川口盛之助 (かわぐち もりのすけ) 著書

2014年1月29日
川口盛之助
(かわぐち
SURTECH2014 特別講演
川口盛之助
もりのすけ)
株式会社盛之助代表取締役社長、日経 BP 未来研究所アドバイザー
技術とイノベーションの育成に関するエキスパート、未来学者
付加価値となる商品機能の独自性の根源を、文化的背景(サブカルチャー)と体系的に紐付
けた極めてユニークな方法論を展開する。その代表的著作「オタクで女の子な国のモノづく
り」は、技術と経営を結ぶ良書に与えられる「日経 BizTech 図書賞」を受賞し、英語、韓国
語、中国語、タイ語にも翻訳される。台湾や韓国では、政府産業育成のための参考書として
選ばれ、詳細なベンチマーク報告書が作成されている。企業や大学などにおける、実践的な
講義やワークショップの豊富な経験を有し、心をつかむレクチャーの達人としても広く知ら
れる。TEDx Tokyo における Toilet Talk は40万回再生という異例の反響を得ており、Yahoo
Japan の動画サイトでは世界の傑作プレゼンテーション・ベスト5に選ばれる。世界的な戦
略コンサルティングファームのアーサー・D・リトル・ジャパンにおいてアソシエート・デ
ィレクターを務めたのちに株式会社盛之助を設立。国内のみならずアジア各国の政府機関か
らの招聘を受け、研究開発戦略や商品開発戦略などのコンサルティングを行う。2014年には
独自の方法論で俯瞰的に我が国の将来像を解き明かした「メガトレンド2014~2023」を上梓
し、産業界やアカデミアンの枠を超えて高い評価を受けている。
・慶応義塾大学工学部卒、米イリノイ大学理学部修士課程修了。
・日本ポップカルチャー委員会
委員
・映像情報メディア学会
アントレプレナー研究会
・東京工業大学
非常勤講師
大学院
委員
・同志社大学大学院ビジネス研究科 Visiting Professor
●著書
①『オタクで女の子な国のモノづくり』
(講談社 BIZ)2007年
・2008年 日経 BP・BizTech 図書賞 受賞
・韓国産業技術振興院「日本企業技術市場の研究レポート2010」で重要ベンチマーク論説に採択
・慶熙サイバー大学、韓国生産技術研究院
・台湾国立政治大学・科技管理研究所
:教科書指定
2010年の技術経営の推薦書 TOP10(十大好書)に入選
・台湾経済部中小企業處 創業管理研究(第五巻第四期) で重要ベンチマーク論説に採択
・崑山科技大学:教科書指定
②『世界が絶賛する「メイド・バイ・ジャパン』2010年(ソフトバンクパブリッシング)
③『FUKUSHIMA レポート~原発事故の本質』2012年(共著:日経 BP コンサルティング)
④『メガトレンド2014~2023』2014年(日経 BP)
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2014年1月29日
2014年1月29日
SURTECH2014 特別講演
SURTECH2014
川口盛之助
特別講演
<タイトル>
価値づくりの技術経営「科学技術と価値の関係~日本文化と価値の関係」
<目次>
4極文化事例
① 女性像~プロダクト~イベント~マナー
② 日本コンテンツの世界インパクト
日本プレミアム価値を求めて
③ 日本風その1
相撲はすごい
④ 日本風その2
儀衛門に学ぶ
技術とイノベーションの関係
⑤ 日本の得意~不得意領域
-技術階層と組み合わせ度でマップ表現した人工物プロット
-電気~IT 産業におけるイノベーターの変遷
⑥ 時代を担う主役技術のライフサイクル
-技術分野自体のライフサイクル
-各分野の破壊的イノベーション
-ヒト、モノ、空間の電装化・スマート化
日本風な技術の使い方
⑦ ブルーLED の日本風な使い方
⑧ 音響技術の日本風な使い方
日本風を求めて:「弱者目線」 とは?
⑨ 勝たない機能で勝つ!
⑩ 「贅沢に弱い人」ニーズの先端市場
「サービス化」 とは?
⑪ 国の成長と産業別の労働人口内訳
⑫ ロジスティックス上を流れるモノの変遷
⑬ ニアフィールドサービス成功事例
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