平成26年度全国学力・学習状況調査の結果

平成26年度全国学力・学習状況調査の結果
学力の状況(都道府県の状況)
○各年度で平均正答率(公立)が低い3都道府県の平均を見ると,全国平均との差は縮小傾向に
あり,学力の底上げが進展
○特に小学校調査において,過去の結果と比較して,顕著な改善が見られる都道府県(例:沖縄
県)がある
◆高い3都道府県と低い3都道府県の状況
※平成21・25・26年度で,平均正答数・正答率(公立)が高い3都道府県と低い3都道府県の平均を算出
図表1 本年度の平均正答数・正答率(全国平均との差)
小学校
中学校
国語A
国語B
算数A
算数B
国語A
国語B
数学A
数学B
10.9/15問
72.9%
5.5/10問
55.5%
13.3/17問
78.1%
7.6/13問
58.2%
25.4/32問
79.4%
4.6/9問
51.0%
24.3/36問
67.4%
9.0/15問
59.8%
◆高い3都道府県の平均
・平均正答数(全国平均との差)
・平均正答率(全国平均との差)
+0.7問
+4.2%
+0.9問
+8.4%
+0.9問
+5.5%
+0.8問
+6.4%
+1.2問
+3.8%
+0.4問
+4.6%
+1.9問
+5.4%
+0.8問
+5.6%
◆低い3都道府県の平均
・平均正答数(全国平均との差)
・平均正答率(全国平均との差)
-0.5問
-3.2%
-0.2問
-3.0%
-0.4問
-2.4%
-0.4問
-2.9%
-1.0問
-3.2%
-0.4問
-4.2%
-2.1問
-5.8%
-1.0問
-6.5%
◆全国平均
・平均正答数/出題数
・平均正答率
図表2 平均正答率(全国平均との差)の推移
【小学校】
(
平
均
正
答
率
国語A
6
4.9
算数A
算数B
6.8 6.5
6.0
5.6
8.4
4.2
5.5
4.5
7.1
-8
)
( )
%
H25
H26
高い
3都道府県
の平均
2
-2
H21
6.4
4
全
国
平
均
と
の
差
0
-4
-3.9 -4.4
-6
【中学校】
-3.2
国語A
8
全
国
平
均
と
の
差
2
(
平
均
正
答
率
)
( )
%
7.0
8
国語B
6
4
5.0
-4.1
-3.3 -3.0
-3.2 -3.1
-2.4
国語B
数学A
6.4
6.5
3.9 3.8
4.9 4.6
-4.3 -3.9
数学B
7.2
4.8
5.4
-2.9
低い
3都道府県
の平均
H21
H25
H26
6.0 5.6
高い
3都道府県
の平均
0
-2
-4
-6 -4.9 -4.1
-8
低い
3都道府県
の平均
-3.2
-4.2 -4.2
-5.8
-7.4
-6.2 -5.8
-7.7 -7.3
-6.5
1
都道府県の状況の例: 沖縄県
○学力の状況
・特に小学校調査において顕著な改善が見られる。特に算数Aでは,全国平均を2.8ポイント上回る。
・A問題(知識)のみならず,B問題(活用)についても改善が見られる。
○学校における指導等の状況
・教員の研修活動の強化
・自分で調べたことや考えたことを分かりやすく文章に書かせる指導など,指導の改善
・国語・算数における「補充的な学習」「発展的な学習」の指導の強化
図表1 沖縄県の平均正答率(全国平均との差)の推移
国語A
【小学校】
4
平
均
2
正
0
答
率
-2
-5.4 -4.4 -0.9
全
%
国
-4
平
-6
均
と
-8
の
差 -10
H21 H25
-12
国語B
算数A
算数B
2.8
-5.9
-4.0
(
( )
(
( )
-1.6 -3.9
-4.1 -3.9 -1.0
国語A
【中学校】
4
平
均
2
正
答
0
率
-2
全
%
国
-4
平
均
-6
と
-8
の
差
-10
-12
-1.1
-5.0
-7.2
数学A
H21
数学B
-5.0 -5.4
-6.5
-7.5
)
)
H26
国語B
H25
-10.5
-9.2
-11.7
-11.3
H26
-9.5
-11.5
○小学校における指導の状況【学校質問紙】
図表2-1 教職員は,校内外の研修や研究会に参加し,その
成果を教育活動に積極的に反映させている
よく行った
61.1
31.9
H25 沖縄
全国
11.8
H21 沖縄
全国
9.5
62.3
75.3
18.6
H21 沖縄
全国
31.8
0
20
40
60
80
よく行った
H26 沖縄
全国
20.8
H25 沖縄
全国
20.2
27.2
0
20
H25 沖縄
全国
8.1
64.0
H21 沖縄
全国
60
80
100
(%)
図表2-5 算数:補充的な学習の指導
31.0
H21 沖縄
全国
29.6
20
54.2
56.3
57.0
57.1
40
100
(%)
どちらかといえば、行った
57.0
61.1
54.9
55.1
7.7
54.2
0
20
40
よく行う
53.6
35.7
0
80
60
80
100
(%)
※国語についても同様の改善が見られる
48.1
39.3
H25 沖縄
全国
37.2
60
62.3
7.6
どちらかといえば、行った
35.9
40
図表2-6 算数:発展的な学習の指導
49.2
H26 沖縄
全国
58.5
28.9
8.4
※国語についても同様の改善が見られる
よく行った
33.0
22.8
12.9
11.5
63.3
40
50.8
30.7
図表2-4 算数:実生活における事象との関連を図った授業
9.2
72.2
13.7
H21 沖縄
全国
30.9
29.0
13.6
よく行った
66.4
27.6
30.7
20
H26 沖縄
全国
64.4
26.2
8.0
8.0
どちらかといえば、行った
69.6
7回未満
44.2
14.3
20.5
0
7-10回
30.0
22.2
100(%)
図表2-3 自分で調べたことや考えたことを分かりやすく文章
に書かせる指導
11-14回
7.7
24.0
62.9
74.0
22.9
17.3
H26 沖縄
全国
68.8
34.4
H25 沖縄
全国
15回以上
どちらかといえば、行った
28.1
H26 沖縄
全国
図表2-2 授業研究を伴う校内研修の実施回数(年間)
60
80
100
(%)
H26 沖縄
全国
10.0
11.1
H25 沖縄
全国
9.9
9.0
H21 沖縄
全国
6.1
9.3
0
どちらかといえば、行った
56.9
47.2
40.5
45.4
39.5
45.2
20
40
60
80
100 (%)
◆沖縄県における学力向上のための取組例
○地区別ブロック型研究事業(小:算数,中:数学・英語)
・各地区の近隣校で編成したブロックを中心に,月1回程度の主体的な研究会(理論研修・授業研究)を実施し,地域の児童
生徒の実態に応じた指導の工夫改善を図る。
○授業改善研修事業(小:国語,中:理科)
・全国学力・学習状況調査を基にした課題を共有し,効果的な授業づくりについて講話やワークショップ,授業研究会等を実施
2
教科に関する調査結果
「4年間のまとめ」(※)で指摘した課題等,これまでの調査で見られた課題に関連した問題も出題した。
※ 国立教育政策研究所において,平成19~22年度の4回の調査結果を分析して,成果と課題を整理した報告書
これまでの調査で見られた課題について,
・依然として課題が見られるが,課題の所在がより明確になったものがある。
・今回の調査を見る限り,改善の状況が見られるものがあるが,これらについては,引き続き注視が
必要。
小学校
<国語>
<算数>
複数の内容を含む文を分析的・統合的に理解す
ることについて,複数の事柄を「~たり,…たり」
という表現を用いて適切な文に書き直すことは
良好である。また,仮定の表現を用いて適切な
文に書き直すことも,相当数の児童ができてい
る。(別紙 P.1)
「~たり,…たり」という表現を用いて適切な文に
書き直す設問
【A 6 一】(75.0%)
文の意味のつながりを捉え,仮定の表現として
適切なものを選択する設問
【A 6 二】(83.2%)
整数,小数,分数の四則計算をすること,特に計
算の順序についてのきまりなどを理解すること
に,改善の状況が見られる。(別紙 P.4)
100-20×4 を計算する設問
【A 1 (5)】(81.1%)
答えが100-20×4 の式で求められる問題を
選ぶ設問
【A 8 】(81.2%)
図を観察して数量の関係を理解したり,数量の
関係を表現している図を解釈したりすることに課
題がある。(別紙 P.5)
示された図を基に,青いテープの長さが白いテープ
の長さの0.4倍に当たるときの青いテープの長さを
立場や根拠を明確にして話し合うことについて,
発言をする際に一定の立場に立ってはいるが,
根拠を明確にした上で発言をする点に,依然とし
て課題がある。(別紙 P.2~3)
求める式を選ぶ設問
【A 2 (2)】(54.3%)
使いやすい箸の長さの目安を基に,一あた半の長さ
を表している図を選ぶ設問
【B 5 (2)】(46.3%)
討論会での発言に対し,手書きの立場から質問か
意見を書く設問
【B 1 三】(28.4%)
数量の大小を比較する際に,根拠となる事柄を
過不足なく示し,判断の理由を説明することにつ
いて,改善の状況が見られる設問もあるものの,
依然として課題がある。(別紙 P.6~7)
1目盛りを50㎥として学校の水の使用量の表を棒グ
ラフに表すとき,棒が縦20マスの枠の中に入らない
月を選び,そのわけを書く設問
【B 2 (2)】(69.3%)
示された分け方でスープを分けたとき,残りの30人に
スープを分けることができるかどうかを選び,そのわけ
を書く設問
【B 3 (3)】(30.8%)
3
中学校
<国語>
<数学>
自分の考えを表す際に,根拠を示すことは意識
関数領域の内容のうち,特に反比例における
されているが,根拠として取り上げる内容を正し
x と y の値の変化の特徴を理解することや,
く理解した上で活用する点に課題がある。
一次関数 y=ax+b における a と b の値とグラ
(別紙 P.8~11)
フの特徴を関連付けて理解することについて,
ノートを基に,標語から伝わってくる <メッセージ>
と <表現の工夫とその効果> を書く設問
改善の状況が見られる。(別紙 P.12)
反比例の性質を表した記述を選ぶ設問
【B 1 三】(48.9%)
水の中に浸すと,切手をきれいにはがすことができ
る理由を書く設問
【A 10 (2)】(76.5%)
一次関数 y=3x-4 のグラフを選ぶ設問
【A 11 (2)】(75.5%)
【B 2 三】(28.8%)
文章や資料から必要な情報を取り出し,伝えた
い事柄や根拠を明確にして自分の考えを書くこ
記述式問題は,特に確率を用いた理由の説明,
とについて,説明する際に,文章や資料から必
グラフを用いた方法の説明に課題がある。
要な情報を取り出してはいるが,それらを用いて
(別紙 P.13~14)
伝えたい内容を適切に説明する点に,依然とし
1点と2点のとりやすさについての正しい記述を選
て課題がある。(別紙 P.9~11)
び,その理由を確率を用いて説明する設問
【B 5 (2)】(32.7%)
水の中に浸すと,切手をきれいにはがすことが
できる理由を書く設問
【B 2 三】(28.8%)
兄の出発時間を変えないとき,兄の進む様子を表
すグラフの両端の2点を求め,そのグラフから兄の
速さを求める方法を説明する設問
【B 6 (3)】(30.7%)
図形の性質を証明することについて,着目すべ
き図形を指摘することは良好であるが,方針を
立て,証明を書くことに課題がある。
(別紙 P.15)
証明の方針を立てる際に着目すべき図形を指摘
する設問
【A 8 】(76.4%)
2つの線分の長さが等しいことを証明する設問
【B 4 (1)】(40.2%)
4
学校における指導等と学力等との関係
◆次の指導等を行った小学校・中学校ほど,教科の平均正答率が高い傾向が見られる。
さらに,これら指導等のほとんどで,学習意欲等や家庭での学習時間等との関係も見られる。
○指導方法・学習規律
・学習規律(私語をしない,話をしている人の方を向いて聞くなど)の維持徹底
・学習方法(適切にノートをとる,テストの間違いを振り返って学習するなど)に関する指導
・学級全員で取り組んだり挑戦したりする課題やテーマを与える
・本やインターネットなどを使った資料の調べ方が身に付くよう指導
○国語科,算数・数学科の指導方法
・発展的な学習の指導
・国語の指導として,目的や相手に応じて話したり聞いたりする授業,書く習慣を付ける授業,様々な
文章を読む習慣を付ける授業
・算数・数学の指導として,実生活における事象との関連を図った授業
○言語活動
・各教科等の指導のねらいを明確にした上で,言語活動を適切に位置付ける【図表1】
・様々な考えを引き出したり,思考を深めたりするような発問や指導
・発言や活動の時間を確保した授業
・学級やグループで話し合う活動
・資料を使って発表ができるよう指導
・自分で調べたことや考えたことを分かりやすく文章に書かせる指導
○総合的な学習の時間
・総合的な学習の時間における探究活動(課題の設定からまとめ・表現に至る探究の過程を意識した
指導)【図表2】
○家庭学習
・調べたり文章を書いたりする宿題を与える
○研修
・教職員が,校内外の研修や研究会に参加し,その成果を教育活動に積極的に反映
○学校の指導状況と学校の平均正答率との関係
図表1 各教科等の指導のねらいを明確にした上で,言語活動を適切に位置付けましたか【学校質問紙】
小学校
90
70.9
76.3
74.0
79.4
あまり行っていない、
全く行っていない
55.6
52.9
59.5
どちらかといえば、
行った
よく行った
% 50
平 80
均
正 70
答
率 60
78.4
80.9
65.4
49.3
% 50
40
あまり行っていない、
全く行っていない
69.3
62.0
57.6
( )
57.4
( )
平 80
均
正 70
答
率 60
中学校
90
どちらかといえば、
行った
53.3
よく行った
40
国語A
国語B
算数A
算数B
国語A
国語B
数学A
数学B
図表2 総合的な学習の時間において,課題の設定からまとめ・表現に至る探究の過程を意識した指導をしましたか
【学校質問紙】
中学校
小学校
90
90
71.4
73.9
79.1
57.1
あまり行っていない、
全く行っていない
56.2
59.2
どちらかといえば、
行った
よく行った
% 50
平 80
均
正 70
答
60
率
% 50
78.1
81.1
65.2
( )
53.7
( )
平 80
均
正 70
答
率 60
76.9
49.1
あまり行っていない、
全く行っていない
69.6
62.4
57.3
53.5
よく行った
40
40
国語A
国語B
算数A
算数B
国語A
国語B
どちらかといえば、
行った
数学A
数学B
5
児童生徒の学習・生活習慣と学力との関係
◆次の児童生徒ほど,教科の平均正答率が高い傾向が見られる。【児童生徒質問紙】
○国語,算数・数学に対する関心・意欲・態度が高い
○家庭学習・読書
・学校の授業時間以外での学習時間が長い
・自分で計画立てて勉強をする
・学校の宿題,授業の予習・復習をする
・読書が好き,読書時間が長い,学校や地域の図書館に行く頻度が多い
○学校生活
・学級みんなで協力して何かをやり遂げ,うれしかったことがある
・先生は,自分のよいところを認めてくれていると思う
○基本的生活習慣
・朝食を毎日食べる
・毎日,同じぐらいの時刻に寝る
○メディアとの関係
・携帯電話やスマートフォンで通話・メール・インターネットをする時間が短い【図表1】
・テレビゲームをしている時間が短い
○家庭でのコミュニケーション等
・家の人と学校での出来事について話をする
・家の人は,授業参観や運動会などの学校行事に来る
○社会に対する興味・関心
・地域や社会で起こっている問題や出来事に関心がある
・地域や社会をよくするために何をすべきか考えることがある
・新聞を読んでいる
・テレビのニュース番組やインターネットのニュースを見る
○自尊意識・規範意識
・ものごとを最後までやり遂げて,うれしかったことがある
・学校のきまり・規則を守っている
・人の気持ちが分かる人間になりたいと思う
○児童生徒の学習・生活習慣と学校の平均正答率との関係
図表1 普段(月~金曜日),1日当たりどれくらいの時間,携帯電話やスマートフォンで通話やメール,インターネット
をしますか(携帯電話やスマートフォンを使ってゲームをする時間は除く)
小学校
中学校
90
74.6
80
%
40
66.6
62.5
4時間以上
60.7
57.6
60
3~4時間
43.6
43.6
50
82.0
80 73.5
2~3時間
1~2時間
30
30分~1時間
20
30分未満
10
平
均
正
答
率
70
%
40
( )
70
( )
平
均
正
答
率
90
79.8
72.7
65.8
55.7
55.3
60
3~4時間
47.2
42.5
50
4時間以上
2~3時間
1~2時間
30
30分~1時間
20
30分未満
10
0
0
国語A
国語B
算数A
算数B
国語A
国語B
数学A
数学B
6
学校の指導,家庭学習の状況
◆学校の指導の状況
○次のような学校における指導等(いずれも学力等との相関関係あり)の進展が見られる
(※児童生徒質問紙 ※※学校質問紙)
・総合的な学習の時間における探究活動【図表1】 ※
・本やインターネットを使って,グループで調べる活動
・自分の考えを発表する機会を確保した授業 ※
・学級の友達との間で話し合う活動 ※
※
・発展的な学習の指導 ※※
・小学校における補充的な学習の指導 ※※
・国語の指導として,書く習慣を付ける授業 ※※
・算数の指導として,実生活における事象との関連を図った授業
・調べたり文章を書いたりする宿題を与える ※※
※※
◆家庭学習の状況
○次の取組をする児童生徒が増加
・授業の復習,自分で計画を立てて勉強(小学校・中学校) 【図表2】
・授業の予習(小学校)
・学校の宿題をする(中学校)
○学校の授業時間以外での学習時間(月~金曜日)は,昨年度と比べて大きな変化なし【図表3】
○学校の指導等の状況【児童生徒質問紙】
図表1 「総合的な学習の時間」では,自分で課題を立てて情報を集め整理して,調べたことを発表するなどの学習活動
に取り組んでいますか
小学校 H26
23.9
40.0
22.2
H25
中学校 H26
16.2
H25
15.3
0
38.0
当てはまる
どちらかといえば、当てはまる
38.5
35.6
10
20
30
40
50
60
70
○家庭学習の状況【児童生徒質問紙】
図表3 学校の授業時間以外に,普段(月~金曜日),1日当
たりどれくらいの時間,勉強をしますか
図表2 家で,学校の授業の復習をしていますか
している
どちらかといえば、している
3時間以上
小学校 H26
22.0
H25
21.1
32.1
30.4
2~3時間
14.7
小学校 H26
11.5
H25
11.9
15.7
H21
11.9
14.2
H21
17.5
中学校 H26
17.5
33.0
中学校 H26
10.4
24.8
H25
17.3
31.5
H25
10.6
26.0
H21
10.3
25.5
28.6
12.8
H21
0
28.0
20
40
60
80
100 (%)
0
20
1~2時間
30分~1時間
全くしない
9.4 3.2
25.0
36.0
9.0 3.1
24.3
35.9
12.2
4.0
17.3
8.9
5.6
16.6
8.8
5.8
26.2
31.4
32.9
32.2
10.2
16.6
29.7
40
30分未満
60
80
7
7.5
100 (%)
児童生徒のメディア・社会との関係
○普段(月~金曜日),1日当たり1時間以上,携帯電話やスマートフォンで通話・メール・インター
ネットをしている児童生徒の割合は,小学校で約15%,中学校で約48%
○普段(月~金曜日),1日当たり1時間以上,テレビゲームをする児童生徒の割合は,小学校で
約54%,中学校で約56%。特に中学校において増加
○「地域や社会で起こっている問題や出来事に関心がある」と回答した児童生徒の割合は,昨年
度より増加するものの,小学校で約63%,中学校で約56%
○次の割合が減少
・新聞を読んでいる児童生徒の割合(小学校・中学校)
・テレビのニュース番組やインターネットのニュースを見る生徒の割合(中学校)
○携帯・スマートフォン【児童生徒質問紙】
・普段(月~金曜日),1日当たりどれくらいの時間,携帯電話やスマートフォンで,通話やメール,インターネットを
しますか(携帯電話やスマートフォンを使ってゲームをする時間は除く)
4時間以上
小学校 H26
2.7 2.3 3.7
中学校 H26
3~4時間
6.4
2~3時間
1~2時間
10.4
10.8
30分未満
持っていない
28.4
8.7
12.9
0
30分~1時間
46.0
15.2
20
13.2
40
15.9
23.1
60
80
100
(%)
○ゲーム【児童生徒質問紙】
・普段(月~金曜日),1日当たりどれくらいの時間,テレビゲーム(コンピュータゲーム,携帯式のゲーム,携帯電
話やスマートフォンを使ったゲームも含む)をしますか
4時間以上
小学校 H26
8.8
7.4
H25
中学校 H26
5.1
H21
5.1
10.5
21.0
17.9
27.0
20.4
17.0
29.0
18.9
0
13.6
15.6
34.6
14.9
13.0
全くしない
31.6
24.3
9.2
6.9
1時間未満
31.9
24.8
11.8
10.8
1~2時間
24.3
13.2
6.0
7.2
H25
2~3時間
13.2
7.3
5.4
H21
3~4時間
8.1
23.4
30.6
20
40
29.6
60
80
100
(%)
○社会に対する興味・関心【児童生徒質問紙】
・地域や社会で起こっている問題や出来事に関心がありますか
当てはまる
小学校 H26
どちらかといえば、当てはまる
25.1
22.5
H25
中学校 H26
18.7
37.2
20
11.2
28.1
14.2
29.5
34.7
0
当てはまらない
25.7
35.1
17.2
H25
どちらかといえば、当てはまらない
37.9
14.5
31.3
40
16.6
60
80
100
(%)
○新聞【児童生徒質問紙】
・新聞を読んでいますか
ほぼ毎日
小学校 H26
10.1
週に1~3回程度
17.2
12.2
H25
中学校 H26
8.2
10.3
H25
0
月に1~3回程度
ほとんど・全く読まない
22.3
19.6
13.3
50.2
22.2
45.9
19.1
15.3
20
59.1
18.9
55.2
40
60
80
100
(%)
8