P RES S 株式会社スポーツビズ 〒104-0061 東京都中央区銀座7-10-6アスク銀座ビル5F 2015 January Tel.03-5537-8460 Fax.03-5537-8461 Vol. 145 2015年1月5日発行 スポーツビズの1か月の動き伝える「SPORTS BIZ PRESS」。 スポーツビズ所属のアスリートやスポーツ文化人の最新の活動や携わるプロジェクトをご紹介します。 ● 「世界スノボ&フリースタイルスキー」開幕 次晴&愛子が観戦を強力バックアップ! 1月17日、スノーボードとフリースタイルスキーの世界選手権がオース トリアで開幕。テレビ東京とBSジャパンにて放送される特別番組の、メイ ンMCを荻原次晴が、現地ナビゲーターを上村愛子が務めます。 次晴にとっては異種競技ながら、出場枠に制限されない、真に世界一を 決める戦いとも言える世界選手権へのアスリートの意気込み。大会ごとに 変わることのない、第一回から統一デザインのメダルへの憧れは熟知する ところ。その情熱を持ちつつ、競技の面白さ・魅力を視聴者と共有する、 そんな番組を目指します。 一方、事前番組ではインタビュアーにも挑戦し、初めて“伝える側”に立 つ上村。競技はもちろん、元チームメイトたちの活躍を観てもらう一助に なれたらと抱負を語ります。JAPAN Madeの用具で世界の強豪たちがNO.1 を目指し競っていること。ジャッジに強くアピールするために、今回初め て、メーカーの枠を超えて統一カラーのウェアで大会に臨むモーグルTeam JAPANの取り組みも、上村の注目ポイント!開幕をどうぞお楽しみに。 ● 新井真季子 FECの表彰台を独占!いよいよW杯初出場へ W杯への出場権を持って迎えた2014/15シーズン、開幕直前合宿でけが をしてしまったアルペンスキー・新井真季子。リハビリを経て、12月中旬 に行われたFar East CUP(W杯下部大会)に出場しました。復帰初戦に選 んだ同大会は、4日間でSL(回転)2戦、GS(大回転)2戦が行われ、新井 はSLで2連勝、GSで優勝・準優勝を飾り、戦線復帰の狼煙をあげます。 さらに今シーズン地元・飛騨高山からスポンサー企業が決定し、開幕か ら遅れること3戦、地元の期待を背負い、満を持して12月28日に行われた GS第4戦でW杯の舞台に立ちました。 結果は転倒により途中棄権。ゴールをきれず悔しさの残るデビューとな りましたが、W杯のスタートに立つにあたり様々なサポートや応援を実感 できたことで、この舞台で戦う改めての決意となったようです。 新井が持つW杯出場権はGSのみのため、次戦は欧州杯に参戦します。 ● 月に一度のスペシャルプログラム「フィギュアスケートTV!」がスタート 八木沼純子がパーソナリティーを務める、フィギュアスケート、スケー ターファンのための新番組が、スポーツビズ企画制作のもとBSフジにてス タートします。 人気沸騰のフィギュアスケート。それだけにかえって、競技会の情報は 花形種目に偏ってしまうことも。また、“報道”としてはカットされてしまう 選手インタビューなど、スケーターの素顔が垣間見えるそんなシーンに フィーチャーし、ディープな視点でディープな情報をお届けしていきます。 初回放送は1月9日(金)17:00~17:55です。ご期待ください。 1 P RES S 株式会社スポーツビズ ● 〒104-0061 東京都中央区銀座7-10-6アスク銀座ビル5F Tel.03-5537-8460 Fax.03-5537-8461 39矢野基金応援プロジェクト第3弾!矢野燿大LINEスタンプが登場 矢野燿大が現役時代から継続している社会貢献活動「39矢野基金」。 この活動は筋ジストロフィー患者・児童養護施設の子どもたちの支援活動 です。『39矢野基金応援プロジェクト』はこの活動に賛同してくださる皆 さんが、より身近に支援に参加していただけるように立ち上げたプロジェ クト。第1弾では応援自販機の設置、第2弾では応援文具購入による支援、 そして第3弾として無料通話・メールアプリ「LINE」のクリエイターズス タンプが完成しました!このプロジェクトの売上の一部が39矢野基金に寄 付されます。●39矢野燿大LINEスタンプ http://line.me/S/sticker/1048505 ● 「トレンドマイクロ presents Yuki Ota Fencing Camp」を企画開催 写真 : 竹見脩吾 ● 太田雄貴が発起人となり立ち上げたフェンシング普及のためのプロジェ クト「SUPER FENCING」は、町や学校を訪問しイベントを開催する他、 フェンシングを始めるための用具プレゼントなどの活動を行っています。 その次なる企画として、未来の活躍が期待される若手男女フェンサー・ 計12名を太田が指名し、“世界で勝つ”ための指導を行う合宿「トレンドマ イクロ presents Yuki Ota Fencing Camp」を開催しました。 世界の試合映像を使用したイメージトレーニング、自己分析やディス カッション等においてエキスパートの講師陣を太田自身がキャスティング。 実技指導にはロンドン五輪銀メダリストの淡路卓選手に協力を仰ぎ、太田 の真骨頂ともいえるステップワーク、フェイントなどより具体的かつ実践 的な動きを伝授。合宿を終えて「伝えたことが今出来ているかどうかじゃ なくて、今回の合宿がみんなの気づきになってくれたら良い」と語ります。 様々な舞台に立つことで得た太田自身の心技体の学びを、敢えて現役の 今、下の世代に伝えていくことが、途切れることのない日本フェンシング の未来を創っていくと信じて。若手有望選手を、世界の大舞台で戦い発信 することのできるトップ選手に鍛え上げるべく継続的な開催を目指します。 第2回「アスリートフォーラム」実施レポート 先日初開催しましたアスリートフォーラムについて、この模様の一部を ご紹介いたします。今回は、2020東京五輪開催を機に、スポーツに関心を 高めている企業とアスリートとの関わり方について、双方の立場からこれ までの事例を伺いました。この討議にあたっては、パネリストに吉田義人、 伊藤華英氏、河合純一氏、そしてミキハウスの伊集院弘和氏を迎えました。 【フォーラムダイジェスト】 ●アスリートから見た企業との関係 企業スポーツの戦力としての雇用、広告塔としての雇用が主であり、社業を担うケースは現在 では稀。特別な契約形態、扱いの中で社員(所属)としての競技以外の役割が見えづらい。 ●企業から見たアスリートとの関係 アスリートの姿が社業のモチベーションとなる。アスリートが持つ素養は組織づくりの上での ビジネススキルにもなるので、そうした点でも期待ができる。 ●アスリートと企業のこれからの新しい関係 アスリートと企業の関わり方は、さらに開発され多様化していくと考えられる。それは双方に 選択肢が増えるということだが、最良の選択をする、最良の関係を築くためにまずするべきは、 お互いのニーズ、自分の価値、そして相手の事を知ること、学ぶことだろう。 2 P RE S S WOR L D スポーツビズの海外ネットワークから寄せられたスポーツ関連トピックスをピックアップしました。 EUROPE 【フリースタイルスキー&スノーボード世界選手権】 ヨーロッパアルプスは最近にない激しい雪不足に見舞われ、年末に予定されていたワールドカップなどがキャン セルになることがしばしばでしたが、ようやく12月末に大雪が降り何とか雪景色を保っています。 オリンピックの次の年である2015年は、2年に一回行われる各種冬季競技の世界選手権が行われます。世界チャ ンピオンというタイトルは、選手にとってはオリンピックのメダルの次に欲しいタイトル。今シーズンはここに照 準を合わせて、トレーニング、ワールドカップの各試合に臨んでいる選手が多いと思います。 その中で話題を呼んでいるのが、フリースタイルスキー&スノーボード世界選手権。1月15日から25日までオー ストリアのクライシュベルグで行われますが、スキーとスノーボードが合体した世界選手権は今回が初めて。 これもソチオリンピックの時に新しいオリンピック競技に加えられたスロープスタイルのスキー、スノーボード、 スキーハーフパイプなど、スノーボードとフリースタイルスキーの種目の中で同じバーンを使う競技が多くなり、 スキークロスとスノーボードクロス等も加えるとまさにマテリアルの違いで大会を分ける意味合いがなくなってき たからでしょう。 ソチオリンピックの時のように日程をうまく調整して行えば、スキーもスノーボードも同コース、バーンを使え、 コース作りも1度で行えるのでこんなに良いことはありません。スノーボードが入り込んできた時に、日本のスキー 場の中には、この新参者をスキーと共存できないと締めだしたところもあったようですが、ウィンタースポーツが 衰退している中で、今やスキーもスノーボードも大切な冬のアクティビティ。ヨーロッパアルプスでは、最初から この2つの競技はクロスオーバーして両方を楽しむ人が多いですが、こうして同じ場所で開催されれば、スノーボー ダーもスキーヤーもそれぞれが同時にそれぞれの競技を楽しめ、より親密になって行くでしょう。 今回は、特に国際スキー連盟(FIS)と映像制作会社のINFRONTが協力して、ユーチューブを通して世界選手権 の模様が無料配信されるため、世界中からこのサイトにアクセスし競技を見ることが出来ます。競技人口を増やし、 新しい競技の魅力を十分に浸透させるのには、こうした広報活動は必須の活動だと思います。 https://www.youtube.com/user/FISFreestyle https://www.youtube.com/FISSnowboard 文:Michiko Kanda (SPORTS BIZ EURO BRANCH) CHINA 【2022年冬季オリンピック開催を目指す、中国】 現在、北京市内にある工人スタジアムでは、2022年の冬季オリンピック招致に向けたイベントの準備が行われて いる。スタジアムの入り口には、「Beijing 2022 Candidate City」と記された大きなゲートとモニュメントが出現。 夕方以降はライトアップも実施されるため、多くの市民や観光客が訪れ、各自写真撮影などを楽しんでいる。また 海外からの玄関口である、北京首都空港内にも、冬季種目の競技写真や雪山の風景写真が展示されており、北京市 内の様々な場所で、オリンピック候補地であることを感じられる。 2013年11月、中国オリンピック委員会は、2022年冬季オリンピックへの立候補を決定。北京と張家口の共同開 催という形で、IOCへ申請を行った。その後、2014年7月に、カザフスタンのアルマトイと共に、オリンピック候 補地として正式な認定を受けたことで、国内でのオリンピック招致機運はさらに高まった。北京での冬季開催が実 現すると、オリンピック史上初の夏期冬期両大会開催となるため、中国政府も非常に重要視しており、今後国策と して、冬季種目の強化を推進していくと、発表している。すでに各省の政府自治体では、ソチオリンピック金メダ リストを招いて、青少年向けのトレーニングイベントを行うなど、少しずつ動きも見せ始めている。 北京でのオリンピック開催に関して関心を寄せているのは政府だけではなく、世界各国の企業も同様である。9月 に行われた招致委員会の記者会見では、テンセントやANTAなど8社ものスポンサー企業が発表された。また中国オ リンピック委員会のスポンサーである自動車メーカーのBMWも、グループ傘下にあるMINIと共同で様々な協賛を 行っており、中国スノーボード代表やフィギュア代表チームのサポートを始め、北京市内のスキー場への協賛や、 スノーボード世界大会へのスポンサーなど、冬季種目に対し多くの投資が見られる。 今年北京で開催された、男子カーリング世界選手権のスポンサーである健康食品メーカーの康比特も、協賛理由 の一つに2022年のオリンピック招致をあげている。さらに12月には、中国のスポーツ用品メーカーHANBUEがカ ナダスケート協会への協賛を発表。北京オリンピックを見据え、2022年までの契約を締結させた。 世界各国の政府や企業が大きな関心を寄せるオリンピック。2022年冬季大会の開催地は、今年の7月31日にいよ いよ決定する。 中国情報の提供: 北京市朝陽区工人体育場21看台3層3106室(〒100027) http://www.oceans-marketing.com/ TEL+86-10-65989276 FAX+86-10-65989254 <詳細のお問い合わせはこちらへ> [email protected] 3
© Copyright 2024 ExpyDoc