市場ニーズ等の把握のための企業へのアンケート調査を実施し、事業立案のうえ、
2 の検討(ネーミ 取組みます。具体的には、募集要領等を作成のうえ、「通称・愛称」の命名権及びイベント等の提案に関する 政策会議への提案・政策決定により「木津川市水道事業ネーミングライツ実施要綱」の制定(平成26年3月14
日告示)を行った。
ングライツ等) 募集を実施し、パートナー企業の決定を目指します。
上下水道 水道工務
部
課
水道工事に使用する標準管種を変更をすることで施工・維持経費の削減を図る。
施工方法・使用 具体的には、φ100㎜以上についてはGX形ダクタイル管、φ75㎜はポリエチレン管を採用する。
※施工m当たり経費(平均的な経費の概算)
1 材料等の見直し (新)φ150㎜GX形ダクタイル管 41,400円/m (旧)φ150㎜NS形ダクタイル管 49,100円/m
による経費削減 (新)φ75㎜ポリエチレン管 15,600円/m (旧)φ75㎜GXダクタイル管 18,600円/m
標準管種の変更を行う事により、今後管種明示台帳の整備及び補修材料等の確保が必要となる。
上下水道 水道工務
部
課
水道施設の適正
な維持管理と操
2
作マニュアルの
作成
上下水道
下水道課
部
下水道事業着工 事業着手前に住民への啓発活動(説明会や個別訪問)行い、供用開始3年以内に接続率の向上を図る。
1 前の接続(水洗 また、面整備工事は、接続意識の高い地域(優先順位を設定)から実施し、供用開始一年目の水洗化率40%
を目標とする。
化)対策
上下水道
下水道課
部
下水道事業会計
地方公営企業法の改正に関する国の動向等を踏まえ、同法の一部適用(財務部分)を前提として移行業務を推
への地方公営企 下水道事業の経営の健全化、経営状況の明確化を目的に、平成29年度からの地方公営企業法の適用に向け、 進することを基本方針とした。
現有資産の調査・評価及び関係職員の知識習得のための研修並びに情報共有のための担当者会議等を必要に応
2
今年度から具体的に移行に向けた業務推進するため、早期に業務発注を行い、手戻りが無いように十分にスケ
業法適用業務の じ実施する。
ジュール管理を行う必要がある。
推進
φ100㎜以上の管については、漏水時の影響が大きいため衝撃に強く信頼性の高い長寿命耐震管であるGX形
ダクタイル管を本格的に採用することによって管接合費、土木工事費用のコストダウンを図ると共に地震対応
を図る。
管敷設延
φ75㎜の管については、漏水時の影響が小さいため、GX形ダクタイル管より経費面で優れたポリエチレン管 長(m)
(耐震融着接合管)を採用することによってさらに材料費、管接合費用のコストダウンを図ると共に地震対応
を図る。なお、今後、新たにポリエチレン管の漏水対応用の補修材料の確保が必要となる。
水道事業については、浄水場5箇所、受水場3箇所、配水池30箇所、取水井15箇所、加圧ポンプ場15箇
水道施設にある機械・ポンプ類の突然の故障による修繕・取替を防ぐため、水道施設内の機械・ポンプ類を調
所と施設数が多く、各施設内に機械・ポンプ類が複数あり、維持管理が複雑であると共に運転切替等の操作も
査し、効率的で均一に運転して経年劣化を平準化する等の適正管理を図り稼働年数の延長に努める。
多岐にわたる。
また、故障・事故・災害等の発生時に適切に対応できるよう、施設の維持管理担当者以外でも機械類の運転切
突発的な故障・事故・災害等の発生時には適切な運転操作が必要であるが、維持管理担当者・経験者にしか機
替操作ができる操作マニュアルを作成する。
械・ポンプ等の運転操作のノウハウが共有されていないため、操作マニュアルの作成が必要である。
供用開始区域において、水洗化率の向上対策として個別訪問によるアンケート調査や水洗化のしおり等で住民
周知を行ってきたが、高齢化や経済的な理由等により水洗化が進んでいない。
よって、事業着手前にアンケートによる接続意識調査を行い、住民の接続意識の向上を図ると共に、接続意識
の高い地域を優先して事業を進める必要がある。