原子力安全基盤科学研究プロジェクト「包括的原子力安全基盤教育」原子炉工学実験/地震・津波安全教育開催の要項 1．開催目的原子炉の基礎原理や反応度効果等の原子炉工学の基本を学習するとともに、原子炉施設の保守点検や運転管理などの安全管理や放射線計測について実習を通して学ぶことにより、実際の原子炉取扱いや安全性に関する知見を習得します。また、我が国の原子炉施設の安全性に重要な影響を与える地震に関する基礎的な事項を学習するとともに、原子力施設のリスク評価、福島第一原子力発電所の事故についても学習します。この中で、特別講演 2 件（岡山大学・隈元先生「活断層と地震（仮）」、東京都市大学・村松先生「原子力施設のリスク評価（仮）」）も行われます。これらの講義・実習を通して、原子力安全に関する広い知識と総合的な技術判断力を持った人材の育成を目指します。 2．開催時期・場所 2015 年 3 月 9 日（月）13:00 ～11 日（水）17:30 京都大学原子炉実験所（大阪府泉南郡熊取町） 3．主な使用施設・設備などホットラボ棟セミナー室、研究用原子炉 KUR 制御室、炉室、他 4．参加者：以下を対象として最大 15 名程度  理工系の大学学部生及び大学院生（旅費・共同利用宿舎宿泊費支給） * 宿泊は原子炉実験所共同利用宿舎を利用（宿泊費 1,000 円）。宿舎が満室の場合は近隣の宿泊施設を利用して頂く場合がありますのでご了承願います。  原子力関係の研究・安全管理・防災等に従事する社会人（旅費不支給）（希望者多数の場合は、学生を優先します。） 5．日程・実施内容（変更の可能性あり。一部のみ受講を希望する方は別途ご相談願います。） 3 月 9 日（月） 13:00～17:30 開講・手続き等、講義（原子炉の基礎）、講義及び実習（原子炉の反応度評価） 3 月 10 日（火） 09:00～17:30 実習（放射線計測）、特別講演（活断層と地震）、実習（原子炉施設の安全管理） 3 月 11 日（水） 09:00～17:30 講義（福島第一原発事故の概要）、特別講演（原子力のリスク評価）、講義（地震と基準地震動）、実習（振動計測）、閉講（レポート、アンケート、感想文提出） 6. 申し込み方法・問い合わせ先・京都大学原子炉実験所の以下のサイトより申し込み願います。 http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/anzen_kiban/education/index.html ・問い合わせ先：仲谷麻希 Tel：072-451-2432 [email protected]