「NEDOの中小・ベンチャー支援事業について」(PDF:2817KB)

NEDOの中小・ベンチャー支援事業について
平成27年2月19日
独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
イノベーション推進部
044-520-5170
0
NEDOの事業概要 [H26年度]
■エネルギー・地球環境問題の解決
■産業技術の国際競争力の強化
シーズ発掘・育成
実用化促進
【26億円】
【120億円】
○ イノベーション実用化
○ エネルギー・環境新技術
○ 新エネベンチャー
先導プログラム
○ 戦略的省エネルギー
○ 若手研究グラント
○ 福祉用具実用化
次世代のナショプロ、
シーズ発掘
○ ハンズオン支援
事業化
出口支援
ナショプロ
【1,338億円】
テーマ公募事業
○エネルギー
○環境
○情報通信
○ナノテク・材料
○ライフサイエンス
○ロボット・機械
○海外実証
平成26年度予算
1,484億円
1
NEDO支援事業の位置づけ
H27年度版
新技術創出、起業活動、事業化に至る様々な支援
中小・ベンチャー向け支援
①
②
③
④
⑤
中堅・中小企業への橋渡し研究開発促進事業
新エネルギーベンチャー技術革新事業
戦略的省エネルギー技術革新プログラム
福祉用具実用化開発推進事業
研究開発型ベンチャー支援事業
⑥ ビジネスマッチング
事業領域探索・
拡大機会の支援
カタライザー
⑥ サンプルマッチング
○ SUI創出支援
⑥ 既存ベンチャー支援
⑥ 既存ベンチャー支援
カタライザー
新技術調査員
ピアレビュア
⑥
特
許
マ
ッ
チ
ン
グ
中小企業
2
H27年度支援メニュー
【H27/1現在】
1.中小・ベンチャー向け支援事業
① 中堅・中小企業への橋渡し研究開発促進事業
問合せ先:イノベーション推進部 TEL:044-520-5171
← H26年度 イノベーション実用化ベンチャー支援事業
② 新エネルギーベンチャー技術革新事業
問合せ先:イノベーション推進部
TEL:044-520-5171
③ 戦略的省エネルギー技術革新プログラム
問合せ先:省エネルギー部
事務局
(大企業が半数)
E-MAIL:[email protected]
④ 福祉用具実用化開発推進事業
問合せ先:イノベーション推進部
TEL:044-520-5171
⑤ 研究開発型ベンチャー支援事業
(創業期の研究開発型ベンチャー)
問合せ先:イノベーション推進部 TEL:044-520-5171
← H26年度 研究開発型ベンチャー支援プラットフォーム
⑥ ハンズオン支援
既存ベンチャー支援/ビジネスマッチング/サンプルマッチング
/特許マッチング
問合せ先:イノベーション推進部 TEL:044-520-5173
2.先導プログラムによるシーズ育成
⑦ エネルギー環境新技術先導プログラム
問合せ先:イノベーション推進部
TEL:044-520-5174
[H26から開始]
E-MAIL:[email protected]
3
①
中堅・中小企業への橋渡し研究開発促進事業
経済産業省HPより
H26年度 イノベーション実用化ベンチャー支援事業
4
. をリリース予定
を目指す
東証マザーズ IPO
TVS
TVS . をリリース
日本政策金融公庫融資
イノベーション実用化
NEDO
ベンチャー支援補助金
イノベーション実用化
NEDO
ベンチャー支援補助金
TVS . をリリース
第 回ロボット大賞入賞
日本政策金融公庫融資
5
2016
2015
2014
2013
サポイン補助金
TVS . をリリース
ベンチャーキャピタル出資
日本政策金融公庫融資
2011
2012
4
0
3
0
2
0
5
2010
サポイン補助金
ベンチャーキャピタル出資
1
0
ロボットビジョン開発開始
2009
2008
- イノベーション実用化ベンチャー支援事業 -
参考
産業ロボットの「目」と「脳」を作る
三次元メディア(立命館大発ベンチャー)
②
新エネルギーベンチャー技術革新事業
対象
中小企業等
研究開発フェーズ
フェーズA(FS)
フェーズB(基盤研究)
フェーズC(実用化研究開発)
研究開発期間
1年以内
1年以内
1年程度
契約形態
委託
委託
助成(NEDO負担:2/3)
年間上限額
1千万円以内/年
5千万円以内/年
5千万円以内/年
公募予定
申請カテゴリー
特徴
3月中旬
(2回目公募は未定)
倍率:4~5倍
➀太陽光発電
➁バイオマス
➂燃料電池・蓄電池
➃風力発電
➄その他未利用エネルギー(地熱発電、太陽熱利用、小水力発電、エネルギーマネジメント)
・技術開発のフェーズに応じシームレスに支援し、実用化に繋げる。
・ステージゲート審査により優良案件を絞り込む。
委託事業
フェーズA
1テーマあたり
1千万円以内
(NEDO負担率100%)
フェーズB
(基礎研究)
1年間以内
1テーマあたり
5千万円以内
(NEDO負担率100%)
フェーズC
(実用化研究開発)
1年間程度
事業化
(FS)
1年間以内
助成事業
ステージゲート審査
採択審査
公募
採択審査
公募
採択審査
公募
マイクロ波化学、株式会社シ
ングルモード、株式会社テク
ノ高槻、株式会社地圏環境テ
クノロジー、株式会社システ
ム・ジェイディー、株式会社菊
池製作所
等
ステージゲート審査
実用化した事業者例
1テーマあたり
5千万円以内
(NEDO助成率2/3以内)
6
-
参考
新エネルギーベンチャー技術革新事業
-
マイクロ波化学(大阪大学発ベンチャー)
10万円
2007年
[平成22~23年度]
実用化研究開発
(フェーズC)
資本金
22
1000
万円
9
資本金
1億
3249.6万円
投資額
“死の谷”
1億
2000万円
2008年
2009年
基盤研究
2010年
2011年
新エネベンチャービジネスマッチング
平(成 年 月 )
資本金
11
イノベーション・
ジャパン
2010 平(成 年 月 )
新エネベンチャー
ビジネスマッチング
平(成 年 月 )
東京大学エッジキャピタルとのマッチ
ング
21
マッチング支援
資金調達の容易さ
R&D支援
[平成20~21年度]
基盤研究
(フェーズB)
資本金
20億
3842万円
会社設立
困
難
↓
[平成19年度]
フィージビリティ・
スタディ(フェーズA)
25
2
2012年
開発、スケールアップ
資本金額
専門家派遣
↑
容
易
過去6回、専門家(行政書士や証券アナリスト等)を派遣し多岐に亘
る経営助言を行った。
(助言例)
『工場新設計画に係る生産ライン・工場立上に関する助言や法令
上の規制に関する助言』
(平成23年7月 志岐 弘之)
『特許保護やノウハウ保護、侵害調査など開発技術に係る知財戦
略の助言』
(平成22年1月 林 進一郎)
事業者の声
ベンチャーに特化した技術
開発の支援。VCが支援す
る前のアーリーステージか
ら資金助成を受けて技術
開発を進めることができた。
イベントを通した出会いが、
東京大学エッジキャピタル
(UTEC)からの投資につな
がった。
2013年
市場投入
7
③
戦略的省エネルギー技術革新プログラム
対象
研究開発
フェーズ
概要
研究開発期間
年間上限額
公募予定と倍率
特徴
企業・大学等 (大学単独は不可)
インキュベーション
実用化開発
実証開発
研究開発
実用化開発
事業終了後3年以内に
事業終了後速やかに
または実証開発
製品化を目指す
製品化を目指す実証
の事前研究
実用化開発
原則2年以内
原則2年以内
1年以内
(最長3年間)
(最長3年間)
2千万円程度/年
3億円程度/年
10億円程度/年
(NEDO負担:2/3)
(NEDO負担:2/3)
(NEDO負担:1/2)
H27年度、第1回は3月開始予定(第2回目は未定)
倍率:3倍
・技術開発内容に合わせた複数のフェーズ。
・企業から大学等へ共同研究を行う場合の研究費は100%NEDO負担。
・ステージゲート審査の導入により目標達成を徹底。
・有望テーマは一貫して支援。
・省エネ効果量(原油換算): 販売後3年で2万kL/年、2030年で10万kL/年
実用化した
事業者例
イーソル株式会社、
カーボンファイバーリサイクル工業株式会社
等
8
④
対象
福祉用具実用化開発推進事業
中小企業等
助成率
2/3以内
(大企業の出資が一定比率以上の中小企業は1/2以内)
助成額
全期間で6千万円以内
事業期間
3年以内
公募予定
例年3月頃(年2回公募の可能性有り)
前年度倍率
特徴
4.0倍
対象とする研究開発フェーズは以下のとおり
・概念設計や基礎的な研究を終えている等、研究開発の方向性が確立したもの
・この助成金による研究開発の実施により、実用化が図れる目途を有すること
・試作品によるテストを行う等、実用化のための評価も含む
・終了事業者201件のうち、100件が製品市場化済み(H25年7月末現在)
実用化した
事業者例
株式会社スマートサポート、株式会社レイトロン、株式会社KOSUGE、
有限会社エー・テック、株式会社エスコアール、橋本義肢製作株式会社、
株式会社今仙技術研究所、イデアシステム株式会社、株式会社ワイディーエ
ス、株式会社アメディア、アタム技研株式会社
等
9
参考
-
スマートサポート × 福祉用具実用化開発推進事業
-
株式会社スマートサポート
農業コンサルタントの代表者が農作業の「軽労化ニーズ」を発掘
2008年
(H20)
2009年
(H21)
2010年
(H22)
2011年
(H23)
2012年
(H24)
2013年
(H25)
2014年
(H26)
北海道⼤学発ベンチャー企業として
2008年10⽉ 会社設⽴(資本⾦ 300万円)
→ 北海道⼤学の研究者がロボット技術を応⽤した「軽労化シーズ」を提供
中⼩機構のインキュベーション施設
「北⼤ビジネススプリング」に⼊居
福祉⽤具実⽤化開発推進事業(H21〜H22)に採択
北海道福祉のまちづくり賞(福祉⽤具部⾨)受賞
(H21)
「介護労働軽労化のための筋⼒補助スーツの開発」
特許第4496398号「腰部筋⼒補助具」(H22)
イノベーション実⽤化開発費助成⾦((H23〜H24) に採択
「着⽤者の感性反応を考慮した介護作業軽労化スーツの実⽤化開発」
被災地の復旧・復興に貢献した中⼩企業の取組
経済産業⼤⾂ 表彰受賞
(H23)
「軽労化」、「スマートスーツ」商標登録
中⼩企業優秀新技術・新製品賞
(公財)りそな中⼩企業振興財団
優良賞・産学官連携特別賞 受賞
(H24)
● JST S-イノベ事業採択 ⾼齢社会での社会参加⽀援のための軽
労化技術の研究開発と⽀援システムの構築(H23〜H25)
福祉⽤具実⽤化開発推進事業(H24_第2回)に採択
増資(資本⾦ 920万円)
「介護労働の負担と疲労を軽減する軽労化スーツの実⽤化開発」
● 経済産業省 ロボット介護機器開発・導⼊促進事業 採択(H25)
● 北海道経済産業局 ⼩規模事業者活性化補助⾦ 採択(H25)
今後の展開
・作業環境に合わせたスマートスーツの試作、試験販売
・スマートスーツに関連する知的財産権の技術移転
・センサースーツによる動作モニタリング技術の開発
・労働環境を改善する軽労化コンサルティング
・新たな軽労化技術や製品の開発
軽労化技術を普及することで社会に貢献する
スマートスーツの試験販売を開始
増資(資本⾦ 1,000万円)
特許第5505631号「腰部筋⼒補助具」(H26)
特許第5505625号「筋⼒補助具」(H26)
札幌市内中⼼部のオフィスビルに本社機能を移転
札幌・新宿に「軽労化⼯房」開設
NEDOブースでの展⽰会出展
知的財産経営
・国際福祉機器展(北京)
・国際福祉機器展HCR(東京)
・バリアフリー展(⼤阪)
・国際ロボット展(東京)
・イノベーション・ジャパン 他
・特許
・商標
・意匠
・ノウハウ
技術移転へ
10
⑤
研究開発型ベンチャー支援事業
経済産業省HPより
想定例
VC 600
⇒
NEDO 600*85/15=3,400 ⇒
計4,000万円
H26年度 研究開発型ベンチャー支援プラットフォーム
11
参考
研究開発型ベンチャー支援事業
事業カタライザー
H26年度
技術・専門カタライザー
起業家候補
メーカーの技術者・研究者
大学・研究機関の研究者
シードステージのベン
チャー 等の起業家候補
SUI支援担当 既存ベンチャー支援担当
起業家・インキュベータ・VC等のメンター
採択
管理法人
(NEDO委託先:
株式会社パソナテック)
SUIの海外展開に活用
海外専門機関の
知見も活用
通年募集
NEDO Technology
Commercialization Program
既存の研究開発型
ベンチャー企業
⑥既存ベンチャー
支援
大学・研究機関等の研究者
に対し、ビジネス研修・
指導・マッチングを実施
各種研究開発助成事業 等
労務費
650万円/年・人
活動費
1500万円/年・チーム
デモ・デイの開催
SUI
投資家等とのマッチング
管理法人の契約社員
として雇用され活動
SUIの活動拠点
を提供
ステージゲート審査の実施
条件
付き
採択
大学発起業支援
海外版
NEDO本部にSUIの
コワーキングスペース
を整備
SUI支援
シード資金獲得
プレゼン審査会
初期研修
書類審査
大学・研究機関等の研究者
に対し、ビジネス研修・
指導・マッチングを実施
事業カタライザーの要請に基づき、SUIや
既存ベンチャー企業に助言
2次
1次
SUIの公募
国内版
技術カタライザー
専門カタライザー
(特定技術分野の専門家)
(弁護士・弁理士等)
H27年度SUI支援は
現在検討中
SUI・既存ベンチャーの技術課題と、
外部技術とのマッチングを図る
技術融合マッチング支援
既存ベンチャー企業等へ
助言/指導(最大5回/年)
※活動費等はなし
現在、制度設計中
12
⑥
ビジネスマッチング
~マッチング会を開催し、商談の場を提供~
イノベーション・ジャパン2014
2014/9/11、12
東京ビッグサイト
NEDO事業者から101者が出展し開発技術・
製品等をPR。来場者は2万4千人。
マッチングスペースでは100件を超える個別商
談が行われた。
開催終了後、300件以上でサンプル提供・共同
研究開発の交渉に進展。
九州地域からの出展者
九州計測器(株)、九州大学、熊本大学、
(株)システム ジェイディー、
武井電機工業(株)、(株)戸畑製作所 等
新エネベンチャー技術革新事業
ビジネスマッチング会
2015/1/23東京、2/6大阪
新エネベンチャー技術革新事業を終了した、光る
技術を持った、新エネベンチャー・中小企業のご
紹介及びビジネスマッチングを図る事が目的です。
『燃料電池・蓄電池』、『バイオマス』、『風力
発電その他未利用エネルギー』の分野の実力派ベ
ンチャーが技術紹介をします。
第2回TOKYOイノベーション
リーダーズサミット
2014/9/24
イノベーションジャパン2015
8/27,28 東京ビッグサイト
虎ノ門ヒルズ
大企業100社と、VCなどが推薦する優良な中小・
ベンチャー企業500社が参加し、クローズドな場で
のマッチングを図るもの。第1回では 866件の商談
が行われ、そのうち465件(55%)が次回以降も
継続されるなど、精度の高いマッチングを実施。
13
⑥
サンプルマッチング
NEDOホームページに開発成果をサンプルとして登録し
継続的なマッチング機会を提供
企業
大学・研究機関 等
企業
大学・研究機関 等
サンプルに関する情報を公開
NEDO事業成果を
活用したサンプルを
提供したい事業者様
外部技術を試したい
ユーザー様
サンプルの情報を
登録(無料)
NEDOがマッチングをアレンジ
現在、100件以上の
サンプルを登録済
(随時受付中)
サンプル利用
希望のご連絡
NEDOのメールマガジン
“DAILYNEDO”にてPRし、
更なる利用拡大を図る
サンプル提供・技術提携へ橋渡し
NEDOサンプルマッチングページ:http://www.nedo.go.jp/library/matching/
14
⑥
特許マッチング
NEDOがリストアップした特許と
中小企業のニーズを照合し、特許のマッチングを実施
先行的に神奈川県川崎市と連携中。後に各自治体に拡大予定
・NEDOの委託・共同研究事業で事業者が取得した特許のうち、第三者許諾意思のある
ものについて、技術内容をリストアップして川崎市にご紹介。
・川崎市が把握している中小企業のニーズと照合。
・川崎市と連携し、中小企業へのライセンスの必要性・対応策の検討や助言を実施。
第三者許
諾意思あ
り 6.0%
技術分野
NEDO知財戦略グループ
未回答
15.1%
第三者許
諾意思な
し 22.0%
未検討
56.9%
特許の第三者への許諾意思アンケート
出願係属中・登録済特許10,002件について集計
特許リストの
提示
照合結果の
共有
連携
特許リストと中小企業の
ニーズとを照合
特許A
繊維
特許B
画像処理
特許C
濾過材
特許D
特許E
特許F
半導体
太陽電池
情報処理
・
・
概要
川崎市判定
高強度ポリエチレンを用いて
○
シートベルトなどの部品へ・・・
お年寄りの行動を感知し、異
常な行動の際に携帯端末に
△
知らせ・・・
ナノファイバーで製造された
フィルターにより排ガス浄化が
○
可能・・・
・
×
・
・
・
・
・
・
ライセンスの必要性・
対応策の検討や助言
ヒアリング・
ニーズ把握
川崎市のコーディネータ、
金融機関等
ニーズの提示
川崎市の中小企業
15
⑦
エネルギー・環境新技術先導プログラム(26年度事業)
エネルギー・環境新技術先導プログラム
概要
【目的】
我が国において、2050年に温室効果ガス半減など、エネルギー・環境分野の中長期的な課題を解決していくために、
エネルギー効率の飛躍的向上や低炭素社会の実現に資する有望な技術の原石を発掘し、将来の国家プロジェクトに繋げる。
【制度概要】
新規性・独創性・革新性があり、将来的な波及効果が期待できる研究開発テーマを広く募集し、産学連携の体制で
先導研究を実施。
研究開発テーマを大括り化し、方向性を明確にした上で、一体的に推進する枠組みとしてプログラムを設定。
プログラム内の研究開発テーマの調整等、プログラム全体を最適化する人材として「プログラムマネージャー」を配置。
制度内容
H27年度は制度変更の可能性有り
2030 年以降
実用化
② 先導研究
① 公募
国家プロジェクト
産学連携体制
① 公募対象テーマ
○ 革新性、インパクトのあるハイリスク・ハイリターンが
期待できるテーマ
○ 省エネ・新エネ・ CO2削減の3分野に資する研究領域
② 先導研究
○
○
○
○
産学連携による実施
期間:原則1年(12ヶ月)以内。(研究内容により)~2年
1億円程度以内/年・件、100%委託
5プログラムを設定し、プログラムマネージャーを配置
(1) 地熱発電
来年度は
(2) CO2フリー水素
(3) CO2低コスト回収
さらに増設
(4) メモリ・ストレージ
(5) コンピューティング・ネットワーク
今年度は2015/2 以降採択予定
16
皆様の応募をお待ちしております
イノベーション推進部 044-520-5170
NEDO関西支部 06-7670-2201
提案書作成のお役に立てば・・・
応募にあたって
アイデアの
具体化
周辺情報を
固める
公募情報・
背景
提案書作成
採択
・アイデアのビジュアル化
・原理は十分解明されているか
・展示会の情報(国際ナノテクノロジー総合展、BioJapan、国際ロボット展、
CEATEC JAPAN、バリアフリー展、再生可能エネルギー世界展示会、
イノベーションジャパン、国際福祉機器展・・・)
・公募情報(NEDOメール配信サービス、各省庁のHP、情報検索サイト等)
・国の指針を参照(技術戦略マップ、来年度の予算、NEDO採択事例)
・知財の確保
・シーズの差別化、出口イメージ
・研究開発体制(産学の連携、再委託先、共同研究先)
【相談先の例】
・各地方経済産業局
・国公立、私立各大学の産学連携部署
・産業技術総合研究所地域センター、各府県の産業技術センター等の公設試
・中小企業基盤整備機構地域本部
・各県・市の産業振興部局、産業振興・支援組織
等
・公募説明会(諸条件の確認、提案手続の確認)
・e-Rad登録、フォーマット確認
・提案書作成(書式等に関する相談を受けます@NEDO川崎本部、関西支部)
・提案書作成ヒント
18
参考
現在NEDOで公開、作成中の技術ロードマップ、
■ NEDO二次電池技術開発ロードマップ2013
技術白書
2013/8/30
スマコミ用定置型、自動車用、材料マップ
■ 太陽光発電開発戦略(NEDO PV Challenges)
2014/9/30
普及後の社会を支える戦略、発電コスト、リサイクルシステム、高付加価値
■ 水素・燃料電池戦略ロードマップ
2014/6
水素社会実現に向けたシナリオ
■ 次世代照明技術分野の出口戦略ロードマップ
策定調査公募
2014/11
高輝度LED照明、有機EL照明
□ NEDO水素エネルギー白書
□ NEDOロボット白書
2014/7/30
2014/7/17
□ NEDO再生可能エネルギー技術白書
2013/12/12
● 近畿経済産業局発行 【展示会の落とし穴】
海外ビジネスに向けた展示会出展の事前準備ガイドブック『展示会の落とし穴-知的財産の流出リスクとその対策-』
19
提案書作成にあたって 1
助成事業要旨
(概要版)
・ 開発名称は簡潔にわかりやすく
・ METI所掌以外のテーマは対象とならない (食品、原子力、
ヒトクローン等)
⇒ 【技術戦略マップの活用】
・ 初めの概要欄で評価者のハートをつかめるか?
・ 技術領域等の枕詞は不要。技術ポイントを単刀直入に書き始める
・ 提案する研究計画と自社の事業化ロードマップとの整合性
⇒ 効果的な助成金の導入
・ 具体的数値目標があり、成果の次年度展開が明確なスケジュール
・ シーズ技術の原理は十分解明されているか?
全体共通
・ 知財の確保は?
他者所有の場合、使用許諾が得られるか?
・ 波及効果・市場規模は大きいか? シェアは確保されているか?
・ シーズの素晴らしさ、他者(他研究)との差別化を強調する
・ 章の名称、項目の名称は全文を通して一致していること
・ 研究代表者は心を鬼にして査読。判らない箇所は誰が読んでも
理解できるまで書き直しをさせる。時には修正案を示しながら
全体を通し、査読者がすんなりと理解できることが必須
20
提案書作成にあたって 2
記載ヒント
・ 大学と企業の分担が、はっきり読み取れるように記載
⇒
章のタイトルに[○○大学実施内容]と付記することも一手
・ 同一意の単語は統一
・ 単位のスペル 「Kw」は誤り、「kW」が正しい
・ 研究開発の小項目の順番は技術の上流から
・ 単語省略形は初めに説明を入れる。以後変えない
・ 評価者が、今何を読んでいるかが判るように執拗に主語を入れる
・ フォントはできる限り統一する(数字、アルファベットの半角or全角)
・ 図、表番号、表題は必ず付け、文章中でも必ず引用し、説明する
こと。 理解してほしい概念図は一つに絞って、丁寧に説明する
ことも妙手
・ とにかく提案書を書いてみる ⇒ 何が足りないかがよく分かる
・ 書いたことは無駄にはならない ⇒
不採択だったら再挑戦を!
・ ヒアリングしたが落選 ⇒ 次回合格への自信
(ヒアリングは採択確定ではない)
21
NEDOの新たな人脈づくり
地域に密着したシーズ発掘!
産業技術フェローシップ事業(NEDOフェロー)
H7~14
産業技術研究員制度(雇用355名)
H12~22
養成技術者制度(雇用623名)
産業技術人材活用事業
H21~24
産業技術コンダクター(雇用6名)
H22~24
イノベーションオフィサー(職員3名)
新技術発掘・調査事業
H18~25
新技術調査員(委嘱22名)
H26~
新技術調査員(委嘱21名でスタート)
22
人、制度が寄り添う支援を目指して
日本再興に向け、研究開発型ベンチャー振興の重要性が益々高まっており、
政府・自治体も含めた多くの中小・ベンチャー支援制度・機会があります。
「このような支援制度はないのか?」といった相談等ございましたら、ご遠慮
なくお寄せください。NEDO予算は当然のこと、それのみならず他機関の支
援制度もご紹介させて頂きます。
我々NEDOは、産業技術の開発、エネルギー・環境問題の解決に挑戦する
皆様に寄り添い、応援致します。
23