研究用試薬・機器・受託サービス トランスフェクション 特集 低価格、高効率、低細胞毒性のトランスフェクション試薬をご紹介します。 私たちアプロサイエンスは、全てのバイオ研究者にご使用いただけるサービス・製品のラインナップを取り揃えるべく日々邁進しています! Avalanche™トランスフェクション試薬選択ガイド Cell specific アプロサイエンスでは下記のトランスフェクション試薬を取り揃えています。 目的に合わせて試薬を選択いただけます。 製品名 アプリケーション Omni 広範な細胞株に使用可能 Primary Cell 初代細胞用 細胞ごとに33種類の試薬 Cell Line 細胞株用 細胞ごとに147種類の試薬 PRO in vivo サンプル 困難な細胞への トランスフェクション DNA siRNA Co-Transfection タンパク質発現用 DNA,shRNA,siRNA オリゴヌクレオチド, Co-Transfection in vivo用 ○ → P2 ○ → P3 ○ → P3 ー → P4 ー → P4 Avalanche™ シリーズはEZ Biosystemsの商標です Avalanche™ シリーズ 特徴 特長 1 特長 2 特長 3 低 低価 低価格 必要な 必 必要な試薬は他社に比べ約半分! な 高効率・低細胞毒性 高効 高 効率 脂質、ポリマー、デンドリマーなど独自の組成 動 動物 動物由来成分フリー 物由 広範な細胞株用のトランスフェクション試薬 Avalanche™-Omni Transfection Reagent 低価格のトランスフェクション試薬です。 ● 独自の脂質-ポリマー比で高効率・低毒性を実現 製品名 ● 低コスト。必要な試薬は他社に比べ約半分! (24wellプレートで3500回分、6wellプレートで700回分) ● DNA、siRNA、co-transfectionに使用可能 製品コード 包装 価格(税別) EZT-OMNI-1-0.75 0.75mL ¥58,000 EZT-OMNI-1-1.5 1.5mL ¥87,000 EZT-OMNI-1-7.5 7.5mL ¥326,000 Avalanche™Omni Transfection Reagent ● トランスフェクションが困難な細胞に使用可能 ● 血清存在下で使用可能 他社トランスフェクション試薬との比較 各社トランスフェクション試薬を用いてeGFP発現ベクターをNIH3T3細胞へトランスフェクションしました。 Avalanche™-Omni Transfection Reagentは他社トランスフェクション試薬に比べ、 高効率、 高生存率でトランスフェクションできることが確認で きました(図A、 B)。 また、 1回当たりのコスト(※) も最も低く、 経済的です(図A)。 80円/回∼ 125.3円/回∼ 103.3円/回∼ 14.5円/回∼ A. eGFP発現ベクターを導入したNIH3T3細胞 B. 遺伝子導入効率、細胞死率と平均蛍光強度 ※24wellプレートを使用した場合の試薬使用量から算出 siRNAのトランスフェクション Avalanche™-Omni Transfection Reagentを用いて、 ヒト ROCK1遺伝子のsiRNA(10nM)をHeLa細胞へトランスフェ クションしました。 アクチンストレスファイバーをFITCでラベルしたファロイ ジンで染色したところ、 siRNA未導入の細胞(図左)に比べ ROCK1 siRNAを導入した細胞(図右)はストレスファイバー パターンが破壊されていることが確認できました。 siRNA未導入の細胞 EZ biosystemsはアメリカのメリーランド州にある、 トランスフ ェクションや遺伝子発現に関する製品を開発・製造・販売して いる企業です。 EZ biosystemsのR&Dチームには化学、 細胞、 脂質、 物理、 分子 生物学など様々な学問分野の専門家が揃っており、 安価で高 品質な製品の開発を目指しています。 アプロサイエンスは2014年、 EZ biosystemsと日本国内では初 めて業務提携を結び、 優れた製品を日本国内へ紹介していま す。 siRNA導入細胞 細胞別のトランスフェクション試薬 Avalanche™-Cell Specific Transfection Reagent 180種類の細胞別試薬をラインナップ!細胞に最適な試薬を選択できます。 ● 独自の脂質-ポリマー比で高効率・低毒性を実現 ● 使用する細胞に最適化された試薬 (初代細胞:33種類、細胞株:147種類) ● DNA、siRNA、co-transfectionに使用可能 ● 低コスト ● 動物由来成分不含 細胞種、 価格はホームページをご覧ください。 http://aproscience.com/ なぜ細胞によってトランスフェクション試薬が違うの?? 現在市販されている多くのトランスフェクション試薬は数種類のよく使用される細胞に最適化されています。 そのため、 使用する細 胞によってはトランスフェクション効率が低くなったり、 細胞毒性が高くなったりする可能性があります。 また、 プロトコールを最適 化するために様々な検討を行う必要があります。 トランスフェクション効率に影響を与える因子 トランスフェクション試薬の性質 細胞の性質 ・核酸との複合体が細胞に取り込まれやすいサイズである ・複合体表面の正電荷が適切である(Zeta Potential) ・複合体が効率的に細胞表面に結合できる ・効率的に細胞質に移動できる ・リソソーム中の酵素によって核酸が分解されるのを防ぐ ・エンドソームから核酸を効率的に放出できる ・効率的に核へ輸送される(プラスミドDNA) ・細胞の状態 ・細胞表面のグリコサミノグリカン(GAG)のタイプ ・エンドサイトーシスの強さ 一般的に、 浮遊細胞、 初代細胞、 幹細胞はトランス フェクション困難な細胞です。 Avalanche™-Cell Specific Transfection Reagentシリーズは お使いの細胞に最適なトランスフェクション試薬をご提案します! EZ Biosystemsでは、 脂質、 ポリマー、 ペプチド、 デンドリマー、 リン酸カルシウムなど正電荷を持つ分子を独自の組成で配合 した172種類のトランスフェクション試薬をデザインし、 細胞ごとにスクリーニングしています。 さらに、 細胞ごとにプロトコールが最適化されているため、 トランスフェクション試薬と核酸の比率を検討する必要はありま せん。 MEF Avalanche™ Transfection Reagentのスクリーニング タンパク質発現用トランスフェクション試薬 Avalanche™-PRO Transfection Reagent 組み換えタンパク質を高発現! ● 組み換えタンパク質高発現用トランスフェクション試薬 製品名 ● 低コスト ● 様々なタンパク質発現用培地が使用可能 Avalanche™PRO Transfection Reagent ● スケールアップしても発現量が下がりません 製品コード 包装 価格(税別) EZT-PROT-1-1.5 1.5mL ¥88,000 EZT-PROT-1-10 15mL ¥600,000 ● 動物由来成分不含 どんな培地でも高発現! FreeStyle™ CHO-S細胞を用いヒトIgGプラスミドDNAをトラン スフェクションしました。 トランスフェクション試薬は Avalanche™ -PRO Transfection Reagent(EZ Biosystems)と Freestyle™ MAX(Life technologies)を用いました。 培養は 24well deep well shakerで行い、 8種類の培地中でタンパク質 発現を行いました。 使用した培地は下記の通りです。 ・ProCHO™5 medium (Lonza) ・PowerCHO 2 CD medium (Lonza) ・HyCell* CHO Medium (Thermo Scientific) ・FreeStyle™ CHO Expression medium (Life Technologies) ・Cellvento™ CHO-100 (EMD Millipore) ・BD Select™ CHO medium (BD Biosciences) ・BD Select™ CD1000 medium (BD Biosciences) ・EX-CELL™ CD CHO-2 Medium (Sigma-Aldrich) Avalanche™-PRO Transfection Reagentを用いて発現させた 場合、 いずれの培地においても高いタンパク質発現量を示し ました。 in vivo用トランスフェクション試薬 Avalanche™-in vivo Transfection Reagent 炎症反応が起こりにくいトランスフェクション試薬です。 ● in vivo用トランスフェクション試薬 ● DNA、shRNA、siRNA、オリゴヌクレオチドを 効率的に運搬 ● 肺、肝臓、腎臓、すい臓、脾臓、一部のがん細胞に 投与可能 製品名 製品コード 包装 価格(税別) Avalanche™in vivo Transfection Reagent EZT-VIVO-1-0.2 0.2mL ¥94,000 EZT-VIVO-1-0.6 0.6mL ¥220,000 ● 低い炎症反応 co-transfection可能! pGL3コントロールベクターおよびpRL-SV40プラスミド (Promega)をsiRNAと一緒にマウスへco-transfectionしました。 トランスフェクション後、 マウスの各組織を採取し、 RNA干渉を 調べました。 その結果、 各組織においてRNA干渉が確認できました。 2つのプラスミドはそれぞれP. pyralis luciferase+(Pp-luc+)とR. reniformis luciferase(Rr-luc)を含んでおり、 Pp-luc+とRr-lucの活性 比率を算出することによってマウス間のトランスフェクション効率の 差を補正しています。 研究用試薬・機器・受託サービス 株式会社 アプロサイエンス 088-683-7211 お問合せ:tel. [email protected] http://aproscience.com/ 本社 〒771-0360 徳島県鳴門市瀬戸町明神字板屋島124-4 TEL:088-683-7211 FAX:088-683-7212 東京営業所 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-34-7 TEL:03-6272-9301 FAX:03-6272-9302 注意事項 ※希望販売価格は参考であり、販売店からの販売価格ではありません。記載の希望販売価格は2014年6月1日現在の希望販売価格です。予告なしに改定される場合がありますので、 ご注文の際にご確認ください。 ※掲載の商品は、全て 「研究用試薬」 です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用には使用しないよう、十分ご注意ください。
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