おらほの会社の3R・エコ活動「YKK AP株式会社」

おらほの会社の3R・エコ活動「YKK AP株式会社」
【概略】
YKK AP㈱東北事業所は昭和 49 年(1974 年)
に操業を開始し,住宅用断熱窓をはじめ,エクステ
リア商品,エントランス商品,木質インテリア商品,
複層ガラス,ビル建材などを生産し,東北圏内およ
び全国各地へ製品を供給しています。
工場外観
~持続可能な社会の構築をめざして~
YKK APでは環境方針として,持続可能な社会づくりの貢献を掲げており,再資源化
やゼロエミッションを目標としたさまざまな活動を展開しています。
~エコプロダクツの開発~
YKK APでは「省エネルギー」
「省資源」
「リサイクル」
「生態系配慮」という 4 つのキ
ーワードをコンセプトに,生産・使用・廃棄のライフサイクルを通して,環境負荷が少なく
お客様の健康にやさしいエコプロダクツの開発を進めています。
エコ商品につけられる環境ラベル
商品の一例
当事業所においても,エコプロダクツの生産を行っており,主要な原材料であるアルミ,
樹脂,木材については,それぞれ自社内で再利用し,資源の有効活用に努めています。
3R・エコ活動の取組
(1)木くずを利用したバイオマスボイラーの活用
木質製品の生産で発生した木くずから,木質ペレットを製造し,ボイラーの燃料として
利用しています。発生した蒸気は生産ラインで使用しています。
このバイオマスボイラーの活用により,産業廃棄物および重油使用量の削減を行ってい
ます。
木質ペレット
バイオマスボイラー
(2)分別による再資源化の推進
多くの廃棄物は分別することで,再利用可能となるため,各工程で種類ごとの分別を行
い,再資源化に努めています。金属類,プラスチック類,紙類についてはさらに細分化し
た分別を行っております。
(3)圧縮による減容化
発泡スチロールを圧縮減容器にて圧縮し,下の写真のようなインゴットを作成し,路盤
材の原料として売却しております。
圧縮減容器
インゴット
(4)自然と調和した工場づくり
事業所内に環境保全のシンボルとして,1 万m2
の水公園を配し,地域の環境づくりを推進すると
ともに,周辺の自然と調和しながら美しい田園風
景を守り続けています。
水公園