PDF(269KB) - 日本グラウンドワーク協会

平成 25 年度事業報告書
一般財団法人日本グラウンドワーク協会
(必要に応じてグラウンドワークを GW と略記)
Ⅰ.助成金等事業(企業等からの資金を活用し、GW活動団体等が実施する活動に助成)
拠
出
者
賛助会費:自主事業
事
業
内
容
前年度の交付金で実施した、農山漁村の地域資源を活用した
集落等と企業の連携方策の検討を、企業賛助会費で行った。
備 考
千円
2,463
LRN(Local Resource Network)に関するポータルサイトを作
成・運営し、企業の視点等を紹介するとともに、一般の方向
けのセミナーを開催し、CSV(creating shared value、企業
価値と社会価値の両立)提唱の第一人者である水上武彦氏に
「地域資源を活かす企業の視点」と題する講演を依頼した。
家電・復興支援住宅エコ
家電・復興支援住宅エコポイント(H24 年度分)を活用して、
ポイント
GW 活動団体を対象に助成事業(テーマ:パートナーシップ
(企業賛助会費を加え)
による地域の環境再生・コミュニティ再生活動)を募集し、
70 千円
NPO 法人ちば MD エコネットが行う「障害のある若者を主体と
したコミュニティカフェリニューアル事業」に助成した。
( 株 )ラ イフ コーポ レー
王子ネピア㈱と連携する㈱ライフコーポレーションの寄
ション
付金を活用した助成事業「ライフ&ネピア環境活動助成事
500 千円
業」を継続実施し、拠出者の意向により2団体に助成した。
◆一般社団法人ふるさ都・夢づくり協議会(大阪府大阪市)
テーマ:第 17 回「大阪・淀川市民マラソン」&河川浄化プ
ロジェクト「大阪ジョウカ物語」
◆NPO 法人こども環境活動支援協会(兵庫県西宮市)
テーマ:森林整備に伴う伐採木のキャンプ場薪材への活用
による域内循環システムの構築
特別寄付金(基金)
:東
東日本大震災被災地復興支援のため、当協会に設けた「震
日本大震災被災地復興
災被災者支援事務局口座」募金の残金を使い、GW のネット
支援活動
ワークが協働で実施する震災復興支援活動に活用した。
今年度は 11 月 30 日~12 月 1 日に東京・日本橋で行われた
『東北・街道復興市』
(NPO 法人全国街道交流会議主催)に
GW 福岡とともに参加し、前年度まで支援していた気仙沼市
本吉町津谷大沢区の住民が作った「塩炊きの塩」、本吉で
水揚げされた鮭を GW 福岡が加工した「鮭の燻製」につい
て、青森、岩手、宮城、福島各県の商品とともに販売した。
2 千円
Ⅱ.受託事業等(行政機関等からの要請に応じ、地域住民活動の活性化に繋がる業務を実施)
1.農林水産省委託・請負事業
委 託 者 (目 的)
主
な
事
業
内
容
備 考
関東農政局利根川水系土地改
排水改良事業の計画を契機に期待される地域住民の農業
千円
良調査管理事務所:
用用排水及び地域環境に対する関心の高まりを地域活性
栃木南部地区地域活性化手法
化に繋げられるよう、住民が主体となった実現可能な取
調査業務
組案を検討する。
近畿農政局大和紀伊平野農業
改修後の用水路の末端水路の管理・利用上の課題を精査
水利事務所:
するとともに、新たな利活用の可能性を検討する。また、
農業水利施設等利活用検討委
多様な団体が末端水路の利用や管理に参画できるよう、
託事業
農業水利施設等の利活用、維持管理に関する体制を検討
2,940
千円
4,641
する。
中国四国農政局高瀬農地保全
地すべり対策事業の完了後、地表面や観測計器の挙動監
千円
事業所:
視等を地区住民が行うことが必要だが、この地域では過
4,750.2
地域貢献活動検討業務
疎化・高齢化が進展して集落維持が困難な状況のため、
地域の維持・活性化の実現に向けて関係機関等と連携し
て検討を行う。
九州農政局筑後川下流農業水
事業実施の結果、地下水位が上昇し、受益農家が心配し
千円
利事務所:
ていることを踏まえ、地下水動向の調査、地下水位上昇
4,777.5
地域資源活用構想策定委託業
が営農に及ぼす影響の調査を行い、地域住民、地元行政
務
機関と一体となって将来の営農ビジョンや既存井戸活用
構想を検討する。
2.地方公共団体等委託事業
委 託 者 (目 的)
主
な
事
業
内
容
全国土地改良事業団体連合会: 震災被災地の農家で、当面、自宅を離れて農業等に取
農山漁村被災者受入円滑化支
り組みたい人を対象として、情報を把握し、NPOル
援事業(農水省事業の下請)
ートを中心に受入地域とのマッチング業務を行う。
八幡平市:
平成 25 年 9 月 16 日台風 18 号により被害を受けた農
9 月 16 日台風 18 号西根・松尾
地・農業用施設の被災状況の測量設計を行い、災害査
地区農地・農業用施設災害測量
定申請に必要な設計図書を作成するとともに、災害査
設計業務
定時の設計図書の修正作業を行う。
備 考
千円
3,498.5
千円
29,657.25