日本企業の対仏投資、 フランスとアフリカの関係の現状 2014年6月4日 フランス・ビジネスセミナー 「 フランスはアフリカ市場参入へ格好の拠点 」 対仏投資庁日本事務所代表 クリストフ・グリニョン www.investinfrance.org / www.sayouitofrance-innovation.com Titre du document 2 第1部 フランスとアフリカの関係の現状 Titre du document 3 1. 経済的な緊密性: フランスの経験値と地理的近接性 • フランスの豊かな経験 → アフリカ大陸での長い歴史 → 仏企業62 000社が進出 → フランスからアフリカへの輸出 は年々拡大 → アフリカで活発な仏大企業 → アフリカに詳しい専門家 • 地理的に近接 → アフリカへの交通網は発達しており、非常に便利: → 航空網(パリ:エアライン10社により42都市へ就航、年間乗降 客数1700万人) → フランスの7つの港湾より、アフリカ向けの定期便 Titre du document 4 2. フランスとアフリカ: 活発な貿易 フランスからアフリカへの輸出: 2013年、280億ユーロで年々増えている。 世界への輸出と比較して10年間で2倍の速さで成長(+52%) アフリカへの輸出国として第1位 アルジェリアはフランスの輸出先として第14位、日本11位、ブラジル17位。 国 輸出の割合 ドイツ 2% 英国 3% イタリア 5% 中国 4% 米国 2% 日本 1,6% カナダ 0,8% フランス 7% フランスからの主な輸出は: - 製造業向け設備・機器 - 医薬品 - 食品・農産物 Titre du document 5 3. 経済面での関わり: アフリカのビジネス環境 • 通貨: 1999年より、CFAフランはユーロに連動; 仏財務局により価値が保証されている; 15カ国で流通 • 税務 アフリカの税制はフランスの税制がモデル; フランスはアフリカ29カ国と租税協定; フランス法人からの投資は、法的にも税務 面でも安全性を高められる。 Titre du document 6 4. 公的制度に関するつながり: アフリカ在仏公館と法律 2. TITRE DE LA DIAPO • アフリカの在仏公館数 → 大使館 40 → 総領事館 31 、領事館 15 → 名誉領事館 58 在仏アフリカ公館の数が多いことは、仏ア フリカ間の緊密性を示している • 法律制度 - アフリカの多くの国の法制度は、フランス法をモ デルとして作られた(会社法、商法など); - フランスからビジネス展開がしやすい Titre du document 7 5. 文化的な強いつながり: フランス語圏 フランス語: - 公用語 - ビジネス用語 → 30カ国で通用 → アフリカでは1億人がフランス 語を話す アフリカの多くの国が、フランコフォニー国際機 関(OIF)に属する: - フランス語を擁護; - フランス語圏の国家間での交流を促進 Titre du document 8 6. 文化的な強いつながり: 学術交流とメディア • フランスには、アフリカから120 000人の留学生 • アフリカからの留学先として第1位 (後に南アフリカ、 英国と続く) • アフリカ出身の卒業生を採用しやすい • アフリカのリーダーの多くはフランスに留学 • 文化的近接性 • 北アフリカと西アフリカでは最も視聴されている TVチャンネルは、フランスのTV5とFrance24。 経済分野のメディアは主にフランス語。 Titre du document 9 7. マルセイユ: アフリカへ開かれた都市 アフリカへのアクセス - アフリカへ週125便の定期便 - マルセイユ港、フランス第2位の港湾 - 地中海の『データハブ』 (海底ケーブルによる超高速通信網) マルセイユ、地中海の都市 - アフリカと文化・歴史関係が強い - パリに次いで、アフリカの在仏公館の数は最も多い - 栄えたビジネス・貿易のネットワーク:アフリカ・地中海周囲の専門機関 - 国際的なイベント: 地中海経済週間 7月14日よりマルセイユの代表団が来日し、企業訪問を行います。 Titre du document 10 補足資料: フランス語圏のアフリカ諸国 Titre du document 11 補足資料: CFAフランスが流通している国 ベナン ブルキナ・ファソ カメルーン コモロ コンゴ コートジボアール ガボン ギニアビサウ ニジェール 中央アフリカ共和国 セネガル チャド トーゴ Titre du document 12 第2部 日本企業の対仏投資 Titre du document 13 1. 対仏投資庁のサービス 投資環境のご案内 物件のご紹介 専門家のご紹介(法務、税務、人材) 各種財政支援条件等の確認 パートナー企業ご紹介/ 現地視察のアレンジ 地方経済開発局との連携により 企業に中立的な情報提供 秘密厳守であり無償の公的支援 パリを本部として 世界に23の事務所 Titre du document 14 2. 2013年 対仏投資国第6位の日本 約450社 約700拠点 (対仏投資庁調べ) 累計 約71 500人の 雇用を創出 2012年 約700人の新規雇用を創出 日本企業の対仏進出は1970年代より 1990年以降、対仏進出が増加 (20年間で、100社から450社へ) Titre du document 15 3. 日本の対仏投資(累計雇用数)進出地方 イルドフランス 北フランス ローヌアルプ で2/3を占める 出典 : フランス進出企業 アンケート調査 2013(2012年末データ) 在日フランス大使館 対仏投資庁 日本事務所 Titre du document 16 4. 日本は対仏投資国 第6位(2013年) プロジェクト数 35件 雇用創出数 993人 出典 : 対仏投資庁 Titre du document 17 ご清聴ありがとうございました 在日フランス大使館 対仏投資庁 日本事務所 〒106-8514 東京都港区南麻布 4-11-44 電話 03-5798-6140 ファックス 03-5798-6154 Eメール [email protected] ホームページ www.investinfrance.org
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