婦人科産科当院は新生児科を併設している病院です。産科では新生児科と協力しながら、早産になりそうな妊婦さんや多胎（双胎、品胎）の妊婦さん、妊娠経過を注意深く診ていく必要のある妊婦さんなどの受け入れを行っています。婦人科は女性全般にかかわる診療科です。外来においては子宮疾患、卵巣疾患、子宮脱などの器質的な疾患、骨盤内感染症、月経異常、月経困難症、不妊などの相談から思春期の問題、更年期障害などの相談にも対応しています。手術に関しては、子宮筋腫、子宮腺筋症、卵巣腫瘍、子宮脱等の手術を行っています。このようなハイリスクの妊婦さんは外来紹介や母体搬送として、かかりつけ医より常時ご紹介をいただいています。そのため妊娠経過に問題のない妊婦さんの受け入れを制限しています。 2008年4月より助産師外来を開設しました。助産師さんによるきめ細かな対応が可能となり、妊婦さんがより安心して分娩に臨んでいただけるようになりました。2008年は母体数479例、出生児数540例の分娩を取り扱いました。その中で帝王切開は198例（41.3%）、双胎57 例、品胎2例であり、早産（36週未満の分娩）は母体数 131 例（27.3%）、出生児数 174 例（32.2%）、母体搬送は138件でした。今後も新生児科と協力し、周産期医療に力をつくしたいと考えています。 MRI：子宮筋腫超音波：子宮筋腫助産師外来；月・水・木かかりつけの先生や他科の先生方からのご紹介も随時受けております。婦人科疾患のご相談がありましたら是非ご紹介・婦人科受診をお願いします。女性の皆様のお役に立てる診療科を目指したいと考えています。いつでもお気軽にご相談ください。 8