Q-800 デジタルレーザシェアログラフィ 非破壊検査システム (NDT)

Q-800 デジタルレーザシェアログラフィ
非破壊検査システム (NDT)
レーザシェアログラフィは、
複数のレーザとシェアリング干渉センサーを用いて、
構造体表面下の欠陥情報をその場で
イメージ化するシステムです。検査は光学的なアプローチなので、
検査対象に接触や破壊することなく使用することが
できます。
用途
・ 航空、宇宙、自動車、風力発電、軍事、鉄道、海洋、
土木 などで実績
・ コンポジット製品の研究/開発、製造、メンテナンス
など
・ 表層下の層間剥離(はがれ)、接着不良、接合不良、
しわ、衝撃ダメージ損傷などの検出
・ 複合/金属ハニカム、CFRP, GFRP、セラミックス、
金属、ゴム など
特長
・ 完全非接触で全視野測定、測定前の表面処理
必要なし
・ 検査時間数十秒の高速性
・ サブミクロンレベルの変形を捉える高感度
・ 幅広い材料に対応
・ ASNT, EN, NAS410, ASMEで認められた
NDT手法
シェアログラフィとは
検査対象物は、適当な負荷を受けると、その表面上に比例した非常に小さなひずみ/変形が誘発されます。
表面下の構造が、不連続である場合や欠損箇所がある場合、検査対象表面に発生するひずみ/変形が均一でなくな
り、
シェアログラフィイメージとして現れます。シェアログラフィは、ほぼリアルタイムで広い面積の検査対象物の表
面下に潜む欠損箇所を素早く効率的にイメージ化できる非破壊検査手法の一つです。
仕様
CCDカメラ
1392 × 1040 px
レンズマウント
C-マウント、ズーム f=1.4 / 6∼12 mm
検査速度
300 × 300 mmで 約20秒
検査エリア
300 × 200 mm (2レーザタイプ)
700 × 700 mm (4レーザタイプ)
1.2 × 1.2 m
(8レーザタイプ)
それ以上のエリア
(別途相談)
システム重量
センサー:∼約1.2 kg、本体:∼約25 kg
カメラヘッド サイズ
70 × 70 × 160 mm(W×H×D)
レーザ出力
@70 mW(最大 8 unit)
構成
Q-800センサーヘッド、 レーザユニット、 PC、 ISTRA 4Dソフトウェア