Ⅰ.CO・OP共済 《たすけあい》 ご契約のしおり 契約引受団体:日本コープ共済生活協同組合連合会 はじめに ●共済契約者にお渡しする書類 ご契約前または契約発効後にお渡しする書類は次の とおりです。 ご確認のうえ、 大切に保管してください。 <ご契約前> (毎年10月頃) □共済掛金払込証明書 年末調整、確定申告まで大切に保管してください。 <各コースの年齢満期を迎えるとき> □満期のご案内 満期後継続できるコースをご案内し、契約を継続いただく 場合に必要となる書類をお送りします。 <CO・OP共済ホームページ> http://coopkyosai.coop □重要事項説明書 ご契約のお申し込みにあたり特にご確認いただきたい内容 を記載したものです。 □パンフレットや保障表等 保障内容や共済掛金等を記載したものです。 <契約発効後> □共済証書 ご契約内容を記載したものです。共済証書の交付により契 約の申し込みを承諾したことを通知します。ご契約後のお 手続きの際は、共済証書を準備のうえご連絡ください。また、 共済証書に記載の住所、電話番号等に変更が生じた場合に はすみやかにご連絡ください。 ※個 人賠償責任保険に加入された方には、個人賠償責任保 険加入者証をお渡しします。 □ご契約のしおり 本冊子です。なお、記載内容に変更が生じる場合には、後 述する 「加入者ニュース」で案内します。 <年1回発送> (毎年7月頃) 重要事項説明書、 ご契約のしおりの他、 共済事業規約・ 細則や個人情報保護方針もご覧になれます。 ●CO・OP共済のご契約にあたって CO・OP共済はCO・OP共済を取扱う生協の組合員が利 用できる商品です。発効日(更新日)時点で契約者の範囲、 被共済者の範囲を満たさない場合は、ご契約が成立しませ んのでご注意ください。 ●主な共済用語 きょうさいしょうしょ 共済証書 きょうさいけいやくしゃ 共済契約者 CO・OP共済《たすけあい》の共済契約の保 障内容等の大切なことがらを記載したもので す(以下、共済契約は「契約」、CO・OP共 済《たすけあい》は「《たすけあい》」と表記) 。 契約引受団体と契約を結び、共済金を請求す る権利と被共済者の健康状態等の告知、共済 掛金の払込み等の義務がある方をいいます(以 下、共済契約者は 「契約者」と表記)。 □加入者ニュース 事業状況、商品改定内容等を掲載しています。必ず共済 証書、ご契約のしおりと一緒に大切に保管してください。 □割戻金のご通知 -1- -2- ひきょうさいしゃ 被共済者 かにゅうしゃ (加入者) きょうさいきん 共済金 うけとりにん 受取人 契約の保障の対象になる方をいいます。 共済金を請求して受け取る権利を持つ方をい います(以下、「受取人」と表記)。 契約者(被共済者)と婚姻関係にある方をい 契約者 います。婚姻関係には内縁関係を含みます。 ひきょうさいしゃ (被共済者) ただし、契約者(被共済者)または内縁関係 はいぐうしゃ にある方に戸籍上の配偶者がいる場合を除き の配偶者 ます。 ふようしゃ 世帯において主として生計を維持している方 扶養者 をいいます。 契約に基づき、保障に対して契約者が契約引 きょうさいかけきん 受団体に払込むお金のことをいいます(以下、 共済掛金 「掛金」と表記)。 きょうさいじゆう 共済金をお支払いする原因となる事象(死亡・ 共済事由 入院等)をいいます。 きょうさいきん 共済事由が発生した場合に、受取人にお支払 共済金 いするお金のことをいいます。 わりもどしきん 決算において剰余が生じた場合に、契約者に 割戻金 お支払いするお金のことをいいます。 契約者と被共済者には、契約の申込時に、告 知事項に正確に答える義務があり、このこと こくちぎむ を告知義務といいます。回答が事実と異なる 告知義務 場合、契約引受団体は告知義務違反として契 約を解除する場合があります。 こくちじこう 契約の申込時に、被共済者の健康状態等を確 告知事項 認するための質問事項をいいます。 契約の加入申込書を生協が受付した日をいい ます(以下、加入申込書は「申込書」と表記)。 もうしこみび 郵送で申し込む場合は「消印日」を申込日と 申込日 します。ただし、後納郵便等消印がない場合は、 生協が受付けた日となります。 契約が有効となること(保障が始まること) はっこう をいいます。契約が有効となる日のことを発 発効 効日といいます。 けいやくしゃ -3- きょうさいきかん 共済期間 まんきび 満期日 こうかい 更改 こうしん 更新 ほしょうきかん 保障期間 契約上の保障をする期間のことをいいます。 発効日から1年間です。共済期間の途中で契 約が終了(解約、解除、失効、消滅等)とな った場合は、その終了日までです。 共済期間が1年ごとに満了する日をいいます。 共済期間中に加入するコース(保障内容)を 変更することをいいます。 共済期間の終了後、引続いて契約を継続する ことをいいます。《たすけあい》は1年契約の 自動更新となります。 各コースの契約が継続できる期間のことをい います。保障期間中は契約が毎年自動的に更 新されます。保障期間終了時には、継続可能 な他のコースをご案内します。 ねんれいまんきび 年齢満期日・ 保障期間が終了する日をいいます。共済証書 まんきしゅうりょうび 満期終了日 にてご確認ください。 《たすけあい》を解約すると同時に、引続いて、 《あいぷらす》ゴールド 85 または《ずっと いこうけいやく あい》に申し込みをした場合、その契約を移 移行契約 行契約といいます。移行契約の掛金は、移行 契約の発効日における満年齢の掛金が適用さ れます。 発効日について、毎年(月)のその日付に対 応する日のことをいいます。つまり、その日 からちょうど1年目、2年目(または1ヵ月目、 はっこうおうとうび 2ヵ月目)等にあたる日のことをいいます。 発効応当日 例 え ば、2014 年 3 月 5 日 の 年 応 当 日 は、 2015 年3月5日、2016 年3月5日、 ・ ・ ・です。 月応当日は、2014 年4月5日、2014 年5月 5日、・・・です。 -4- 《たすけあい》の特長としくみ 1 《たすけあい》の特長としくみ 1-1.《たすけあい》の特長 《たすけあい》は、生協組合員とそのご家族の保障のために生 協が独自に開発した保障商品(厚生労働大臣の認可を得たコー かいやくへんれいきん プ共済連の商品)です。満期金、解約返戻金はなく、病気や事 故(ケガ)による入院・手術等の保障を中心に、日常のくらし の基礎的な保障を提供します。組合員どうしのたすけあいの気 持ちと声を形にした商品です。 1-2.《たすけあい》のしくみ (1)契約の引受 《たすけあい》の契約は、コープ共済連が引受けます。ご加 入の生協により、その生協が加盟する連合会とコープ共済連 が共同で引受け、各団体がそれぞれ共済金を支払う責任を負 います。コープ共済連および共同引受を実施する連合会は、 厚生労働大臣の認可を得て、契約の引受を行っています。 ※以下、コープ共済連および共同引受を実施する連合会を総 称する場合には「契約引受団体」と表記します。 ※共同引受の場合、共済証書に同封する「共同引受割合表」 に各契約引受団体の引受額を記載しています。 (2)《たすけあい》の事業規約 《たすけあい》の契約内容は、こども共済事業規約・細則、 生命共済事業規約・細則、および住宅災害共済事業規約・ 細則に定めています。ご契約のしおりでは、これらの内容 をわかりやすくいいかえ、要約してお伝えしています。共 済事業規約・細則の本文をご覧になりたい場合は、ご加入 の生協までご連絡ください。 ※共済事業規約・細則の本文はCO・OP共済ホームページ (http://coopkyosai.coop)でもご覧いただけます。 《たすけあい》には次のコースがあります。 ジュニア 18 コース 女性コース 医療コース ベーシックコース ウェルカムコース 一般コース ケガ通院コース J1000 円・J1600 円 *・ J2000 円・J1900 円コース L2000 円・L3000 円・L4000 円コース V1000 円・V2000 円・V4000 円コース R3000 円・R4000 円コース W1000 円・W2000 円コース 700円 *・1700円 *・2700円 *・3900円 * コース C1000円 *・C1600円 * コース *のコースは、現在新規募集を停止しています。 各コースの契約内容を定める規約・細則は、次のとおりです。 コース ジュニア 18 コース 女性コース、医療コース、 ベーシックコース、ウェルカムコ ース、一般コース、ケガ通院コー ス 規約・細則 こども共済事業規約・細則 生命共済事業規約・細則 住宅災害共済事業規約・細則 以下、こども共済事業規約は 「こ規」、細則は 「こ細」 、生命共 済事業規約は 「生規」、細則は 「生細」、住宅災害共済事業規約 は 「住規」、細則は 「住細」と表記します。なお、条文の番号 は、コープ共済連の共済事業規約・細則の番号です。共同引受 を実施する連合会の共済事業規約・細則の番号とは異なります。 ご契約に際して 2 共済契約関係者 2-1.契約者になることができる方 契約者になることができる方は次のいずれかの方です。 ・生協の組合員 ・組合員と同一の世帯の方 加入申し込みの際は、被共済者となる方の同意を得て、所 定の申込書に必要事項を記入して提出してください。 ※ 「同一世帯の方」とは、社会生活上の単位として住居または 生計を共にしている方をいい、必ずしも親族であることを要 しません。 ※ 「生計を共にする」とは、日々の消費生活において各人の収 -5- -6- 入および支出の全部または一部を共同して計算していること をいいます。 家 族構成が変化した場合、契約者になることができる 方の範囲から外れる場合がありますので、特にご注意 ご注意 ください(→「6.契約の継続(P.17)」「19- 1.契約者 から 生 協に 通 知 が 必 要 な 場 合( 契 約 者 の 通 知 義 務 ) (P.43)」 「19- 2.生協を脱退する場合(P.44)」参照)。 2-2. 被共済者になることができる方 被共済者になることができるのは次の①~⑤の条件を満たす方 です。いずれかの条件を満たさない場合は、加入できません。 共済金の受取人は次の【表】のとおりです。死亡共済金の 受取人を指定、変更したい場合、または指定の取消しをし たい場合はご加入の生協までお問い合わせください。 -7- 契約者と 被共済者が 異なる場合 契約者 下記の(1)の 順位 契約者 契約者が指定した死亡共済金受取人 下記の(2)参照 ※契約者の死亡を原因として家族死亡共済金、親死亡共済金、 扶養者事故死亡共済金をお支払いする場合は、受取人は被共 済者となります。この場合、(7) (P.11)の「契約者」は 「被共済者」と読み替えます。 (1)契約者と被共済者が同一人の場合の死亡共済金受取人 死亡共済金の受取人は次のとおりです(契約者が死亡した時 点における続柄で判断します)。 第1順位は、契約者の配偶者です(内縁関係を含みます。た だし、双方に戸籍上の配偶者がいない場合に限ります) 。 第2順位以下は、次の2~ 21の順です。 していない 2-3.共済金の受取人について 死亡 共済金 死亡共済金 受取人指定 なし 死亡共済金 受取人指定 あり している 族構成が変化した場合、被共済者になることがで 家 ご注意 きる方の範囲から外れる場合がありますので、特に ご注意ください(→「6.契約の継続(P.17)」「191.契約者から生協に通知が必要な場合(契約者の通 知義務) ( P.43)」「19- 2.生 協 を 脱 退 す る 場 合 (P.44) 」参照)。 契約者と 被共済者が 同じ場合 死亡共済金以外の 共済金 契約者と同居 ①発効日において、年齢が0歳以上満64歳以下の方 ※ただし、コースによって保障期間、加入できる年齢・性別が 異なります。資料1「各コースの保障内容」(P.107)にて ご確認ください。 ②契約者本人、契約者の配偶者、契約者またはその配偶者と生 計を共にする2親等以内の親族の方(子、父母、孫、祖父母、 兄弟姉妹) ③申込日において、告知事項に該当しない方 ※特定の病気等で告知事項に該当する場合、その病気について の保障を制限する条件をつけて加入できる「条件付加入制度」 があります(→「3- 2.条件付加入制度(P.14)」参照)。 ④発効日時点の年齢において、加入限度額(→「3- 3.加入限 度(P.16) 」参照)を超えない方 ⑤上記①~④をすべて満たし、契約引受団体が加入を妥当と判 断した方 【表】 契約者の 2. 子 3. 父母 4. 孫 5. 祖父母 6. 兄弟姉妹 配偶者の 7. 子 8. 父母 9. 孫 10. 祖父母 11. 兄弟姉妹 契約者の 12. 子 13. 父母 14. 孫 15. 祖父母 16. 兄弟姉妹 配偶者の 17. 子 18. 父母 19. 孫 20. 祖父母 21. 兄弟姉妹 (2)死亡共済金受取人の指定、変更および指定の取消し 契約者は特に必要がある場合に限り、共済事由が発生するま では、被共済者の同意を得て、死亡共済金の受取人の指定、 変更および指定の取消しをすることができます。指定には契 約引受団体所定の書面でのお手続きが必要となりますので、 ご加入の生協までお問い合わせください。 死亡共済金受取人に指定(変更)できるのは、次に該当する 方です。 -8- ①契約者の親族(配偶者、6親等以内の血族、3親等以内の 姻族) ②契約者の日常生活に密接な関係にある方*(契約引受団体 が認めた場合に限ります。) *ご親族がいない場合でも、一定の条件を満たせば死亡共 済金受取人を指定できる場合があります。ただし、共済 金請求の際、必要な書類が提出されない場合、共済金の お支払いの手続きがすすめられませんのでご注意くださ い(「25- 2.共済金のご請求とお支払い」(P.57)参 照)。詳しくはご加入の生協にお問い合わせください。 ※法人を死亡共済金受取人に指定することはできません。 ※契約者と内縁関係にある方を死亡共済金受取人にしたい場 合は、死亡共済金受取人指定の手続きをすることをお勧め します。なお、双方に戸籍上の配偶者がいない場合のみ、 配偶者として指定することができます(→「主な共済用語 (P. 2)」参照)。 ※所定の書面が契約引受団体に到達したときは、契約者が書 面を発したときにさかのぼって指定(変更)の効力が生じ ます。 (5)遺言による死亡共済金受取人の指定について 契約者は法律上有効な遺言によっても死亡共済金受取人の指 定(変更)ができます。ただし、死亡共済金受取人に指定 (変更)できる方の範囲は(2)(P. 8)と同じです。なお、 遺言による死亡共済金受取人の指定(変更)は、被共済者の 同意がなければその効力を生じません。 ※契約者が死亡した後、契約者の相続人が契約引受団体に通 知しなければ、遺言により指定された方が優先して死亡共 済金受取人になることはできません。 相続人からの通知以前に他の受取人に共済金をお支 ご注意 払いしていた場合は、重複して共済金をお支払いし ません。 (4)契約者を変更する場合における死亡共済金受取人の取扱い 契約者を変更する場合は、死亡共済金受取人の指定および変 更の内容は引継がれません。再度指定をすることが必要です (→「20- 1.契約者を変更する場合(承継) (P.45)」参照)。 (6)指定代理請求人制度 契約者は、共済金を請求できない場合に備えて、被共済者の 同意を得て、指定代理請求人をあらかじめ指定することがで きます。指定代理請求人が共済金を請求できる場合と請求で きる範囲は次のとおりです。 指定代理請求人が請求できる場合 請求できる範囲 契約者が深昏睡状態、遷延性意識障が 契約者が受取人とな い、重度認知症の状態にある等、契約 るすべての共済金 者の意思が確認できない場合 ①指定代理請求人は、次に該当する方のうち、1人に限り指 定することができます。 ア.契約者の配偶者 イ.契約者の3親等以内の親族 ウ.契約者の配偶者の3親等以内の親族 エ.契約者の日常生活に密接な関係にある方*(契約引受 団体が認めた場合に限ります。) *ご親族がいない場合でも、一定の条件を満たせば指定代 理請求人を指定できる場合があります。ただし、共済金 請求の際、必要な書類が提出されない場合、共済金のお 支払いの手続きがすすめられませんのでご注意ください (「25- 2.共済金のご請求とお支払い」(P.57)参照) 。 詳しくはご加入の生協にお問い合わせください。 ②指定代理請求人は、加入申込時、更新または更改時を含め、 いつでも契約者が指定、変更することができます。 -9- - 10 - 書面が契約引受団体に到達する前に、既に指定(変 ご注意 更)前の受取人に死亡共済金をお支払いしていたと きは、重複して共済金をお支払いしません。 ※契約を更新、更改した場合は、死亡共済金受取人の指定お よび変更の内容は引継がれます。また、 《あいぷらす》ゴー ルド85や《ずっとあい》へ移行した場合も引継がれます。 なお、同時に契約者の変更をする場合は(4)(P. 9)を ご参照ください。 (3)共済事由発生以前に死亡共済金受取人が死亡し、その後 新たな指定または変更がされない場合 死 亡 共 済 金 受 取 人 指 定 を し て い な い と き と 同 様 に【 表 】 (P. 8)に定める順位および順序によりお支払いします。 ※契約者が死亡した場合、および指定した後にP.10①の 範囲外となった場合、指定は効力を失います。 ※契約者を変更する場合は、再度指定をすることが必要で す(「20- 1.契約者を変更する場合(承継)」(P.45) 参照) 。 ※契約者を変更せず、契約を更新、更改した場合は、指定 代理請求人の指定および変更の内容は引継がれます。 また、 《あいぷらす》ゴールド85や《ずっとあい》へ移 行した場合も引継がれます。 ③指定代理請求人が共済金を請求する場合は、通常の共済金 請求書類に加えて、次の書類の提出が必要です。 ア.受取人が共済金を請求できない事情を示す書類(診断 書等) イ.受取人について成年後見人等が登記されていないこと の証明書(法務局で取得できます) ウ. 受取人と指定代理請求人の続柄等が確認できる書類 (住民票等) ④共済金請求時に受取人の法定代理人がいる場合は、指定代 理請求人からの請求はできません。法定代理人からの手続 きとなります。 ⑤指定代理請求人からの請求の場合には、受取人名義の金融 機関等の口座を指定してください。ただし、P.10①ア~ ウの方が請求する場合で、契約引受団体が特に認める場合 には、指定代理請求人名義の口座を指定できます。 定代理請求人からの請求で共済金をお支払いして 指 ご注意 いた場合は、他の受取人や代理人には重複して共済 金をお支払いしません。 指定代理請求人が故意に共済事由を発生させた場合、 または受取人を共済金請求ができない状態にさせた 場合には、指定代理請求人は共済金を請求すること ができません。 (7)契約者が共済事由の発生後、当該事由の共済金請求を行 わずに死亡した場合 契約者が受取人となる場合、契約者が共済事由の発生後、当 該共済金の請求を行わずに死亡した場合は、契約者の死亡時 の法定相続人*で、共済事由の発生時に生存している方を受 取人とします。 *民法の規定により相続人になれる人のことをいいます。 - 11 - (8)共済金受取人が2人以上いる場合の取扱い 同順位の受取人が2人以上いる場合は、代表者を1人決めて ご請求ください。死亡共済金受取人が複数いる場合、各受取 人の受取分は均等の割合(死亡共済金受取人指定の場合は、 指定された受取割合)とします。なお、1人の受取人に対し て共済金の全額をお支払いした後に、他の受取人から共済金 の請求があってもお支払いしません。 (9)受取人に共済金を請求できない事情があり、かつ指定代 理請求人制度を利用できない場合 ①受取人に共済金を請求できない事情がある場合で、次のい ずれかに該当し、指定代理請求人制度を利用できない場合、 契約引受団体の承認を得ることにより、他の代理人が共済 金等を請求することができます。 ア.指定代理請求人に指定できる範囲から外れている場合 イ.指定代理請求人が指定されていない場合(死亡してい る場合を含みます) ウ.指定代理請求人に共済金を請求できない事情がある場 合 エ.受取人が契約者とは異なる場合(契約者以外の方が受 取人となる死亡共済金の場合) ※共済金を請求できない事情とは、深昏睡状態、遷延性意 識障がい、重度認知症の状態にある等、本人の意思が確 認できない場合を言います。 ②代理人になることができるのは、次のいずれかの方です。 ア.受取人の配偶者 イ.受取人と同居または生計を共にする、受取人の3親等 以内の親族 ウ.受取人と同居または生計を共にする、受取人の配偶者 の3親等以内の親族 エ.上記ア~ウの方がいない場合や、それらの方に共済金 を請求できない事情がある場合は上記ア~ウ以外の、受 取人の3親等以内の親族 ③代理人が共済金を請求する場合は、通常の共済金請求書類 に加えて、次の書類の提出が必要です。 ア.受取人や指定代理請求人が共済金を請求できない事情 を示す書類(診断書等) イ.受取人について成年後見人等が登記されていないこと の証明書(法務局で取得できます) - 12 - ウ.受取人と代理人の続柄等が確認できる書類(住民票等) エ.代理人の印鑑証明書 オ.契約引受団体所定の念書 ④共済金請求時に受取人の法定代理人がいる場合は、代理人 からの請求はできません。法定代理人からの手続きとなり ます。 ⑤代理人からの請求の場合には、受取人名義の金融機関等の 口座を指定してください。 代理人からの請求で共済金をお支払いした場合、他 ご注意 の受取人や代理人には重複して共済金をお支払いし ません。 代理人が故意に共済事由を発生させた場合、または 受取人を共済金請求ができない状態にさせた場合に は、その代理人は共済金を請求することができませ ん。 3 契約の申し込みについて 3-1.告知義務について 契約者と被共済者には、契約の申込時に、被共済者の健康 状態等についての質問(資料2「告知事項」(P.109))に 事実を正確に回答する義務があります。 - 13 - (1)0歳以上満18歳以下の方の場合(J1000円コース) 被共済者が次の表の「対象となる方」に該当する場合、契約 者が「共済金お支払いの条件」に同意することで加入できま す。複数の病気について条件付加入制度の対象となる方も、 それぞれの病気について「共済金お支払いの条件」に同意す れば加入できます。ただし、「ぜんそく」で告知事項に該当 する方は、追加告知事項への回答が必要です。追加告知事項 に該当する方は加入できません。 ① 「扁桃およびアデノイドの慢性疾患・中耳炎」「そけいヘル ニア」「停留精巣<睾丸>」「斜視」「口唇裂・口蓋裂」 「心理的発達の障がい・多動性障がい」に関する条件付加 入制度 次の病気により告知事項に該当する方 ア.扁桃およびアデノイドの慢性疾患・中耳炎 対象 イ.そけいヘルニア ウ.停留精巣<睾丸> となる方 エ.斜視 オ.口唇裂・口蓋裂 カ.心理的発達の障がい・多動性障がい 免責期間 申込日から3年 免責期間中に開始または実施した、告 知事項に該当する原因となった上記ア ~カの病気の治療のための入院・手術 については共済金をお支払いしませ 共済金 ん。 お支払いの 条件 死亡・ 重度障がい 申込時に、契約者または被共済者が故意または重大 ご注意 な過失により、告知事項について事実をかくしたり、 事実と異なる記載をして申し込みをした場合、告知 義務違反として契約を解除し、共済事由が発生して いても共済金をお支払いしない場合があります。 契約を解除した場合、掛金は返還しません(→「213.契約の解除(P.49)」参照)。 特定の病気等により告知事項に該当している場合、その病 気等を原因とする共済事由について、保障を制限すること に契約者が同意することで加入できる制度です。 ※詳しくは、ご加入の生協までお問い合わせください。 入院・手術 ※申込日における健康状態や過去の傷病歴等について、告知事 項の各項目に 該当する/該当しない を正確に記入してくだ さい。申込日において、告知事項に該当している方は加入で きません。 3-2.条件付加入制度 免責期間中の、告知事項に該当する原 因となった上記ア~カの病気による死 亡および重度障害共済金は、10万円に 削減してお支払いします。 - 14 - 死亡・ 重度障がい 共済金 お支払いの 条件 入院・手術 ②「ぜんそく」に関する条件付加入制度 対象 ぜんそくにより告知事項に該当する方 となる方 免責期間 申込日から5年 (1)ぜんそくにより、申込日現在、医師から、 今後、入院または手術をしたほうがよい 追加告知 といわれていますか。 事項 (2)ぜんそくにより、申込日以前の2年間に 入院または手術をしたことがあります か。 免責期間中に開始または実施した、ぜ んそくの治療のための入院・手術につ いては共済金をお支払いしません。 免責期間中のぜんそくによる死亡およ び重度障害共済金は、10万円に削減し てお支払いします。 (2)女 性 の 場 合( L2000円・ L3000円・ L4000円・ V 2000円・ V4000円・ R3000円・ R4000円・ W2000 円コース) 被共済者が次の表の「対象となる方」に該当する場合、契約 者が「共済金お支払いの条件」に同意することで加入できま す。「子宮筋腫」と「帝王切開」それぞれの条件付加入制度 について対象となる方は、それぞれの「共済金お支払いの条 件」に同意することで加入できます。 ①「子宮筋腫」に関する条件付加入制度 対象 子宮筋腫により告知事項に該当する方 となる方 免責期間 申込日から3年 免責期間中に開始または実施した、子宮およ 共済金 び子宮付属器(卵巣・卵管)の治療のための お支払いの 入院・手術については共済金をお支払いしま 条件 せん。※死亡および重度障がいについての保 障に制限はありません。 - 15 - ②「帝王切開」に関する条件付加入制度 告知事項2(3)イ(過去5年間に帝王切開 対象 をしたことがある→ 資料2(P.109) )に該 となる方 当し、他の告知事項に該当しない方 免責期間 申込日から2年 免責期間中に開始または実施した妊娠および 共済金 分娩に関わる入院・手術については共済金を お支払いの お支払いしません。※死亡および重度障がい 条件 についての保障に制限はありません。 ※保障を制限することに契約者が同意した疾病(以下、免責疾 病)による入院を開始したときに免責疾病以外の疾病を併発 していた場合、および免責疾病による入院中に免責疾病以外 の疾病による入院を開始した場合には、免責疾病以外の疾病 による入院期間について、共済金をお支払いします。 1900円・J2000円・V1000円・W1000円コー J ご注意 スには、条件付加入制度はありません。 3-3.加入限度 一人の被共済者が《たすけあい》の複数のコースに加入す ることはできません。また、他のCO・OP共済と合わせて、 加入できる共済金額の限度(加入限度額)があります。 ●C O・OP共済《たすけあい》《あいぷらす》《ずっとあい》 を合わせた加入限度 (1)死亡共済金額 1,000万円 被共済者の発効時年齢が満15歳未満のとき ※ 《たすけあい》の死亡共済金額および事故死亡共済金額と 《ずっとあい》終身生命の死亡共済金額を合わせた金額に なります。 ※被共済者の発効時年齢が満15歳以上の場合、CO・OP共 済合算の加入限度はありません。 (2)入院共済金額 日額20,000円 被共済者の年齢に関わらず ※ 《たすけあい》女性特定病気入院共済金、《あいぷらす》が ん入院共済金は含みません。 - 16 - 4 契約申込の撤回(クーリングオフ) 新規契約の場合に限り、申込日から10営業日 * 以内であれ ば、その申し込みを撤回することができます。ご加入の生 協にお申し出ください。 * 「営業日」とは、土曜日、日曜日、祝日、12月29日~翌月3 日を除く日のことです。 面での手続きが必要となります。書面に、契約を 書 ご注意 申し込んだ方の氏名、住所、組合員番号、被共済者 の氏名、申込コースおよび申込日を記載のうえ、申 し込みを撤回する旨を明記し、署名押印のうえ契約 引受団体にご提出ください。なお、届出用紙はご加 入の生協でも用意しておりますので、必要な場合は お申し付けください。 共済期間(保障する期間)と契約の継続について 5 共済期間 共済期間は発効日から1年間です。ただし、発効日が月の 1日でない契約については、共済期間は翌年の発効応当日 が属する月の末日(満期日)までとなります。 【例】10月6日が発効日の場合、共済期間は翌年の10月末日 24時までとなります。 申込 契約発効 1年目 10/6 6 2年目 10/5 10/31 3年目 10/31 契約の継続 ※同一のコースで契約を自動的に更新する際には、共済証書を 発行しません。共済証書は保障期間終了時まで大切に保管し てください。 ※掛金の払込方法が口座振替以外の場合、契約を更新するため には、継続加入申込書の提出と掛金の払込みが必要です。 約を更新する場合は、次のすべての条件を満たす 契 ご注意 必要があります。 ア.契約者が 「2- 1.契約者になることができる方(P. 6) 」 に定める範囲であること イ. 被 共 済 者 が 「 2- 2.被 共 済 者 に な る こ と が で き る 方 (P. 7)」の①②に定める範囲であること のいずれかに該当する場合、契約を更新すること 次 ご注意 ができません。 ア.契約者、被共済者または受取人が、次のいずれかに該当 するとき ⅰ.暴力団、暴力団員(暴力団員でなくなった日から5年 を経過しない者を含みます。)、暴力団準構成員、暴力団 関係企業その他の反社会的勢力(以下「反社会的勢力」 といいます。)に該当すると認められること ⅱ.反社会的勢力に対して資金等を提供し、または便宜を 供与するなどの関与をしていると認められること ⅲ.反社会的勢力を不当に利用していると認められること ⅳ.その他反社会的勢力と社会的に非難されるべき関係を 有していると認められること イ.その他、契約引受団体が、契約の更新を不適当であると 認めたとき (2)加入コースの年齢満期(保障期間の終了)を迎えた場合 各コースの年齢満期時(保障期間終了時)は、同一のコー スで契約を継続することはできません。 (1)契約を継続する場合 契約者から解約、コース変更(更改)等のお申し出がない限 り、「5.共済期間」および被共済者の健康状態に関わらず、 コースごとに定めた保障期間中は、毎年の満期時にご加入の コースで自動的に契約を更新します。なお、更新契約の発効 日は、更新前の契約の満期日の翌日午前0時となります。 - 17 - ※年齢満期日(保障期間終了日)の3~4ヵ月前に、継続でき るコース(保障内容・掛金が変わります)をご案内します。 継続する際は、お手続きが必要です。 - 18 - (2)契約の不成立 【契約の継続の例】 0歳 19歳 J 1000円 コース 65歳 V 2000円コース 85歳 ゴールド85 医療5型 掛金と保障の開始について 7 掛金の払込みと契約の成立 7-1.掛金の払込方法 掛金の払込方法は月払です*。掛金は、生協がお知らせした 掛金振替日に、契約者ご指定の口座から振替えます。あら かじめ口座にご準備ください。 *現在、新規契約での年払の選択や、既存契約の年払への変更 はできません。 ※詳しくは、ご加入の生協までお問い合わせください。 7-2.契約の成立と発効 (保障の開始) (1)契約の成立 契約引受団体が契約の申し込みを承諾したときは、その申 込日に契約が成立したものとみなします。申し込みを承諾 した旨の通知は、共済証書の送付をもって代えます。契約 の発効(保障の開始)は、1回目の掛金(以下、 「初回掛金」 と表記)振替日の翌日午前0時からとなります。 ※個人賠償責任保険は、取扱いが異なります(P.113参照)。 - 19 - ※毎月の掛金の口座振替日は、ご加入の生協ごとに指定してい ますのでご注意ください。 ◎契約発効のイメージ(振替日が毎月25日の場合) 契約発効 申込 ※19歳、65歳時に継続の手続きが必要です。ご加入のコース により保障内容・掛金は変わります。 ※ゴールド85は、定期生命共済事業規約に基づく保障商品で、 《たすけあい》とは異なる商品です。 ※満50歳から満65歳の方は、一定の条件を満たす場合、《ずっ とあい》へ移行することもできます(→「20- 3.《ずっとあ い》への移行(P.47)」参照)。 新規契約の初回掛金が申込日から3ヵ月以内に払込まれな かったときは、その契約の申し込みはなかったものとして 取扱います(不成立)。掛金を口座振替で払込む場合には、 2ヵ月続けて初回掛金の振替ができなかったとき、その契 約の申し込みはなかったものとします。 1月 2月 3月 初回掛金 振替日 25日 26日 共済期間 4月 ※新規契約の初回掛金の振替ができなかった場合は、翌月2ヵ 月分の掛金を請求します。2ヵ月分の掛金が振替えられた場 合、契約は初回掛金振替日の翌日にさかのぼって発効します。 8 掛金の払込猶予期間と契約の失効 2回目以後の掛金の払込猶予期間は、払込期日(発効応当 日の前日が属する月の末日)の翌日から3ヵ月です。払込 猶予期間中に掛金が払込まれない場合、契約は払込期日の 翌日午前0時にさかのぼって失効します。 ※口座振替で、掛金振替日に掛金の振替ができなかったときは、 次回の振替日に、過去振替ができなかった掛金を合計して請 求します。 ※毎月の掛金の口座振替日は、ご加入の生協ごとに指定してい ますのでご注意ください。 ※更新または更改契約の1回目の掛金の猶予期間も、これと同 様です。 ※掛金の払込猶予期間中に共済事由が発生した場合は、お支払 いする共済金から未払込掛金を差引いてお支払いする場合が あります。 - 20 - (1)払込期日 2回目以後の掛金は、ご加入の生協が指定する場所に、払込 期日までに払込みください。 【例】2月26日が発効応当日の契約の場合 2月末日 払込期日にさかのぼって失効 共済期間 振替日 掛金払込猶予期間 1/25 2/25 3/25 4/25 5/25 1月 2月 3月 4月 5月 振替結果 ○ 掛金の振替ができたとき × 掛金の振替ができなかったとき ⇒2 月25日に振替ができなかった場合、掛金の払込期日は2 月末日、払込猶予期間は5月末日(払込期日の翌日から3ヵ 月後)となります。 ※既契約者で年払の方へ 2回目(2年目)以後の掛金の払込期日は、発効日の各年応 当日の前日が属する月の末日です。例えば、8月15日発効 契約の2回目の掛金の払込期日は翌年の8月末日となりま す。 (2)契約の失効 保障内容について ご加入のコースにより保障内容が異なりますので、共済証 書にてご確認ください。なお、各共済金のお支払いの対象 となるのは、共済期間中の共済事由に限ります。 ※申込日の翌日から発効日の前日までの間に共済事由が発生・ 開始したときは、見舞金をお支払いする場合があります。詳 しくは「29.見舞金のお支払いについて(P.82) 」をご覧 ください。 ※共済金のお支払いの詳細については共済金等のお支払いの詳 細について(P.63)に記載しています。あわせてご参照く ださい。 9 死亡・重度障がい等に関する共済金について (1)被共済者本人の死亡・重度障がい等による共済金 ●病気死亡・病気重度障害共済金 加入コース 全てのコース ●事故死亡・事故重度障害共済金 加入コース 全てのコース 口座振替で、4ヵ月続けて掛金の振替ができなかったとき は契約が失効します。 お支払いの条件 死亡したとき、または所定の重度障が い別表1(P.86)となったとき お支払いの条件 申込日の翌日以後に発生した不慮の事 故を直接の原因として、事故日から2 年以内に死亡したとき、または所定の 重度障がい別表1となったとき ●事故後遺障害共済金 ※払込猶予期間中に掛金が払込まれなかった場合、払込期日の 翌日午前0時に契約は失効します(例えば、上記(1)の 【例】の場合、2月末日までが共済期間となります)。 ※契約が失効した場合、契約引受団体は契約者に対して通知し ます。 加入コース お支払いの条件 ジュニア18コース 女性コース 申込日の翌日以後に発生した不慮の事 医療コース 故を直接の原因として、事故日から2 ベーシックコース 年 以 内 に 所 定 の 後 遺 障 が い 別表3 ウェルカムコース (P.89)となったとき 事故後遺障害共済金= ケガ通院コース 一般コースのうち 事故後遺障害共済金額 ×後遺障害等級別支払割合 2700円コース 3900円コース - 21 - - 22 - (2)被共済者の家族の死亡・重度障がいによる共済金 ●家族死亡・家族重度障害共済金 加入コース お支払いの条件 被共済者の配偶者、同居または被共済 女性コース ベーシックコース 者を扶養する親、扶養または同居する ウェルカムコース 子が死亡したとき、または所定の重度 一般コース 障がい別表1(P.86)となったとき ●親死亡・親重度障害共済金 加入コース お支払いの条件 被共済者の親または扶養者が、死亡 ジュニア18コース したとき、または所定の重度障がい 別表1となったとき ●扶養者事故死亡・扶養者事故重度障害共済金 加入コース お支払いの条件 被共済者の扶養者が、申込日の翌日以 後に発生した不慮の事故を直接の原因 ジュニア18コース として、事故日から2年以内に死亡 したとき、または所定の重度障がい 別表1となったとき 重 度障がい、後遺障がいとは、規約に定めるもの ご注意 ( 別表1・ 別表3(P.89))であり、身体障害者福 祉法等に定める障がい状態や公的介護保険制度の要 介護認定基準等とは異なります。 家族死亡・家族重度障害共済金のお支払いの条件で ある「同居」の定義について、ご不明な点がありま したら、ご加入の生協のコープ共済センターまでご 連絡ください。 10 入院に関する共済金について 「1回の入院」についてのご注意 入院に関する共済金には、1回の入院について支払限度日 数があります(→「11.入院に関する共済金の支払限度日 数について(P.26)」参照)。 - 23 - (1)病気入院共済金 病気の治療のために入院した場合にお支払いします。 加入コース ジュニア18コース 女性コース 医療コース ベーシックコース ウェルカムコース 一般コース ケガ通院コース お支払いの条件 1日以上入院したとき、1日目から、 1回の入院について最高360日分まで 病気入院共済金= 病気入院共済金日額×入院日数 1日以上入院したとき、1日目から、 1回の入院について最高184日分まで 病気入院共済金= 病気入院共済金日額×入院日数 入院が連続して5日以上となったと き、5日目から、1回の入院について 最高184日分まで 病気入院共済金= 病気入院共済金日額 ×(入院日数-4日) (2)女性特定病気入院共済金 子宮筋腫、白内障、乳がん等の所定の女性特定病気の治療 のために入院した場合にお支払いします。 加入コース 女性コース お支払いの条件 (P.102) 別表5「女性特定疾病分類表」 に定める病気の治療のために1日以上 入院した場合、1日目から、1回の入 院について最高184日分まで 女性特定病気入院共済金= 女性特定病気入院共済金日額 ×入院日数 (3)事故(ケガ)入院共済金 申込日の翌日以後に発生した不慮の事故を直接の原因とす るケガの治療のために入院した場合にお支払いします。 ※「事故(ケガ)入院」は以下、「事故入院」と表記します。 - 24 - 加入コース ジュニア18コース お支払いの条件 事故日から180日以内に入院を開始し たとき、1日目から、1回の入院につ いて最高360日分まで 事故入院共済金= 事故入院共済金日額×入院日数 女性コース 事故日から180日以内に入院を開始し 医療コース たとき、1日目から、1回の入院につ ベーシックコース いて最高184日分まで ウェルカムコース 事故入院共済金= 一般コース 事故入院共済金日額×入院日数 ケガ通院コース ※申込日の翌日以後に発生した不慮の事故により、事故日から 180日を超えて入院を開始した場合は、病気による入院とし て取扱います。 (4)長期入院共済金 病気または申込日の翌日以後に発生した不慮の事故を直接 の原因とするケガの治療のために270日以上連続して入院 した場合にお支払いします。 ●病気長期入院共済金 加入コース お支払いの条件 病気の治療のため入院を開始し、連続して 270日以上となったとき、1回の入院につ 全てのコース いて1回まで 病気長期入院共済金= 病気入院共済金日額×60 ご注意 入院に関する共済金には、次の留意点があります。 ア.健康保険の療養の給付または療養費の対象とならないも の(美容整形、正常分娩、介護保険による入所等)は共済 金のお支払いの対象になりません。ただし、契約引受団体 が特に認める場合は、この限りではありません。 イ.入院は、病院または診療所で“入院”と扱われているこ とが支払条件となります。入院と扱われていない場合、入 院に関する共済金のお支払いの対象になりません。 ウ.契約発効前に開始した入院については、共済金の支払対 象外です。ただし、申込日の翌日から発効日の前日までに 入院が開始したときは、見舞金をお支払いする場合があり ます(→「29.見舞金のお支払いについて(P.82)」参照)。 エ.申込日以前(申込日当日を含みます)の不慮の事故を原 因とする入院は、共済金のお支払いの対象になりません (申込日から2年を超えて開始した入院を除きます) 。 オ.申込日前に発病した病気による入院については、共済金 を削減してお支払いする場合があります(→「18.共済金 を削減してお支払いする場合について(P.39)」参照) 。 11 入院に関する共済金の支払限度日数について 入院に関する共済金(病気入院・女性特定病気入院・事故 入院共済金)には1回の入院についての支払限度日数があ ります。退院後再入院した場合でも、1回の入院とみなす 場合がありますのでご注意ください。 「1回の入院」についてのご注意 ●事故長期入院共済金 加入コース お支払いの条件 事故日から180日以内に入院を開始し、連 続して270日以上となったとき、1回の入 全てのコース 院について1回まで 事故長期入院共済金= 事故入院共済金日額×60 ※申込日の翌日以後に発生した不慮の事故により、事故日から 180日を超えて入院を開始した場合は、病気による入院とし て取扱います。 ①退院日の翌日から180日以内に、その入院と同じ原因(病名 が異なっても、因果関係のある一連の病気を含みます)で入 院したとき、これらは1回の入院とみなし、通算して184日 分(ジュニア18コースは360日分)を限度に共済金をお支 払いします。原因が同じ入院であっても、退院日の翌日を1 日目として再入院の開始日までの期間が180日を超える場合 には、新たな入院として取扱います。 また、病気長期入院共済金および事故長期入院共済金は、1 回の入院について1回のみのお支払いとなります。 - 25 - - 26 - 【例1】1回の入院とみなす場合 糖尿病による入院 A 180日以内 糖尿病による白内障での入院 B ⇒因果関係のある一連の病気のため、1回の入院とみなし、 入院Aと入院Bの入院日数を合計して、支払限度日数分 までお支払いします。 【例2】1回の入院とみなさない場合 180日超 肝炎による入院 A 肝炎による入院 B 【例3】1回の入院とみなさない場合 180日以内 気管支ぜんそくによる入院 B ⇒因果関係が全くない病気の場合、1回の入院とみなさず、 入院A、入院Bそれぞれの入院に対し、支払限度日数分 までお支払いします。 【例4】1回の入院とみなす場合 入院 A 180日以内 入院 B 180日以内 入院 C 180日超 ※入院A、入院B、入院Cは同一原因による入院とします。 ⇒入院Aと入院Bは同一原因による180日以内の再入院の ため、1回の入院とみなします。入院Bと入院Cも同一 原因による180日以内の再入院のため、入院A、入院B、 入院Cをあわせて1回の入院とみなします。したがって、 入院Aと入院Bと入院Cの入院日数を合計して、支払限 度日数分までお支払いします。 院Aと入院Bで支払限度日数に達している場合、 入 ご注意 入院Cについては、入院開始日が入院Aの退院日よ り180日を超えていても入院共済金をお支払いしま せん。 - 27 - 【例5】肝炎による入院中に胃腸炎を併発した場合 肝炎による入院 A ⇒同一原因の病気ですが、入院Aの退院日の翌日から再入 院の開始日までの期間が180日を超えているため、それ ぞれの入院に対し、支払限度日数分までお支払いします。 肝炎による入院 A ②病気入院期間中に別の病気になった場合、または、入院を開 始したときにその原因となった病気と異なる病気を既に併発 していた場合は、当初の入院開始の原因による入院とみなし、 通算して支払限度日数分を限度にお支払いします。なお、重 複する入院期間については二重にお支払いしません。 重複期間 胃腸炎による入院 B ⇒肝炎による入院A中に発症した胃腸炎による入院Bは、 入院開始時の原因(肝炎)による入院とみなし、入院A と入院Bを合わせて1回の入院として、支払限度日数分 までお支払いします(重複する入院期間については二重 にお支払いしません)。 気長期入院共済金は、270日以上連続して病気入 病 ご注意 院をしたとき、事故長期入院共済金は、270日以上 連続して事故入院をしたときにお支払いします。入 退院を繰り返し、入院日数を通算して270日になっ た場合は、長期入院共済金の支払対象外です。 ③被共済者が転入院した場合は、1回の入院とみなし、通算し て支払限度日数分を限度にお支払いします。なお、転入院は 退院日の当日または翌日に入院したものをいいます。ただし、 次のような場合で退院日と入院日の間隔があるときは、転入 院として扱います。 ア.医師の指示により、転院の際に2〜3日待機した場合 イ.旅行先の病院から居住地の病院への転院等、やむをえ ない事情により転院する場合 12 事故(ケガ)通院共済金について 申込日の翌日以後に発生した不慮の事故を直接の原因とす るケガの治療のために病院または診療所に通院したときに お支払いします。 ※事故(ケガ)通院は以下、「事故通院」と表記します。 - 28 - 加入コース お支払いの条件 申込日の翌日以後に発生した不慮の事 故によるケガのため、日常生活または 業務に支障が生じ、事故日から180日 ジュニア18コース 以内に病院または診療所に通院を開始 女性コース したとき、事故日から180日以内の通 医療コース 院について、1つの事故につき最高90 ケガ通院コース 日分まで 事故通院共済金= 事故通院共済金日額×通院日数 ※病院、診療所以外への通院は、次に該当する場合に共済金の お支払いの対象になります。ただし、健康保険の療養の給付 または療養費の対象となる場合に限ります。 ア.柔道整復師(接骨院)…脱臼、骨折、打撲、捻挫の場合 イ.あんまマッサージ指圧師、鍼師または灸師…医師より医 療上の必要性を認められ事前に指示された場合 ※通院日や入院日が重複したときは、共済金は二重にお支払い しません。 ア.病気入院共済金、事故入院共済金、女性特定病気入院共 済金をお支払いする入院期間中に通院したとしても、事故 通院共済金はお支払いしません。 イ.同じ日に複数回通院したときは、原因が同一事故か異な る事故かを問わず、また同一病院か異なる病院かを問わず、 1日分のみお支払いします(異なる事故により、同じ日に 複数回通院したときは、先に起こった事故の通院として共 済金をお支払いします)。 病院Ⅰ 病院Ⅱ 事故日 申込日 【通院日や入院日が重複した場合の支払事例】 入院 通院 通院 入院① ② ③ ④ ⑤ 入院①:事故入院共済金をお支払いします。 通院②、通院④:事故通院共済金をお支払いします。 通院①:同日の入院について事故入院共済金をお支払いするた - 29 - 込日以前(申込日当日を含みます)の不慮の事故 申 ご注意 を原因とする通院は、共済金のお支払いの対象にな りません。 健康保険の療養の給付または療養費の対象とならな いものは、事故通院共済金のお支払いの対象になり ません。 1つの事故につき、固定具装着期間についてのお支 払い分を合わせて通院日数90日分が事故通院共済金 の支払限度です。 ◎固定具の取り扱いについて 骨折等ケガの治療のため、ギプス、副木等の固定具の常時 装着*により平常の生活または業務に著しい支障があると契 約引受団体が認めたときは、次の日数を通院日数に加えて お支払いします。 (入院・通院をしていない固定具装着日数)×0.5日分 * 「常時装着」とは、骨折等のケガの治療のために、医師から 指示を受けて日常生活において装着する場合をいい、スポー ツ中や特定の作業時にのみ装着する場合は含みません。 【お支払いの対象の可能性が高い例】 階段を踏み外し転倒し、大腿骨を骨折したため、ギプスを装着 180日 ① め、事故通院共済金はお支払いしません。 通院③:同日の通院②についてのみ共済金をお支払いし、通院 ③については共済金をお支払いしません。 通院⑤:事故日より180日を超えているため、共済金をお支払 いしません。 ※次のいずれかの場合、固定具に関する共済金はお支払いしま せん。 ア.包帯、サポーター、テーピング、ばんそうこう、松葉杖 等の使用 イ.手の中指・薬指・小指、足指、鼻、歯のみの固定 ウ.体内固定 ※入院期間・通院日と固定具装着日が重複している場合、共済 金は二重にお支払いしません。 - 30 - ア.病気入院共済金、事故入院共済金、女性特定病気入院共 済金をお支払いする入院期間中に固定具を装着したとして も、固定具に関する支払いはありません(通院したとして も、事故通院共済金の支払いはありません)。 イ.通院した日に固定具を装着したとしても、固定具に関す る支払いはありません(事故通院共済金を1日分支払いま す)。 2/2 通院① ② 2/3 2/4 2/5 更改契約 発効日 V2000円コース 入院 ① a 【固定具の支払いについて 具体的事例】 2/1 【例1】入院期間中に保障額の大きいコースへの更改契約が発 効した場合 ⇒入院開始時のコースの共済金日額にてお支払いします。 2/6 2/7 ③ 骨折の治療のためにギプスを装着 ※V1000円コース(事故通院共済金日額1,000円)に加入 中の場合 ⇒この例では、実通院日数は3日間ですが、通院していない4 日間(2/ 3~2/ 6)について、ギプスの装着により平常 の生活または業務に著しい支障があると契約引受団体が認め たときは、次のとおりの事故通院共済金をお支払いします。 {(通院)3日+(固定具装着日数)4日×0.5} ×(事故通院共済金日額)1,000円=5,000円 お支払いの判断は、傷病名、固定具の種類、装着中 ご注意 の運動の可否等を総合的に判断して決定します。そ のため、固定具を装着していてもお支払いの対象と ならない場合があります。 13 入院・事故通院に関する共済金の共済金日額について 入院・事故通院に関する共済金をお支払いする際の共済金 日額は、入院・事故通院開始日にご加入のコースの共済金 日額です。 V4000円コース 入院 ① b 入院①a:V2000円コースの入院共済金日額( 5,000円) 入院①b:V2000円コースの入院共済金日額( 5,000円) 入院② :V4000円コースの入院共済金日額(10,000円) 【例2】入院期間中に保障額の小さいコースへの更改契約が発 効した場合 ⇒更改契約発効日以後の入院期間については更改後のコース の共済金日額にてお支払いします。 更改契約 発効日 V4000円コース 入院 ① a V2000円コース 入院 ① b 入院 ② 入院①a:V4000円コースの入院共済金日額(10,000円) 入院①b:V2000円コースの入院共済金日額( 5,000円) 入院② :V2000円コースの入院共済金日額( 5,000円) 慮の事故発生後に保障額の大きいコースへの更改 不 ご注意 を申し込み、更改契約が発効した後に、入院・通院 を開始した場合、事故発生時にご加入のコースの共 済金日額にてお支払いします。保障額の小さいコー スに更改した場合は、更改後のコースの共済金日額 にてお支払いします。 ※た だし、更改(→「20- 2.加入コースを変更する場合(更 改)(P.46)」参照)により入院・通院期間中に共済金額が 減額となるコースが発効した場合は、更改契約発効日以後の 入院・事故通院については減額したコースの共済金日額にて お支払いします。 - 31 - 入院 ② - 32 - 14 「不慮の事故」について 不慮の事故とは次の「急激」「偶然」「外因」の3つの条件 すべてにあてはまる事故のことをいいます(→別表2「不 慮の事故等の定義とその範囲」(P.87)参照)。 突発的に発生することをいいます。 ケガの原因としての事故が緩慢に発生するので 急激とは はなく、原因となった 「事故」から結果として の 「ケガ」までの過程が直接的で、時間的間隔 のないことを意味します。 予知されない出来事をいいます。 「事故の発生が偶然である」、「結果の発生が偶 偶然とは 然である」 、「原因、結果とも偶然である」のい ずれかであることを必要とします。 ケガの原因が被共済者の身体の外からの作用に よることをいいます。 交通事故、転倒、転落等別表2で定める範囲の 外因とは ものをいいます。 ※戦争や変乱は、別表2で定める範囲外であ り、外因に該当しません。 ※病 気または体質的な要因を持つ方が軽微な外因により発症 (悪化)したようなケースは、不慮の事故とみなしません。 ※なお、次に挙げる感染症は、「急激」「偶然」「外因」の3つ の条件に関わらず、不慮の事故とみなします。 不慮の事故とみなす感染症 ペスト、エボラ出血熱、マールブルグ病、クリミア・コンゴ 出血熱、ラッサ熱、腸チフス、パラチフス、ジフテリア、コ レラ、細菌性赤痢、急性灰白髄炎、腸管出血性大腸菌感染症 (1) 「急激」「偶然」 「外因」の3つの条件すべてにあてはまる 場合の具体例 ①家庭生活で起きる事故 ア.交通事故 イ.はしご等高いところからの転落 ウ.火災や爆発 エ.刃物での切り傷 ②勤め先や通勤途上の事故 工場等で作業中に機械に指をはさむ ③スポーツや旅行中の事故 スキーで転倒し骨折 - 33 - (2) 「急激」「偶然」「外因」の3つの条件にあてはまらない場 合の具体例 しもやけ、日焼け、熱中症、靴擦れ、けんしょう炎、寝違い、 筋肉痛、疲労骨折、野球肘、テニス肘、習慣性脱臼、各種職 業病、陥入爪(まき爪)、爪周囲炎、五十肩(肩関節周囲炎) 中 耳炎、感染症(とびひ、水ぼうそうなど)、アレルギー性 結膜炎、化粧かぶれ、薬かぶれ、など 15 手術共済金について 病気または申込日の翌日以後に発生した不慮の事故によるケ ガの治療のために所定の手術を受けたとき、加入コースの手 術共済金額に所定の倍率を乗じた金額をお支払いします。 加入コース お支払いの条件 次の①②のいずれかに該当し、 別表4 「手術支払割合表」(P.94)に ジュニア18コース 定める手術を受けたとき 女性コース ①病気の治療を直接の目的とする手術 医療コース ②申込日の翌日以後に発生した不慮の ベーシックコース 事故 別表2(P.87)によるケガの ウェルカムコース 治療を直接の目的とする、事故日か 一般コースのうち ら180日以内の手術 3900円コース 手術共済金= 手術共済金額×手術支払割合表倍率* *共済証書にはそれぞれ倍率を乗じた金額を表示しています。 ※申込日の翌日以後に発生した不慮の事故によるケガの治療の ために、事故日から180日を超えて受けた手術は、病気の治 療のための手術とみなします。 気やケガの治療を直接の目的とする所定の手術が 病 ご注意 支払対象となります。なお、別表4に定める手術に 該 当 し な い も の は、 対 象 外 に な り ま す。 ま た、 別表4に該当する手術であっても、治療を直接の目 的としない、診断・検査・予防のための手術等は支 払対象外となります。 申込日以前(申込日当日を含みます)の不慮の事故 を原因とする手術は、共済金のお支払いの対象にな りません(申込日から2年を超えて実施した手術を 除きます)。 - 34 - 【お支払いの対象外となる手術の代表例】 手術名等 内容 切り傷、刺し傷、やけど等に対する治療です。 創傷処理 壊死・汚染の洗浄や切除、出血部位の血管等 を縛って、離断した皮膚の縫合を行います。 皮膚や皮下にたまった膿瘍(うみ)を体外 皮膚切開術 に排出するために皮膚を切開する治療です。 感染、壊死組織を除去し、傷を清浄化する デブリードマン ことで他の組織への影響を防ぐ治療です。 抜歯手術 歯を抜く手術です。 骨、軟骨または関 切開等を行わずに、骨折によるズレや脱臼 節の非観血的ま を正常な状態に治したり、動きが悪くなっ たは徒手的な整 た関節に力を加えて動かせるようにする治 復術、整復固定術 療です。 および授動術 【筋骨格系・四肢・体幹】筋膜切離術、筋膜 切開術、ガングリオン摘出術、陥入爪手術、 【神経系・頭蓋】脊髄ドレナージ術、【眼】 霰粒腫摘出術、眼瞼膿瘍切開術、角膜潰瘍 掻爬術、角膜潰瘍焼灼術、【耳鼻咽喉】鼓膜 切開術、扁桃周囲膿瘍切開術、鼻腔粘膜焼 灼術、鼻茸摘出術、【顔面・口腔・頸部】が ま腫切開術、【心・脈管】経皮的心肺補助法、 その他 別表4 に 【腹部】腹壁膿瘍切開術、肛門良性腫瘍、肛 該当しない手術 門ポリープ、肛門尖圭コンジローム切除術、 の代表例 【性器】尖圭コンジローム切除術、包茎手術、 そうは 、 子宮内膜掻 爬術(流産による手術を除く) 子宮頸管ポリープ切除術、膣ポリープ切除 術、 【歯科】歯根嚢胞摘出手術、歯の再植術、 頬、口唇、舌小帯形成術 等 ※上 記に該当する場合であっても、悪性新 生物の治療を直接の目的とする手術につ いては、支払対象となります。 病気やケガの治 療を直接の目的 レーシック、インプラント、美容整形、診断・ としない手術の 検査・予防のための手術 等 代表例 ※上記「お支払いの対象外となる手術の代表例」に該当する手 術は、病気やケガの程度によらず対象外となります。 - 35 - ※日帰りでの手術、または先進医療であっても契約引受団体の 定める手術に該当すると判断できるものについては、手術共 済金をお支払いします。 ※別表4(P.94)に定める手術のうち、同じ日に複数種類の 手術を受けた場合、または同じ手術を複数回受けた場合は、 最も高い倍率の手術についての共済金1回分のみお支払いし ます。 ※手 術を複数回行った場合は、同じ日でなければその都度お 支払いします。ただし、 別表4 備考「3.その他の取扱い」 (P.100)に該当する場合は除きます。 16 住宅災害共済金について 被共済者の居住する住宅または家財が火災や自然災害(台 風等)により損害を受けた場合、損害の程度に応じて所定 の共済金をお支払いします。損害の程度によっては共済金 のお支払いの対象になりません。 加入コース お支払いの条件 被共済者の居住する住宅または家財 が、火災、破裂、爆発、航空機の墜落、 女性コース 車両の衝突、その他不慮の人為的災害 医療コース ベーシックコース および落雷、風水害その他の自然災害 ウェルカムコース (地震・津波・噴火を除きます)で20 万円以上の損害を受けた場合、または 一般コース 床上浸水の被害にあった場合にお支払 ケガ通院コース いします。 ※被共済者の居住する住宅とは、被共済者が日常生活を営むた めに居住している住宅で、自家、借家、借間を問いません (集合住宅または借間の場合は被共済者の占有部分を対象と します)。 - 36 - ◎次の表の住宅災害の損害の区分により、コースごとにお支払 いする共済金額をあらかじめ定めています。共済証書にてご 確認ください。 区分 基準 焼破損割合が70%以上となったとき、 全焼・全壊・流失 または建物が流失したとき 焼 破 損 割 合 が20 % 以 上70 % 未 満 と 半焼・半壊 なったとき 焼破損割合が20%未満であり、建物お 一部焼・一部損壊 よび家財の損害額が20万円以上となっ たとき 上記3区分には該当せず、豪雨等で床 床上浸水 面以上に浸水(土砂の流入を含みます) したとき ※焼破損割合は建物(付属設備を含みます)または家財ごと に計算し、いずれか大きい割合を採用します。 ※住宅災害共済金は、火災共済・火災保険のように損害を補 てんするものではありません。 一部焼・一部損壊で損害額が20万円未満の場合や床下 ご注意 浸水の場合は共済金のお支払いの対象になりません。 共有物または営業用に使用しているもの、通貨、貴金 属、自動車、家畜等は損害額算出の対象になりません。 破裂・爆発とは、気体または薬品等の急激な膨張によ る破裂・爆発や、凍結による水道管等の破裂・爆発を いいます。水道管が老朽化により破裂した場合等は、 共済金のお支払いの対象になりません。 17 共済金をお支払いしない場合について 次のような場合は、共済金をお支払いしません。 ① 「共済金をお支払いする場合(共済事由)」に該当しない場合 ア.申込日以前(申込日当日を含みます)に発生した不慮の 事故によるケガの治療のための入院・通院・手術の場合 (申込日から2年を超えて開始した入院、実施した手術を 除きます) イ.不慮の事故を直接の原因としないケガの治療や、病気の 治療のための通院の場合 - 37 - ウ.病気やケガの治療を直接の目的としない手術(レーシッ ク、インプラント、美容整形、診断・検査・予防のための 手術等)を受けた場合 エ. 別表4「手術支払割合表」(P.94)に該当しない手術 (創傷処理、抜歯等)を受けた場合 オ.医師が退院しても差支えないと認定した後の入院の場合 カ.平常の生活または業務に支障がない程度に治癒した後の 通院や、医師が通院しなくてもよいと認定した後の通院の 場合 キ.介護保険による入所の場合 ク. その他「共済金をお支払いする場合(共済事由) 」の条 、 「26. 件を満たさない場合(→保障内容について(P.22) 共済金をお支払いする場合(共済事由)(P.63) 」 「27.共 済金のお支払いに関するご注意(P.68)」参照) ②告知義務違反により契約が解除となった場合(→「21- 3.契 約の解除(P.49)」参照) ※加入申込時に、契約者または被共済者が告知事項に事実と 異なる回答をしていたときは、契約が告知義務違反による 解除となる場合があります。 ③重大事由により契約が解除となった場合(→「21- 3.契約の 解除」参照) ※例えば、共済金請求時に詐欺行為を行った場合や契約者、 被共済者または受取人が反社会的勢力に該当する場合等 は、契約が重大事由による解除となります。 ④共済金の支払対象となる事由の原因が「共済金をお支払いし ない場合」に該当する場合(→「28.共済金をお支払いしな い場合(免責事由)(P.80)」参照) ※免責事由は共済金の種類により異なります。また、指定職 業の就業に伴う原因による入院・通院等は、免責事由に該 当するため、共済金をお支払いしません。 ⑤契約引受団体が求めた共済金請求に必要な書類が未提出の場 合(→「25- 2.共済金のご請求とお支払い(P.57) 」参照) ※必要な書類をご提出いただき、事実確認ができるまでは共 済金をお支払いしません。 ⑥受取人による書類の虚偽表示・偽造があった場合(→「252.共済金のご請求とお支払い」参照) ⑦条件付加入制度で加入しており、申込時に共済金をお支払い しないことに同意した事由による場合(→「3- 2.条件付加 入制度(P.14)」参照) - 38 - ⑧共 済事由発生時に契約が失効していた場合(→「8.掛金の 払込猶予期間と契約の失効(P.20)」参照) ⑨契 約が無効や取消しとなった場合(→「21- 2.契約の無効 ( P.48)」「21- 5.詐 欺 ま た は 強 迫 に よ る 契 約 の 取 消 し (P.51)」参照) 18 共済金を削減してお支払いする場合について 18-1.共済金を削減してお支払いする場合 申込日から1年以内に発生・開始した共済事由や、自殺行 為による共済事由について、共済金を削減してお支払いす る場合があります。 ◎共済金をお支払いする場合で、次の(1)~(4)に該当す る場合は、共済金を削減してお支払いします。ただし、他の 規定により共済金をお支払いしない場合があります(→「17. 共済金をお支払いしない場合について(P.37)」参照)。 ◎共済金額は、次の計算により算出します。 支払共済金額=共済金額×支払率(表中の 「支払率」欄に表記) (1)病気死亡・病気重度障害共済金 削減事由 支払率(支払共済金) ア. 申込日から2年以内かつ発効日後 共済金額の20%ま の自殺による死亡または自殺行為に たは10万円のいず よる重度障がい れか大きい額 イ.申込日以前にすでにかかっていた*病気または受傷して いた傷害を原因として(直接・間接を問いません)、申込 日から申込日を含んで ⅰ.90日以内に死亡または重度障 30% がいとなったとき ⅱ.91日 ~ 180日 以 内 に 死 亡 ま 50% たは重度障がいとなったとき ⅲ.181日~1年以内に死亡また 70% は重度障がいとなったとき - 39 - (2)親死亡・親重度障害共済金(ジュニア18コース) 削減事由 申込日から1年以内かつ発効日後の自殺 による死亡または自殺行為による重度障 がい 支払率 50% (3)病 気入院共済金、病気長期入院共済金、女性特定病気入 院共済金 削減事由 支払率 申込日以前にすでにかかっていた*病気を原因として(直接・ 間接を問いません)、申込日から申込日を含んで ⅰ.90日以内に始まる入院 30% ⅱ.91日~ 180日以内に始まる入院 50% ⅲ.181日~1年以内に始まる入院 70% 済金を削減してお支払いした入院と1回の入院と 共 ご注意 みなす再入院について、共済金をお支払いする場合 は、前の入院と同じ支払率に削減してお支払いしま す(→「18- 2.病気入院共済金を削減してお支払い する主な事例(P.41)」参照)。 (4)手術共済金 削減事由 支払率 申込日以前にすでにかかっていた*病気を原因として(直接・ 間接を問いません)、申込日から申込日を含んで ⅰ.90日以内に受けた手術 30% ⅱ.91日~ 180日以内に受けた手術 50% ⅲ.181日~1年以内に受けた手術 70% * 「申込日以前にすでにかかっていた」とは、次のいずれかの 状態をいいます。 ア.契約者または被共済者が、申込日以前に病気の症状につ いて自覚または認識していた場合 イ.被共済者が申込日以前に医師の診療を受けていた場合 ウ.被共済者が健康診断等において検査異常の指摘を受けて いた場合(被共済者の法定代理人が被共済者に代わり、検 査異常の指摘を受けていた場合も含みます) - 40 - 18-2.病気入院共済金を削減してお支払いする主な事例 ※以下、例に挙げる入院については、すべて最初の申込日以前 にすでにかかっていた病気が原因の入院とします。 V4000円コース V4000 入院 90日以内 V2000 V2000 発効日 入院 181日以上 1年以内 ⇒入 院開始日が申込日から90日以内のため、共済金日額の 30%にてお支払いします。 ※V2000円コースに加入の場合 病気入院共済金日額= (V2000円コースの入院共済金日額)5,000円 ×(支払率)30%=1,500円 申込日 【例2】1回の入院について 共済金を削減してお支払いした入院と1回の入院とみなされる 再入院については、前の入院と同じ支払率に削減してお支払い します。 発効日 入院 ① ⇒更改前の契約(V4000円コース)の申込日からの経過日数 にて支払率を決定します。 入院開始日がV4000円コースの申込日より1年以内のため、 共済金日額の70%にてお支払いします。 病気入院共済金日額= (V2000円コースの入院共済金日額)5,000円 ×(支払率)70%=3,500円 【例4】保障額の大きいコースに更改した場合 ※V2000円コースの入院共済金日額=5,000円 R4000円コースの入院共済金日額=7,000円 V2000円コース 入院 ② ※入院②は入院①と同一原因の入院とします。 ⇒入院①:入 院開始日が申込日から90日以内のため、共済金 日額の30%にてお支払いします。 入院②:入院①の退院日から180日以内の入院のため、1回 の入院とみなし、入院①と同じ支払率(共済金日額 の30%)にてお支払いします。 ※V1000円コースに加入の場合 病気入院共済金日額= (V1000円コースの入院共済金日額)2,000円 ×(支払率)30%=600円 V2000 V2000 発効日 R4000円コース R4000 R4000 発効日 申込日 180日以内 申込日 90日以内 V4000 発効日 V2000円コース 申込日 発効日 申込日 申込日 【例1】 【例3】保障額の小さいコースに更改した場合 ※V4000円コースの入院共済金日額=10,000円 V2000円コースの入院共済金日額= 5,000円 入院 1年超 91日以上180日以内 R4000円コースの入院共済金日額(7,000円)を ①更改前の契約(V2000円コース)の入院共済金日額(5,000 円)と ②更改により増額した入院共済金日額(7,000円-5,000円= 2,000円) に分けて計算します。 ⇒①については、更改前の契約(V2000円コース)の申込日 からの経過日数にて支払率を決定します。入院開始日が - 41 - - 42 - V2000円コースの申込日より1年を超えるため、①部分の 共済金日額に削減はありません。 ②については、更改契約(R4000円コース)の申込日から の経過日数にて支払率を決定します。入院開始日がR4000 円コース申込日から180日以内のため、共済金日額の50% にてお支払いします。 ① 部 分 の 共 済 金 日 額 は5,000円、 ② 部 分 の 共 済 金 日 額 は 2,000円×(支払率)50%=1,000円です。①+②で、共済 金日額6,000円にてお支払いします。 ご契約後について 契約に関する各種ご照会、お手続きは契約者ご本人からご加入 の生協までご連絡ください。その際、共済証書記載の契約番号、 組合員番号、契約者と被共済者の氏名および電話番号をお知ら せください。各種お手続きの場合、ご提出いただく書類をご案 内し、必要書類を送付します。 19 通知事項について 19-1.契約者から生協に通知が必要な場合 (契約者の 通知義務) 次のような変更があった場合、契約者はすみやかにご加入 の生協までご連絡ください。 ①結婚等による契約者、被共済者、指定した死亡共済金受取人 および指定代理請求人の氏名変更 ②引越し等による契約者の住所または住居表示の変更 ③掛金の振替口座の変更 ④結婚、子どもの就職にともない組合員と契約者や契約者と被 共済者が別生計になる等の世帯の変化 ※「 氏名変更」とは、結婚等による 「姓名」の変更であって、 人の変更ではありません。 ※ 《たすけあい》の改定事項や契約に関する重要な事項は、共 済証書記載または変更の通知のあった契約者の住所に送付し ます。契約者の氏名、住所または住居表示の変更について通 知がされていない場合、契約引受団体に最終の通知のあった 契約者の住所への送付をもって契約者に通知したものとみな します。 - 43 - ※上記①~④の事項の変更の通知や連絡がされていない場合、 共済金請求時に共済金をお支払いできない場合や、お支払い に時間がかかる場合があります。契約者が正当な理由なく上 記①~④の変更の通知を怠ったことにより共済金のお支払い が遅滞した場合、契約引受団体は通知がされるまでの期間に ついての遅滞の責任を負いません。 他都道府県への転居時等、ご加入の生協を脱退・変 ご注意 更する場合も必ずご連絡ください(→「19- 2.生協 を脱退する場合(P.44)」参照)。 19-2.生協を脱退する場合 (1)組合員が転居により生協を脱退する場合 転居先で《たすけあい》を取扱う生協の組合員となること で、契約を継続できます。 居後、すみやかに生協加入手続きを行ってくださ 転 ご注意 い。手続きが所定の期限内にされない場合は、掛金 の振替ができずに契約が失効することがあります。 (2)組合員が生協を任意で脱退する場合 契約を継続するためには、生協の組合員であることが必要 です(→「2- 1.契約者になることができる方(P. 6) 」参 照)。生協の組合員でなくなった場合、掛金の振替ができず に契約が失効することがあります。ご加入の生協を脱退す る場合、《たすけあい》を取扱う他の生協の組合員となるこ とで、契約を継続できます。 ※詳しくは、ご加入の生協までお問い合わせください。 約の継続を希望しない場合は、生協脱退の手続き 契 ご注意 とは別に、解約手続きが必要です。 - 44 - 19-3.海外渡航をする場合 契約者が3ヵ月を超えて海外に渡航する場合は、契約者を 家族の方に変更(承継)するか、契約上の事務手続きを行 う方として、代理人*を指定することが必要となります。海 外への書類等の発送、振込み等は行うことができません。 *代理人は、契約者の親族、または契約者の日常生活に密接な 関係にある方(契約引受団体が認めた場合に限ります。)と し、日本国内に在住する方に限ります。 ※詳しくは、ご加入の生協までお問い合わせください。 ※契約者の変更(承継)については、「20- 1.契約者を変更す る場合(承継)(P.45) 」をご参照ください。 ※被共済者が海外渡航中に入院、死亡等の共済事由が発生した 場合は日本国内と同様の取扱いとなります。ただし、診断書 等の提出書類が外国語で記載されている場合、受取人に訳文 の添付を求める場合があります。 20 契約内容の変更について 20-1.契約者を変更する場合 (承継) 契約者は、被共済者の同意および契約引受団体の承諾を得 て、他の方(契約者になることができる方の範囲を満たす 方に限ります)に契約を引継ぐことができます。このこと を契約の承継といいます。また、契約者が死亡した場合、 同様の手続きで被共済者が契約を引継ぐことができます。 ※被共済者が未成年者である等の理由で、契約者となることが 困難な場合には、他の方が契約を引継ぐことができます。 ※いずれの場合も、契約を引継ぐことができる方は、 「2- 1.契 約者になることができる方(P. 6)」の範囲内であり、かつ、 その方との関係で、被共済者が「2- 2.被共済者になること ができる方(P. 7)」の②の範囲内となる方です。 約者が変更された場合は死亡共済金受取人、およ 契 ご注意 び指定代理請求人の指定の効力を失いますので、再 度指定する必要があります(→「2- 3.(2)死亡 共 済 金 受 取 人 の 指 定、 変 更 お よ び 指 定 の 取 消 し ( P. 8)」 、 「 2 - 3 .( 6) 指 定 代 理 請 求 人 制 度 (P.10) 」参照)。 - 45 - 20-2.加入コースを変更する場合(更改) 契約者は、共済期間中に被共済者の同意を得て、被共済者 の加入コースを変更(更改)することができます。 ※更改加入できる年齢・性別はコースにより異なりますので、 資料1「各コースの保障内容」(P.107)にてご確認くださ い。 ①保障を増額する場合 更改契約の申込日において、被共済者が告知事項に該当して いない場合に更改できます。ただし、下記の組み合わせにつ いては、保障は増額となりますが、告知事項に該当する場合 でも更改できます。 更改前のコース 更改後のコース 700円コース V1000円コース・W1000円コース 1700円コース L2000円コース 2700円コース L3000円コース 3900円コース L4000円コース C1000円コース W1000円コース L2000円コース・V2000円コース C1600円コース W1000円コース・W2000円コース ※保 障の増額とは、「病気死亡(重度障がい)」「病気入院」の 共済金額のいずれかが増額となる場合をいいます。 ②保障を減額する場合 更改契約の申込日において、被共済者が告知事項に該当する 場合でも更改できます。 ※保 障の減額とは、「病気死亡(重度障がい)」「病気入院」 の共済金額のいずれかが減額になり、かつ、いずれも増額 にならない場合をいいます。 ※た だし、J1000円コースからJ1900円コースへは、告 知事項に該当する場合は更改できません。 ※条件付加入制度を利用して更改する場合の共済金お支払い の条件等は、ご加入の生協までお問い合わせください。 ③更改後の保障の開始 更改後の掛金が払込まれた日の翌日午前0時から保障が始ま ります。更改前の契約はその前日に解約となります。 - 46 - 20-3.《ずっとあい》への移行 満50歳から満65歳の方は、《たすけあい》から《ずっとあ い》に契約を移行することができます。移行にあたっては、 《たすけあい》に2年以上ご加入で、かつ、移行の際の告知 事項に該当しないことが必要です。 ※詳しくはご加入の生協までお問い合わせください。 ※ご加入のコースにより移行できるコースは異なります。また、 V1000円 コ ー ス、 W1000円 コ ー ス、700円 コ ー ス、 C 1000円コースにご加入の方は、65歳時のみ移行することが できます。 ※移行契約は、2012年1月2日以後の契約発効から実施して います。 20-4.契約を解約する場合 契約者は、いつでも将来に向かって契約を解約することが できます。解約する場合は、契約引受団体所定の解約届を ご提出ください。解約届のご提出後、次のいずれか遅い日 の翌日午前0時から契約は効力を失います。 ・解約届に記入された解約指定日 ・解約届がご加入の生協に到着した日 かいやくへんれいきん ※ 《たすけあい》には満期金、解約返戻金はありません。 ※払込方法が年払(新規では取扱いできません)の場合、解約 時に未経過の共済期間の月数に応じて掛金を返金します。 解約の申し出をされた場合も解約日までは共済期間 ご注意 となるため、解約日までの掛金を払込みいただく必 要があります。 ◎ 《たすけあい》は将来、万が一の病気やケガの際にお役に立 つ保障商品ですので、ぜひ末永くご継続ください。また、解 約後改めて加入を申し込む場合、健康状態によっては告知事 項に該当して加入いただけない場合もあります。契約を見直 す際は慎重にご検討ください。 - 47 - 21 契約の終了について ◎契 約が失効となる場合については「8.掛金の払込猶予期間 と契約の失効(P.20)」を、契約の解約については「204.契約を解約する場合(P.47)」をご参照ください。 21-1.契約の終了の種類 契約の終了には、次の種類があります。 終了事由 契約の取扱い (1)無効 申込日から効力が生じなかったものとします (2)解除 将来に向かって終了します 死亡したとき、または重度障がいの固定日を (3)消滅 もって終了します (4)取消し 申込日にさかのぼって取消します (こ規30) (住規21) 21-2.契約の無効(生規30) 次のいずれかに該当する場合、契約の効力は契約締結時から生 じなかったこと(無効)とし、共済事由が発生しても共済金を お支払いしません。すでに共済金を支払っている場合、契約引 受団体はその共済金の返還を請求できます。また、すでに契約 引受団体に払込まれた掛金は、無効が判明したときからさかの ぼって3年分を限度として返金します(契約が無効であること を契約者が知っていた場合を除きます)。 ①発効日において、契約者が 「2- 1.契約者になることができ る方(P. 6)」に定める範囲外だったとき、または被共済者 が 「2- 2.被共済者になることができる方(P. 7) 」の①② に定める範囲外だったとき。 ※継続(更新)契約の場合も同様です。 ②被共済者が発効日の前日にすでに死亡していたとき。 ※発効日前の共済事由に対して見舞金をお支払いする場合は 除きます(→ 「29.見舞金のお支払いについて(P.82) 」 参照)。 ③一人の被共済者が《たすけあい》の複数のコースに加入して いたとき(→ 「3- 3.加入限度(P.16)」参照)。 ※原則として初回発効日の遅い契約が無効となります。共済 事由が発生していた場合でも、無効となった契約では共済 金をお支払いしません。 ④契約者の意思によらない契約、または被共済者の同意を得て いない契約のとき。 - 48 - (こ規31、32) (住規22、23) 21-3.契約の解除(生規31、32) 契約が解除となった場合、解除の通知は、契約者に対して行い ます。ただし、契約者の所在不明、その他の理由で契約者に通 知できない場合は、契約引受団体は、被共済者または受取人に 対する通知によって行うことができます。 (1)告知義務違反による契約の解除 契約者または被共済者が、契約の申し込みにあたって、故意 または重大な過失により、告知事項について、事実をかくし たり、事実でないことを記載して申し込んだ場合(告知義務 違反)、契約引受団体は将来に向かってその契約を解除する ことができます。この場合、すでに払込まれていた掛金は返 還しません。 カ.告知義務違反のあった申込日(保障額を増額する更新・更 改・移行の申込日を含みます)から5年を経過したとき。 ※イ、ウについては、契約引受団体との契約を媒介できる者 (生協の職員)の行為がなかったとしても、契約者または被 共済者が解除の原因となる事実を告げず、または事実でない ことを告げたと認められる場合には、契約引受団体は契約を 解除することができます。 ※次のいずれかの場合は、契約引受団体は契約を解除するこ とができません。 ア.契約引受団体が契約締結時に告知義務違反の事実のある ことを知っていた、または過失により告知義務違反の事実 のあることを知らなかったとき。 イ.契約引受団体との契約を媒介できる者(生協の職員)が 契約者または被共済者による告知事項への回答を妨げたと き。 ウ.契約引受団体との契約を媒介できる者(生協の職員)が 契約者または被共済者に対して、事実を告げないように、 または事実でないことを告げるようにすすめたとき。 エ.契約引受団体が解除の原因(告知義務違反)を知ってか ら1ヵ月を経過したとき。 オ.告知義務違反のあった申込日(保障額を増額する更新・ 更改・移行の申込日を含みます)から2年以内に共済事由 が発生しておらず、なおかつ2年を超えて契約が存続して いたとき。 (2)重大事由による契約の解除 次のいずれかの場合、 契約引受団体は将来に向かってその契 約を解除することができます。この場合、すでに払込まれて いた掛金は返還しません。 ア.契約者、被共済者(死亡共済金の場合を除きます)また は受取人が、契約引受団体に共済金を支払わせることを目 的として、故意に共済事由を発生させ、または発生させよ うとしたとき。 イ.契約者または受取人が共済金の請求行為に関して詐欺を 行い、または行おうとしたとき。 ウ.他の共済契約または保険契約等との重複により、被共済 者にかかる共済金等の合計額が著しく過大であり、共済制 度の目的に反すると認められたとき。 エ.契約者、被共済者または受取人が、次のいずれかに該当 するとき。 ⅰ.暴力団、暴力団員(暴力団員でなくなった日から5年 を経過しない者を含みます。)、暴力団準構成員、暴力団 関係企業その他の反社会的勢力(以下「反社会的勢力」 といいます。)に該当すると認められること ⅱ.反社会的勢力に対して資金等を提供し、または便宜を 供与するなどの関与をしていると認められること ⅲ.反社会的勢力を不当に利用していると認められること ⅳ.その他反社会的勢力と社会的に非難されるべき関係を 有していると認められること オ.契約者、被共済者または受取人が、過去に共済金または 保険金(共済または保険契約の種類を問いません。以下同 じです)を取得する目的で、共済事故または保険事故を発 生させる行為を行ったとき。 カ.契約者、被共済者または受取人が、過去に共済金または 保険金の請求行為について詐欺行為を行ったとき。 キ.相互扶助による生協組合員の共済を図ることの趣旨に照 らし、著しく妥当性を欠くと認めたとき。 - 49 - - 50 - 除をした日(契約者、被共済者、または受取人に 解 ご注意 解除の通知をした日。以下、「解除日」と表記)以前 に共済事由が発生していた場合でも、共済金をお支 払いしません。すでに共済金を支払っていたときは、 契約引受団体はその共済金の返還を請求できます。 ただし、その共済事由が解除の原因となった事実に よらなかったことを、契約者または受取人が証明し たときはこの限りではありません。 除日以前に共済事由が発生していた場合でも、共 解 ご注意 済金をお支払いしません。すでに共済金を支払って いたときは、契約引受団体はその共済金の返還を請 求できます。ただし、死亡共済金受取人のみが上記 エに該当し、重大事由による解除を行う場合で、そ の死亡共済金受取人が死亡共済金の一部の受取人で あるときは、死亡共済金のうち、その受取人以外に 支払われるべき共済金は支払います。 (こ規33) (住規24) 21-4.契約の消滅(生規33) 被共済者が死亡した場合、そのときをもって契約は消滅します。 また病気重度障害共済金、事故重度障害共済金をお支払いした 場合や、別表3 「後遺障害等級別支払割合表」(P.89)に定め る支払割合が100%の事故後遺障害共済金をお支払いした場 合、医師の診断に基づく障がいの固定日をもって契約は消滅し ます。 21-5.詐欺または強迫による契約の取消し(生規35) (こ規35) (住規26) 契約の締結に際して、契約者、被共済者または受取人に詐欺ま たは強迫の行為があったときは、契約引受団体は契約を取消す ことができます。この場合には、掛金は返還しません。また、 共済事由が発生しても共済金をお支払いしません。すでに共済 金および割戻金を支払っていたときは、契約引受団体はその共 済金の返還を請求できます。 (こ規34) (住規25) 21-6.被共済者による解約請求(生規34) イ.反社会的勢力に対して資金等を提供し、または便宜を供 与するなどの関与をしていると認められること ウ.反社会的勢力を不当に利用していると認められること エ.その他反社会的勢力と社会的に非難されるべき関係を有 していると認められること ④被共済者の契約者または受取人に対する信頼を損ない、契約 引受団体が当該契約の存続を不適当と認めたとき。 ⑤契約者と被共済者との間の親族関係の終了等の事情により、 当初被共済者が契約申込に同意した前提に大きな変化が生じ たとき。 22 割戻金について 毎年3月20日に決算を行い、剰余金があれば、原則として契 約者に割戻金をお支払いします。 ※各年度(毎年3月21日~翌年3月20日)の割戻金は、原則 として、決算日(3月20日)の属する月の末日(3月31日) に有効であった契約に対してお支払いします。詳しくは、ご 加入の生協までお問い合わせください。 23 共済金と税金について ※以 下は、平成26年9月現在の税制に基づく解説です。今後、 税制の変更に伴い取扱いが変わることがあります。詳細につ いては最寄りの税務署へお問い合わせください(住民税につ いては、都道府県、市区町村にお問い合わせください) 。 23-1.掛金の所得控除 契約者と被共済者が異なる契約について、次のいずれかに該当 する場合は、被共済者は契約者に対して契約の解約を請求する ことができます。 ①契約者または受取人が、契約引受団体に共済金を支払わせる ことを目的として、故意に共済事由を発生させ、または発生 させようとしたとき。 ②契 約者または受取人が共済金の請求行為に関して詐欺を行 い、または行おうとしたとき。 ③契約者または受取人が、次のいずれかに該当するとき。 ア.暴力団、暴力団員(暴力団員でなくなった日から5年を 経過しない者を含みます。)、暴力団準構成員、暴力団関係 企業その他の反社会的勢力(以下「反社会的勢力」といい ます。)に該当すると認められること (1)控除対象となる掛金 期間中に払込まれた掛金から住宅災害共済部分の掛金および 割戻金を除いた掛金が、保険料控除の対象となります。 な お、「病気死亡・病気重度障害共済金、事故死亡・事故重 度障害共済金、家族死亡・家族重度障害共済金、親死亡・親 重度障害共済金、扶養者事故死亡・扶養者事故重度障害共済 金」部分の掛金が、一般生命保険料控除の対象となります。 また、「事故後遺障害共済金、病気入院共済金、女性特定病 気入院共済金、事故入院共済金、病気長期入院共済金、事故 長期入院共済金、事故通院共済金、手術共済金」部分の掛金 - 51 - - 52 - ◎毎年1月1日から12月31日の間に払込まれた掛金の一部は、 保険料控除の対象となります。 が、介護医療保険料控除の対象となります。 ※平成23年12月31日以前に締結した契約については、期間 中に払込まれた掛金から住宅災害共済金部分の掛金および 割戻金を除いた掛金が、生命保険料控除の対象になります。 ※1年ごとの契約の更新および更改も契約の締結に含まれま す。 (2)共済掛金払込証明書の発行 毎 年10月頃に、保険料控除に関する共済掛金払込証明書を 発行します。年末調整または確定申告のお手続きの際に添付 してください。共済掛金払込証明書には、所得控除の対象と なる掛金額および算出方法を記載していますのでご確認くだ さい。 23-2.共済金の取得に関わる税金の取扱い (1)課税の対象となる共済金 ①死 亡共済金の税法上の取扱いは、契約者(掛金負担者)、 被共済者、扶養者(当該家族または親)および受取人の関 係によって、課税される税金の種類と金額が異なります。 ※家族死亡共済金・親死亡共済金も課税対象となる種類の共 済金ですが、金額が少ないため単独であれば控除額内に収 まります。ただし、他の一時所得や贈与財産と合算したと きに課税対象となる可能性があります。 ②下記の課税の例において所得税(一時所得)となる場合に は、確定申告が必要です。なお、入院をした場合で医療費 控除を受ける際には、かかった医療費から取得した入院共 済金等を差引いて計算します。 ※100万円を超える死亡共済金をお支払いした場合、契約引 受団体から税務署へ「支払調書」を提出します。 - 53 - 【死亡共済金に関わる課税の例】 契約者 被共済者 契約形態の例 (掛金負 受取人 税の種類 (死亡) 担者) 相続税 妻 夫 夫 (法定相 (保険金非課税 契約者と被共 続人*1) の特典あり) 相続税 法定 済者が同一人 夫 夫 相続人*1 (保険金非課税 以外 の特典なし) 契約者と受取 所得税(一時所 夫 妻 夫 人が同一人 得)/住民税 契約者と受取 *2 贈与税 夫 妻 子 人が別人 *1 民法の規定により、相続人になれる人のことをいいます。 *2 子を死亡共済金受取人に指定した場合。 【扶養者事故死亡共済金に関わる課税の例】 被共済者(子)の扶養者が 父の場合 契約形態の例 契約者 税の種類 扶養者 (掛金負 受取人 (死亡) 担者) 契約者と扶養 相続税 夫 夫 子*3 者が同一人 契約者と扶養 所得税(一時所 妻 夫 妻 者が別人 得)/住民税 *3 契 約者の死亡を原因として扶養者事故死亡共済金をお支払 いする場合、被共済者が受取人になります。子が未成年の 場合、親権者(未成年後見人)が代理で共済金請求をしま す。 ※家族死亡共済金・親死亡共済金の場合、上表の「扶養者」を 「当該家族または親」と読み替えます。 - 54 - (2)課税対象金額算出方法 共済金受取人が 死亡共済金-(500万円 法定相続人の場合 ×法定相続人の数) 相続税 共済金受取人が 死亡共済金 法定相続人以外の場合 所得税/(死亡共済金-当該共済期間の払込掛金 住民税 -50万円)×1/ 2 贈与税 死亡共済金-110万円 ※所得税、住民税について、他商品にも加入されている場合、 または契約が複数件ある場合も、1人に対して1年間に最高 50万円の控除です。 ※税額は、《たすけあい》の共済金以外の保険金や所得、相続、 贈与財産を考慮しなければ、通常、相続税が最も低くなりま す。 24 異議申立てについて (こ規83) (住規46) 24-1.異議の申立て(生規143) ①契約または共済金のお支払いについて、不服がある契約者ま たは受取人は、契約引受団体の審査委員会に対して異議を申 立てることができます。 ②異議の申立ては、契約引受団体の審査決定を知った日の翌日 から60日以内に書面によって行ってください。 ③異議の申立てを受けた場合、審査委員会は、異議の申立てを 受けた日から60日以内に審査を行い、その結果を通知しま す。 (こ規84) (住規47) 24-2.管轄裁判所(生規144) 契約における共済金請求等に関する訴訟については、契約引 受団体の主たる事務所の所在地または契約者あるいは受取人 の住所地を管轄する日本国内にある地方裁判所をもって、合 意による管轄裁判所とします。 請求手続きについて 25 共済金・見舞金の請求手続きについて 25-1.共済金・見舞金のご請求とお支払いの流れ 共済事由が発生した場合は、ご請求の手続きが必要です。次の ようにお手続きください。共済金のご請求手続きについては、 CO・OP共済ホームページ(http://coopkyosai.coop)で もご覧いただけます。 ①共済事由が発生したとき 受取人(→「2- 3.共済金の受取人について(P. 7) 」参 照)はまずご加入の生協のコープ共済センターにご連絡く ださい。ご提出いただく書類をご案内し、共済金請求書等 を送付します。 ※コープ共済センターの電話番号は共済証書にてご確認くださ い。 ※ご請求いただく前に、共済証書、ご契約のしおり等でご加入 のコースの保障内容をご確認ください。 ※共済金請求の手続きは、受取人ご本人からお願いします。 ※お手続きの際には、共済証書記載の契約番号、組合員番号、 契約者と被共済者の氏名および電話番号をお知らせくださ い。 ※手術共済金のご請求をいただく場合、あらかじめ医療機関に 手術名、手術コードをご確認のうえご連絡いただけますと、 より詳細なご案内をすることができます。 済証書に記載の内容(住所等)に変更がある場合は、合 共 わせてご連絡ください。 ②共済金請求書等が手元に届いたら 到着した書類をご確認のうえ、共済金請求書等に必要事項 を記入し、ご案内した提出書類をご準備ください。提出書 類は同封の返信用封筒に入れて送付してください。 ※ご請求時に提出いただいた書類は返却いたしませんので、ご 注意ください。 - 55 - - 56 - 請求に必要な書類(診断書、戸籍謄本等)の取得 ご ご注意 費用は、受取人の負担となります。 ご請求いただく際は、病院および医師等に対し治療 内容や傷病内容について照会すること、また照会内 容について証明書の発行を受ける場合があることを ご了承ください。被共済者(治療の対象者)にご了 承いただいていることを確認するために、同意書の 提出をお願いします(同意書は請求内容に関わらず ご提出ください)。 ③提出書類を送付したら 契約引受団体に書類が到着後、ご請求内容を確認します。 提出いただいた書類の内容を確認した後、入院・ ご ご注意 通院期間や手術の種類等について、共済金のお支払 い内容を確定するために必要な事項が確認できない 場合等は、改めて他の書類の提出をお願いすること があります。 ④共済金・見舞金のお支払い ご請求内容を確認後、契約内容に基づいて、受取人に共済 金・見舞金をお支払いします。 請求内容を確認した結果、共済金・見舞金をお支 ご ご注意 払いしない場合や削減してお支払いする場合があり ます(→「17.共済金をお支払いしない場合につい て(P.37)」 「18- 1.共済金を削減してお支払いす る場合(P.39)」参照)。 25-2.共済金のご請求とお支払い (1)事故発生の通知義務(生規50、 57、 63)(こ規48、 53) (住規35) ①不慮の事故による事故死亡・事故重度障がい、事故後遺障 がい 契約者、被共済者または受取人は、共済事由の発生を知っ たときは、事故発生の状況と傷害の程度を、ご加入の生協 を通じて30日以内に契約引受団体にご通知ください。 - 57 - ②住宅災害 共済事由が発生したときは、契約者、被共済者または受取 人は、ご加入の生協を通じて災害発生の状況をすみやかに 契約引受団体にご通知ください。 ※上記①、②の通知を怠った場合は、共済金のお支払いに時間 がかかったり、お支払いができないことがありますのでご注 意ください。 (2)共済金のご請求(生規21、22、24、25、26、27、39、 40)(こ規21、22、24、25、26、27、38、39) (住規30、31、36、37、39、40、41、42、43) ①受取人は、共済事由が発生したことを知ったときは、すみ やかにご加入の生協までご連絡ください。共済金請求書等、 必要書類を送付します。共済金請求は特別な理由がある場 合を除き、共済事由が発生した日からすみやかに行ってく ださい。 ※入院、ケガによる通院等で治療が継続中の場合は、上記 に関わらず、治療の終了後に共済金請求の手続きを行っ ていただければ結構です。 ※ご請求にあたり、病院および医師等に対し治療内容およ び傷病内容について照会する場合や、照会内容について 証明書の発行を受ける場合があることをご了承くださ い。 ②共済金は、請求に必要な書類すべてが契約引受団体に到着 した日の翌日から10日以内に受取人にお支払いします(こ の10日には、土曜日、日曜日、祝日および12月29日から 翌月3日までの日を含みません)。 ただし、共済事由の有無、契約の解除、無効または取消事 由の有無その他、契約引受団体がお支払いすべき共済金の 額を確定するために調査または確認が必要な場合は、必要 書類の到着日の翌日から30日以内に共済金をお支払いし ます。さらに、この調査・確認のために、以下の表に掲げ る事項について特別な照会や調査が必要な場合は、必要書 類の到着日の翌日から、表に示す期間(履行期)中に共済 金をお支払いします。 - 58 - 特別な照会や調査が必要な事項 履行期 災害救助法が適用された地域において調査ま 60日以内 たは確認等が必要な場合 病院等の医療機関または医師等へ書面または 面談による調査または確認等が必要な場合 医療機関、検査機関その他専門機関による鑑 90日以内 定または審査等が必要な場合 弁護士法その他法令に基づく照会が必要な場合 警察、検察、消防その他の公の機関による捜 査・調査等の結果を得る必要がある場合 180日以内 調査または確認先が日本国外にある場合 災害対策基本法に基づき設置された中央防災 会議において専門調査会が設置された首都直 下地震、東海地震、東南海・南海地震または 360日以内 これらと同規模の損害が発生するものと見込 まれる広域災害が発生した場合 ③共済金のお支払いについて、②に定めた期間より遅滞した 場合、契約引受団体は民法の規定に従って遅滞の責任を負 います。 ④契約引受団体は、必要に応じて、契約引受団体の指定する 医師による診断(検案を含みます)、および事実の確認を 求めることができます。 ⑤未払込掛金があるときは、契約引受団体は支払うべき共済 金から、契約者が払込むべき掛金を差引くことができます。 ⑥次の場合は共済金をお支払いしません。 ア.受取人が共済金の請求を、共済事由が発生した日の翌 日から3年間行わなかった場合(ただし、共済金をお支 払いできる場合もあります) イ.契約者、被共済者または受取人が共済金請求書類の虚 偽表示、偽造、変造、詐欺行為をした場合 ウ.契約引受団体が必要と認めた診断(検案を含みます)、 および事実の確認・照会に際し、契約者、被共済者、受 取人またはこれらの代理人が、正当な理由がなくその協 力、同意または回答を拒みもしくはこれを妨げた場合 (これにより必要な診断や事実の確認・照会が遅滞した 期間については、契約引受団体は遅滞の責任を負わず、 必要な診断や事実の確認・照会が終わるまでは共済金を お支払いしません) - 59 - ⑦次の場合、傷害に関する共済金を削減してお支払いします。 ア.事故時にすでに存在した障がい・傷病、または事故後 無関係に発生した傷病の影響によって当該事故による傷 害が重くなったときは、それらの影響がなかった場合に 相当する共済金の額を決定してお支払いします。 イ.正当な理由がなく、被共済者が治療を怠り、または契 約者もしくは受取人が被共済者を治療させなかったため に傷害が重くなったときは、通常の治療を行っていた場 合に相当する共済金の額を決定してお支払いします。 ⑧契約引受団体が次の事項について報告を求めたときは、契 約者は遅滞なく報告してください。契約者が正当な理由な く報告を怠ったときは、その報告がなされるまでの期間に ついては、契約引受団体は共済金お支払いの遅滞の責任を 負いません。 ア.被共済者の傷病もしくは障がいの状況 イ.被共済者の就業の状況 ウ.その他契約の維持または共済金のお支払い上必要な事 項 ⑨住宅災害が発生した場合、契約者は、損害の防止および軽 減に努めなければなりません。また、契約引受団体は、被 害の状況等について調査するため、当該住宅を検査するこ とができます。契約者、被共済者または受取人が、正当な 理由なくこの検査を拒否または妨害したときには、これに より検査が遅滞した期間については、契約引受団体は共済 金お支払いの遅滞の責任を負わず、検査が完了するまで共 済金をお支払いしません。 ⑩戦争その他非常な出来事または地震、津波、噴火その他こ れに類する天災の場合、契約引受団体の総会の議決を経て 共済金の分割払い、支払いの延期または削減をすることが あります。 (こ細17) (住細17) (3)共済金ご請求に必要な書類(生細17) 共済金請求の際は、下記の共済事由について、下表の該当す る書類をご提出ください。必要な書類が提出されない場合、 共済金お支払いの手続きがすすめられず、支払いが遅れたり、 お支払いできない場合があります。ご提出いただく書類につ いては、共済金ご請求の手続き時にご案内します。 ※書類(診断書、戸籍謄本等)の取得費用は受取人の負担とな ります。なお、契約引受団体は、下表以外の書類の提出を求 めることや、書類の一部の省略を認めることができます。 - 60 - 住 宅 災 害 ● ● ● ● ● ● ○ ○ ● ○ ● ● ● ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ● ○ ○ 扶養者事故重度障がい 亡 扶 養 者 事 故 死 亡 死 親 重 度 障 が い 親 ○ 共済金請求書 死亡診断書(死体検案書) 受取人の印鑑証明 障がい診断書 診断書(治療証明書) 事故状況についての申告書 不慮の事故であることを証する書類 死亡を確認できる公的証明書 配偶者であることの公的証明書 親であることの公的証明書 扶養者であることの公的証明書 続柄についての第三者の証明書 罹災証明書・修理見積書 住宅災害申告書 その他契約引受団体が指定するもの 家 族 重 度 障 が い ○ 必要書類 亡 ○ ○ ○ ○ ○ 死 ○ ○ ○ 族 ○ ○ 家 ● ● ● ○ 共済事由 術 ○ ○ ● 【共済金請求時の必要書類】 ●=必ず提出いただく書類 ○=契約引受団体が省略を認めることができる書類 手 ● 事 故 入 院 事 故 長 期 入 院 事 故 通 院 亡 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ● ● ● 女性特定病気入院 病 気 入 院 病 気 長 期 入 院 死 事 故 後 遺 障 が い 故 亡 共済金請求書 死亡診断書(死体検案書) 被共済者の戸籍謄本 受取人の戸籍謄本 受取人の印鑑証明 障がい診断書 診断書(治療証明書) 入院についての申告書 事故申告書 事故状況についての申告書 不慮の事故であることを証 する書類 その他契約引受団体が指定 するもの 事 故 重 度 障 が い 死 必要書類 事 気 共済事由 病 気 重 度 障 が い 病 【共済金請求時の必要書類】 ●=必ず提出いただく書類 ○=契約引受団体が省略を認めることができる書類 ● ● ○ ● ○ ● ● ● ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ※同順位の受取人が2人以上いる場合は、代表者を1人決めて 請求してください。その際は委任状の提出が必要です。契約 引受団体は委任者の印鑑証明を求める場合があります。 ※上 記書類のうち、「死亡診断書(死体検案書)」「障がい診断 書」「診断書(治療証明書)」については、原則として契約引 受団体所定の様式によるもので、原本の提出が必要です。 ※共済金の請求においては、受取人と被共済者の続柄等の確認、 および受取人の順位等の確認のため、住民票や被共済者の出 生から亡くなるまでをたどった戸籍謄本・改製原戸籍謄本等 のすべての提出を求める場合があります。 ※ 「2- 3.(6)指定代理請求人制度(P.10)」により指定代 理請求人が請求する場合、P.61 ~ 62の表の書類に加えて、 次の書類の提出が必要です。 - 61 - - 62 - ア.受取人が共済金を請求できない事情を示す書類(診断 書等) イ.受取人について成年後見人等が登記されていないこと の証明書(法務局で取得できます) ウ. 受取人と指定代理請求人の続柄等が確認できる書類 (住民票等) ※ 「2- 3.(9)受取人に共済金を請求できない事情があり、 かつ指定代理請求人制度を利用できない場合(P.12)」に より代理人が請求する場合、P.61 ~ 62の表の書類に加 えて、次の書類の提出が必要です。 ア.受取人や指定代理請求人が共済金を請求できない事情 を示す書類(診断書等) イ.受取人について成年後見人等が登記されていないこと の証明書(法務局で取得できます) ウ.受取人と代理人の続柄等が確認できる書類(住民票等) エ.代理人の印鑑証明書 オ.契約引受団体所定の念書 共済金等のお支払いの詳細について 26 共済金をお支払いする場合(共済事由) 下記に該当する場合、共済金をお支払いします。ご加入のコー スにより、保障される共済金の種類が異なりますので、共済証 書にてご確認ください。また、全ての共済金について、共済期 間中の事由に限りお支払いします。 減してお支払いする場合について 削 申込日から1年以内に発生・開始した共済事由や、自殺行 為による共済事由については、共済金を削減してお支払い する場合があります(→「18- 1.共済金を削減してお支 払いする場合(P.39) 」参照)。 - 63 - 死亡・重度障害共済金(生規 43) (こ規 42) 被 共 済 者 が 共 済 期 間 中 に 死 亡 ま た は 重 度 障 が い 別表1 (P.86)となった場合 事故死亡・事故重度障害共済金(生規 49、 56) (こ規 47) 被 共済者が申込日の翌日以後に発生した不慮の事故 別表2 (P.87)を直接の原因として、事故日から2年以内かつ共済 期間中に死亡または重度障がい別表1となった場合 事故後遺障害共済金(生規 62) (こ規 52) 被共済者が申込日の翌日以後に発生した不慮の事故別表2を 直接の原因として、事故日から2年以内かつ共済期間中に後 遺障がい別表3(P.89)となった場合 事故後遺障害共済金= 事故後遺障害共済金額×後遺障害等級別支払割合別表3 病気入院共済金(*1) 女性、医療、ベーシック、ウェルカムコース(生規 78、85) ジュニア 18 コース(こ規 57) 被共済者が共済期間中に、病気の治療のため病院または診 療所(以下、病院と表記)に入院を開始した場合、共済期 間中の入院について、1日目から、1回の入院について最 高 184 日分(ジュニア 18 コースは1回の入院につき最 高 360 日分) 病気入院共済金=病気入院共済金日額×入院日数 一般、ケガ通院コース(生規 67) 被共済者が共済期間中に、病気の治療のため病院に入院を 開始し、その入院が共済期間中に連続して5日以上となっ た場合、共済期間中の入院について、5日目から、1回の 入院について最高 184 日分 病気入院共済金=病気入院共済金日額× (入院日数-4日) 女性特定病気入院共済金(*1) (生規 125) 被 共済者が共済期間中に、 別表5「女性特定疾病分類表」 (P.102)に定める女性特定の病気の治療を直接の目的とし て病院に入院を開始した場合、共済期間中の入院について、 1日目から、1回の入院について最高 184 日分 女性特定病気入院共済金= 女性特定病気入院共済金日額×入院日数 - 64 - 事故入院共済金(*1)(生規 90、 97)(こ規 62) 被 共済者が申込日の翌日以後に発生した不慮の事故 別表2 (P.87)を直接の原因として、事故日から 180 日以内かつ 共済期間中に病院に入院を開始した場合、共済期間中の入院 について、1日目から、1回の入院について最高 184 日分 (ジュニア 18 コースは1回の入院につき最高 360 日分) 事故入院共済金=事故入院共済金日額×入院日数 病気長期入院共済金(*1)(生規 68、 79、 86)(こ規 58) 被共済者が共済期間中に、病気の治療のため病院に入院を開 始し、その入院が共済期間中に連続して 270 日以上となっ た場合 病気長期入院共済金=病気入院共済金日額× 60(*2) 事故長期入院共済金(*1)(生規 91、 98)(こ規 63) 被 共済者が申込日の翌日以後に発生した不慮の事故 別表2 を直接の原因として、事故日から 180 日以内かつ共済期間 中に病院に入院を開始し、その入院が共済期間中に連続して 270 日以上となった場合 事故長期入院共済金=事故入院共済金日額× 60(*2) 事故通院共済金(*3)(生規 103、 109)(こ規 67) 被共済者が申込日の翌日以後に発生した不慮の事故別表2を 直接の原因として、平常の生活または業務に支障が生じ、事 故日から 180 日以内かつ共済期間中に病院に通院を開始し た場合、事故日から 180 日以内かつ共済期間中の通院につ いて、1日目から、1事故につき最高 90 日分 事故通院共済金=事故通院共済金日額×通院日数 手術共済金(生規 119)(こ規 71) 被 共済者が共済期間中に、下記①②のいずれかに該当し、 別表4「手術支払割合表」(P.94)に定める手術を受けた場 合 ①病気の治療を直接の目的とする手術 ②申込日の翌日以後に発生した不慮の事故別表2による傷害 の治療を直接の目的とする、その事故日から 180 日以内 の手術 手術共済金=手術共済金額×手術支払割合表倍率(*2) - 65 - 家族死亡・家族重度障害共済金(生規 132) 配偶者の死亡・重度障がい 被共済者の配偶者が、共済期間中に死亡または重度障がい 別表1(P.86)となった場合 同居する親の死亡・重度障がい 被共済者またはその配偶者のいずれかと同居する被共済者 またはその配偶者の親が、共済期間中に死亡または重度障 がい別表1となった場合 被共済者を扶養する親またはその配偶者の死亡・重度障がい 被共済者を扶養する、親またはその配偶者(*4)が、共 済期間中に死亡または重度障がい別表1となった場合 扶養または同居する子の死亡・重度障がい 被共済者またはその配偶者のいずれかが扶養(*5)また は同居する子(*6)が、共済期間中に死亡または重度障 がい別表1となった場合 親死亡・親重度障害共済金(こ規 75) 被 共済者の親または扶養者(*7)が、共済期間中に死亡ま たは重度障がい別表1となった場合 扶養者事故死亡・扶養者事故重度障害共済金(*7) (こ規 79) 被共済者の扶養者が、申込日の翌日以後に発生した不慮の事 故別表2(P.87)を直接の原因として、事故日から2年以内 かつ共済期間中に死亡または重度障がい別表1となった場合 住宅災害共済金(全焼・全壊・流失/半焼・半壊/一部焼・ 一部損壊(損害額が 20 万円以上の場合)/床上浸水) (住規 2、 34・ 住細 23) 被 共済者の居住する住宅(*8)または家財が、共済期間中 に火災、破裂、爆発(*9) 、航空機の墜落、車両(*10)の 衝突、その他不慮の人為的災害(*11)および落雷、風水害 その他の自然災害(*12) (地震・津波・噴火を除きます) で損害を受けた場合 *1 入 院とは、医師による治療が必要であり、かつ自宅等での 治療が困難なため、病院または診療所に入り、常に医師の 管理下において治療に専念することをいいます。 *2 共済証書にはそれぞれ倍率を乗じた金額を表示しています。 *3 事 故通院共済金における通院とは、医師による治療が必要 であるため、病院または診療所に通うこと、または往診に より医師の治療を受けることをいいます。 *4 被 共済者を扶養する、親またはその配偶者とは、当該者の 収入で被共済者の生計を維持している親またはその配偶者 で、同居であることを要しません。 *5 被 共済者またはその配偶者のいずれかが扶養する子とは、 - 66 - 院に関する共済金をお支払いしません。ただし、契約引受団 体が特に認める場合は、この限りではありません。 ※入院は、病院で“入院”と扱われていることが支払条件とな ります(入院代、ベッド代等が算定されている場合) 。領収 書が“外来”になっている場合、医療機関で入院と扱われて いないため、入院共済金はお支払いしません。 ※病気やケガの治療を直接の目的とする所定の手術が支払対象 となります。視力矯正術(レーシック)、インプラント、診 断・検査・予防のための手術のようにケガや病気の治療を直 接の目的としない手術や、皮膚切開、創傷処理(縫合) 、デ ブリードマン、非観血的手術、抜歯、輸血等のように別表4 「手術支払割合表」(P.94)に定める手術に該当しない場合 や、医療機関で処置と扱われている場合は手術共済金の支払 対象外です。 ※同じ方の病気死亡共済金と病気重度障害共済金、事故死亡共 済金と事故重度障害共済金、家族死亡共済金と家族重度障害 共済金、親死亡共済金と親重度障害共済金、扶養者事故死亡 共済金と扶養者事故重度障害共済金は、二重にお支払いしま せん。 ※家族重度障害共済金、親重度障害共済金、扶養者事故重度障 害共済金のお支払いは、当該家族(親または扶養者)一人に 対し、1回に限ります。 被共済者またはその配偶者の収入で生計を維持している未 婚の実子または養子で、同居であることを要しません。 *6 同 居する子には、被共済者またはその配偶者と同居する実 子または養子の配偶者を含みます。 *7 扶 養者については 「主な共済用語(P.2)」をご参照くだ さい。 *8 被 共済者の居住する住宅とは、被共済者が日常生活を営む ために居住している住宅で、自家、借家、借間を問いません。 集合住宅または借間の場合は被共済者の占有部分を対象と します。 *9 破裂・爆発とは、気体または薬品等の急激な膨張による破裂・ 爆発や凍結による水道管等の破裂・爆発をいいます。水道 管が老朽化により破裂した場合等は、共済金の支払対象外 です。 *10 被共済者または被共済者と生計を共にする親族が所有もし くは運転する車両を除きます。 *11 不慮の人為的災害とは、次に掲げるものをいいます。ただし、 自然現象をともなわず、人的要因による不測かつ突発的な 事故により損害が発生しているものに限ります。 ア. 建物外部からの物体の落下、飛来、衝突または倒壊に よる損壊。ただし、被共済者またはその者と生計を共に する親族およびこれらの者と当該事故の発生にかかわっ た者の加害行為による損害をのぞきます。 イ. 同一の建物の他人の居室で生じた不測かつ突発的な事 故にともなう漏水、放水、または溢水による水ぬれ損害。 ウ. 給排水設備に生じた不測かつ突発的な事故にともなう 漏水、放水、または溢水による水ぬれ損害。ただし、被 共済者の居住している住宅に存在する欠陥または腐蝕、 さび、かび、虫害、その他の自然の消耗等に起因する損 害をのぞきます。 エ. その他突発的な第三者の直接加害行為。ただし、被共 済者またはその者と生計を共にする親族およびこれらの 者と当該事故の発生にかかわった者の直接加害行為によ る損害をのぞきます。 *12 風水害その他の自然災害は、暴風雨、旋風、突風、台風、高潮、 高波、洪水、なが雨、豪雨、雪崩れ、降雪、降ひょうを直 接原因とした災害をいいます。 ※医師とは医師法に定める医師および歯科医師法に定める歯科 医師とします。 ※健 康保険の療養の給付または療養費の対象とならないもの (美容整形、正常分娩、介護保険による入所等)は入院、通 (1)死亡・重度障害共済金(生細36)(こ細36) ①病気死亡共済金は死亡日、病気重度障害共済金は医師の診 断に基づく重度障がいの症状固定日における契約の病気死 亡・重度障害共済金額をお支払いします。 ②次のいずれかに該当する場合、重度障がいについて症状が 固定したものとみなします。 ア.疾病により、別表1「2.身体障害等級およびその内 容」(P.86)に規定する障がいの状態のうちいずれかに 該当し、その原因となった疾病について回復の見込みが ないとき。 イ. 不慮の事故により、事故日から2年以内に、別表1 「2.身体障害等級およびその内容」に規定する障がい の状態のうちいずれかに該当し、その原因となった傷害 について回復の見込みがないとき。 - 67 - - 68 - 27 共済金のお支払いに関するご注意 ウ.不慮の事故により、事故日から2年を超えて公的な障 がい認定(自動車賠償責任保険、労働災害、公務災害等) を受けたとき(事故日から2年目において医師からの症 状固定の診断がされたものとみなします)。 (2)事故死亡・事故重度障害共済金(生細36)(こ細36) ①事故死亡共済金は死亡日、事故重度障害共済金は医師の診 断に基づく重度障がいの症状固定日における契約の事故死 亡・事故重度障害共済金額をお支払いします。 ただし、不慮の事故発生後に、保障額の大きいコースへの 更改を申し込み、死亡日または重度障がいの症状固定日以 前に更改契約が発効したときは、不慮の事故発生時におけ る契約の事故死亡・事故重度障害共済金額をお支払いしま す。 ②被 共済者が症状固定日前に年齢満期日を迎えた場合は、 「(10)年齢満期時の取扱い(P.76)」をご参照ください。 ③次のいずれかに該当する場合、重度障がいについて症状が 固定したものとみなします。 ア. 不慮の事故により、事故日から2年以内に、別表1 「2.身体障害等級およびその内容」(P.86)に規定す る障がいの状態のうちいずれかに該当し、その原因と なった傷害について回復の見込みがないとき。 イ.不慮の事故により、事故日から2年を超えて公的な障 がい認定(自動車賠償責任保険、労働災害、公務災害等) を受けたとき(事故日から2年目において医師からの症 状固定の診断がされたものとみなします)。 (3)事 故後遺障害共済金(生規62・生細36)(こ規52・こ細 36) ①事故後遺障害共済金は、医師の診断に基づく後遺障がいの 症状固定日における契約の事故後遺障害共済金額にてお支 払いします。 ただし、不慮の事故発生後に、保障額の大きいコースへの 更改を申し込み、後遺障がいの症状固定日以前に更改契約 が発効したときは、不慮の事故発生時における契約の事故 後遺障害共済金額にてお支払いします。 ②事故の日から2年を超えてなお治療が必要な場合、事故日 から2年目における医師の診断に基づき、後遺障がいの等 級を認定して事故後遺障害共済金をお支払いします。ただ し、医師の診断時に事故後遺障害共済金が付帯された契約 が存続していた場合に限ります。 - 69 - ③事故後遺障害共済金のお支払いは、同一の不慮の事故につ いて、通算して事故後遺障害共済金額を限度とします。 ④被 共済者が症状固定日前に年齢満期日を迎えた場合は、 「(10)年齢満期時の取扱い(P.76)」をご参照ください。 ⑤次のいずれかに該当する場合、後遺障がいについて症状が 固定したものとみなします。 ア. 不慮の事故により、事故日から2年以内に、別表1 「2.身体障害等級およびその内容」(P.86)に規定す る障がいの状態のうちいずれかに該当し、その原因と なった傷害について回復の見込みがないとき。 イ.不慮の事故により、事故日から2年を超えて公的な障 がい認定(自動車賠償責任保険、労働災害、公務災害等) を受けたとき(事故日から2年目において医師からの症 状固定の診断がされたものとみなします)。 (4)病 気入院共済金(生規67、78、85・生細27、31、35、 37)(こ規57・こ細27、31、35、37) ①病気入院の退院日の翌日から180日以内に、その入院と同 じ原因(病名が異なっても、因果関係のある一連の病気を 含みます)で入院したとき、これらは1回の入院とみなし、 通算して184日分(ジュニア18コースは360日分)を限 度にお支払いします。 ※病気入院(1回とみなす入院を含みます)の退院日の翌 日を1日目として、再入院の開始日までの期間が180日 を超える場合に、新しい入院としてお支払いします。 ②病気入院期間中に別の病気になった場合、または、入院を 開始したときにその原因となった病気と異なる病気をすで に併発していた場合は、当初の入院開始の原因による入院 とみなし、通算して184日分(ジュニア18コースは360 日分)を限度にお支払いします。なお、重複する入院期間 については二重にお支払いしません。 ③事故入院共済金をお支払いする入院期間中に病気入院を開 始した場合、事故入院共済金をお支払いする期間が終了し た後の入院期間について、病気入院共済金をお支払いしま す(重複する入院期間については二重にお支払いしませ ん)。 ただし、一般コース、ケガ通院コースで病気入院開始後4 日以内に事故入院共済金のお支払いが終了した場合は、病 気入院の最初の4日分を差引いてお支払いします。 ④共済金は、入院開始時における契約の病気入院共済金額に - 70 - てお支払いします。入院期間中に保障額の大きいコースへ の更改契約が発効した場合も同様です。ただし、入院期間 中に保障額の小さいコースへの更改契約が発効した場合、 更改契約の発効日以後の入院期間については、保障額の小 さいコースの病気入院共済金額にてお支払いします。 ⑤被共済者が転入院した場合は、1回の入院とみなし、通算 して184日分(ジュニア18コースは360日分)を限度に お支払いします。なお、転入院は退院日の当日または翌日 に入院したものをいいます。ただし、次のような場合で退 院日と入院日の間隔があるときは、転入院として扱います。 ア.医師の指示により、転院の際に2~3日待機した場合 イ.旅行先の病院から居住地の病院への転院等、やむをえ ない事情により転院する場合 ⑥入院期間中の外泊日は、契約引受団体が特に認めた場合に 限り、入院日数に含めます。 ⑦医師が退院しても差支えないと認定した後の入院について は、共済金をお支払いしません。 ⑧次のいずれかに該当する入院については、病気入院とみな し、病気入院共済金のお支払いの対象になります。 ア.異常分娩による入院(契約引受団体が認めたものに限 ります) イ.申込日の翌日以後に発生した不慮の事故を直接の原因 として、事故の日からその日を含めて180日を経過した 後に開始する入院 ウ. 不慮の事故以外の外因を原因とする傷害による入院 (契約引受団体が認めたものに限ります) エ. 他者の疾病の治療を目的とする移植のための臓器等 (胸腹部臓器、骨髄および皮膚)の提供(売買行為によ るものは除きます)による入院 オ.他者の不慮の事故を直接の原因とする傷害の治療を目 的とする移植のための臓器等(胸腹部臓器、骨髄および 皮膚)の提供(売買行為によるものは除きます)による 入院 カ.申込日以前の不慮の事故を原因として、申込日から2 年を超えて開始した入院 ⑨被 共済者が入院中に年齢満期日を迎えた場合は、「(10) 年齢満期時の取扱い(P.76)」をご参照ください。 - 71 - (5)女性特定病気入院共済金(生規125・生細37) ①女性特定病気入院の退院日の翌日から180日以内に、その 入院と同じ原因(病名が異なっても、因果関係のある一連 の病気を含みます)で入院したとき、これらは1回の入院 とみなし、通算して184日分を限度にお支払いします。 ②女性特定の病気以外の病気や傷害を原因とする入院中に、 女性特定の病気の治療を直接の目的として入院を開始した ときは、女性特定の病気の治療を開始した日を初日として、 その治療を終了した日までの入院について、女性特定病気 入院共済金をお支払いします。 ③女性特定病気入院期間中に別の女性特定の病気になった場 合、または、女性特定の病気入院を開始したときにその原 因と異なる女性特定病気をすでに併発していた場合は、当 初の入院開始の原因による入院とみなし、通算して184日 分を限度にお支払いします。 ④女性特定病気入院共済金は、女性特定の病気による入院開 始時における契約の女性特定病気入院共済金額にてお支払 いします。入院期間中に保障額の大きいコースへの更改契 約が発効した場合も同様です。ただし、入院期間中に保障 額の小さいコースへの更改契約が発効した場合、更改契約 発効日以後の入院期間については、保障額の小さいコース の女性特定病気入院共済金額にてお支払いします。 ※転入院、入院期間中の外泊日、医師が退院しても差支えな いと認定した後の入院については、 (4)の⑤⑥⑦(P.71) を、被共済者が入院中に年齢満期日を迎えた場合は、 「 (10) 年齢満期時の取扱い(P.76)」をご参照ください。 (6)事故入院共済金(生規90、 97・生細27、 31、 37) (こ規 62・こ細27、 31、 37) ①事故入院の退院日の翌日から180日以内にその入院と同じ 原因(傷病名が異なっても因果関係のある一連の傷病を含 みます)で入院したとき、これらは1回の入院とみなし、 通算して184日分(ジュニア18コースは360日分)を限 度にお支払いします。 ②事故入院期間中に別の不慮の事故を原因として入院した場 合でも、当初の入院開始の原因による入院とみなし、重複 する入院期間については二重にお支払いしません。 ③病気入院共済金をお支払いする入院期間中に事故入院を開 始したときは、病気入院共済金をお支払いする期間が終了 した後の入院期間について、事故入院共済金をお支払いし - 72 - ます(重複する入院期間については二重にお支払いしませ ん)。ただし、一般コース、ケガ通院コースにおいては、 病気入院共済金をお支払いする病気入院の開始日から4日 以内に事故入院を開始した場合、事故入院の開始日から病 気入院の4日目までは事故入院共済金をお支払いします。 ④共済金は、入院開始時における契約の事故入院共済金額に てお支払いします。入院期間中に保障額の大きいコースへ の更改契約が発効した場合も同様です。ただし、入院期間 中に保障額の小さいコースへの更改契約が発効した場合、 更改契約発効日以後の入院期間については、保障額の小さ いコースの事故入院共済金額にてお支払いします。 ⑤不慮の事故発生後に保障額の大きいコースへの更改を申し 込み、入院開始日前に更改契約が発効したときは、不慮の 事故発生時における契約の事故入院共済金額にてお支払い します。 ⑥申込日の翌日以後に発生した不慮の事故を直接の原因とし て、事故日からその日を含めて180日を経過した後に開始 する入院、または不慮の事故以外の外因を原因とする傷害 による入院(契約引受団体が認めたものに限ります)は病 気入院とみなし、病気入院共済金をお支払いします。 ※転入院、入院期間中の外泊日、医師が退院しても差支えな いと認定した後の入院については、 (4)の⑤⑥⑦(P.71) を、被共済者が入院中に年齢満期日を迎えた場合は、 「(10) 年齢満期時の取扱い(P.76)」をご参照ください。 期入院共済金をお支払いします。 ③病気(事故)長期入院共済金は、入院が連続して270日と なった時における契約の病気(事故)入院共済金額にてお 支払いします。ただし、入院期間中に保障額の大きいコー スの更改契約が発効した場合は、入院開始時における契約 の病気(事故)入院共済金額にてお支払いします。 ④不慮の事故発生後に、保障額の大きいコースへの更改を申 し込み、入院開始日以前に更改契約が発効したときは、不 慮の事故発生時における病気(事故)入院共済金額にてお 支払いします。 ※転入院、入院期間中の外泊日、医師が退院しても差支えな いと認定した後の入院、他者への臓器等の提供のための入 院、病気入院とみなす取扱いについては、(4)の⑤⑥⑦ ⑧(P.71)を、被共済者が入院中に年齢満期日を迎えた 場合は、「(10)年齢満期時の取扱い(P.76)」をご参照 ください。 (7)病 気長期入院共済金・事故長期入院共済金(生規68、 79、86、91、98・生細27、31、37)(こ規58、63・こ 細27、31、37) ①病気(事故)長期入院共済金をお支払いする入院の退院日 の翌日から180日以内にその入院と同一の原因(傷病名が 異なっても因果関係のある一連の傷病を含みます)により 連続して270日以上の入院をした場合、これらは1回の入 院とみなし、病気(事故)長期入院共済金は二重にお支払 いしません。以後、退院の翌日から180日以内に上記と同 様の入院を繰り返した場合、病気(事故)長期入院共済金 は二重にお支払いしません。 ②病気(事故)長期入院期間中に別の傷病を生じた場合、ま たは入院を開始したときにその原因と異なる傷病をすでに 併発していた場合は、当初の入院開始の原因による入院と みなし、連続して270日以上となったとき病気(事故)長 (8)事故通院共済金(生規103、 109・生細27、 30、 38) (こ 規67・こ細27、 30、 38) ①通院日や入院日が重複したときは、共済金は二重にお支払 いしません。 ア.同一の事故により同じ日に重複して通院したときは、 通院1日とします。 イ.複数の事故により同じ日に重複して通院したときは、 先に起こった事故の通院日として共済金をお支払いしま す。 ウ.病気入院共済金、事故入院共済金、女性特定病気入院 共済金をお支払いする入院期間中の通院に対しては、事 故通院共済金をお支払いしません。 ②骨折等のケガの治療のため、ギプス、副木等の固定具*1の 常時装着*2 により平常の生活または業務に著しい支障が あると契約引受団体が認めたとき、(通院していない固定 具装着日数)×0.5日分を通院日数に加えてお支払いしま す。 ※入 院日、通院日と固定具装着日が重複している場合は、 共済金は二重にお支払いしません。 ※手の中指・薬指・小指、足指、鼻、歯のみの固定や体内 固定の場合は支払対象外です。 *1 包帯、サポーター、テーピング、ばんそうこう、松葉 杖等は含みません。 - 73 - - 74 - *2 「常時装着」とは、骨折等のケガの治療のために、医 師から指示を受けて日常生活において装着する場合を いい、スポーツ中や特定の作業時にのみ装着する場合 は含みません。 ③事故通院共済金は、通院開始時における契約の事故通院共 済金額にてお支払いします。通院期間中に保障額の大きい コースへの更改契約が発効した場合も同様です。ただし、 通院期間中に保障額の小さいコースへの更改契約が発効し た場合、更改契約発効日以後の通院期間については、保障 額の小さいコースの事故通院共済金額にてお支払いします。 ④不慮の事故発生後に保障額の大きいコースへの更改を申し 込み、通院開始日前または通院期間中に更改契約が発効し たときは、事故発生時における契約の事故通院共済金額に てお支払いします。 ⑤事故通院共済金は、不慮の事故を直接の原因として傷害を 被り、「平常の生活または業務に支障がある場合」の通院 についてお支払いします。「傷害のために就学に支障があ り通院した」、 「傷害のために就業や普段の家事に支障があ り通院した」等の場合にお支払いの対象となります。 なお、傷害および治療の内容によってはお支払いの対象と ならない場合があります。被共済者が平常の生活または業 務に支障がない程度に治癒した後の通院や、医師が通院し なくてもよいと認定した後の通院には共済金をお支払いし ません。 ⑥病院、診療所以外への通院は、次に該当する場合に対象と なります。ただし健康保険の療養の給付または療養費の対 象となる場合に限ります。 ア.柔道整復師(接骨院)…脱臼、骨折、打撲、捻挫の場 合 イ.あんまマッサージ指圧師、鍼師または灸師…事前に医 師より医療上の必要性を認められ指示がされている場合 ⑦被 共 済 者 が 事 故 通 院 中 に 年 齢 満 期 日 を 迎 え た 場 合 は、 「(10)年齢満期時の取扱い(P.76)」をご参照ください。 ②手術を複数回行った場合は、同じ日でなければその都度お 支払いします。ただし、別表4備考「3.その他の取扱い (P.100)」に該当する場合は除きます。 ③日帰りでの手術、または先進医療等であっても契約引受団 体の定める手術に該当すると判断できるものについては、 手術共済金をお支払いします。 ④次のいずれかに該当し、かつ別表4(P.94)に定める手 術については、病気の治療を目的とした手術とみなします。 ア.異常分娩による手術(契約引受団体が認めたものに限 ります) イ.申込日の翌日以後に発生した不慮の事故を直接の原因 として、事故日からその日を含めて180日を経過した後 に受けた手術 ウ. 不慮の事故以外の外因を原因とする傷害による手術 (契約引受団体が認めたものに限ります) エ. 他者の疾病の治療を目的とする移植のための臓器等 (胸腹部臓器、骨髄および皮膚)の提供(売買行為によ るものは除きます)による手術 オ.他者の不慮の事故を直接の原因とする傷害の治療を目 的とする移植のための臓器等(胸腹部臓器、骨髄および 皮膚)の提供(売買行為によるものは除きます)による 手術 カ.申込日以前の不慮の事故を原因として、申込日から2 年を超えて実施した手術 ⑤手術共済金は手術日における契約の手術共済金額にてお支 払いします。ただし、不慮の事故発生後に保障額の大きい コースへの更改を申し込み、手術日以前に更改契約が発効 したときは、不慮の事故発生時における契約の手術共済金 額にてお支払いします。 ⑥被共済者が入院中に年齢満期日を迎え、入院共済金が支払 われる期間中に手術を受けた場合は、「(10)年齢満期時 の取扱い」をご参照ください。 (9)手 術共済金(生規119・生細35、36)(こ規71・こ細35、 36) ①別表4 「手術支払割合表」(P.94)に定める手術のうち、 同じ日に複数種類の手術を受けた場合、または同じ手術を 複数回受けた場合は、最も高い倍率の手術で1回のみお支 払いします。 (10)年齢満期時の取扱い(生細32、33、36、37、38) (こ 細32、33、36、37、38) ①被共済者が年齢満期日を迎え、契約が満期終了した場合、 共済期間中の不慮の事故を直接の原因とする重度障がい・ 後遺障がいについては、満期終了日以後に症状固定した場 合も共済期間中の症状固定とみなし、支払対象になります。 ※事故日から2年以内の症状固定に限ります。 - 75 - - 76 - ②被共済者が年齢満期日を迎え、保障額が小さいコースへの 継続契約が発効した場合、満期終了を迎えたコースの共済 期間中の不慮の事故を直接の原因とする重度障がい・後遺 障がいについては、継続契約発効日以後に症状固定した場 合も満期終了を迎えたコースの重度障害・後遺障害共済金 額にてお支払いします。 ※事故日から2年以内の症状固定に限ります。 ③被共済者が年齢満期日を迎え、契約が満期終了した場合、 共済期間中から継続する入院・事故通院とその入院共済金 (長期入院共済金を除きます)が支払われる期間中の手術 については、満期終了日以後の期間も共済期間中の入院・ 事故通院・手術とみなし、支払対象になります。 ※手 術共済金は、共済期間中から継続する入院の原因と なった傷病の治療を直接の目的とするものに限ります。 ④被共済者が入院・事故通院中に年齢満期日を迎え、保障額 が小さいコースへの継続契約が発効した場合、満期を迎え たコースの共済期間中から継続する入院・事故通院とその 入院共済金(長期入院共済金を除きます)が支払われる期 間中の手術については、継続契約発効日以後の期間も満期 終了を迎えたコースの入院・事故通院・手術共済金額をお 支払いします。 ⑤上記③④の対象となる共済金は、病気入院共済金、女性特 定病気入院共済金、事故入院共済金、病気(事故)長期入 院共済金、事故通院共済金、手術共済金です。 (11)住宅災害共済金(住細23、 24、 25) ①住宅災害の程度 住宅災害の認定基準は、次のとおりです。 区分 基準 焼破損割合が 70%以上となったとき、また 全焼 ・ 全壊 ・ 流失 は建物が流失したとき 焼破損割合が 20%以上 70%未満となったとき 半焼 ・ 半壊 焼破損割合が 20%未満であり、建物および 一部焼 ・ 一部損壊 家財の損害額が 20 万円以上となったとき 上記3区分には該当せず、豪雨等で床面以上 床上浸水 に浸水(土砂の流入を含む)したとき ※焼破損割合は建物または家財ごとに計算し、いずれか大 きい割合を採用します。 ※一 部焼・一部損壊の場合、損害額が20万円未満の場合 は支払対象外です。 - 77 - ※複数の災害により損害を受けた場合で、先に発生した損 害を修復していないときは、1回の災害とみなし、最終 的な損害の程度にもとづき共済金をお支払いします。 ②損害額算出の対象となるもの ア.建物 イ.家財 ウ.畳、建具、その他の建物の従物 エ.電気・ガス・冷暖房設備、その他の建物の付属設備 オ.門、塀、垣根、その他の建物の付属工作物 カ.建物に付属する物置、納屋、その他の付属建物 キ.敷地 ※共有物または営業目的に使用しているものは損害額算出の 対象になりません。 ※上記イについては、次の2点を満たすものに限り対象とな ります。 ⅰ.被共済者が日常生活を営むために居住している住宅と 同一敷地内に存在するもの ⅱ.被共済者または被共済者と同居する親族が、日常生活 に必要とするものであること ※上 記のうちオ・カは、被共済者が集合住宅または借間に住 んでいる場合は、損害額算出の対象になりません(被共済 者または被共済者と同居する親族の費用で取付けたものは 対象になります)。 ※上記キについては、次の2点を満たすものに限り対象とな ります。 ⅰ.被共済者の居住する建物の敷地部分が崩れていること ⅱ.敷地の崩壊のために被共済者の居住する建物に損害が 及ぶおそれがあること ③損害額算出の対象とならないもの ア.通貨、有価証券、印紙、切手その他これらに準ずるもの イ. 貴金属、宝石、宝玉、貴重品および美術品たる書画、 彫刻物その他のもの ウ.稿本、設計図、図案、雛形、鋳型、模型、証書、帳簿 その他のもの エ.営業用の商品、半製品、原材料、器具備品、設備その 他のもの オ.自動車(排気量125ccを超えるもの) カ.家畜、家きん、植物その他これらに類するもの キ.物置・納屋の収容物で日常生活に必要でないもの - 78 - 28 共済金をお支払いしない場合(免責事由) (生規44、45、51、58、64、69、74、80、87、92、99、 104、110、120、128、133)(こ規43、44、49、54、 59、64、68、72、76、80)(住規38) 病気・事故入院、 病気・事故長期入院 - 80 - × × × × × (*2) (*3) × × (*4) 2. 契 約者または被共済者の重大な過 失、または重大な過失により生じ た傷害によるとき 3. 被 共済者による犯罪行為、または 犯罪行為により生じた病気 ・ 傷害 × によるとき 4. 被 共済者の法令に定める運転資格 を持たない運転、または酒気帯び 運転により生じた事故によるとき 5. 被 共済者の精神障がいまたは泥酔 によるとき 6. 被 共済者の薬物依存、または薬物 依存により生じた病気・傷害によ るとき 7. 頸 部症候群(むちうち症)または 腰 ・ 背痛で他覚症状(* 5)のな いものによるとき 8. 指 定職業(* 7)の就業にともな う原因によるとき 9. 被 共済者の病気に起因して生じた 事故によるとき - 79 - × (*4) × × × × × × × × × × × × × × × (*6) 女性特定病気入院 1. 右 記共済関 被共済者 係者の故意 (自殺行為含む) によるとき 受取人 (*1) 事故死亡、事故重度障がい 亡 × 契約者 事 故 通 院、 手 術 死 共済金をお支払い しない場合 事 故 後 遺 障 が い 気 共済事由 病 気 重 度 障 が い 下記の共済事由について、下表各欄に×印がある場合、共済金 をお支払いしません(免責事由)。 病 (12)生死不明の場合の共済金のお支払い(生規23・生細20) (こ規23・こ細20) 被共済者の生死がわからないとき、次の場合は死亡したもの とみなして共済金をお支払いします。ただし、共済金をお支 払いした後に、当該被共済者の生存がわかったときは、受取 人は共済金を契約引受団体に返還しなければなりません(請 求時には、この取扱いに同意する念書の提出が必要です)。 家族死亡共済金、親死亡共済金、扶養者事故死亡共済金の対 象となる家族についても同様です。 ア.家庭裁判所により失踪宣告を受けたとき イ.船舶または航空機の事故またはその他の危難に遭い、次 の期間を経過しても生死がわからないとき ⅰ.航空機の事故の場合 30日 ⅱ.船舶の事故の場合 3ヵ月 ⅲ.ⅰ、 ⅱ以外の危難の場合 1年 × 被共済者の扶養者 3. 契約者、被共済者、受取人または被共済者 の扶養者の犯罪行為によるとき 4. 被共済者の扶養者の法令に定める運転資格 を持たない運転、または酒気帯び運転によ り生じた事故によるとき 5. 被共済者の扶養者の精神障がいまたは泥酔 によるとき 8. 指 定職業(* 7)の就業にともなう原因に より発生したとき 9. 被共済者の病気に起因して生じた事故によ るとき 10. 新規契約(* 10)の申込日以前に既に発 生していた傷病を直接または間接の原因 × として新規契約の申込日から 180 日以内 に発生したとき 11. 新規契約(* 10)の申込日以前に既に発 生していた傷病を直接または間接の原因 として新規契約の申込日から 1 年以内に 発生したとき 12. 火 災等または風水害等の際の紛失、盗難 によるとき 13. 直 接 ・ 間接を問わず地震 ・ 津波 ・ 噴火に よるとき、または戦争その他の変乱によ るとき(* 11) - 81 - 害 × 受取人 災 被共済者 宅 × 住 契約者 扶養者事故重度障がい 2. 右 記 共 済 関係者の 重大な過 失による とき 扶養者事故死亡 契約者 × 1. 右 記 共 済 × 関 係 者 の 被共済者 故 意 に よ 受取人 × るとき 契約者と同一世帯に属する者(* 9) 親死亡、親重度 障 が い 共済金をお支払い しない場合 家族死亡、家族重度障がい 共済事由 × × × × × × × × (*8) (*4) (*4) × × × × × × × × × (*8) (*4) (*4) × × × × *1 契約者が被共済者と同一人である場合を除きます。 *2 被共済者の自殺行為による重度障がいの場合を除きます。 *3 免責事項ではありませんが、 「不慮の事故」に該当しないため、 共済金の支払いはありません。 *4 受 取人が複数の場合は、その残額を他の故意に該当しない受 取人にお支払いします。 *5 他覚症状とは、患者自身の自覚(疼痛等)に関わらず、レント ゲン検査または脳波検査等の結果、客観的、かつ医学的に証明 できる所見がある状態で、契約引受団体が認めたものとします。 *6 事故重度障がいの場合を除きます。 *7 指定職業(生細 24)(こ細 24)とは次の職業のことををいい ます。 ア.力士、拳闘家、プロレスラー、軽業師(かるわざし)等 イ.テストパイロット、テストドライバー等 ウ.競馬、競輪、オートレース、競艇等の職業競技者 エ. 国際平和協力隊員等(海外派遣中の全期間を従事中とみ なします) ※指定職業に従事しているアルバイトも含みます。 *8 当該親または扶養者と同一の方である場合を除きます。 *9 その方が契約者に共済金を取得させる意思がなかったことを、 契約者が証明した場合を除きます。 *10 保 障額を増額する更改契約の場合、増額部分が新規契約と同 様の扱いとなります。 *11 地 震・津波・噴火・戦争の原因により生じた火災等が延焼も しくは拡大したことにより生じた損害、または発生原因のい かんを問わず、火災等が地震・津波・噴火・戦争の原因によ り延焼もしくは拡大したことにより生じた損害を含みます。 29 見舞金のお支払いについて × (生細44)(こ細43)(住細27) × (1)発効日前の共済事由の取扱い 契約が発効したときは、発効日前に発生・開始した共済事由 でも、次の①②の場合は見舞金をお支払いします。 ※ただし、申込日の翌日から発効日の前日までに他の《たす けあい》の契約が継続しており、同一事由について共済金 をお支払いする場合には見舞金をお支払いしません。 × × × ①申込日の翌日以後に発生した不慮の事故を直接の原因とし て、発効日の前日までの期間に下表に該当する事由が発生 した場合、見舞金をお支払いします。 ※新規契約と更改、更新または移行契約で新たに付帯された 保障が対象です(契約が発効しなかった場合はお支払いし ません。また、契約が終了した場合は、終了日までの保障 となります)。 - 82 - 事故死亡・事故重度障害見舞金 被共済者が死亡または重度障がい 別表1 (P.86)となった場合 事故死亡・事故重度障害見舞金=事故死亡・事故重度障害共済金額 事故後遺障害見舞金 被共済者が後遺障がい 別表3 (P.89)となった場合 事故後遺障害見舞金= 事故後遺障害共済金額×後遺障害等級別支払割合 事故入院見舞金 被共済者が病院に入院を開始した場合(* 1) 事故入院見舞金=事故入院共済金日額×入院日数 事故長期入院見舞金 被共済者が病院に入院を開始し、その入院が発効日より前の入 院日数を含んで共済期間中に連続して 270 日以上となった場合 事故長期入院見舞金=事故入院共済金日額× 60 事故通院見舞金 被 共済者が傷害を被り、平常の生活または業務に支障が生じ、 病院に通院を開始した場合(* 2) 事故通院見舞金=事故通院共済金日額×通院日数 手術見舞金(事故) 被 共済者が、傷害の治療を直接の目的として 別表4 (P.94) に定める手術を受けた場合 手術見舞金=手術共済金額×手術支払割合表倍率 扶養者事故死亡・扶養者事故重度障害見舞金 被共済者の扶養者が死亡または重度障がい 別表1 となった場合 扶養者事故死亡・扶養者事故重度障害見舞金= 扶養者事故死亡・扶養者事故重度障害共済金額 住宅災害(全焼 ・ 全壊 ・ 流失/半焼 ・ 半壊/一部焼 ・ 一部損壊(損 害額が 20 万円以上の場合)/床上浸水) 被 共済者の居住する住宅(* 3)または家財が、火災、破裂、 爆発(* 4)、航空機の墜落、車両(* 5)の衝突、その他不慮 の人為的災害および落雷、風水害その他の自然災害(地震・津 波・噴火を除きます)で損害を受けた場合 住宅災害見舞金=住宅災害共済金額 *1 事 故入院見舞金は、1回の入院について 184 日分(ジュニ ア 18 コースは 360 日分)を限度とし、発効日以後に開始 した入院と入院日数を通算します。 *2 事 故通院見舞金は、同一の不慮の事故による通院について 90 日分を限度とし、発効日以後に開始した通院と通院日数 を通算します。 *3 被 共済者の居住する住宅とは、被共済者が日常生活を営む ために居住している住宅で、自家、借家、借間を問いません。 集合住宅または借間の場合は被共済者の占有部分を対象と - 83 - します。 *4 破 裂・爆発とは、気体または薬品等の急激な膨張による破裂・ 爆発や凍結による水道管等の破裂・爆発をいいます。水道 管が老朽化により破裂した場合等は、見舞金の支払対象外 です。 *5 被 共済者または被共済者と生計を共にする親族が所有もし くは運転する車両を除きます。 ②病気の治療を目的として、申込日の翌日から発効日の前日 までの期間に下記に該当する事由が発生した場合、発効日 以後の入院期間について見舞金をお支払いします(発効日 前の入院期間は支払対象外です)。 ※新規契約と更改・更新・移行契約で新たに付帯された保障 が対象です。 病気入院見舞金 ジュニア 18、女性、医療、ベーシック、ウェルカムコース 被共済者が、病気の治療のため病院に入院を開始した場合(*) 病気入院見舞金= 病気入院共済金日額×共済期間中の入院日数 一般、ケガ通院コース 被共済者が、病気の治療のため病院に入院を開始し、その 入院が共済期間中に連続して5日以上となった場合(*) 病気入院見舞金= 病気入院共済金日額×(共済期間中の入院日数-4日) 女性特定病気入院見舞金 被 共済者が、別表5 「女性特定疾病分類表」(P.102)に定 める女性特定の病気の治療を直接の目的として病院に入院を 開始した場合(*) 女性特定病気入院見舞金= 女性特定病気入院共済金日額×共済期間中の入院日数 病気長期入院見舞金 被共済者が、病気の治療のため病院に入院を開始し、その入 院が共済期間中に連続して 270 日以上となった場合 病気長期入院見舞金=病気入院共済金日額× 60 *ジ ュニア18コースの病気入院見舞金は1回の入院につい て360日分、ジュニア18コース以外の病気入院見舞金お よび女性特定病気入院見舞金は1回の入院について184日 分を限度とし、発効日以後に開始した入院と入院日数を通 算します。 - 84 - ※上記①および②の見舞金についても「26.共済金をお支払 いする場合(共済事由)(P.63)」、「27.共済金のお支払い に関するご注意(P.68)」、「18- 1.共済金を削減してお 支払いする場合(P.39)」、「25- 2.共済金のご請求とお 支払い(P.57) 」 、および「28.共済金をお支払いしない場 合(免責事由) (P.80)」の各規定を準用します。 (2)異常災害見舞金 契約者または被共済者の居住している住宅が、地震、津波、 または噴火によって損害を被ったときは、住宅災害共済金を お支払いしない場合(免責事由)に該当しますが、世帯に対 し、損害の程度に応じた異常災害見舞金をお支払いする場合 があります。損害を受けた場合は、ご加入の生協までご連絡 ください。 ※1 世帯に複数の契約がある場合や、他のCO・OP共済 (2014年9月現在、異常災害見舞金の対象となるCO・O P共済は、 《たすけあい》《あいぷらす》《ずっとあい》《あ いあい》です)に加入している場合でも、1世帯に対し1 回のお支払いとなります。 - 85 - 別表1 重度障害の定義 1.重度障害とは、疾病または不慮の事故によって、労働者災害補償保 険法施行規則(昭和 30 年9月1日労働省令第 22 号)別表第1(第 14 条、第 15 条、第 18 条の8関係)「障害等級表」の第1級、第2 級および第3級の②、③、④のいずれかの身体障害の状態であると医 師が診断したものをいいます。 なお、重度障害および後遺障害の等級の認定における身体障害とは、 疾病または傷害が治癒したときに残存する器質的変化を原因とし、将 きそん 来においても回復が困難と見込まれる精神的または身体的な毀損状態 をいいます。 ※身体障害には、不慮の事故を直接の原因とする非器質性精神障害(P TSD等)を含みます。 2.身体障害等級およびその内容 (1)第1級障害 ①両眼が失明したもの ②そしゃく、および言語の機能を廃したもの ③神経系統の機能または精神に著しい障害を残し常に介護を要するもの ④胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し常に介護を要するもの ⑤削除 ⑥両上肢を肘関節以上で失ったもの ⑦両上肢の用を全廃したもの ⑧両下肢を膝関節以上で失ったもの ⑨両下肢の用を全廃したもの (2)第2級障害 ①1眼が失明し、他眼の視力が 0.02 以下になったもの ②両眼の視力が 0.02 以下になったもの ②-2 神経系統の機能または精神に著しい障害を残し随時介護を要 するもの ② -3 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し随時介護を要するもの ③両上肢を手関節以上で失ったもの ④両下肢を足関節以上で失ったもの (3)第3級障害 ②そしゃくまたは言語の機能を廃したもの ③神経系統の機能または精神に著しい障害を残し終身労務に服するこ とができないもの ④胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し終身労務に服することができ ないもの ※視力の測定は、万国式試視力表により、1眼ずつ矯正視力について測 定します。 ※重度障害の等級の認定は、労働者災害補償保険法施行規則(昭和 30 年9月1日労働省令第 22 号)第 14 条(障害等級等)に準じて行い ます。 ※身体障害者手帳に記載されている障害の級別(身体障害者福祉法施行 規則(昭和 25 年4月6日厚生省令第 15 号)別表第5号(身体障害 者障害程度等級表)による認定)とは異なる場合があります。 - 86 - 別表2 不慮の事故等の定義とその範囲 1. 不慮の事故とは、「急激かつ偶然な外因による事故」をいいます。 ただし、疾病または体質的な要因を有する者が軽微な外因により発症 しまたはその症状が増悪したときには、その軽微な外因となった事故 は急激かつ偶然な外因による事故とみなしません。 2.外因による事故の範囲は下記に定めるものをいい、分類項目の内容 については、厚生労働省大臣官房統計情報部編 「疾病、傷害および死 因統計分類提要 ICD-10(2003 年版)準拠」によります。 分類項目 1.交通事故 分類 番号 V01~ V99 2.不慮の損傷のその他の外因 ただし、次の各号に該当するものを除きます。 (1)疾 病により呼吸障害、嚥下障害または精神神経障 害の状態にある者の 「胃内容物の誤えん<嚥><吸 引>(W78)」、「気道閉塞を生じた食物の誤えん< 嚥><吸引>(W79)」および 「気道閉塞を生じた その他の物体の誤えん<嚥><吸引>(W80)」 (2)「高圧、低圧および気圧の変化への曝露(W94)」 (3)「自然の過度の高温への曝露(X30)」 (4)「自然の過度の低温への曝露(X31)」 (5)「日光への曝露(X32)」 (6)疾 病の診断や治療を目的とした 「有害物質による 不慮の中毒および有害物質への曝露(X40 ~X 49)」 (7)「旅行および移動(X51)」 (8)「無重力環境への長期滞在(X52)」 (9)「食糧の不足(X53)」 (10)「水の不足(X54)」 (11)「詳細不明の欠乏状態(X57)」 W00~ X58 3.加害にもとづく傷害および死亡 た だし、「その他の虐待症候群(Y07)」に該当するも のを除きます。 X85~ Y09 分類項目 7.患者の異常反応または後発合併症を生じた外科的およ びその他の医学的処置で、処置時には事故の記載がない Y83~ もの Y84 ただし、疾病の診断や治療を目的としたものを除きます。 8.その他契約引受団体が特に認めたもの ※外因による事故の範囲には、戦争行為によるもの等は除きます。 3. 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(平成 10 年 10 月2日法律 114 号)第6条第2項、第3項および第4項に 定める感染症は不慮の事故とみなします。 不慮の事故とみなす感染症 ペスト、エボラ出血熱、マールブルグ病、クリミア・コンゴ出血熱、 ラッサ熱、腸チフス、パラチフス、ジフテリア、コレラ、細菌性赤痢、 急性灰白髄炎、腸管出血性大腸菌感染症 ※不慮の事故(急激かつ偶然な外因の事故)とは (1)急激とは、いいかえれば突発的に発生することを意味します。傷 害の原因としての事故が緩慢に発生するのではなく、原因となっ た 「事故」から結果としての 「傷害」までの過程が直接的で、時 間的間隔のないことを意味します。 (2)偶然とは、予知されない出来事をいいます。「事故の発生が偶然で ある」、「結果の発生が偶然である」、「原因、結果とも偶然である」 のいずれかであることを必要とします。 (3)外因とは、傷害の原因が被共済者の身体の外からの作用によるこ とをいい、上表で定める範囲のものをいいます。 ※「戦争または変乱」は上表の範囲外であり、外因に該当しません。 4.法的介入 た だし、「合法的処刑(Y35.5)」に該当するものを除 Y35 きます。 5.治療上の使用により有害作用を引き起こした薬物、薬 Y40~ 剤および生物学的製剤 Y59 ただし、疾病の診断や治療を目的としたものを除きます。 6.外科的および内科的ケア時における患者に対する医療 Y60~ 事故 Y69 ただし、疾病の診断や治療を目的としたものを除きます。 - 87 - 分類 番号 - 88 - 等級 別表3 後遺障害等級別支払割合表 きそん 体的な毀損状態をいいます。 ※後遺障害には、不慮の事故を直接の原因とする非器質性精神障害(P TSD等)を含みます。 第6級 1.後遺障害の定義 後遺障害とは、疾病または傷害が治癒したときに残存する器質的変化 を原因とし、将来においても回復が困難と見込まれる精神的または身 等級 第1級 第2級 2.後遺障害等級別支払割合表 等級については、下記の表によります。 障害の状態 支払 割合 別表1 2. 身体障害等級およびその内容(1)「第1級 100% 障害」と同じです。 第3級 第4級 第5級 - 89 - 第8級 第6級 ①1眼が失明し、他眼の視力が 0.06 以下になったもの 90% 別表1 2. 身体障害等級およびその内容(3)「第3級 100% 障害」と同じです。 ⑤両手の手指の全部を失ったもの 90% ①両眼の視力が 0.06 以下になったもの ②そしゃく及び言語の機能に著しい障害を残すもの ③両耳の聴力を全く失ったもの ④1上肢をひじ関節以上で失ったもの 80% ⑤1下肢をひざ関節以上で失ったもの ⑥両手の手指の全部の用を廃したもの ⑦両足をリスフラン関節以上で失ったもの ①1眼が失明し、他眼の視力が 0.1 以下になったもの ①-2 神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、特 に軽易な労務以外の労務に服することができないもの ①-3 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し、特に軽易 な労務以外の労務に服することができないもの 70% ②1上肢を手関節以上で失ったもの ③1下肢を足関節以上で失ったもの ④1上肢の用を全廃したもの ⑤1下肢の用を全廃したもの ⑥両足の足指の全部を失ったもの ①両眼の視力が 0.1 以下になったもの ②そしゃく又は言語の機能に著しい障害を残すもの 60% ③両耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することがで きない程度になったもの 第7級 別表1 2. 身体障害等級およびその内容(2)「第2級 100% 障害」と同じです。 障害の状態 ③-2 1耳の聴力を全く失い、他耳の聴力が 40 センチ メートル以上の距離では普通の話声を解することがで きない程度になったもの ④せき柱に著しい変形又は運動障害を残すもの ⑤1上肢の3大関節中の2関節の用を廃したもの ⑥1下肢の3大関節中の2関節の用を廃したもの ⑦1手の5の手指又は母指を含み4の手指を失ったもの ①1眼が失明し、他眼の視力が 0.6 以下になったもの ②両 耳の聴力が 40 センチメートル以上の距離では普通 の話声を解することができない程度になったもの ②-2 1耳の聴力を全く失い、他耳の聴力が1メートル 以上の距離では普通の話声を解することができない程 度になったもの ③神経系統の機能又は精神に障害を残し、軽易な労務以 外の労務に服することができないもの ④削除 ⑤胸腹部臓器の機能に障害を残し、軽易な労務以外の労 務に服することができないもの ⑥1手の母指を含み3の手指又は母指以外の4の手指を 失ったもの ⑦1手の5の手指又は母指を含み4の手指の用を廃した もの ⑧1足をリスフラン関節以上で失ったもの ⑨1上肢に偽関節を残し、著しい運動障害を残すもの ⑩1下肢に偽関節を残し、著しい運動障害を残すもの ⑪両足の足指の全部の用を廃したもの ⑫外貌に著しい醜状を残すもの ⑬両側のこう丸を失ったもの ①1 眼が失明し、又は1眼の視力が 0.02 以下になった もの ②せき柱に運動障害を残すもの ③1手の母指を含み2の手指又は母指以外の3の手指を 失ったもの ④1手の母指を含み3の手指又は母指以外の4の手指の 用を廃したもの ⑤1下肢を5センチメートル以上短縮したもの ⑥1上肢の3大関節中の1関節の用を廃したもの ⑦1下肢の3大関節中の1関節の用を廃したもの ⑧1上肢に偽関節を残すもの ⑨1下肢に偽関節を残すもの ⑩1足の足指の全部を失ったもの ⑪ひ臓又は一側のじん臓を失ったもの - 90 - 支払 割合 60% 50% 45% 支払 割合 15% 第 級 級 20% 10% 第 級 第 級 ③1眼のまぶたに著しい欠損を残すもの ③-2 10 歯以上に対し歯科補てつを加えたもの ③-3 両耳の聴力が1メートル以上の距離では小声を解 することができない程度になったもの ④1 耳の聴力が 40 センチメートル以上の距離では普通 の話声を解することができない程度になったもの 11 ⑤せき柱に変形を残すもの ⑥1手の示指、中指又は環指を失ったもの ⑦削除 ⑧1足の第1の足指を含み2以上の足指の用を廃したも の ⑨胸腹部臓器に障害を残すもの ①1眼の眼球に著しい調節機能障害または運動障害を残 すもの ②1眼のまぶたに著しい運動障害を残すもの ③7歯以上に対し歯科補てつを加えたもの ④1耳の耳かくの大部分を欠損したもの ⑤鎖骨、胸骨、ろく骨、肩こう骨又は骨盤骨に著しい変 形を残すもの ⑥1上肢の3大関節中の1関節の機能に障害を残すもの ⑦1下肢の3大関節中の1関節の機能に障害を残すもの 12 ⑧長管骨に変形を残すもの ⑧-2 1手の小指を失ったもの ⑨1手の示指、中指又は環指の用を廃したもの ⑩1足の第2の足指を失ったもの、第2の足指を含み2 の足指を失ったもの又は第3の足指以下の3の足指を 失ったもの ⑪1足の第1の足指又は他の4の足指の用を廃したもの ⑫局部にがん固な神経症状を残すもの ⑬外貌に醜状を残すもの ⑭削除 ①1眼の視力が 0.6 以下になったもの ②1眼に半盲症、視野狭さく又は視野変状を残すもの ②-2 正面視以外で複視を残すもの ③両眼のまぶたの一部に欠損を残し、又はまつげはげを 残すもの ③-2 5歯以上に対し歯科補てつを加えたもの 13 ④1手の小指の用を廃したもの ⑤1手の母指の指骨の一部を失ったもの ⑥削除 ⑦削除 ⑧1下肢を1センチメートル以上短縮したもの ⑨1足の第3の足指以下の1又は2の足指を失ったもの 級 30% 第 - 91 - 障害の状態 第 第9級 ①両眼の視力が 0.6 以下になったもの ②1眼の視力が 0.06 以下になったもの ③両眼に半盲症、視野狭さく又は視野変状を残すもの ④両眼のまぶたに著しい欠損を残すもの ⑤鼻を欠損し、その機能に著しい障害を残すもの ⑥そしゃく及び言語の機能に障害を残すもの ⑥-2 両耳の聴力が1メートル以上の距離では普通の話 声を解することができない程度になったもの ⑥-3 1耳の聴力が耳に接しなければ大声を解すること ができない程度になり、 他耳の聴力が1メートル以上 の距離では普通の話声を解することが困難である程度 になったもの ⑦1耳の聴力を全く失ったもの ⑦-2 神経系統の機能又は精神に障害を残し、服するこ とができる労務が相当な程度に制限されるもの ⑦-3 胸腹部臓器の機能に障害を残し、服することがで きる労務が相当な程度に制限されるもの ⑧1手の母指又は母指以外の2の手指を失ったもの ⑨1手の母指を含み2の手指又は母指以外の3の手指の 用を廃したもの ⑩1足の第1の足指を含み2以上の足指を失ったもの ⑪1足の足指の全部の用を廃したもの ⑫生殖器に著しい障害を残すもの ⑬外貌に相当程度の醜状を残すもの ①1眼の視力が 0.1 以下になったもの ①-2 正面視で複視を残すもの ②そしゃく又は言語の機能に障害を残すもの ③ 14 歯以上に対し歯科補てつを加えたもの ③-2 両耳の聴力が1メートル以上の距離では普通の話 声を解することが困難である程度になったもの ④1耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することがで きない程度になったもの 10 ⑤削除 ⑥1手の母指又は母指以外の2の手指の用を廃したもの ⑦1下肢を3センチメートル以上短縮したもの ⑧1足の第1の足指又は他の4の足指を失ったもの ⑨1上肢の3大関節中の1関節の機能に著しい障害を残 すもの ⑩1下肢の3大関節中の1関節の機能に著しい障害を残 すもの ①両眼の眼球に著しい調節機能障害又は運動障害を残す 11 もの ②両眼のまぶたに著しい運動障害を残すもの 支払 割合 等級 等級 障害の状態 15% - 92 - 7% 等級 第 障害の状態 級 ⑩1足の第2の足指の用を廃したもの、第2の足指を含 13 み2の足指の用を廃したもの又は第3の足指以下の3 の足指の用を廃したもの ①1眼のまぶたの一部に欠損を残し、又はまつげはげを 残すもの ②3歯以上に対し歯科補てつを加えたもの ②-2 1耳の聴力が1メートル以上の距離では小声を解 することができない程度になったもの ③上肢の露出面にてのひらの大きさの醜いあとを残すも の ④下肢の露出面にてのひらの大きさの醜いあとを残すも 14 の ⑤削除 ⑥1手の母指以外の手指の指骨の一部を失ったもの ⑦1手の母指以外の手指の遠位指節間関節を屈伸するこ とができなくなったもの ⑧1足の第3の足指以下の1又は2の足指の用を廃した もの ⑨局部に神経症状を残すもの ⑩削除 支払 割合 7% 手術の保障が付帯されているコースの手術共済金額は下記のとおりで す。 ジュニア18コース J1000円コース J1600円コース J2000円コース J1900円コース 5,000円 7,000円 10,000円 4,000円 女性コース 医療コース L2000円コース L3000円コース L4000円コース V1000円コース V2000円コース V4000円コース 2,000円 第 級 4% 〔備考〕 (1)視力の測定は、万国式試視力表により、1眼ずつ矯正視力につい て測定します。 (2)手指を失ったものとは、母指は指節間関節、その他の手指は近位 指節間関節以上を失ったものをいいます。 (3)手指の用を廃したものとは、手指の末節骨の半分以上を失い、又 は中手指関節若しくは近位指節間関節(母指にあたっては指節間 関節)に著しい運動障害を残すものをいいます。 (4)足指を失ったものとは、その全部を失ったものをいいます。 (5)足指の用を廃したものとは、第1の足指は末節骨の半分以上、そ の他の足指は遠位指節間関節以上を失ったもの又は中足指関節も しくは近位指節間関節(第1の足指にあっては指節間関節)に著 しい運動障害を残すものをいいます。 ※後遺障害の等級の認定は、労働者災害補償保険法施行規則(昭和 30 年9月1日労働省令第 22 号)第 14 条(障害等級等)第2項から第 4項に準じて行います。 ※被共済者の身体の同一部位に加重された障害については、その障害の 支払割合から既存の障害の支払割合を差引いた支払割合(以下 「差額 支払割合」と表記)で共済金を支払います。 ※身体障害者手帳に記載されている障害の級別(身体障害者福祉法施行 規則(昭和 25 年4月6日厚生省令第 15 号)別表第5号(身体障害 者障害程度等級表)による認定)とは異なる場合があります。 - 93 - 別表4 手術支払割合表 3,000円 4,000円 1,000円 2,000円 4,000円 ベーシックコース ウェルカムコース 一般コース R3000円コース R4000円コース W1000円コース W2000円コース 3900円コース 3,000円 5,000円 1,000円 2,000円 5,000円 ※手術共済金=(上表の手術共済金額) ×(下表の手術支払割合表の手術ごとに定められた支払倍率) ※共済証書にはご加入のコースの手術共済金額に倍率(10・20・40 倍) を乗じた金額を表示しています。 対象となる手術 倍率 §皮膚の手術 1.植皮術 10 2.皮膚皮下腫瘍摘出術(血管腫以外の軽微なものを除きま す。) 10 3.乳腺腫瘍摘出術 10 4.乳房切断術 20 §筋骨格の手術 5.腱観血手術 10 6.骨移植術 10 7.断端骨形成術 10 8.偽関節手術 10 9.骨髄炎・骨結核手術 10 10.四肢骨観血手術 10 11.四肢切断術 10 12.切断四肢再接合術 10 13. 四肢関節観血手術(手指・足指に対する関節切開術を 除きます。) 10 - 94 - 対象となる手術 14.鎖骨・肩甲骨・胸骨・肋骨観血手術 倍率 対象となる手術 倍率 10 41.鼓膜癒着剥離術 10 15. 上顎骨・下顎骨・顎関節観血手術(歯・歯周組織の処 置に伴うもの、慢性副鼻腔炎手術を除きます。) 10 42.鼓膜・鼓室形成術 20 16.脊椎・骨盤観血手術 20 43.迷路摘出術 20 17.頭蓋骨観血手術 20 44.鐙骨手術 20 45.内リンパ嚢開放術 20 46.経迷路的内耳道開放術 20 47.耳科的硬脳膜外膿瘍切開術 20 48.聴神経腫瘍摘出術 40 §視器の手術 18.涙嚢鼻腔吻合術 10 19.涙小管形成術 10 20.眼瞼下垂症・外反症手術 10 21.結膜嚢形成術 10 22.涙腺・虹彩・毛様体腫瘍摘出術 10 23.眼窩腫瘍摘出術 20 24.眼筋移植術 10 25.眼球摘除術・組織充填術 10 26.角膜移植・切除術 10 27.前房・虹彩・硝子体・眼窩内異物除去観血手術 10 28.虹彩前後癒着剥離術 10 29.硝子体置換術 10 30.硝子体茎顕微鏡下離断術 20 31.網膜剥離症観血手術 §神経の手術 49.神経観血手術 20 50.頭蓋内手術 40 51.脊髄硬膜内外手術 40 52.脊髄腫瘍摘出術 40 §呼吸器の手術 53.鼻咽腔線維腫摘出術 10 54.慢性副鼻腔炎根本手術 10 55.喉頭切開・全摘除術 10 56.口蓋扁桃摘出術 10 20 57. 気管・気管支異物除去観血手術(134に該当する手術 を除きます。) 10 32.緑内障観血手術 20 58.気管支瘻閉鎖術 20 33.白内障観血手術 20 59.肺膿瘍切開術 20 34.レーザー・冷凍凝固による眼球手術 10 60.肺切除術 20 61.肺・胸膜剥離縫縮術 20 §聴器の手術 35.外耳道腫瘍摘出術 10 62.胸郭形成術 20 36.耳介形成術 10 63.縦隔腫瘍摘出術 40 37.乳様洞削開術 10 38.錐体突起開放術 20 64.心膜切開・縫合術 20 39.中耳根本手術 20 65.体内用ペースメーカー埋込術 20 40.側頭骨腫瘍摘出術 20 66.直視下心臓内手術 40 - 95 - §循環器の手術 - 96 - 対象となる手術 倍率 対象となる手術 倍率 67.動脈間バイパス造成術 40 68.動脈瘤切除術 40 95.下垂体腫瘍摘出術 40 69.血管形成術 20 96.甲状腺手術 20 70.リンパ節郭清術 10 97.脾摘出術 20 71.リンパ管吻合術 20 98.副腎観血手術 20 §消化器の手術 §内分泌の手術 §泌尿器の手術 72.頬・口峡腫瘍摘出術 10 99.腎臓・腎盂観血手術(134に該当する手術を除きます。) 20 73.耳下腺・顎下腺腫摘出術 10 100.腎移植術 74.唾液腺管形成術 10 101.尿管・膀胱観血手術(134に該当する手術を除きます。) 20 75. 食道異物除去観血手術(134に該当する手術を除きま す。) 20 102.膀胱周囲膿瘍切開術 10 76.食道外切開術 20 103.尿瘻閉鎖術 20 77.食道離断術 40 104.尿路吻合造設術 20 78.胃切開術 20 105.尿道異物摘出術 10 79.胃切除術 40 106.外尿道腫瘍摘出術 10 80.胃腸吻合術 20 107.女子尿道脱手術 10 81.腸間膜切開・縫合術 20 82.腸間膜腫瘍摘出術 20 83.腹膜炎手術 20 84.腹壁腫瘍摘出術 40 §生殖器の手術 108.陰茎切断術 20 109.陰嚢水腫根本手術 10 10 110.睾丸・副睾丸・精管・精索・精嚢・前立腺観血手術(134 に該当する手術を除きます。) 20 85.腸瘻術・腸瘻閉鎖術 20 111.経尿道的前立腺手術 10 86.腸閉塞手術 20 112.膣壁形成術 10 87.ヘルニア根本手術 10 113.女子外性器腫瘍摘出術 10 88.虫垂切除術・盲腸縫縮術 10 114.子宮位置矯正術 10 89.直腸脱根本手術 20 115.子宮脱根本手術 20 90.痔核根治手術 10 116.子宮膣部切除術 20 91.痔瘻根本手術 10 117.子宮筋腫摘出術(子宮頸管ポリープ切除術を除きます。) 20 92.人工肛門造設術 20 118.子宮全摘除術 40 93.肛門形成術 10 119.子宮頸管形成・縫合術 10 94. 肝臓・胆嚢・胆道・膵臓観血手術(134に該当する手 術を除きます。) 40 120.癒着性子宮附属器摘除術 20 - 97 - - 98 - 対象となる手術 倍率 121.卵巣・卵管観血手術(134に該当する手術を除きます。) 10 122.子宮附属器腫瘍摘出術 20 123.鉗子娩出術 10 124.帝王切開娩出術 20 125.胎児縮小術 10 126.子宮破裂手術 20 127.子宮内反症手術 20 128.流産手術 10 129.子宮外妊娠手術 20 §放射線照射 130.放射線照射(血液照射を除きます。) 10 §悪性新生物の手術 131.悪性新生物電磁波温熱療法 132.悪性新生物根治手術(134・140に該当する手術を除 きます。) 133.その他の悪性新生物手術(134・140に該当する手術 を除きます。) 10 40 20 §上記以外の手術 134.内視鏡等による脳・喉頭・胸部臓器・腹部臓器手術 10 135.体外衝撃波による体内結石破砕術 20 136.上記以外の開頭術 20 137.上記以外の開頸術 20 138.上記以外の開胸術 20 139.上記以外の開腹術 10 140.骨髄移植 10 〔備考〕 1. 「治療を直接の目的」とする手術の定義 「治療を直接の目的」とする手術とは、傷病の治療のための手術をいい、 「美容整形上の手術」「疾病を直接の原因としない不妊手術」「視力矯正 のための手術」「診断・検査のための手術」などは、「治療を直接の目的」 とする手術には該当しません。 2. その他の語句の定義 (1)この表の「皮膚・皮下腫瘍摘出術(血管腫以外の軽微なものを除 - 99 - きます。)」における「軽微なもの」とは、露出部においては長径 2cm 未満のもの、露出部以外においては長径3cm 未満のものを いいます。なお、露出部とは顔面、頭頸部、上肢にあっては肘関 節以下および下肢にあっては膝関節以下(足底部を除きます。)を いいます。 (2)この表の 「観血手術」とは、生体に切開、切断、結紮、摘除、郭 清などの操作を加える手術をいい、ドレナージ、穿刺および神経 ブロックを含みません。 (3)こ の表の 「頭蓋骨観血手術」における 「頭蓋骨」とは、前頭骨、 頭頂骨、後頭骨および側頭骨をいい、鼻骨、涙骨、篩骨、蝶形骨、 頬骨などを除きます。 (4)この表の 「四肢」とは、大腿、下腿、前腕、上腕、手および足を いい、「四肢関節」には、肩関節および股関節を含みます。また、 「四肢骨」とは、肩関節および股関節より先の骨をいい、鎖骨およ び肩胛骨を含みません。 (5)この表の 「頭蓋内手術」とは、頭蓋を開頭術により開窓し、頭蓋 腔内に操作を加える手術をいいます。 (6)この表の「開頭手術」とは、頭蓋を開き、脳を露出させる手術を いいます。 (7)この表の 「開胸手術」とは、胸腔を開放し、胸腔内に操作を加え る手術をいい、胸腔鏡下に行われる手術を含みます。 (8)この表の 「開腹手術」とは、腹腔を開放し、腹腔内に操作を加え る手術をいい、腹腔鏡下に行われる手術を含みます。 (9)この表の「悪性新生物根治手術」とは、悪性新生物組織の完全な 除去を目的として、悪性新生物の原発巣を含めてその周囲組織を 広範に切除し、転移した可能性のある周辺のリンパ節を郭清する 手術をいいます。悪性新生物根治手術は1つの原発巣に対し、1 回に限り手術共済金の支払いの対象となります。転移・再発病巣 に対する手術については、悪性新生物根治手術には該当せず、「そ の他の悪性新生物手術」に該当します。 (10)この表の「内視鏡等」による手術とは、ファイバースコープ・体 表の切開を伴わない硬性内視鏡による手術、および血管・バスケ ットカテーテルによる手術をいいます。 3. その他の取扱い (1)「レーザー・冷凍凝固による眼球手術」「悪性新生物電磁波温熱療法」 「内視鏡等による脳・喉頭・胸部臓器・腹部臓器手術」および 「体 外衝撃波による体内結石破砕術」については、施術の開始日から 60 日の間に1回の支払いを限度とします。 (2)「放射線照射(血液照射を除きます。)」については、5000 ラド(50 グレイ)以上の照射をするものをいい、施術の開始日から 60 日 の間に1回の支払いを限度とします。 「放射線照射(血液照射を除きます。)」における密封小線源治療の うち、永久挿入療法による組織内照射については、1回の施術に つき1回の支払いを限度とします。 (3)上記(1)および(2)に掲げる以外の手術について、複数回実 施する手術を1回(1連)の手術として医療機関が算定する場合は、 - 100 - 複数回実施する場合であっても1回の手術とみなします。 (4)この表に掲げる手術を受けた場合で、表中の手術の2種類以上に 該当したときは、それらのうちもっとも支払割合の高いいずれか 1種類の手術に該当したものとします。ただし、次の手術に該当 したときは、次の手術にのみ該当したものとします。 「レーザー・冷凍凝固による眼球手術」「放射線照射(血液照射を 除きます。)」「悪性新生物電磁波温熱療法」「内視鏡等による脳・ 喉頭・胸部臓器・腹部臓器手術」「体外衝撃波による体内結石破砕 術」および「骨髄移植」 - 101 - 別表5 女性特定疾病分類表 1. 女性特定疾病とは、契約引受団体が下記に定めるものです。 2. 分類項目および分類番号は、厚生労働省大臣官房統計情報部編「疾病、 傷害および死因統計分類提要 I CD -10(2003 年版)準拠」によります。 分類項目 分類番号 1.乳房の悪性新生物 C50 2.外陰の悪性新生物 C51 3.膣の悪性新生物 C52 4.子宮頚(部)の悪性新生物 C53 5.子宮体部の悪性新生物 C54 6.子宮の悪性新生物、部位不明 C55 7.卵巣の悪性新生物 C56 8.その他および部位不明の女性生殖器の悪性新生物 C57 9.胎盤の悪性新生物 C58 10.甲状腺の悪性新生物 C73 11.その他の部位の続発性悪性新生物(C79)中の 卵巣の続発性悪性新生物 C79.6 12.上皮内黒色腫(D03)中の体幹の上皮内黒色腫(D 03.5)中の 乳房(皮膚)(軟部組織) D03.5 13.乳房の上皮内癌 D05 14.子宮頚(部)の上皮内癌 D06 15.その他および部位不明の生殖器の上皮内癌(D07) 中の 子宮内膜 D07.0 外陰部 D07.1 膣 D07.2 その他および部位不明の女性生殖器 D07.3 16.乳房の良性新生物 D24 17.子宮平滑筋腫 D25 18.子宮のその他の良性新生物 D26 19.卵巣の良性新生物 D27 20.その他および部位不明の女性生殖器の良性新生物 D28 21.甲状腺の良性新生物 D34 22.その他および部位不明の内分泌腺の良性新生物(D 35)中の 上皮小体<副甲状腺> D35.1 23.女性生殖器の性状不詳または不明の新生物 D39 24. 内分泌腺の性状不詳または不明の新生物(D44) 中の 甲状腺 D44.0 - 102 - 分類項目 分類番号 25. その他および部位不明の性状不詳または不明の新 生物(D48)中の 乳房 D48.6 26.鉄欠乏性貧血 D50 D51 27.ビタミンB12 欠乏性貧血 28.葉酸欠乏性貧血 D52 29.その他の栄養性貧血 D53 30.酵素障害による貧血 D55 31.サラセミア<地中海貧血> D56 32.鎌状赤血球障害 D57 33.その他の遺伝性溶血性貧血 D58 34.後天性溶血性貧血 D59 35.後天性赤芽球ろう<癆>[赤芽球減少症] D60 36.その他の無形成性貧血 D61 37.他に分類される慢性疾患における貧血 D63 38.その他の貧血 D64 39.その他の凝固障害(D68)中の その他の明示された凝固障害 D68.8 40.ヨード欠乏による甲状腺障害および類縁病態 E01 41.無症候性ヨード欠乏性甲状腺機能低下症 E02 42.その他の甲状腺機能低下症 E03 43.その他の非中毒性甲状腺腫 E04 44.甲状腺中毒症[甲状腺機能亢進症] E05 45.甲状腺炎 E06 46.その他の甲状腺障害 E07 47.クッシング< Cushing >症候群 E24 48.卵巣機能障害 E28 49.他に分類される疾患における内分泌腺障害(E35) 中の 他に分類される疾患における甲状腺障害 E35.0 50. 治療後内分泌および代謝障害、他に分類されない もの(E89)中の 治療後甲状腺機能低下症 E89.0 51.産じょく<褥>に関連した精神および行動の障害、 F53 他に分類されないもの 52.原発性筋障害(G71)中の 筋強直性障害による白内障 G71.1 53.角膜炎(H16)中の 実質性および深層角膜炎 H16.3 54.老人性白内障 H25 55.その他の白内障 H26 - 103 - 分類項目 56. 他に分類される疾患における白内障および水晶体 その他の障害(H28)中の 糖尿病(性)白内障 その他の内分泌、栄養および代謝疾患における白内障 57.緑内障 58.他に分類される疾患における緑内障(H42)中の 内分泌、栄養および代謝疾患における緑内障 59.眼球の障害(H44)中の 眼球の変性病態 60. 他に分類される疾患における硝子体および眼球の 障害(H45)中の 他に分類される疾患における眼内炎 61.急性リウマチ熱 62.慢性リウマチ性心疾患 63.低血圧(症) 64.胆石症 65.胆のう<嚢>炎 66.胆のう<嚢>のその他の疾患 67.胆道のその他の疾患 68.血清反応陽性関節リウマチ 69.その他の関節リウマチ 70.若年性関節炎 71.その他の明示された関節障害(M12)中の リウマチ熱後慢性関節障害 72.股関節症[股関節部の関節症] 73.結節性多発(性)動脈炎および関連病態 74.その他のえ<壊>死性血管障害 75.全身性エリテマトーデス<紅斑性狼瘡>< SLE > 76.皮膚多発性筋炎 77.全身性硬化症 78.その他の全身性結合組織疾患 79. 骨粗しょう〈鬆〉症<オステオポローシス>、病 的骨折を伴うもの 80. 骨粗しょう<鬆>症<オステオポローシス>、病 的骨折を伴わないもの 81.急性尿細管間質性腎炎 82.慢性尿細管間質性腎炎 83. 尿細管間質性腎炎、急性または慢性と明示されな いもの - 104 - 分類番号 H28.0 H28.1 H40 H42.0 H44.5 H45.1 I00~ I02 I05~ I09 I95 K80 K81 K82 K83 M05 M06 M08 M12.0 M16 M30 M31 M32 M33 M34 M35 M80 M81 N10 N11 N12 分類項目 分類番号 84.閉塞性尿路疾患および逆流性尿路疾患(N13)中 の 膿腎(症) N13.6 85.その他の腎尿細管間質性疾患(N15)中の 腎膿瘍および腎周囲膿瘍 N15.1 86.腎および尿管のその他の明示された障害(N28.8) 中の 腎盂炎、腎盂尿管炎、尿管炎 N28.8 87.膀胱炎 N30 88. 神経因性膀胱(機能障害)、他に分類されないもの(N 31)中の 神経因性膀胱(機能障害)、詳細不明 N31.9 89.その他の膀胱障害(N32)中の 膀胱憩室 N32.3 90.他に分類される疾患における膀胱障害(N33)中 の 結核性膀胱炎 N33.0 他に分類されるその他の疾患における膀胱障害 N33.8 91.尿道炎および尿道症候群 N34 92.尿道のその他の障害(N36)中の 尿道憩室 N36.1 尿道小丘 N36.2 93.尿路系のその他の障害(N39)中の 尿路感染症、部位不明 N39.0 緊張性(腹圧性)尿失禁 N39.3 その他の明示された尿失禁 N39.4 N60~ 94.乳房の障害 N64 N70~ 95.女性骨盤臓器の炎症性疾患 N77 N80~ 96.女性生殖器の非炎症性障害 N98 97. 腎尿路生殖器系の処置後障害、他に分類されない もの(N99)中の 残留卵巣症候群 N99.8 O00~ 98.流産に終わった妊娠 O08 99. 妊娠、分娩および産じょく<褥>における浮腫、 O10~ たんぱく<蛋白>尿および高血圧性障害 O16 O20~ 100.主として妊娠に関連するその他の母体障害 O29 - 105 - 分類項目 101.胎児および羊膜腔に関連する母体ケアならびに予 想される分娩の諸問題 102.分娩の合併症 103.鉗子分娩および吸引分娩による単胎分娩 104.帝王切開による単胎分娩 105.その他の介助単胎分娩 106.多胎分娩(O84)、ただし、多胎分娩、全児自然 分娩(O84.0)を除く 107.主として産じょく<褥>に関連する合併症 108.その他の産科的病態、他に分類されないもの 109.先天(性)水晶体奇形(Q12)中の 先天(性)白内障 110.眼のその他の先天奇形(Q15)中の 先天(性)緑内障 111.卵巣、卵管および広間膜の先天奇形 112.子宮および子宮頚(部)の先天奇形 113.女性性器のその他の先天奇形 114.股関節部の先天(性)奇形 115.乳房の先天奇形 - 106 - 分類番号 O30~ O48 O60~ O75 O81 O82 O83 O84.1~ O84.9 O85~ O92 O95~ O99 Q12.0 Q15.0 Q50 Q51 Q52 Q65 Q83 資料1 各コースの保障内容 (注)下記の保障内容は、2014年9月1日時点のものです。(新規募集を停止しているコース コース名 加入できる年齢 保障期間 J2000 円コース J1900 円コース 0 歳~満 18 歳 満 19 歳の満期日まで 100 万円 500 万円 100 万円 病気死亡 ・ 重度障害 50 万円 300 万円 50 万円 事故死亡 ・ 事故重度障害(上記にプラス) 事故後遺障害(障害の程度に応じて) 14 万~ 350 万円 28 万~ 700 万円 14 万~ 350 万円 1 日目から 360 日分 日額 6,000 円 日額 10,000 円 日額 5,000 円 病気入院 1 日目から 184 日分 - - - 女性特定病気 1 日目から 184 日分 - - - 入院(上記にプラス) 日額 6,000 円 日額 10,000 円 日額 5,000 円 事故(ケガ) 1 日目から 360 日分 入院 1 日目から 184 日分 - - - 36 万円 60 万円 30 万円 長期入院(270 日以上連続した入院) 事故(ケガ)通院(事故日から 180 日額 2,000 円 日額 3,000 円 日額 2,000 円 日以内 ・1 日目から 90 日分) 手術(支払対象手術を受けた場合) 5・10・20 万円 10・20・40 万円 4・8・16 万円 配偶者 - - - 家族死亡 ・ 扶養または同居する子 - - - 家族重度障害 同居または被共済者を - - - 扶養する親 親死亡 ・ 親重度障害(扶養者を含む) 4 万円 20 万円 4 万円 扶養者事故死亡 ・ 扶養者事故重度障害 100 万円 700 万円 100 万円 全焼・全壊・流失 - - - 住宅災害 コース名 加入できる年齢 保障期間 J1000 円コース ジュニア 18 コース 半焼・半壊 一部焼壊・床上浸水 - - ベーシックコース - - - - ウェルカムコース R3000 円コース R4000 円コース W1000 円コース W2000 円コース 0 歳~満 54 歳* 1 0 歳~満 64 歳* 2 満 65 歳の満期日まで 満 65 歳の満期日まで 病気死亡 ・ 重度障害 300 万円 400 万円 100 万円 200 万円 200 万円 100 万円 200 万円 事故死亡 ・ 事故重度障害(上記にプラス) 100 万円 事故後遺障害(障害の程度に応じて) 4 万~ 100 万円 8万~ 200 万円 4 万~ 100 万円 8 万~ 200 万円 1 日目から 360 日分 - - - - 病気入院 1 日目から 184 日分 日額 5,000 円 日額 7,000 円 日額 1,500 円 日額 3,000 円 女性特定病気 1 日目から 184 日分 - - - - 入院(上記にプラス) 1 日目から 360 日分 - - - - 1 日目から 184 日分 日額 5,000 円 日額 7,000 円 日額 1,500 円 日額 3,000 円 30 万円 42 万円 9 万円 18 万円 長期入院(270 日以上連続した入院) 事故(ケガ)通院(事故日から 180 - - - - 日以内 ・1 日目から 90 日分) 手術(支払対象手術を受けた場合) 3・6・12万円 5・10・20万円 1・2・4 万円 2・4・8 万円 5 万円 5 万円 5 万円 10 万円 配偶者 家族死亡 ・ 2 万円 2 万円 2 万円 4 万円 扶養または同居する子 家族重度障害 同居または被共済者を 1 万円 1 万円 1 万円 2 万円 扶養する親 30 万円 30 万円 10 万円 20 万円 全焼・全壊・流失 15 万円 15 万円 5 万円 10 万円 半焼・半壊 住宅災害 一部焼壊・床上浸水 3 万円 3 万円 1 万円 2 万円 事故(ケガ) 入院 - 107 - は割愛しています。)今後の商品改定により、掛金や保障内容が変更になる場合があります。 女性コース L2000 円コース L3000 円コース L4000 円コース 満 18 歳~満 64 歳 満 65 歳の満期日まで V1000 円コース - 日額 5,000 円 - 日額 2,000 円 100 万円 200 万円 300 万円 10 万円 100 万円 100 万円 100 万円 50 万円 4 万~ 100 万円 4 万~ 100 万円 4 万~ 100 万円 2 万~ 50 万円 - 日額 7,000 円 - 日額 10,000 円 日額 3,000 円 日額 3,000 円 日額 3,000 円 - 日額 5,000 円 30 万円 - 日額 7,000 円 42 万円 - 日額 10,000 円 60 万円 医療コース V2000 円コース V4000 円コース 0 歳~満 64 歳 満 65 歳の満期日まで 10 万円 20 万円 100 万円 200 万円 4 万~ 100 万円 8 万~ 200 万円 - 日額 5,000 円 - 日額 10,000 円 - - - - 日額 2,000 円 12 万円 - 日額 5,000 円 30 万円 - 日額 10,000 円 60 万円 日額 1,000 円 日額 1,500 円 日額 2,000 円 日額 1,000 円 日額 1,500 円 日額 3,000 円 2・4・8 万円 5 万円 2 万円 3・6・12 万円 5 万円 2 万円 4・8・16 万円 5 万円 2 万円 1 万円 1 万円 1 万円 - - - - - 30 万円 - - 30 万円 - - 30 万円 - - 30 万円 - - 30 万円 - - 60 万円 15 万円 3 万円 15 万円 3 万円 15 万円 3 万円 1・2・4 万円 - - 15 万円 3 万円 2・4・8 万円 - - 15 万円 3 万円 4・8・16 万円 - - 30 万円 6 万円 ※重度障害とは、労働者災害補償保険法の障害等級表の1級、2級、3 級の②③④の状態のことをいいます。 ※事故により支払割合が 100%の後遺障害となった場合には、この表 の事故後遺障害の最高金額と病気死亡(重度障害)および事故死亡(重 度障害)の金額を合算してお支払いします。 ※事故死亡 ・ 事故重度障害、事故後遺障害、扶養者事故死亡 ・ 扶養者事 故重度障害については、事故日から2年以内の死亡または症状固定に 限りお支払いします。 ※手術の内容によってはお支払いできない場合もあります。また、同日 に複数の手術を受けられた場合、1回分(手術共済金の高い手術)を お支払いします。 ※住宅災害について、一部焼壊の場合、損害額が 20 万円未満の場合は 支払対象外です。 ※J 1600 円コース、一般コース、ケガ通院コース、65 日以上不担保 入院特約付コースの保障内容は、お手元の共済証書でご確認ください。 *1 新規募集を停止しているコースからの更改加入は満 64 歳まで可 能です。ただし保障額が増額となる場合、更改加入申込時に告知 事項に該当する方は加入できません。 *2 新規募集を停止しているコースからの更改加入専用コースです。 新規加入の取扱いは行っておりません。 - 108 - 資料2 告知事項(2013年9月より実施の告知事項です。) ●告知事項1(J1900 円 ・V1000 円コース) 〔質問〕申込日における健康状態についてお答えください。 現在、下記のいずれかに該当する。 イ.入院中である。 ロ.医師から、今後、入院または手術をしたほうがよいといわれ ている。(ただし、入院または手術をする時期について、申込 日より1年以上先であることを医師から明示されている場合は 除きます。) 【欄外】 * 「入院」には検査入院、教育入院を含みますが、正常分娩による入院 は除きます。 * 「手術」には切開術、切除術のほか内視鏡による手術や放射線治療も 含みます。 * 「入院または手術をしたほうがよい」には、入院または手術を本人や 家族の判断に任せられている場合も含みます。 * 「悪性新生物」には、真正赤血球増加症<多血症>、骨髄異形成症候群、 慢性骨髄増殖性疾患、本態性(出血性)血小板血症も含みます。 ●告知事項2 (J1000円・J2000円・L2000円・L3000円・L4000円・ V2000円・V4000円・R3000円・R4000円・W2000円コース) 〔質問〕申込日における健康状態についてお答えください。 (1)現在、下記のいずれかに該当する。 イ.入院中である。 ロ.医師から、今後、入院または手術をしたほうがよいといわれ ている。(ただし、入院または手術をする時期について、申込 日より1年以上先であることを医師から明示されている場合は 除きます。) (2)過去1年間について、下記のいずれかに該当する。(注) イ.病気やケガのために、医師の検査、診察、治療、投薬を受け たことがある。 ロ.健康診断、人間ドックなどで異常を指摘され、再検査、精密 検査または治療が必要との診断を受けたことがある。 (注)次のいずれかの場合は除きます。 ・軽い風邪や手足の打撲など当会が定める 「軽度の傷病」 によ る場合 ・ 「検査結果が異常なし」または「診察・治療などの終了」により、 今後の検査、診察、治療、投薬の必要がないと医師から伝え られた場合 (3)過去5年間について、下記のいずれかに該当する。 イ.帝王切開をしたことがある。(女性の方のみ。) ロ.次の病気などにより医師の診察、治療、投薬を受けたことが ある。 ①悪性新生物(がん、白血病、悪性黒色腫、悪性リンパ腫、肉 腫など) ②心臓疾患(狭心症、心筋梗塞、人工ペースメーカー移植、不 整脈など) ③脳血管疾患(脳卒中、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、脳動 脈瘤など) ④肝臓病(肝硬変、肝炎、脂肪肝など)、肝炎ウイルスキャリア ⑤高血圧症、糖尿病 ⑥統合失調症、アルコール依存症、薬物依存症 - 109 - - 110 - 資料3 満65歳以上の保障内容 資料4 CO・OP共済 個人情報の取扱いについて (注)下記の保障内容は、2014 年9月1日時点のものです。(新規募集を停止している コースは割愛しています。)今後の商品改定により、掛金や保障内容が変更になる場合 があります。 シルバー 70 コース コース名 加入できる年齢 保障期間 死亡・重度障害(病気・事故) 1 日目から 184 日分 病気入院 1 日目から 180 日分 S1200 円コース S3000 円コース 満 65 歳~満 69 歳 《あいぷらす》ゴールド 85 3型 5型 満 65 歳時のみ 満 70 歳の満期日まで 満 85 歳の満期日まで 30 万円 60 万円 60 万円 100 万円 日額 1,000 円 日額 3,000 円 - - - - 日額 3,000 円 日額 5,000 円 1 日目から 184 日分 日額 1,000 円 日額 3,000 円 - - 1 日目から 180 日分 - - 日額 3,000 円 日額 5,000 円 長期入院(270 日以上連続した入院) 6 万円 18 万円 18 万円 30 万円 全焼・全壊・流失 10 万円 10 万円 - - 事故(ケガ) 入院 住宅災害 コース名 加入できる年齢 保障期間 半焼・半壊 一部焼壊・床上浸水 死亡・重度障害(病気・事故) 1 日目から 180 日分 病気入院 事故(ケガ)入院 1 日目から 180 日分 長期入院(270 日以上連続した入院) 5 万円 1 万円 医療2型 5 万円 1 万円 - - 《あいぷらす》ゴールド 85 10 万円 日額 2,000 円 日額 2,000 円 12 万円 医療3型 満 65 歳時のみ 満 85 歳の満期日まで 10 万円 日額 3,000 円 日額 3,000 円 18 万円 - - 医療5型 10 万円 日額 5,000 円 日額 5,000 円 30 万円 ※ 《あいぷらす》ゴールド 85 は、《たすけあい》とは異なる共済商品で す。 ※ 《たすけあい》シルバー 70 コース、 《あいぷらす》ゴールド 85 には、 事故後遺障害共済金、手術共済金、事故(ケガ)通院共済金、家族死 亡 ・ 家族重度障害共済金などの保障はありません。 - 111 - <利用目的> 皆様からご提供いただいた個人情報は以下の目的で利用させていただ きます。 ①各種共済契約のお引き受け、維持管理、共済金のお支払 ②CO・OP共済商品・サービスのご案内・提供 ③ご加入の生協の共済事業、利用事業、店舗事業、宅配事業、福祉事 業等の運営や商品、サービスのご案内・提供 ④その他、共済に関連・付随する業務、並びにお取引等を適切かつ円 滑に履行するための業務 <第三者への提供> 弊会は、以下の場合を除いて、個人情報を第三者へ提供することはあ りません。 ①ご本人の同意をいただいている場合 ②法令に基づく場合 ③弊会の業務執行上必要な範囲で、業務委託先に提供する場合 ④個人情報保護法に従って個人情報の共同利用を行う場合 <共同利用> 弊会、弊会の子会社およびご加入の生協とは、共済事業、利用事業、 店舗事業、宅配事業、福祉事業等の運営や商品、サービスのご案内・ご 提供のため、取得した個人情報を共同利用することがあります。 詳しくは、コープ共済連、またはご加入の生協のホームページをご覧 ください。 コープ共済連のホームページ:http://coopkyosai.coop - 112 -
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