か 、 名 古 屋 中 小 企 業 投 資 育 成 株 式 会 社 か ら 出 資 を 愛 知 県 創 造 技 術 研 究 開 発 費 補 助 金 が 決 ま っ た ほ す ﹂ と 強 調 。 こ の 超 微 粒 化 技 術 に 平 成 十 二 年 度 の 限 り な い 未 来 が 開 け て く る も の と 確 信 し て い ま に は 、 産 業 で の 空 洞 化 は 考 え ら れ ま せ ん 。 今 後 、 い 、 ナ ノ テ ク ノ ロ ジ ー に よ る 物 質 ︵ 材 料 ︶ づ く り 夢 で し た 。 成 熟 産 業 と い わ れ る 工 作 機 械 な ど と 違 社 長 は 、 ﹁ か ね て か ら メ ー カ ー 機 能 を 持 つ こ と が 県 に あ っ て 、 快 挙 と た た え る 声 が 強 い 。 高 橋 幸 悦 ケ ー ス は 極 め て 異 例 。 モ ノ づ く り の 中 心 地 ・ 愛 知 中 小 機 械 商 社 が ナ ノ 技 術 製 品 の 実 用 化 に 成 功 し た 自 助 努 力 に よ り 勝 ち 残 る た め で す 。 ま た 、 ユ ー ザ ど 激 し い や り 取 り が あ り ま す 。 他 人 に 頼 ら な い で 来 へ の 明 確 な 経 営 戦 略 を 示 す こ と が 求 め ら れ る な ﹁ 総 会 で は 来 期 の 収 支 見 通 し は 無 論 の こ と 、 将 境 を 切 り 抜 け た 。 〇 万 円 に 増 資 し て 、 全 社 員 が 全 知 全 能 を 傾 け て 苦 円 を 出 資 、 資 本 金 を 一 、 〇 〇 〇 万 円 か ら 七 、 〇 〇 と し て オ ー ナ ー が 総 退 陣 し 、 社 員 が 六 、 〇 〇 〇 万 し か し 、 バ ブ ル 経 済 の 崩 壊 で 苦 境 に 直 面 。 対 応 策 ま で は 、 総 合 機 械 商 社 と し て 業 績 を 伸 ば し て き た 。 社 と し て 創 業 。 バ ブ ル 経 済 が 崩 壊 す る 約 一 〇 年 前 同 社 は 明 治 三 五 年 ︵ 一 九 〇 二 年 ︶ に 繊 維 機 械 商 ら れ 、 湿 式 ラ イ ン 型 連 続 装 置 に 装 着 し て 各 種 材 料 発 生 ノ ズ ル ︶ は 、 単 結 晶 ダ イ ヤ モ ン ド な ど で つ く 要 素 技 術 の ジ ェ ネ レ ー タ ー ︵ 微 粒 化 エ ネ ル ギ ー 製 造 す る こ と で 合 意 し た 。 の 結 果 、 業 務 提 携 を し て 超 微 粒 子 化 機 械 を 開 発 ・ ネ レ ー タ ー ︶ を 開 発 し た こ と が 分 か り 、 話 し 合 い ア リ ン グ ㈱ ﹂ が 、 独 自 の 構 造 を も つ ノ ズ ル ︵ ジ ェ し も 東 京 の ベ ン チ ャ ー 企 業 ﹁ エ ス ・ ジ ー エ ン ジ ニ 受 け た 。 三 〇 〇 件 を 予 備 実 験 中 対 象 素 材 は 多 種 多 様 で ︵ 商 品 名 ︶ を 開 発 、 実 験 機 の 予 備 実 験 に 入 っ た 。 ロ ジ ー を 駆 使 し た 超 微 粒 化 機 械 ﹁ ナ ノ マ イ ザ ー ﹂ メ ー カ ー 部 門 に 進 出 手 を 張 り 巡 ら せ て チ ャ ン ス を う か が っ て き た 。 折 業 は 、 ベ ン チ ャ ー 企 業 と 業 務 提 携 し て ナ ノ テ ク ノ し 話 題 を 集 め て い る 。 総 合 機 械 商 社 の 吉 田 機 械 興 愛 術 と い わ れ る ナ ノ テ ク ノ ロ ジ ー 分 野 に 進 出 知 県 内 の 中 小 機 械 商 社 が 、 二 十 一 世 紀 の 技 ベ ン チ ャ ー と 提 携 し ス キ が な い の で 、 オ リ ジ ナ ル 分 野 進 出 を 目 指 し 触 め て き た 。 た だ し 、 既 存 の 機 械 分 野 で は つ け 入 る 高橋社長 ニ ア リ ン グ 戦 略 を 掲 げ て メ ー カ ー 部 門 の 構 築 を 進 し か し 、 二 本 柱 だ け で は 不 十 分 。 独 自 の エ ン ジ め し ま し た ﹂ 。 関 連 の メ ン テ を 行 い 、 繊 維 部 門 の 落 ち 込 み を 穴 埋 だ っ た の で 、 三 菱 重 工 業 が 手 掛 け て い る 舞 台 装 置 込 み や す い 業 種 で す 。 メ カ ト ロ や 電 機 部 門 は 得 意 た 。 ﹁ メ ン テ ナ ン ス は 不 況 に 強 い し 、 商 社 が 取 り 強 ま り 、 新 分 野 と し て メ ン テ ナ ン ス 部 門 に 進 出 し っ て 行 っ た が 、 社 内 で は 先 行 き を 疑 問 視 す る 声 が バ ブ ル 期 に ユ ー ザ ー が 同 じ よ う な 大 型 投 資 を 競 全 力 を 挙 げ て 体 質 改 善 中 で す ﹂ 。 ー に 迷 惑 を か け な い た め 現 在 、 意 識 と 組 織 改 革 に 協ナ 業ノ 化微 で粒 勝化 ち機 残械 りを 図開 る発 第 ● 吉 田 機 械 興 業 株 式 会 社 1 回 2001.MAY No.190 12 現 在 、 同 社 の 実 験 室 で は 約 三 〇 〇 件 に つ い て 予 ナノマイザー 卓上試験機 PATNO28979151 す る 気 持 ち は あ り ま せ ん 。 ま ず は 工 業 関 連 を 実 用 ﹁ 将 来 性 が あ る か ら と い っ て 、 総 花 的 に 製 品 化 れ 準 備 を 進 め て い る 。 こ の 点 に つ い て も 現 在 、 同 業 者 と 協 業 も 視 野 に 入 一 つ の 例 と し て 、 コ ー テ ィ ン グ 技 術 の 進 歩 が あ る 。 る の で す ﹂ 。 ま た 、 超 微 粒 子 化 が 最 も 求 め ら れ る 販 売 し て 市 場 を 制 圧 し て い く こ と が 求 め ら れ て い て る ノ ウ ハ ウ を 共 有 し 、 オ リ ジ ナ ル 製 品 を 開 発 ・ 企 業 は 協 業 し な く て は 生 き 残 れ ま せ ん 。 相 互 が 持 が ﹄ で や っ て こ ら れ た の で す が 、 こ れ か ら の 中 小 家 言 を 持 っ て い る 。 ﹁ こ れ ま で は ﹃ オ レ が 、 オ レ 高 橋 社 長 は 今 後 、 中 小 企 業 が 生 き 残 る た め 、 一 で き れ ば 、 微 粒 子 化 事 業 が 三 分 の 一 を 占 め る 予 定 。 ま す 。 今 、 無 い の は 資 金 だ け で す ﹂ 。 目 標 を 達 成 能 ︱ な ど 。 限 ん り な な ⋮ い“ 将 と 来 、 が 信 あ じ り が 、 た 事 い 業 話 展 だ 開 が に 、 自 ﹁ 信 ナ を ノ 持 技 っ 術 て に い は 複 数 液 体 の 混 入 処 理 が で き 、 新 し い 反 応 設 計 が 可 入 が 極 め て 少 な く 高 純 度 な 製 品 加 工 が で き る 4 自 の ノ ズ ル に よ り 粒 子 径 の 設 計 が 可 能 3 異 物 混 れ 、 生 産 時 間 の 短 縮 と コ ス ト を 大 幅 に 削 減 2 独 現 年 在 を の 目 倍 標 増 に の 五 約 カ 六 年 〇 計 億 画 円 を を 進 め 見 て 込 い む る 。 が ” 不 、 況 売 時 上 に 高 そ は う ち 対 象 市 場 は 四 ︱ 五 〇 〇 億 円 。 同 社 は 二 〇 〇 五 微 粒 子 化 装 置 の 市 場 は 二 、 〇 〇 〇 億 円 と い わ れ 、 い く 必 要 が あ り ま す ﹂ 。 主 な 特 徴 は 1 破 砕 、 分 散 、 乳 化 が 瞬 時 に 行 わ モ ノ づ く り を 大 切 に 今 後 は 産 学 官 が 協 調 し て 理 論 を 完 全 な も の に し て 算 式 は な く 、 理 論 が 学 問 的 に 解 明 さ れ て い ま せ ん 。 五 年 後 に は 売 上 倍 増 問合せ先 150Mpa 吉田機械興業(株) 〒456-0004 名古屋市熱田区桜田町3―13 TEL 052-882-2511 FAX 052-882-2302 http://www.yoshidakikai.co.jp/ 100 破砕 50 分散 均一化 1 乳化 懸濁 攪拌 ■対象市場の大きさと処理圧との関係 13 砕 ・ 分 散 ・ 乳 化 を 行 う 。 ﹁ た だ し 、 微 粒 化 過 程 の ︵ 衝 撃 波 、 超 音 波 、 熱 な ど ︶ を 利 用 し て 高 度 の 破 圧 で 試 料 を 送 り 、 そ の 中 で 起 こ る 乱 流 エ ネ ル ギ ー 原 理 は 、 独 自 の 構 造 を 持 つ ジ ェ ネ レ ー タ ー に 高 だ わ り は 並 大 抵 で は な い 。 体 験 し て き た だ け に 、 オ リ ジ ナ ル 部 門 構 築 へ の こ で 持 た な け れ ば 主 体 性 が 弱 い こ と を 、 身 を も っ て 大 限 の 努 力 を 払 い ま す ﹂ 。 オ リ ジ ナ ル 商 権 を 自 社 様 で 、 広 範 囲 に 応 用 で き る 。 ン ・ 酵 素 、 酒 類 ・ 食 品 添 加 物 な ど の 食 品 と 多 種 多 乳 剤 ・ 注 射 液 な ど の 医 薬 品 、 カ ル シ ウ ム や ビ タ ミ 有 機 感 光 剤 な ど の 化 学 、 エ マ ル ジ ョ ン や 化 粧 品 、 体 な ど の 新 素 材 を は じ め 、 石 油 製 品 や 顔 料 ・ 塗 料 、 化 の 対 象 素 材 は 、 セ ラ ミ ッ ク や 超 電 導 素 材 、 磁 性 を ナ ノ 単 位 ま で 微 粒 子 化 す る こ と が 可 能 。 微 粒 子 品 の 開 発 が あ り ま す 。 今 後 こ の ノ ウ ハ ウ 蓄 積 に 最 装 置 開 発 と と も に 大 き な 目 標 と し て オ リ ジ ナ ル 製 産 ︵ O E M ︶ の ビ ジ ネ ス に 発 展 し ま す 。 そ し て 、 ﹁ 採 用 さ れ れ ば 、 生 産 機 の 供 給 。 ま た は 受 託 生 に 、 室 内 に は 緊 張 感 が み な ぎ る 。 マ イ ザ ー ﹂ を 採 用 し て く れ る か 否 か が 決 ま る だ け 備 実 験 中 。 実 験 の 評 価 結 果 で 、 ユ ー ザ ー が ﹁ ナ ノ ん で い き た い も の で ︵ す 取 ﹂ 。 材 ケ イ 企 画 菊 田 忠 ︶ 学 官 が 一 体 と な っ て モ ノ づ く り の 風 潮 を 大 切 に 育 ド が 冷 え 込 ま な い よ う 、 モ ノ づ く り を 支 援 し 、 産 本 は 、 モ ノ づ く り で す 。 行 政 サ イ ド も 経 営 マ イ ン い ま す ﹂ と い た っ て 謙 虚 。 最 後 に ﹁ 日 本 経 済 の 根 て 二 〇 〇 五 年 こ ろ に は 株 式 公 開 で き た ら と 思 っ て 化 し 順 次 、 製 品 群 を 広 げ て い く つ も り で す 。 そ し
© Copyright 2024 ExpyDoc