「大阪市配偶者暴力相談支援センターにおけるDV等の相談対応及びDV等により緊急 一時的に保護された被害者等に対する支援業務委託」公募型プロポーザル企画提案 募集要項 平成 26 年 12 月 12 日 大阪市市民局長 谷川 友彦 1 事業の目的 近年増加傾向にあり、内容も多様化・複雑化するDV被害者及びストーカー被害者か らの相談に円滑に対応し、また緊急一時的な保護施設入所者に対してカウンセラー、ケ ースワーカー及び通訳者を派遣することにより、DV等の被害者の救済を図り自立を支 援することを目的とする。 2 事業名称 大阪市配偶者暴力相談支援センターにおけるDV等の相談対応及びDV等により緊急 一時的に保護された被害者等に対する支援業務 3 業務の概要 (1)大阪市配偶者暴力相談支援センターにおける電話相談 専用電話にかかってきた電話に対応し、必要な助言、法制度の教示及び関係対応 機関の案内等を行う。 (2)DVにより緊急一時的に保護された被害者等に対する支援業務 DVにより緊急一時的な保護施設に保護された入所者に対して、自立に向けた支 援業務を提供するとともに心理的な負担を軽減するためのカウンセラーの派遣を行 う。 ※ 業務の詳細は、 「仕様書」のとおりとする。 4 委託期間 平成 27 年4月1日から平成 28 年3月 31 日まで 5 委託金額 (1)金 17,760,600 円(消費税及び地方消費税 8%を含む)を上限とする。 ※ 交通費、事業実施に必要な備品等の調達費用及び通訳者派遣にかかる経費は これに含むものとする。 1 6 選定方式 選定方式は、本業務の実施にあたっての提案を求め、その内容等を総合的に比較検討 し、最も適格と判断される団体・企業・NPO等を選定する公募型プロポーザル方式と する。 7 担当 〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番 20 号 大阪市市民局ダイバーシティ推進室男女共同参画課(市役所4階北側) 辻井、成吉 電話 06-6208-9156、9157 FAX 06-6202-7073 8 公募型プロポーザル参加資格 公募型プロポーザル参加申出時において、次に掲げる条件の全てに該当し、 「大阪市市 民局業務委託等の契約に係る業者資格審査委員会」においてその資格を認めた者は、本 案件についての公募型プロポーザルに参加することができる。 (1)地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の 11 第1項において準用す る同令第 167 条の4の規定に該当しない者であること。 (2)平成 26 年 12 月1日現在において、引き続いて1年以上営業等を行っており、か つ納税義務者にあっては、直近2箇年の消費税及び地方消費税、市町村民税及び固 定資産税を完納していること。 (3)大阪市競争入札参加停止措置要綱に基づく停止措置を受けていないこと。 (4)大阪市契約関係暴力団排除措置要綱に基づく入札等除外措置を受けていないこと 及び同要綱別表に掲げるいずれの措置要件にも該当しないこと。 (5)宗教活動や政治活動を主たる目的とした団体でないこと。また、特定の公職者(候 補者を含む)または政党を推薦、支持、反対、することを目的とした団体でないこ と。 (6)公共の福祉に反する活動をしていないこと。 (7)上記(1)から(6)の条件を満たす団体同士の共同体での申請は、以下の要件 をすべて満たしているときに限り可能とする。 ア 各事業者は、共同体の代表となる事業者(代表者)を決め、代表者が全体の意 思決定、管理運営等にすべての責任を持つこと。なお、代表者は、業務の遂行に 責任を持つことのできる事業者とすること。 イ 申請書提出後、代表者及び構成員の変更は原則認めない。 ウ 代表者とならない事業者にあっては、代表者に代表権を委任する旨が記載され ている委任状を提出すること。 エ 参加申出時に協定書の写し(様式自由)を併せて提出すること。なお、協定書 2 には、共同体の構成員、代表者、役割分担、組織運営に関する事項等が詳細かつ 明確に記載されていること。 オ 単独で応募した事業者は、共同体の構成員となることはできない。 カ 共同体の各構成員が他の共同体の構成員として本事業に応募することはできな い。 (8)「公募型プロポーザル実施説明会」に参加すること。なお、共同体の場合は、代 表者の参加を要する。 9 申請の手続き 受付等の時間については、いずれも提出期限までの本市の休日を除く毎日、午前9時 から午後5時 30 分まで(ただし、午後0時 15 分から午後1時までを除く。 ) (1)募集要項等の配布 市民局のホームページからダウンロードができるほか、上記7の担当においても 配布する。 (2)質問事項の受付、締切及び回答について 質問は書面を持参又はFAXにより提出すること。提出先は上記7の担当に同じ とする。質問の受付は、平成 26 年 12 月 26 日(金)午後5時 30 分必着とする。締 切以降の質問については受け付けない。受け付けた質問については、平成 27 年 1 月 8 日(木)実施の公募型プロポーザル実施説明会において回答する。 (3)公募型プロポーザル実施説明会 ア 日時 平成 27 年 1 月 8 日(木)午後1時 30 分(受付は午後1時開始) イ 場所 市民局第4会議室・第5会議室 ウ 参加申込 説明会参加申込書を上記7の担当まで持参又はFAXにより提出 すること。なお、FAXによる場合は、確認電話を行うこと。 エ 申込締切 平成 26 年 12 月 26 日(金)午後5時 30 分必着 (4)プロポーザル参加申込 次のアに掲げる書類を、イの提出期限までに上記7の担当まで持参すること。郵 送等他の方法による提出は認めない。 ア 提出書類 (ア)公募型プロポーザル参加申出書(様式1) (イ)事業概要(団体の業務内容がわかるもの) (様式自由) (ウ)登記簿謄本又は登記事項全部証明書(法人の場合。提出前3箇月以内に発 行されたもの:写し可) (エ)申請内容確認書(実印押印 要) (様式2) (オ)印鑑証明書(提出日前3箇月以内に発行されたもの:写し不可) (カ)使用印鑑届(様式3) 3 (キ)団体目的等についての誓約書(様式4) (ク)委任状(様式5) (ケ)協定書(共同体の構成員、代表者、費用の分担や組織運営に関する事項等 を記載したもの) (様式自由) (コ)税務署が発行する消費税及び地方消費税の納税証明書(提出日前3箇月 以内に発行されたもの:写し可)(税務署の様式その3、その3の2、その 3の3、その1のいずれかの様式で提出すること。但し、様式その1によ り提出する場合は、直近2箇年分の納税が確認できるものであること) (サ)直近2箇年の市町村民税並びに固定資産税の納税証明書(提出日前 3 箇 月以内に発行されたもの:写し可)ただし、営業が2年未満の者もしくは 非課税で本証明書が2箇年分提出できない場合は、その旨を記載した理由 書を提出すること。 ※ 平成 25・26 年度入札参加有資格者名簿に登録されている者については、 (ウ) 、 (エ)、(オ)、 (カ)、(コ)及び(サ)は省略できるものとする。なお、上記 名簿に登録されていない者であっても、提出日から前3箇月以内に市民局に おいて、他のコンペもしくはプロポーザルに参加申請を行い、かつコ・サを 提出済みの者はその旨を上記(ア)の公募型プロポーザル参加申出書に記載 することによって、省略できるものとする。また、共同体でない場合は、ク・ ケは提出不要とする。 イ 提出期限 平成 27 年1月 19 日(月)午後5時 30 分必着とする。 ウ 提出場所 「7.担当」に同じ。 エ 提出部数 各1部。 オ 提出方法 提出期限までに提出場所に持参して提出すること。郵送、FAX及びメールに よる提出は認めない。なお、提出書類の作成及び提出にかかる費用は、提出者の 負担とする。 10 公募型プロポーザル参加申出書の取扱いについて 受付後の公募型プロポーザル参加申出書の撤回は認めない。なお、申出書類は他の目 的では使用しない。 (ただし、大阪市情報公開条例(平成 13 年大阪市条例第3号)に基 づく公開を除く) 4 11 参加資格審査の結果通知 (1)公募型プロポーザル参加指名通知書は、平成 27 年1月 27 日(火) (予定)に交付 する。 (2)公募型プロポーザル参加の資格要件を満たしていなかった者に対しては、その理 由を付した通知書を交付する。 12 企画提案書等の提出 (1)提出書類 ア 以下の点を盛り込んだ事業の実施方針 (ア)被害者支援業務に携わる基本的スタンス。相談者・被害者に対して、どの ような点に留意して対応するのか。 (イ)二次被害(相談対応時等に被害者をさらに傷つけてしまうこと)防止のた めに、どのような対策を講じるのか。 (ウ)被害者支援のための支援制度に関する情報収集・知識の蓄積はどのように 行うのか。 (エ)今まで、主にどのような業務を実施してきたのか。また、今回の事業に対 してそれらの業務経験をどのように活用することができるのか。 (オ)個人情報保護のために特に講じている措置はどのようなことか。 (カ)本事業の目的を達成するための事業者の創意工夫、成果目標及び成果の検 証方法を提案すること。なお、検証については少なくとも四半期ごとに行え るものであること。 イ 事業の実施体制 相談事業、ケースワーカー派遣事業、カウンセラー派遣事業、通訳者派遣の個々 について運営のための人員、体制を記載すること。あわせて、どのような専門的 知識・経験を有した担当者が従事する予定なのかを記載すること。 ウ 所要経費・積算見積 ※ ア・イ・ウとも様式は自由だが、A4縦長横書・両面とする。 (2)提出部数 提出部数は、10 部とする。うち、1部のみに表紙及び経費見積書に大阪市への届 出印を押印し、残り9部については、事業者名を記載せず、押印もしないで提出す ること。 (3)提出期限 平成 27 年2月 10 日(火)午後5時 30 分(必着) 。 5 (4)提出場所 「7.担当」に同じ。 (5)提出方法 持参して提出すること。郵送、FAX及びメールによる提出は認めない。なお、 提出書類の作成及び提出にかかる費用は、提案者の負担とする。また、同一事業者 からの複数の提案は認めない。 (6)その他 提出後の追加及び変更は認めない。なお、申出書類は他の目的では使用しない。 (た だし、大阪市情報公開条例に基づく公開を除く) 13 公募型プロポーザル参加の無効 申出書類に虚偽の記載をした者、並びに公募型プロポーザル参加申出期限より選定会 議開催日までの間において、大阪市競争入札参加停止措置要綱に基づく停止措置及び大 阪市契約関係暴力団等排除措置要綱に基づく入札等除外措置中の者の公募型プロポーザ ル参加は無効とする。 14 プレゼンテーション 「12 企画提案書等の提出」により提出した提案書に基づき、提案者によるプレゼンテ ーションを実施する。 (1)開催日時 別途通知する。 (平成 27 年2月下旬予定) 時間厳守とし、指定された開始時間に遅れた者は失格とする。 (2)開催場所 本市指定場所。 (3)その他 プレゼンテーションは、非公開で行う。 プレゼンテーションに必要な資料は紙媒体で準備することとし、プロジェクター 等投影機器を使用したプレゼンテーションは不可とする。 15 実施事業者の選定 (1)実施事業者の選定は、選定会議からの意見を受けて行う。 (2)審査の基準 選定会議各構成員の評価点は 100 点満点とし、配点は以下のとおりとする。 ア 事業の実施方針 50 点 イ 事業の実施体制 30 点 ウ 所要経費の妥当性 20 点 6 (3)審査結果の通知 結果については、すべての提案者に対し、審査結果通知書にて通知する(2月下 旬予定) 。審議内容に関する異議については、一切認めない。 16 実施事業者の失格事由 次のいずれかに該当した者は失格とする。 (1)上記「8 公募型プロポーザル参加資格」の要件を満たさない者。 (2)参加申込書を提出した日から選定会議において選考が終了するまでの間に選定委 員又は大阪市市民局ダイバーシティ推進室男女共同参画課に不正な接触を行った者。 (3)提出書類に虚偽の記載をした者。 (4) 「5 委託金額」で定める上限額を超える提案を行った者。 17 契約に関する基本事項 (1)契約方法 選定会議で選定された最も優れた提案の提出者と委託契約を行う。契約手続は、 大阪市契約規則(昭和 39 年大阪市規則第 18 号)に定めるところによるものとし、 本市は契約締結後においても受託者が本提案における失格事由又は不正と認められ る行為が判明した場合は、契約の解除ができるものとする。 (2)契約の締結 契約の締結は、平成 27 年度予算が発効したときとする。契約締結時には、消費税 率8%での契約とする。 (3)契約内容 契約内容は、仕様書及び企画提案書に基づき決定する。ただし、提案内容(事業 実施経費を含む)は、受託者が実現を約束したものとみなす。 (4)契約書 大阪市契約規則の定めるところによる。 (5)再委託の禁止 ア 本受託業務における「主たる部分」とは次に掲げるものをいい、受注者はこれ を再委託することはできない。 受託業務における総合的企画、業務遂行管理、業務の手法の決定及び技術的判 断等。 イ 受注者は、コピー、ワープロ、印刷、製本、トレース、資料整理などの簡易な 業務の再委託にあたっては、発注者の承諾を必要としない。 ウ 受注者は、ア及びイに規定する業務以外の再委託にあたっては、書面により発 注者の承諾を得なければならない。 なお、元請け契約金額が 1,000 万円を超え契約の一部を再委託しているものにつ 7 いては、再委託相手先、再委託内容、再委託金額を公表する。 エ 地方自治法施行令第 167 条の2第1項第2号の規定に基づき、契約の性質又は 目的が競争入札に適さないとして、随意契約により契約を締結した委託業務にお いては、発注者は、前項に規定する承諾の申請があったときは、原則として業務 委託料の3分の1以内で申請がなされた場合に限り、受諾を行うものとする。た だし、業務の性質上、これを超えることがやむを得ないと発注者が認めたとき、 又は、コンペ方式若しくはプロポーザル方式で受注者を選定したときは、この限 りではない。 オ 受注者は、業務を再委託に付する場合、書面により再委託の相手方との契約関 係を明確にしておくとともに、再委託の相手方に対して適切な指導、管理の下に 業務を実施しなければならない。 なお、再委託の相手方は大阪市競争入札参加停止措置要綱に基づく停止措置期 間中の者、又は大阪市契約関係暴力団排除措置要綱に基づく入札等除外措置を受 けている者であってはならない。 (6)契約保証金 ア 契約保証金 免除 イ 保証人 否 (7)損害賠償 本市は、受託者の本業務委託の結果に関し、受託者に対し、受託者の責に帰すべ き事由により被った損害について、損害賠償請求をすることができる。 (8)成果目標の達成にかかる契約金額への反映等について 成果目標と検証方法については、企画提案に基づき別途サービス水準合意書を結 ぶこととする。 契約金額のうち5%については成果目標の達成状況に応じて支払うこととし、目 標を達成できなかった場合には、契約金額を減額変更することとする。減額変更に おける支払額への反映は、別途本市と協議の上、支払いに関する特記事項を定める こととする。 18 その他 (1)すべての提出物は返却しない。 (2)提出書類は、業者選定の用以外に使用しない。 8 【参考】 過去の実績 平成 23 年度(H23.4.1~H24.3.31) ・電話相談件数 451 件(H23.8.1~H24.3.31) ・カウンセラー 1か月 56 時間 派遣先:緊急一時保護委託先 市内相談所 ・ケースワーカー 週5回2名以上 派遣先:緊急一時保護委託先 ・通訳派遣 7回 3カ国語 (韓国・中国・ロシア語) 1回平均 約3時間 30 分 平成 24 年度(H24.4.1~H25.3.31) ・電話相談件数 897 件 ・カウンセラー 1か月 56 時間 派遣先:緊急一時保護委託先 市内相談所 ・ケースワーカー 週5回2名以上 派遣先:緊急一時保護委託先 ・通訳派遣 13 回 4カ国語 (ベトナム・中国・韓国・フィリピン語) 1回平均 約2時間 30 分 平成 25 年度(H25.4.1~H26.3.31) ・電話相談件数 1019 件 ・カウンセラー 緊急一時保護委託先へ 月~金曜日のうち2日間 各日 9:00~17:30 の間の6時間 市内相談所 週1回3時間 各日1名 ・ケースワーカー 緊急一時保護委託先へ 月~金曜日 各日 9:00~17:30 の間の6時間 各日2名 平成 26 年度(H26.4.1~H27.3.31) ・電話相談件数 659 件(9 月末まで) 9 ・カウンセラー 緊急一時保護委託先へ 月~金曜日のうち2日間 各日 9:00~17:30 の間の6時間 市内相談所 週1回3時間 各日1名 ・ケースワーカー 緊急一時保護委託先へ 月~金曜日 各日 9:00~17:30 の間の6時間 各日2名 10
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