U-リヘ アハ ッチEX

コンクリート構造物断面修復用モルタル( 速 硬タイプ)
東・中・西日本高速道路株式会社:
構造物施工管理要領「左官工法による
断面修復の性能照査項目」適合
U-リペアパッチEXは強度発現が極めて早い、オールプレミックスタイプの断面修復材です。
早期開放を求められる緊急工事や供用中構造物の補修などにその性能を如何なく発揮します。
■ 特 長
作業性
コテ塗り施工で1層5mm∼20mm程度の施工が可能なオールプレミックスタイプ(1材型)です。
短時間に塗り重ねることで厚付けにも対応可能です。
速硬性
施工後3時間で5N/mm 以上を発現する速硬タイプながら、従来品と同等の可使時間を有しています。
2
耐ひび割れ性
収縮が非常に小さく、寸法変化が安定しているため、耐ひび割れ性に優れています。
■ 主な用途
橋脚、梁、床版、高欄、トンネルなど劣化したコンクリート構造物の断面修復
■ 標準配合、荷姿等
配 合
U-リペアパッチEX
水 量
練上がり量
1袋あたり
20kg
2.7∼3.3kg
約10.8ℓ
251∼307kg
約1000ℓ
工 法
左 官
(コテ塗り)
1㎥あたり
1860kg (93袋)
(※)
使用期限:U-リペアパッチEX(製造日より3ヶ月)
(※):練り上がり量は標準水量3.0kg/袋で算出した数値です。実際の施工では、必要に応じて試験練りを行い適正水量の確認を
行なってください。また施工方法に応じた適切なロス率
(10∼20%程度)
を考慮して、必要量を計算してください。
■ 性能試験結果例
基本性能(東・中・西日本高速道路株式会社「構造物施工管理要領」試験方法による
試験項目
試験値
混練直後
フロー値
(mm)
30分後
(※2)
単位容積重量 (kg/ℓ)
硬化時間 (時 : 分)
圧縮強度
(N/mm )
2
2
規格値
181
2.14
3時間
23.6
1日
34.3
28日
57.4
0.02
湿 潤
2.8
耐アルカリ
2.3
温冷繰返し
2.2
(※1)本試験結果は、当社試験室( 20℃±2℃)において測定した試験結果の代表的数値です。
(※2)試験室内に30分間静置した後、高速で30秒間攪拌して再度測定しました。
試験方法
JIS R 5201
178
1:00
硬化収縮性 (%)
付着性
(N/mm )
(※1)
JIS A 1171
1時間以上
補修設計
基準強度以上
JIS R 5201
0.05以下
JIS A 1129
1.5以上
JIS A 6909
コンクリート構造物断面修復用モルタル(速硬タイプ)
■ 施工方法
施工前に、必ず施工要領書及び SDS をお読みください。
1. 下地処理
2. 練り混ぜ
3. 塗付け
4. 養 生
•下地処理
•練り混ぜ
•塗付け
•養 生
・劣化した脆弱部分等をはつり
取り、健全なコンクリート面を
露出させてください。
・練り混ぜは、ハンドミキサーを
使用して行なってください。
・塗 付 け は 、左 官 工 法 で 施 工
してください。
・練り混 ぜ 容 器に所 定 の 上 水
を計量してください。
・下 地との 一 体 性 を 確 保 する
ため 、十 分にコテ 圧 をか け 、
下ごすりを行ってください 。
その後、所定の厚さに仕上げ
てください。
・施工後、急激な乾燥、降雨、通
風、結露、凍結などに注意し、
シート掛け、保温対策等の適
切な養生を行ってください。
・圧縮エアー、高圧洗浄などで
施工面を清掃してください。
・欠損が大きい場合は、アンカ
ー 、メッシュの 取り付 け など
はく落 防 止 対 策 を 行 なって
ください。
・ハンドミキサーを回転させな
がら、
「 U -リペ アパッチ E X 」
を徐々に投入し、所定量全量
投 入 後 、約3分 間 ほど、均 一
に練り混ぜてください。
・モルタルの温度は5℃∼35℃
の範囲となるように調整して
ください。
・下地コンクリート面が乾燥し
吸水が著しい場合は、U-プラ
イ マ ー H D の3倍 希 釈 液 を
ハケ等で塗布してください。
•防錆処理
ル
用モルタ
断面修復
・鉄筋が錆びている場合は防錆
処理を行なってください。
(当社品「U-ペースト」を推奨)
速 硬型 ート構造物
コンクリ
使用上の留意事項
安全上の注意事項
◆ 取扱い時の注意事項
◆ 施工上の留意事項
施 工 中 および 施 工 後 の 気 温 が5℃以 下となる恐 れが ある場 合 は 、施 工を中 止 するか 、
保温、採暖等により凍結防止措置を必ず講じてください。
高温時の施工では、モルタル温度が上昇し、可使時間が短くなる場合があります。
施工前の試し練り等により、施工に必要な可使時間を確認してください。
使 用 前に、施 工 要 領 書 等 の 取 扱 い 説 明 書を必ずお読 みください 。
取 扱 い の 際は、必 ず 保 護メガネ、防 護マスク、ゴム手 袋 等 の 保 護 具を着 用し、目や 皮 膚 へ の 付 着 、
口からの 吸 引を防 止してください 。
◆ 応急処置
現場で、弊社指定材料以外の材料(砂、セメント等)の追加混合は避けてください。
目に入った場 合 : 清 浄な水で15分 以 上目を洗 浄した後 、直ちに医 師 の 診 断を受けてください 。
一旦開封した製品は、即日中に使い切ってください。
皮膚に付着した場合:汚れた衣 服や靴を脱ぎ、付 着した部 分を水 又はぬるま湯で洗 い 流し、直ちに
医 師 の 診 断を受けてください 。
製 品は、所 定 の 使 用 期 限 内でご使 用 願 います。製 品 の 使 用 期 限は、そ れぞ れの 施 工
要領書をご確認ください。
ご使用後の器具類は、直ちに水洗いしてください。
吸 入した場 合 : 空 気 の 新 鮮な場 所に移し、呼 吸しやすい 姿 勢で休 息させ 、直ちに医 師 の 診断を受
けてください 。
飲 み 込 んだ場 合 : 水で口 の 中を洗 い 、直ちに医 師 の 診 断を受けてください 。
◆ 保管上の留意事項
保 管は、パレット積 み 等により、地 面 、床 面から10c m 以 上 の 隙 間を確 保し、雨 露 の
掛からない、湿気の少ない場所で保管してください。
プライマー、エマルジョン等の水系材料は、低温時に凍結しないよう注意願います。
※詳細につきましては、各製品の施工要領書および技術資料を必ずお読みください。
◆ 廃棄上の留意事項
使 用 済 み 製 品を廃 棄する場 合は、関 係 法 規・条 例に基づき処 理するか、許 可を受けた産 業廃棄物
処 理 業 者に処 理をご依 頼ください 。
施 工 中に発 生した排 水 等は、水 質 汚 濁 防 止 法 等 の 関 係 法 規・条 例に基づき廃 棄してください 。
※詳細につきましては、各製品のSDS( 安全データシート) を必ずお読みください。
本カタログ記載内容についての注意事項
◆ 本カタログの記載内容は、予告無しに仕様や記載事項を変更する場合がありますので、予めご了承願います。
◆ 本カタログ記載の性能、物性等の諸データ値は、当社実験による測定値であり、その数値、性能を保証するものではありません。
◆ 製品の性能は、環境条件や使用方法等により本カタログ記載内容と異なることがあります。事前に使用目的に応じた施工テストを行ない、製品の適合性と安全性を確認してください。
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販売取扱店
2014. 1. 3000 E