目 次 平成26年度 国際戦略推進人材育成事業 データから見るマカオの現状 GroupB １ マカオの基礎的情報の整理 ２ マカオの産業構造の変化 ３ マカオの財政運営の変遷 ４ 研修を通しての気づき 増え続けるマカオの面積 １ マカオの基礎的情報の整理 （出所）澳門特別行政區政府 統計暨普查局 埋立地の様子 増え続ける人口 （出所）白地図専門店 マカオ観光情報局 （出所）澳門特別行政區政府 統計暨普查局 1 増え続ける労働人口 （出所）澳門特別行政區政府 統計暨普查局 増え続けるカジノ収入 （出所）澳門特別行政區政府 統計暨普查局 増加する観光消費額 （出所）澳門特別行政區政府 統計暨普查局 沖縄県 観光要覧 下がり続ける失業率 （出所）澳門特別行政區政府 統計暨普查局 増え続ける観光客数 （出所）澳門特別行政區政府 統計暨普查局 沖縄県 観光要覧 増え続ける犯罪件数 （出所）澳門特別行政區政府 統計暨普查局 沖縄県警察 犯罪統計資料刑法犯総数 2 GDP・経済成長に見る カジノのインパクト ２ マカオの産業構造の変化 （出所）澳門特別行政区政府 統計暨普查局 外資参入前後の産業比率推移 100.00 産業別就業人口分布の推移 100.0 90.0 90.00 10.80 10.90 12.20 12.00 12.70 12.90 15.80 19.00 21.90 行政、カジノ業等 80.00 70.00 43.06 41.21 41.85 44.88 47.44 48.44 49.84 50.99 46.63 42.13 43.74 44.25 80.0 47.77 55.09 57.59 運輸・通信業 70.0 60.0 小売・卸業、宿泊業、 多種サービス業 50.00 建築業 50.0 40.00 電力、ガス、水道 40.0 製造業 30.0 30.00 10.00 0.00 19.75 19.13 17.22 16.01 15.51 15.63 14.69 15.17 12.94 12.10 12.79 12.05 10.89 5.64 3.18 3.04 2.28 1.98 2.47 3.92 4.58 8.96 14.02 15.09 13.96 7.31 6.45 8.15 5.42 4.90 鉱業 第２次産業 1994 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 行政・ 福祉 不動産・ 工商 サービス業 金融業 銀行、保険、不動産業 60.00 20.00 娯楽・ カジノ業 27.10 27.10 26.80 27.20 28.40 運輸・ 倉庫・ 通信業 ホテル・ 飲食業 34.90 34.00 31.30 33.70 31.60 29.80 28.10 27.70 卸売・ 小売業 25.40 20.0 10.0 19.70 22.90 24.20 21.60 24.00 22.70 20.30 18.30 16.40 0.0 12.20 22.00 建築業 17.90 15.60 14.60 7.70 8.50 6.00 5.50 4.40 ガス・ 水道 製造業 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 （出所）澳門特別行政区政府 統計暨普查局 （出所）澳門特別行政区政府 統計暨普查局 マカオと沖縄の産業構造推移 の比較 ３ マカオの財政運営の変遷 （出所）澳門特別行政区政府 統計暨普查局、沖縄県「県民経済計算」 3 歳入は15年間で約10倍に 約８割がカジノ税収入 カジノ経営権解放後の成長 百万MOP 200,000 180,000 160,000 140,000 120,000 100,000 80,000 60,000 40,000 20,000 0 マカオの財政収支（1998-2013） 政府歳入 政府歳出 財政余剰 百万MOP 200,000 180,000 160,000 140,000 120,000 100,000 80,000 60,000 40,000 20,000 0 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 歳入に占めるカジノ税収入（1998-2013） その他収入 カジノ税収入 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 （出所）澳門統計暨普查局HP 統計年鑑 （出所）澳門統計暨普查局HP 統計年鑑 歳入歳出ともに6千億～7千億円 を推移 億円 8,000 沖縄県の財政収支（1998-2012） マカオと沖縄県の比較 億円 （歳 入） 億円 24,000 7,000 5,000 4,000 18,000 政府歳出 15,000 財政余剰 12,000 4,000 9,000 3,000 6,000 2,000 3,000 1,000 0 0 2,000 1,000 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 （出所）沖縄県統計年鑑 財政余剰は沖縄の86.7倍 出） 7,000 政府歳入 3,000 （歳 8,000 21,000 6,000 0 歳入は2006年に逆転、沖縄の3倍に 歳出は2011年に逆転、沖縄の1.1倍に 6,000 マカオ歳入 沖縄歳入 5,000 マカオ歳出 沖縄歳出 （出所）澳門統計暨普查局HP 統計年鑑 沖縄県統計年鑑 ※1パタカ14円で計算 カジノ収入による税制優遇 マカオと沖縄県の財政の比較（税率） 億円 マカオと沖縄県の比較（財政余剰） 14,000 法人税 沖縄財政余剰 10,000 8,000 所得税 6,000 4,000 2,000 0 マカオ 沖縄（日本） １２％ およそ３５％ １０％ ５％～４０％まで６段階 マカオ財政余剰 12,000 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 ※1パタカ14円で計算 （出所）澳門統計暨普查局HP 統計年鑑 沖縄県統計年鑑 （所得３００万円まで無税） 消費税 なし 相続税 なし キャピタル ゲイン課税 なし ８％ １０％～５０％まで６段階 ２０％ （所得税１５％＋個人住民税５％） 4 カジノ収入による高福祉実現 マカオと沖縄県の財政の比較（住民負担） マカオ 沖縄（日本） 医療費 マカオ人は無料 ３割負担 （健康保険） 教育費 小・中・高１５年間の 義務教育無償 公立高校授業費約１２万円/年 年金 年金制度なし 年齢に達すれば支給される 国民年金の場合 保険料 15,250円/月 厚生年金の場合 保険料率 約17.7％ マカオ研修を通しての気づき １．カジノによる正負の効用について （正）社会保障が充実し、 （負）カジノの集中、過剰投資 の結果、住民への多大な影響 失業率が低い 埋立地はIRリゾート開発へ ４ 研修を通しての気づき マカオ研修を通しての気づき ２．観光資源について （強み） 世界遺産 医療費無料、義務教育無償 （課題）家族が楽しめる 施設が少ない。 新たなエンター テイメント 人手 不足 ほぼ完全雇用 居住地は密集・高層化 ミシュランガイド掲載店 戦略提案へとつづく・・・ 5
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