釧路市くしろともに創りあげる社会をめざして Vol. 46 男女いきいき参画通信発行日：平成 26 年 3 月 25 日〒085-8505 釧路市黒金町 7 丁目 5 番地 ℡ 31-4504 Fax 23-5220 釧路市総合政策部市民協働推進課平成 24 年 10 月に実施した標記調査につきまして、調査項目ごとに結果概要をお知らせします。今回は、「人権について」です。【ＤＶ、デートＤＶ、セクシュアル・ハラスメントについて】 ●ＤＶ、デートＤＶ、セクハラそれぞれについて、身近で見聞きしたことがあるかという質問には、いずれも４～５割の人が「身近に被害を受けた人はいない」と回答していますが、ＤＶについては９．４％の女性が、デートＤＶについては４．１％の女性が、セクハラについては１１．６％の女性が「自分が直接被害を受けたことがある」と回答しています。前回の調査と比較すると、ＤＶについては１３ポイント、セクハラについては２ポイント下回る結果となっています（デートＤＶについては前回調査の項目に入っていません）。問あなたはＤＶ（ドメスティック・バイオレンス、配偶者などからの暴力）、デートＤＶ（若者の間で交際相手からふるわれる暴力）やセクシュアル・ハラスメント（セクハラ、性的嫌がらせ）について身近で見聞きしたことがありますか。自分が直接被害を受けたことがある被害を受けた人を知っている言葉自体を知らない無回答相談を受けたことがある身近に被害を受けた人はいない自分が加害者になったことがあるＤＶ 2.4 0.2 女性 9.4 6.3 10.9 37.0 0% 10% 33.7 1.2 0.6 2.1 男性 3.0 7.8 48.5 20% 30% 40% 36.8 50% 60% 70% 80% 90% 100% 90% 100% 90% 100% デートＤＶ 2.7 女性 4.1 男性 0.6 3.9 0% 4.8 0.2 3.9 0.3 4.8 39.2 46.7 10% 20% 30% 40% 50% セクハラ女性男性 10% 43.7 70% 80% 1.7 1.0 1.9 3.6 11.6 0.9 5.1 6.6 0% 60% 45.0 37.3 42.9 0.6 0.3 46.4 20% 30% 40.1 40% 50% 60% 70% 80% ●被害にあったときどこ（誰）に相談するか聞いたところ、全体的にみると「家族」が４１．５％、「友人・知人」が３７．１％、「公的な相談機関」が３１．０％、「警察、弁護士」が２６．４％となっています。【裏面へ続く】 ●女性に対する暴力をなくすためにはどのようにしたらよいと思うかという質問（複数回答）への回答では、「被害女性のための相談機関や保護施設を整備する」が５４．４％と最も高く、次いで「捜査や裁判などにおける担当者に女性を増やすなど、被害女性が届けやすい環境をつくる」が５４．１％、「法律・制度の制定や見直しを行う」４６．４％、「犯罪の取り締まりを強化する」４６．３％の順に高い割合でした。 ※報告書を希望される方は、市役所市民協働推進課（℡３１－４５０４）までご連絡ください。～*_*~*-*_*-*~*-*_*-*~*-*_*-*~*-*_*-*~*-*_*-*~*-*_*-*~*-*_*-*~*-*_*-*~*-*_*-*~*-*_*-*~*-*_*-*～くしろ男女平等参画プランの中間見直しに対するパブリックコメントへのご意見ありがとうございました釧路市では、平成２０年３月に平成２０年度～２９年度を計画期間とする「くしろ男女平等参画プラン」を策定しました。今年度はプランの中間見直しの時期となり、市民の皆さんにご協力いただいた市民意識調査の結果や社会情勢の変化等を踏まえ、中間見直し（案）を作成いたしました。平成２６年１月２９日～２月２７日の間に、中間見直し（案）に対するパブリックコメント（市民意見提出手続）を行い、６件のご意見をいただきました。ご協力ありがとうございました。今後、いただいたご意見等を参考にした上で中間改定版（冊子）を作成する予定です。冊子につきましては、市内の各公共施設にも配置する予定ですので、その際には改めてお知らせいたします。 ※くしろ男女平等参画プランに関するお問い合わせは、市役所市民協働推進課（℡３１－４５０４）へ～*_*~*-*_*-*~*-*_*-*~*-*_*-*~*-*_*-*~*-*_*-*~*-*_*-*~*-*_*-*~*-*_*-*~*-*_*-*~*-*_*-*~*-*_*-*～ ☆ こんな本・あんな本～「男女平等参画」を知る・読む・感じる～「手仕事」で夢をかなえる女性たち塩沢槙著／淡交社発行 ☆ 凛とした「女性の基礎力」坂東眞理子著／暮しの手帖社発行物づくりをライフワークとし、生計を立てて職業人として、家庭人として、社会人としている女性たち２４人の作品と人生を紹介。現代生きていく上で知識やスキルは欠かせません。ものの作家から、伝統工芸職人まで幅広く取り豊かな人間関係を築く上で礼儀や思いやりも大上げています。好きなものを作り出す楽しみと切です。女性が豊かに生きるには周りの意見に喜び、生み出す苦しみと厳しさなど、物づくり動かされず、自分で判断し行動する「女性の基の世界でいきいきと生きる女性たちから、女性礎力」が不可欠です。自分の行動、生き方に信の夢、天職について考えることができる１冊。念を持ち強く、しなやかに生きるための指南書。【市立釧路図書館からのお知らせです】