(AMG)放射線部におけるCI収集状況

AMG放射線部における
クリニカルインディケーター収集状況
あ
全国病院経営管理学会あああああ
診療放射線業務委員会報告
AMG 越谷誠和病院 放射線科
笹川 拓也
越谷誠和病院 放射線科
AMG 放射線部概要
■ 1都5県 27病院
■ 上尾中央総合病院(753床) 診療放射線技師 44名
■ 中小規模病院(80~317床) 診療放射線技師 4~16名
■ 療養・リハビリ・精神病院・クリニック(50~441床) 診療放射線技師 1~3名
越谷誠和病院 放射線科
今 病院に求められているのは
良質な医療
医療の質
画像診断の質
客観的評価
客観的評価 =
= 放射線科業務
放射線科業務 機能指標(CI)
機能指標(CI)
越谷誠和病院 放射線科
AMG 放射線部 CIについて
2009年 : CIの検討
2010年 : CIの運用を開始
2011年 : CIを一部修正
2013年 : 定義の見直し
越谷誠和病院 放射線科
AMG 放射線部 CIの概要
リスクマネジメント
収益性
画像診断の質
越谷誠和病院 放射線科
内容・
内訳
患者サービス
中項目
大 分 類
診療支援
大分類
中項目
越谷誠和病院 放射線科
内容・内訳
大分類
中項目
越谷誠和病院 放射線科
内容・内訳
リスクマネジメントについて
◆ インシデント・アクシデント報告件数
放射線科より提出された1年間の安全管理報告書の件数
◆ 装置故障件数
放射線科医療機器の1年間の故障総件数
(メーカー報告書を1件とカウント)
◆ 放射線診療従事者被曝線量
技師の1年間の積算線量の平均値
越谷誠和病院 放射線科
診療放射線技師の職員数 : 多い ⇒ 少ない
越谷誠和病院 放射線科
診療支援について
◆ 正確性:再撮影率
再撮影した曝射数/総曝射数*100 (単純・ポータブル・手術室)
◆ 迅速性:至急撮影の画像到達時間
日勤における予約外撮影の平均件数 (CT・MRI)
RIS受付時間からPACSの画像到達までの平均時間 (CT・MRI)
◆ 効率化:デジタル化率
デジタル撮影件数/総単純撮影件数*100 (一般・透視・MMG・血管)
越谷誠和病院 放射線科
診療放射線技師の職員数 : 多い ⇒ 少ない
越谷誠和病院 放射線科
診療放射線技師の職員数 : 多い ⇒ 少ない
越谷誠和病院 放射線科
患者サービスについて
◆ 撮影待ち時間(予約検査以外)
放射線科受付時間から撮影開始時間までの平均時間
(単純・CT・MRI)
◆ 予約待ち日数
患者の予約希望日に検査が入らない場合の平均的な待ち日数
(CT・MRIの単純造影、CT coronary・colonography)
◆ 夜間休日緊急対応件数(時間外)
夜間休日の1日あたりの平均撮影件数 (CT・MRI)
(平日・土曜・日祝日も含めて)
◆ 苦情投書件数
放射線科に対する1年間(4月~3月)の苦情・投書の件数
越谷誠和病院 放射線科
診療放射線技師の職員数 : 多い ⇒ 少ない
越谷誠和病院 放射線科
診療放射線技師の職員数 : 多い ⇒ 少ない
越谷誠和病院 放射線科
収益性について
◆ 高度医療機器の共同利用率
紹介件数/総CT件数*100 (CT・MRI・RI)
越谷誠和病院 放射線科
診療放射線技師の職員数 : 多い ⇒ 少ない
越谷誠和病院 放射線科
画像診断の質について
画像診断管理加算を申請している施設
◆ 放射線科医による読影レポート作成に24時間以上かかった件数の割合
撮影終了時間から24時間以上かかった件数/放射線科医読影レポート総件数*100
◆ 複数医師によるレポート読影レポート作成率
放射線科医複数レポート数/全レポート作成数*100
◆ 入院となった脳血管障害患者における頭部CT検査施行までに要した時間
患者来院時間からCT撮影開始時間までの平均時間
◆ 高度専門検査の受託件数
1年間の核医学・治療・ガンマナイフ等の受託件数
越谷誠和病院 放射線科
画像診断の質について
画像診断管理加算の申請がない施設
◆ 複数医師によるレポート読影レポート作成率
複数医師によるレポート数/全CT検査数*100 (CT・MRI)
◆ 画像診断に関する検討会の数
1年間に院内にて画像診断に関して開催したり参加した
勉強会・検討会の数
1年間に院外の画像診断に関する学会・勉強会・検討会に
参加した人数
越谷誠和病院 放射線科
診療放射線技師の職員数 : 多い ⇒ 少ない
越谷誠和病院 放射線科
診療放射線技師の職員数 : 多い ⇒ 少ない
CIデータから見えるもの
● データの優劣が必ずしも医療の質ではない
それぞれの放射線科の特徴・個性であり、課題があれば
それを改善する努力が医療の質向上となる
● 他施設を参考に考えることが出来る
施設と同じ規模の施設データを参考に改善すべき点が
あれば、その施設の業務を参考にして業務改善が可能
● データを活かすことが大事
CIを収集することが目的ではなく、データを活用して活かす
ことが大事である
越谷誠和病院 放射線科
CI導入における課題
● 施設間の規模等の違いによる格差
収集における取り組みへの熱意
収集されるデータの内容(正確性)
● 収集するデータ(項目)について
どんなデータ(項目)を収集するのか
データの収集方法(定義)の決定
● 継続することが大事
収集方法(定義)の見直し
越谷誠和病院 放射線科
ご清聴いただき
ありがとうございました。
越谷誠和病院 放射線科